23 / 364
第一章 ~ゲームの流れをおさらい&自分がモブだと認識する~
ゲームな世界
しおりを挟む
はぁ~。
なんか、ヒーローもどっか行っちゃったし。
オレも、詰め所に向かう以外はやること無いし。
ゆっくり歩きながら、せっかくだし、ゲームの話でもしちゃおっか。
ゲームタイトルは、ハーレムワンダーパラダイス。
一応、BLなシミュレーションゲームのジャンルになってる。
ハーレムを作って、稼いだポイント数でライバルと勝負。
勝ったら場所を移して、また別なライバルと勝負。
最終戦は……あぁ、これは一応、ネタバレになるから黙っておく。
エンドレスモードあり。
このゲーム内容が、実際にこの世界でどんな感じになってるか分かんないから、とりあえず全部、ゲームの攻略ページに載ってた説明するけどさ。
まぁ、ダルかったらここまでだけ見て、こっから先は適当でいいよ。
ゲームだと、ハーレムの主人は、天守さま。それか、宮さまって呼ばれてる。
身体の何処かに、シルシって呼ばれる紋様が出現するのが特徴。
ハーレム員との愛を育むことで、神から自分の子を授かることが出来る。だってさ。
だから天守さまじゃない人は、ハーレムを作れないんだ。
稼いだポイントってのは、ハーレム員……呼び方は『妻』……にしたキャラに応じて貰えるポイントだ。
ライバルの妻に手を出すのも、出会いさえすれば可能ってのが結構エグい。
もちろんライバルと揉める。
そのときは、連打ゲーで『交渉』するってワケ。
この交渉結果で、慰謝料の有無とか、その内容とかが変化するんだ。
実はオレ、この連打ゲー部分ってかなり得意だったし。
名前と固有イラストがあるネームドキャラは、固定の高ポイントで、少なくても十点以上。
序盤で出てるキャラはショボい点数だけど、ゲームが進んでけば、点数が高いキャラも出て来る。
で、重要なトコ。
このゲーム、固定イラストの無いモブキャラもハーレムに入れられる。
ただし、モブキャラをハーレムに入れても低ポイントだし、しかもランダム。
確か、一点~六点くらい。
ユーザーには『モブ妻』と呼ばれてて、ホント、雑魚キャラ。
だけど、人数いればナントカ……って言うもんな。
で、もっと重要なのが。
モブの名前は、場所の頭文字+順番を表すアルファベットなこと。
例えば、『ア』から始まる町の三人目のモブ妻なら……アC、って名前になる。
妻にするときに愛称を付ければ、好きな名前に変更も出来るんだ。
ほら。ここで思い当たらないか?
オレの名前が、思い出せないってコトは、つまり。
たぶん、オレって……モブ妻なんだよ。
うんうん、なるほどな。そういうことか。
きっとたぶん、オレにはすっごい適当な名前が付いてたんだろうけど。
自分が転生してたってことと、ここがゲームと同じ世界だってことに、気付いちゃったから。
その影響っていうか、不具合でこんなことになっちゃったんだろな。
だって、記憶喪失でもないのに自分の名前が分からないって、他に理由が思い付かないし。
気付いたら、オレの足は止まってた。
ヒーローと出会った屋台の方を振り返ってみる。
さっき天守さまがそこにいたのに、屋台の売り子も通行人も、ちっとも気付いてないみたいだ。
おかしいぞ……。
瞳にシルシがあるヒーローは、天守さまのオーラがバリバリなのに。
それに見た感じ、誰も連れてなくて一人きりだったな。
ひょっとして、まだハーレム作りを始めてないのか?
さっきオレに、ハーレムへの声掛けが無かったのも、そういう理由?
じゃあ、まだチャンスはある……かな?
