5 / 47
第5話 メアリー
しおりを挟む
「……うっ、うぅ……ま、て……待って、ヴァル!」
ハッと目蓋を開けた美澪は、ヴァルの手を掴もうと腕を伸ばしたまま、ベッドの上で目覚めた。
「ハァッ、ハァ、ハァ……」
伸ばした右手の向こうには、なじみのない白い天井があり、ここが神域でないことを悟る。
「ここは……神殿……?」
歩き回って確認する元気はないが、清潔なベッドに寝かされていることを考えると、多分そうだろうと思う。
それから、先ほど目にした森の中での光景を思い出して、グッと唇を咬んだ。
――あれが『召喚』の儀式。
そして神官長と名乗る初老の男性は言った。美澪が、ヴァートゥルナの魂を継ぐものだと。
「……どうして? なんであたしなの……っ? ……ぅ……うぅ……っ」
美澪は力なく腕を落とすと、大きくしゃくり上げ、涙が流れそうになるのを我慢した。それでも、あふれそうな涙を、震える両手の平でぐっと押さえる。
「……っぅ、うぅ……ふぇ、ぅ、ぁあ……!」
ついに涙腺が決壊し、手の平の隙間から、涙がぽろぽろとこぼれ落ちていく。
(もう日本に戻れない。お父さん、お母さんが待つ家に帰れない)
そんなつらい現実を、「はい、分かりました」と、簡単に受け入れられるはずがなかった。
しかし、ふと、ヴァルの言葉が脳裏をよぎった。
『帰れないよ、もう二度と』
(……ヴァルの言葉を信じてもいいのかな? 神殿のひとに聞けば、帰る方法が分かるかも知れない)
美澪は涙をぬぐい、鼻水をすすりながら、ぼうっとする頭で今後のことを考えた。
――『女神』ヴァートゥルナ。
神官長はそう言っていた。
しかし、美澪が神域で出会ったヴァートゥルナ――ヴァルは少年だった。そして、『ヴァートゥルナの魂を持った』とはなんのことだろうか。
(もしかして、図書室や神域で感じた違和感と、なにか関係があるのかな?)
――他の誰かではなく、泉美澪を召喚しなければならなかった理由と目的があるはず。
宙を見ながら、考えを巡らせていた美澪は、いつもの冷静さを取り戻しつつあった。
(泣いて喚いても問題が解決できないなら、まずはこの世界に馴染んで、それから元の世界に帰る方法を探せばいい)
「……現実を受け入れよう。……大丈夫! なんとかなるよ!」
そう盛大な独り言を言い切ったあと、
「お目覚めになられましたか?」
と言って、寝室と別室をつなぐ扉のない出入り口から、栗色の髪をきっちり結い上げたお仕着せ姿の女性が現れた。
美澪は――羞恥心は忘却の彼方に追いやった――目を丸くして、「あの、どなたですか?」と尋ねる。
にこりとほほ笑んだ女性は、抱えていたトレーを手近なチェストの上に置くと、その場に膝を付いて拝礼した。
「お初にお目にかかります。わたくしは、メアリー・ド・ラウィーニアと申します。本日、神官長様より、エフィーリア様の専属侍女に任命されました。御用の際は、なんなりとお申し付けくださいませ」
言って顔を上げたメアリーは、目鼻立ちの整った、優しげな顔つきの女性だった。
メアリーの瞳は、窓から差し込む陽の光に照らされ、榛色に美しく輝いている。その瞳を見つめていると、不思議と心が安らいでいく気がした。
メアリーはピッチャーとグラスが乗ったトレーを、ベッド脇のサイドテーブルの上に置いた。
「喉が渇きましたでしょう? 果実水をお持ちいたしましたので、こちらをお飲みください」
メアリーが持つピッチャーの中には、様々な果実が入っていた。ピッチャーを傾け、シンプルなグラスに、透明な液体を注いでいく。すると辺りに、みずみずしく爽やかな香りが広がった。
その様子を見つめていると、視線に気がついたメアリーが、ふふっと穏やかに微笑んだ。それから美澪の手に、グラスを握らせる。
美澪はわずかに警戒しながらも、
(この世界に馴染むって決めたでしょ!)
と勇気を出して、グラスの縁に口をつけた。
「ん、……おいしい」
口角をわずかに上げた美澪は、グラスの中身をゴクゴクと飲み干した。その姿を優しく見守っていたメアリーは、
「もう一杯いかがですか?」
と尋ねてきた。
美澪はどうしようかと迷ったあと、首を横に振った。
「左様にございますか。ご入用の際は遠慮なくお声がけくださいませ」
そう言ってカラのグラスを受け取り、ふわりとほほ笑んだメアリーに、美澪の口角が自然と上がった。
(メアリーさんの笑顔って太陽みたい。なんか安心しちゃうな……)
美澪は、ずっと強張っていた頬筋を持ち上げ、笑顔を作った。
「ありがとうございます」
と、異世界に来て初めてお礼を言った。
(ちゃんと笑えてたかな?)
ドキドキしながらメアリーを見上げる。するとメアリーは、
「もったいないお言葉でございます」
と膝を曲げて拝礼した。
(メアリーさんって良い人そう)
そう思った美澪は、この際、いろいろと聞いてみようと思った。
「……あの、メアリーさん」
「メアリー、と」
間髪を入れず、メアリーに笑顔で返され、美澪は「えっ」と戸惑った。
「で、でも、メアリーさんは多分、あたしよりも年上ですよね? それになんか、お嬢様みたいに品があるし……。あたしなんかが呼び捨てにするなんて、おこがましいと思います」
もじもじと歯切れ悪く言い、表現し難い気まずさを誤魔化すように、膝の上の手を握ったり開いたりする。するとメアリーは、音も立てず、グラスをトレーに置いた。
「エフィーリア様は、女神ヴァートゥルナ様の魂を御身に宿しておられる尊きお方です。女神様を信仰するわたくしたち信徒にとって、エフィーリア様は神に等しい存在。……ですから、崇拝するエフィーリア様が、わたくしのような目下のものに対して、敬称や敬語をお使いになられる必要はございません」
と言った。それに対し、美澪は困った顔をして、理由を言い連ねた。
「でも、あたしがいた国では非常識なことなんです。だから友達でもないのに突然タメ口や呼び捨てにするのはなかなか難しいというか、慣れなくて逆に気疲れしちゃいます」
「なんかすみません」と軽く頭を下げて、シーツをクシャリと握りしめた。するとしばらく、何かを考えていた様子のメアリーが、
「かしこまりました。わたくしは、エフィーリア様のお輿入れに随伴することが決まっております。エクリオでの王宮生活で苦労なさるエフィーリア様を、わたくしごときが煩わせることは本意に反します。ですので、エフィーリア様のご随意にどうぞ」
と言って、その場に膝をついて叩頭した。
美澪はメアリーのつむじを見下ろしながら絶句する。
頭を上げたメアリーに、「エフィーリア様……?」と呼ばれて、一瞬飛んでいた意識が現実に引き戻された。
「あー……、えっとですねー……」
美澪は無意味なつなぎ言葉を口にしながら、裸足のままでベッドから床に降り立つと、跪座したままのメアリーの手を取った。そして、近くにあった椅子にメアリーを座らせて、黒いお仕着せの上から両肩を掴んだ。
「……メアリーさん。いえ。メアリー」
「は、はいっ」
「いまの話。……詳しく聞かせてもらえます?」
美澪はヴァルに似た、蠱惑的な笑みを浮かべた。
ハッと目蓋を開けた美澪は、ヴァルの手を掴もうと腕を伸ばしたまま、ベッドの上で目覚めた。
「ハァッ、ハァ、ハァ……」
伸ばした右手の向こうには、なじみのない白い天井があり、ここが神域でないことを悟る。
「ここは……神殿……?」
歩き回って確認する元気はないが、清潔なベッドに寝かされていることを考えると、多分そうだろうと思う。
それから、先ほど目にした森の中での光景を思い出して、グッと唇を咬んだ。
――あれが『召喚』の儀式。
そして神官長と名乗る初老の男性は言った。美澪が、ヴァートゥルナの魂を継ぐものだと。
「……どうして? なんであたしなの……っ? ……ぅ……うぅ……っ」
美澪は力なく腕を落とすと、大きくしゃくり上げ、涙が流れそうになるのを我慢した。それでも、あふれそうな涙を、震える両手の平でぐっと押さえる。
「……っぅ、うぅ……ふぇ、ぅ、ぁあ……!」
ついに涙腺が決壊し、手の平の隙間から、涙がぽろぽろとこぼれ落ちていく。
(もう日本に戻れない。お父さん、お母さんが待つ家に帰れない)
そんなつらい現実を、「はい、分かりました」と、簡単に受け入れられるはずがなかった。
しかし、ふと、ヴァルの言葉が脳裏をよぎった。
『帰れないよ、もう二度と』
(……ヴァルの言葉を信じてもいいのかな? 神殿のひとに聞けば、帰る方法が分かるかも知れない)
美澪は涙をぬぐい、鼻水をすすりながら、ぼうっとする頭で今後のことを考えた。
――『女神』ヴァートゥルナ。
神官長はそう言っていた。
しかし、美澪が神域で出会ったヴァートゥルナ――ヴァルは少年だった。そして、『ヴァートゥルナの魂を持った』とはなんのことだろうか。
(もしかして、図書室や神域で感じた違和感と、なにか関係があるのかな?)
――他の誰かではなく、泉美澪を召喚しなければならなかった理由と目的があるはず。
宙を見ながら、考えを巡らせていた美澪は、いつもの冷静さを取り戻しつつあった。
(泣いて喚いても問題が解決できないなら、まずはこの世界に馴染んで、それから元の世界に帰る方法を探せばいい)
「……現実を受け入れよう。……大丈夫! なんとかなるよ!」
そう盛大な独り言を言い切ったあと、
「お目覚めになられましたか?」
と言って、寝室と別室をつなぐ扉のない出入り口から、栗色の髪をきっちり結い上げたお仕着せ姿の女性が現れた。
美澪は――羞恥心は忘却の彼方に追いやった――目を丸くして、「あの、どなたですか?」と尋ねる。
にこりとほほ笑んだ女性は、抱えていたトレーを手近なチェストの上に置くと、その場に膝を付いて拝礼した。
「お初にお目にかかります。わたくしは、メアリー・ド・ラウィーニアと申します。本日、神官長様より、エフィーリア様の専属侍女に任命されました。御用の際は、なんなりとお申し付けくださいませ」
言って顔を上げたメアリーは、目鼻立ちの整った、優しげな顔つきの女性だった。
メアリーの瞳は、窓から差し込む陽の光に照らされ、榛色に美しく輝いている。その瞳を見つめていると、不思議と心が安らいでいく気がした。
メアリーはピッチャーとグラスが乗ったトレーを、ベッド脇のサイドテーブルの上に置いた。
「喉が渇きましたでしょう? 果実水をお持ちいたしましたので、こちらをお飲みください」
メアリーが持つピッチャーの中には、様々な果実が入っていた。ピッチャーを傾け、シンプルなグラスに、透明な液体を注いでいく。すると辺りに、みずみずしく爽やかな香りが広がった。
その様子を見つめていると、視線に気がついたメアリーが、ふふっと穏やかに微笑んだ。それから美澪の手に、グラスを握らせる。
美澪はわずかに警戒しながらも、
(この世界に馴染むって決めたでしょ!)
と勇気を出して、グラスの縁に口をつけた。
「ん、……おいしい」
口角をわずかに上げた美澪は、グラスの中身をゴクゴクと飲み干した。その姿を優しく見守っていたメアリーは、
「もう一杯いかがですか?」
と尋ねてきた。
美澪はどうしようかと迷ったあと、首を横に振った。
「左様にございますか。ご入用の際は遠慮なくお声がけくださいませ」
そう言ってカラのグラスを受け取り、ふわりとほほ笑んだメアリーに、美澪の口角が自然と上がった。
(メアリーさんの笑顔って太陽みたい。なんか安心しちゃうな……)
美澪は、ずっと強張っていた頬筋を持ち上げ、笑顔を作った。
「ありがとうございます」
と、異世界に来て初めてお礼を言った。
(ちゃんと笑えてたかな?)
ドキドキしながらメアリーを見上げる。するとメアリーは、
「もったいないお言葉でございます」
と膝を曲げて拝礼した。
(メアリーさんって良い人そう)
そう思った美澪は、この際、いろいろと聞いてみようと思った。
「……あの、メアリーさん」
「メアリー、と」
間髪を入れず、メアリーに笑顔で返され、美澪は「えっ」と戸惑った。
「で、でも、メアリーさんは多分、あたしよりも年上ですよね? それになんか、お嬢様みたいに品があるし……。あたしなんかが呼び捨てにするなんて、おこがましいと思います」
もじもじと歯切れ悪く言い、表現し難い気まずさを誤魔化すように、膝の上の手を握ったり開いたりする。するとメアリーは、音も立てず、グラスをトレーに置いた。
「エフィーリア様は、女神ヴァートゥルナ様の魂を御身に宿しておられる尊きお方です。女神様を信仰するわたくしたち信徒にとって、エフィーリア様は神に等しい存在。……ですから、崇拝するエフィーリア様が、わたくしのような目下のものに対して、敬称や敬語をお使いになられる必要はございません」
と言った。それに対し、美澪は困った顔をして、理由を言い連ねた。
「でも、あたしがいた国では非常識なことなんです。だから友達でもないのに突然タメ口や呼び捨てにするのはなかなか難しいというか、慣れなくて逆に気疲れしちゃいます」
「なんかすみません」と軽く頭を下げて、シーツをクシャリと握りしめた。するとしばらく、何かを考えていた様子のメアリーが、
「かしこまりました。わたくしは、エフィーリア様のお輿入れに随伴することが決まっております。エクリオでの王宮生活で苦労なさるエフィーリア様を、わたくしごときが煩わせることは本意に反します。ですので、エフィーリア様のご随意にどうぞ」
と言って、その場に膝をついて叩頭した。
美澪はメアリーのつむじを見下ろしながら絶句する。
頭を上げたメアリーに、「エフィーリア様……?」と呼ばれて、一瞬飛んでいた意識が現実に引き戻された。
「あー……、えっとですねー……」
美澪は無意味なつなぎ言葉を口にしながら、裸足のままでベッドから床に降り立つと、跪座したままのメアリーの手を取った。そして、近くにあった椅子にメアリーを座らせて、黒いお仕着せの上から両肩を掴んだ。
「……メアリーさん。いえ。メアリー」
「は、はいっ」
「いまの話。……詳しく聞かせてもらえます?」
美澪はヴァルに似た、蠱惑的な笑みを浮かべた。
0
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
シンメトリーの翼 〜天帝異聞奇譚〜
長月京子
恋愛
学院には立ち入りを禁じられた場所があり、鬼が棲んでいるという噂がある。
朱里(あかり)はクラスメートと共に、禁じられた場所へ向かった。
禁じられた場所へ向かう途中、朱里は端正な容姿の男と出会う。
――君が望むのなら、私は全身全霊をかけて護る。
不思議な言葉を残して立ち去った男。
その日を境に、朱里の周りで、説明のつかない不思議な出来事が起こり始める。
※本文中のルビは読み方ではなく、意味合いの場合があります。
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
ヴァンパイア♡ラブどっきゅ〜ん!
田口夏乃子
恋愛
ヴァンパイア♡ラブセカンドシーズンスタート♪
真莉亜とジュンブライトは、ついにカップルになり、何事もなく、平和に過ごせる……かと思ったが、今度は2人の前に、なんと!未来からやってきた真莉亜とジュンブライトの子供、道華が現れた!
道華が未来からやってきた理由は、衝撃な理由で!?
さらにさらに!クリスの双子の妹や、リリアを知る、謎の女剣士、リリアの幼なじみの天然イケメン医者や、あのキャラも人間界にやってきて、満月荘は大騒ぎに!
ジュンブライトと静かな交際をしたいです……。
※小学校6年生の頃から書いていた小説の第2弾!amebaでも公開していて、ブログの方が結構進んでます(笑)
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる