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1.幼少期!
18.国王陛下と対決!
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俺達は、国王陛下の御前に・・・。そして、グレイは本気で嫌そうである。いくらなんでも、ここは・・・国王陛下の御前!!
「この度は、父上に、この娘、ヴァネッサの奴隷紋を消す手続きをしに参りました。」
ルシアン王子は、ヴァネッサを紹介する。国王陛下は思った以上にダンディーで身体の体格ががっしりとしているお方である。本当にこれが、グレイシアの父親かというほどである。本当に、似てねー。国王陛下の周りには宰相など国に影響を大きく及ぼす人物も多くその場にいた。
「・・・ほぉ・・・?ルシアンが緊急の呼び出しを食らったと思ったら、そんな事で、国王である私の時間を潰したいのか。」
厳格そうな人物。この人が本当に、酒に酔って、母上を犯したのか?想像がつかない・・・。
『でも、僕が『救世の力』を持って生まれてきたのは、事実。ここで、それを、証明してやろうか?』
グレイが怖いです。何か、やらかしそうですなぁ。でも、応援しちゃる。
『うんっ。ありがとねー。『救世の力』を駆使して、国王陛下の非を認めさせるんだからっ♪』
「だったら、自分が犯した罪については、如何なされますか?」
グレイは真っ直ぐ国王陛下を見る。本来ならば、マナー違反なんだけどな。でも、どこかでやらなくてはならない事。でも、時期が早い気もする。
国王陛下は目を見開く。
「私が犯した罪・・・だと?」
「そうですよ。貴方の犯した罪・・・僕は知っていますよ?それは・・・僕の存在そのもの。これ、どういう意味を示しているか、分かりますか?」
国王陛下は一瞬で事態を把握する。でも、依然顔色に変化はない。
「ほぉ・・・?私が、王妃以外と肉体関係を持ったと言う事か?だったら、どうした?」
「正直、国王として開き直る態度もどうかしていると思いますが?」
「私は、国王だからな。いつ如何なる時でも毅然とした態度を取らねばならぬ。」
国王としての器を持っていらっしゃるなぁ・・・。グレイもこんなのに負けるな!!しかし、他の皆は言葉を失っているようである。特に、ルシアン王子は・・・ね?
「でも、王妃がルシアン王子を身籠っている時に、他の女性と関係を持つのはどうかと思われますよ?」
「は・・・?お主はもっと幼いであろう?」
「・・・これでも、ルシアン王子の生まれる一日前。それが、僕の誕生日。ちなみに、僕はルシアン王子の兄ですよ?半分血が繋がった・・・兄弟。」
流石に、これには驚きの声を皆上げる。国王陛下も顔色を少し変える。
「貴方が、僕の母親を犯したのは、王妃の懐妊パーティーの日。お酒に酔った貴方が、メイドであった僕の母親を襲った。僕の母親は小さく力もか弱かった。抵抗なんて一切出来なかった。・・・これが、その時の映像です!」
グレイはスマートフォンを取り出して、魔力を込めながら、過去の映像を大きく国王陛下の前に投影する。勿論、ここにいる皆にも見えるように細工する。あ、子供達には、映像にモザイクをかけて、声も放送禁止用語みたいにピー音が響くようにしているよ。子供達には、まだ早いです!!
グレイが提示したのは、母上が嫌がっているのに、国王陛下が無理矢理母上を犯している映像で、母上の悲鳴が生々しく頭の中に残る、酷い映像であった。
「・・・これでも、僕の母親が悪いとでも言えるのですか?完全に、貴方の方から襲い掛かっていますよね。・・・あ、どうせなら、貴方の持つ『救世の力』を持って映像の真偽を確認してもいいですよ?これは・・・事実ですから。」
グレイは嘲笑気味で国王陛下の前で毅然とした態度を取っている。国王陛下は顔色が先程より優れない。『救世の力』を使っても、これが事実としか判明しないからである。
「ねぇ?国王陛下。この始末、どうつけてくれるんでしょうか?」
グレイは笑みを崩さない。本気でここで、片を付けるつもりだ。
「この度は、父上に、この娘、ヴァネッサの奴隷紋を消す手続きをしに参りました。」
ルシアン王子は、ヴァネッサを紹介する。国王陛下は思った以上にダンディーで身体の体格ががっしりとしているお方である。本当にこれが、グレイシアの父親かというほどである。本当に、似てねー。国王陛下の周りには宰相など国に影響を大きく及ぼす人物も多くその場にいた。
「・・・ほぉ・・・?ルシアンが緊急の呼び出しを食らったと思ったら、そんな事で、国王である私の時間を潰したいのか。」
厳格そうな人物。この人が本当に、酒に酔って、母上を犯したのか?想像がつかない・・・。
『でも、僕が『救世の力』を持って生まれてきたのは、事実。ここで、それを、証明してやろうか?』
グレイが怖いです。何か、やらかしそうですなぁ。でも、応援しちゃる。
『うんっ。ありがとねー。『救世の力』を駆使して、国王陛下の非を認めさせるんだからっ♪』
「だったら、自分が犯した罪については、如何なされますか?」
グレイは真っ直ぐ国王陛下を見る。本来ならば、マナー違反なんだけどな。でも、どこかでやらなくてはならない事。でも、時期が早い気もする。
国王陛下は目を見開く。
「私が犯した罪・・・だと?」
「そうですよ。貴方の犯した罪・・・僕は知っていますよ?それは・・・僕の存在そのもの。これ、どういう意味を示しているか、分かりますか?」
国王陛下は一瞬で事態を把握する。でも、依然顔色に変化はない。
「ほぉ・・・?私が、王妃以外と肉体関係を持ったと言う事か?だったら、どうした?」
「正直、国王として開き直る態度もどうかしていると思いますが?」
「私は、国王だからな。いつ如何なる時でも毅然とした態度を取らねばならぬ。」
国王としての器を持っていらっしゃるなぁ・・・。グレイもこんなのに負けるな!!しかし、他の皆は言葉を失っているようである。特に、ルシアン王子は・・・ね?
「でも、王妃がルシアン王子を身籠っている時に、他の女性と関係を持つのはどうかと思われますよ?」
「は・・・?お主はもっと幼いであろう?」
「・・・これでも、ルシアン王子の生まれる一日前。それが、僕の誕生日。ちなみに、僕はルシアン王子の兄ですよ?半分血が繋がった・・・兄弟。」
流石に、これには驚きの声を皆上げる。国王陛下も顔色を少し変える。
「貴方が、僕の母親を犯したのは、王妃の懐妊パーティーの日。お酒に酔った貴方が、メイドであった僕の母親を襲った。僕の母親は小さく力もか弱かった。抵抗なんて一切出来なかった。・・・これが、その時の映像です!」
グレイはスマートフォンを取り出して、魔力を込めながら、過去の映像を大きく国王陛下の前に投影する。勿論、ここにいる皆にも見えるように細工する。あ、子供達には、映像にモザイクをかけて、声も放送禁止用語みたいにピー音が響くようにしているよ。子供達には、まだ早いです!!
グレイが提示したのは、母上が嫌がっているのに、国王陛下が無理矢理母上を犯している映像で、母上の悲鳴が生々しく頭の中に残る、酷い映像であった。
「・・・これでも、僕の母親が悪いとでも言えるのですか?完全に、貴方の方から襲い掛かっていますよね。・・・あ、どうせなら、貴方の持つ『救世の力』を持って映像の真偽を確認してもいいですよ?これは・・・事実ですから。」
グレイは嘲笑気味で国王陛下の前で毅然とした態度を取っている。国王陛下は顔色が先程より優れない。『救世の力』を使っても、これが事実としか判明しないからである。
「ねぇ?国王陛下。この始末、どうつけてくれるんでしょうか?」
グレイは笑みを崩さない。本気でここで、片を付けるつもりだ。
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