なんか、ヒーローもどっか行っちゃったし。
オレも、詰め所に向かう以外はやること無いし。
ゆっくり歩きながら、せっかくだし、ゲームの話でもしちゃおっか。
ゲームタイトルは、ハーレムワンダーパラダイス。
一応、BLなシミュレーションゲームのジャンルになってる。
ハーレムを作って、稼いだポイント数でライバルと勝負。
勝ったら場所を移して、また別なライバルと勝負。
最終戦は……あぁ、これは一応、ネタバレになるから黙っておく。
エンドレスモードあり。
このゲーム内容が、実際にこの世界でどんな感じになってるか分かんないから、とりあえず全部、ゲームの攻略ページに載ってた説明するけどさ。
まぁ、ダルかったらここまでだけ見て、こっから先は適当でいいよ。
ゲームだと、ハーレムの主人は、天守さま。それか、宮さまって呼ばれてる。
身体の何処かに、シルシって呼ばれる紋様が出現するのが特徴。
ハーレム員との愛を育むことで、神から自分の子を授かることが出来る。だってさ。
だから天守さまじゃない人は、ハーレムを作れないんだ。
稼いだポイントってのは、ハーレム員……呼び方は『妻』……にしたキャラに応じて貰えるポイントだ。
ライバルの妻に手を出すのも、出会いさえすれば可能ってのが結構エグい。
もちろんライバルと揉める。
そのときは、連打ゲーで『交渉』するってワケ。
この交渉結果で、慰謝料の有無とか、その内容とかが変化するんだ。
実はオレ、この連打ゲー部分ってかなり得意だったし。
名前と固有イラストがあるネームドキャラは、固定の高ポイントで、少なくても十点以上。
序盤で出てるキャラはショボい点数だけど、ゲームが進んでけば、点数が高いキャラも出て来る。
で、重要なトコ。
このゲーム、固定イラストの無いモブキャラもハーレムに入れられる。
ただし、モブキャラをハーレムに入れても低ポイントだし、しかもランダム。
確か、一点~六点くらい。
ユーザーには『モブ妻』と呼ばれてて、ホント、雑魚キャラ。
だけど、人数いればナントカ……って言うもんな。
で、もっと重要なのが。
モブの名前は、場所の頭文字+順番を表すアルファベットなこと。
例えば、『ア』から始まる町の三人目のモブ妻なら……アC、って名前になる。
妻にするときに愛称を付ければ、好きな名前に変更も出来るんだ。
ほら。ここで思い当たらないか?
オレの名前が、思い出せないってコトは、つまり。
たぶん、オレって……モブ妻なんだよ。
うんうん、なるほどな。そういうことか。
きっとたぶん、オレにはすっごい適当な名前が付いてたんだろうけど。
自分が転生してたってことと、ここがゲームと同じ世界だってことに、気付いちゃったから。
その影響っていうか、不具合でこんなことになっちゃったんだろな。
だって、記憶喪失でもないのに自分の名前が分からないって、他に理由が思い付かないし。
気付いたら、オレの足は止まってた。
ヒーローと出会った屋台の方を振り返ってみる。
さっき天守さまがそこにいたのに、屋台の売り子も通行人も、ちっとも気付いてないみたいだ。
おかしいぞ……。
瞳にシルシがあるヒーローは、天守さまのオーラがバリバリなのに。
それに見た感じ、誰も連れてなくて一人きりだったな。
ひょっとして、まだハーレム作りを始めてないのか?
さっきオレに、ハーレムへの声掛けが無かったのも、そういう理由?
じゃあ、まだチャンスはある……かな?
2
お気に入りに追加
674
あなたにおすすめの小説
魔女の呪いで男を手懐けられるようになってしまった俺
ウミガメ
BL
魔女の呪いで余命が"1年"になってしまった俺。
その代わりに『触れた男を例外なく全員"好き"にさせてしまう』チート能力を得た。
呪いを解くためには男からの"真実の愛"を手に入れなければならない……!?
果たして失った生命を取り戻すことはできるのか……!
男たちとのラブでムフフな冒険が今始まる(?)
~~~~
主人公総攻めのBLです。
一部に性的な表現を含むことがあります。要素を含む場合「★」をつけておりますが、苦手な方はご注意ください。
※この小説は他サイトとの重複掲載をしております。ご了承ください。
伝説のドラゴン 世界をかけた戦い~記憶がない俺が天龍から授かった魔法で無双になる?!~
杏子
ファンタジー
俺はふと目が覚めると、崖の下に寝転がっていた。 頭が割れるように痛い。
『いって~······あれ?』
声が出ない?!!
『それよりも······俺は·········誰?』
記憶がなかった。
振り返るとレインボードラゴン〈天龍〉が俺の下敷きになっていたようで気を失っている。
『こいつのおかげで助かったのか?』
レインボードラゴンにレイと名付け、狼の霊獣フェンリルも仲間になり、旅をする。
俺が話せないのは誰かが魔法をかけたせいなのがわかった。 記憶は?
何も分からないまま、なぜか魔法が使えるようになり、色々な仲間が増えて、最強(無双)な魔法使いへと成長し、世界を救う物語です。
晴れの日は嫌い。
うさぎのカメラ
BL
有名名門進学校に通う美少年一年生笹倉 叶が初めて興味を持ったのは、三年生の『杉原 俊』先輩でした。
叶はトラウマを隠し持っているが、杉原先輩はどうやら知っている様子で。
お互いを利用した関係が始まる?
平凡ハイスペックのマイペース少年!〜王道学園風〜
ミクリ21
BL
竜城 梓という平凡な見た目のハイスペック高校生の話です。
王道学園物が元ネタで、とにかくコメディに走る物語を心掛けています!
※作者の遊び心を詰め込んだ作品になります。
※現在連載中止中で、途中までしかないです。
王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。
その男、有能につき……
大和撫子
BL
俺はその日最高に落ち込んでいた。このまま死んで異世界に転生。チート能力を手に入れて最高にリア充な人生を……なんてことが現実に起こる筈もなく。奇しくもその日は俺の二十歳の誕生日だった。初めて飲む酒はヤケ酒で。簡単に酒に呑まれちまった俺はフラフラと渋谷の繁華街を彷徨い歩いた。ふと気づいたら、全く知らない路地(?)に立っていたんだ。そうだな、辺りの建物や雰囲気でいったら……ビクトリア調時代風? て、まさかなぁ。俺、さっきいつもの道を歩いていた筈だよな? どこだよ、ここ。酔いつぶれて寝ちまったのか?
「君、どうかしたのかい?」
その時、背後にフルートみたいに澄んだ柔らかい声が響いた。突然、そう話しかけてくる声に振り向いた。そこにいたのは……。
黄金の髪、真珠の肌、ピンクサファイアの唇、そして光の加減によって深紅からロイヤルブルーに変化する瞳を持った、まるで全身が宝石で出来ているような超絶美形男子だった。えーと、確か電気の光と太陽光で色が変わって見える宝石、あったような……。後で聞いたら、そんな風に光によって赤から青に変化する宝石は『ベキリーブルーガーネット』と言うらしい。何でも、翠から赤に変化するアレキサンドライトよりも非常に希少な代物だそうだ。
彼は|Radius《ラディウス》~ラテン語で「光源」の意味を持つ、|Eternal《エターナル》王家の次男らしい。何だか分からない内に彼に気に入られた俺は、エターナル王家第二王子の専属侍従として仕える事になっちまったんだ! しかもゆくゆくは執事になって欲しいんだとか。
だけど彼は第二王子。専属についている秘書を始め護衛役や美容師、マッサージ師などなど。数多く王子と密に接する男たちは沢山いる。そんな訳で、まずは見習いから、と彼らの指導のもと、仕事を覚えていく訳だけど……。皆、王子の寵愛を独占しようと日々蹴落としあって熾烈な争いは日常茶飯事だった。そんな中、得体の知れない俺が王子直々で専属侍従にする、なんていうもんだから、そいつらから様々な嫌がらせを受けたりするようになっちまって。それは日増しにエスカレートしていく。
大丈夫か? こんな「ムササビの五能」な俺……果たしてこのまま皇子の寵愛を受け続ける事が出来るんだろうか?
更には、第一王子も登場。まるで第二王子に対抗するかのように俺を引き抜こうとしてみたり、波乱の予感しかしない。どうなる? 俺?!
俺の推し♂が路頭に迷っていたので
木野 章
BL
️アフターストーリーは中途半端ですが、本編は完結しております(何処かでまた書き直すつもりです)
どこにでも居る冴えない男
左江内 巨輝(さえない おおき)は
地下アイドルグループ『wedge stone』のメンバーである琥珀の熱烈なファンであった。
しかしある日、グループのメンバー数人が大炎上してしまい、その流れで解散となってしまった…
推しを失ってしまった左江内は抜け殻のように日々を過ごしていたのだが…???
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる