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第210話:騎士の行方
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「魔族…それも大軍ですって…!?」
「バカな…!
まさか今まで魔族が大人しかったのは、戦力を蓄えていた…?」
「おいおいおい! どういうことだァ?
魔族の国の連中が本格的に攻めてきたってのか?」
カーティスの報告で全員に戦慄が走り渡る。
というか麓に騎士が居るですって!?
そこってたしか、私たちがキャンプで一夜を明かした場所よね…。
ルカも何も言ってこなかったし、辺りの魔物だってカーティスに脅える魔物しかいなかったはずだけど…?
「カ、カーティスさん!
まさか魔族の方も既に麓に居るんですか!?」
シルヴィアが焦った様子でカーティスに問いかける。
両方とも近くに居るなら確かにまずいわね…!
そいつらの目的が何にしろドノヴァン村が危険だわ!
「ソッチハマダ麓ヨリズット後ロニ居テ、昨日覗キオヤジト一緒ニ頑張ッテ妨害シタカラ、コッチニ来ルマデノ時間ハナントカ稼イダヨ。
…デモ、全員倒シタワケジャナイ。
モタモタシテルト、アイツラモ麓ニヤッテ来チャウ!」
なるほど…。
魔石の合図がドラゴン組に伝わらなかった理由が分かったわ。
昨日の段階でオズベルクとカーティスは麓より後ろ…ドノヴァンから少し離れていたわけね。
「カーティス、率いてるのは…敵将は誰だ?
まさかこないだ俺が仕留め損ねた吸血鬼の女か?」
テオがブレイズの手網を引きながら質問する。
大軍…そうか!
イザベラの『屍人起こし』ならすぐに大量のアンデッドを用意できる!
…いや、違うわね。
今の時間は朝。
吸血鬼は夜か暗い屋内じゃないと行動できないはず。
「ウウン。ワタシガ見タ魔族ハ全然知ラナイ奴。
種族ハ『犬妖精』ダヨ。
ソイツガ魔物ヲイッパイ引キ連レテタ!」
カーティスがゴツゴツした両前脚を頭の上へ、耳を模すように乗っける。
『犬妖精』か。厄介ね…。
アイツらは小さいし力も弱いけど、かなりズル賢い戦法を使ってくる。
それになかなか素早く、まともに闘うと一気にスタミナを消耗させられてしまう。
「ど、どうしましょうフレデリカさん?
上にはレイトさん達がいますが…」
シルヴィアがおろおろと山頂の方角を見る。
そうだ、レイトにこの事を早く知らせなきゃ。
…あーでも! 騎士がそこまで来てるなら…
「フレ子、ソウイエバマー坊ハ?
ルカ子モ居ナイミタイダケド…」
「え? ああ今は別れてるのよ。
ちょっと待ってよ、今どうするか考え…」
「ならカーティスに行ってもらってアイツらに状況を知らせるかァ?」
「それではエリザベス殿の村が危険だ!
騎士と魔族の位置をカーティスしか知らない以上、彼女の案内が必要だろう…。
いや、その前に急ぎ村へ戻って族長殿にも報告せねばなるまい!」
「だが逆にレイトさえ見つければ、転移の力で一瞬でドノヴァン村へ戻れるんじゃないか?」
「ニャッ! 確かに…見つかるまでが勝負ニャ。
でもエリザベスちゃんは早く戻りたいニャ?」
「…村には愚かしい兄がいるのでそこまで危惧はしていませんが、万が一の可能性を考えるとそうですね…。
私はウォルト様の意見に賛同します」
まずいわね、意見がどんどん割れてきている。
リーダーが不在の場合は私が指揮を執ることになってるから、早急に行動方針を決めなくちゃいけない。
こんな時レイトなら…
「…ん? ちょ、ちょっと待ってくれみんな!
いま炎獣が話しかけて…。
…な、なんだと!? くっ…!」
「ど、どうしたのナディア?」
今度はナディアが山頂を睨みつけた。
ま、まさかこれ以上悪い情報があるんじゃないでしょうね!?
「たった今、もともと私たちが目指していた山頂付近から『伝説の魔物』の魔力を観測したらしい…。
カーティス、貴公が見つけた騎士はまさか一体だけなのか!?」
「ウ、ウン。ア、ゴメン言ワナカッタネ。
ワタシ達ガ見ツケタ騎士ハ『紅』ノ方ダケダヨ」
「「「ええ!?」」」
『紅』だけ!?
ということは…、まさか…!?
「カーティスとウォルト様の情報を照らし合わせると、どうやら『紅と黒の騎士』は二手に別れているようですね。
このドノヴァンの頂と、麓に…」
「ええ…! ちっ、油断したわ…。
オズベルクの『千里眼』で見た時は二人セットだったから、てっきり同じ場所に固まってると思い込んじゃってたわね…」
「そ、そうですね。
せめてモネさんがもう一度話しかけてきてくれれば、彼らにも連絡をつけられるのですが…」
ドノヴァンへ来た初日に炎獣がエリザベスの家で話していた、究極魔法『召喚』の使い手は『黒』の方になる…。
つまり上と下、両方に急いで向かわなければならないってことね…!
今ここでどちらに向かうか、メンバーを振り分けなくちゃ。
……よし!
「私、セリーヌ、リック、シルヴィア、エリザベスはカーティスと一緒に村と麓へ向かうわよ!
ナディアとテオはブレイズに乗っかって、急いでレイト達と合流してちょうだい!
そして今の情報を伝えてあげて!」
「ガッテンニャ!」
「おう!」
「分かりました!」
「了解です」
「承知した!」
「分かった!」
こうして私たち『蒼の旅団』もまた、二手に別れてそれぞれ行動を開始した。
「バカな…!
まさか今まで魔族が大人しかったのは、戦力を蓄えていた…?」
「おいおいおい! どういうことだァ?
魔族の国の連中が本格的に攻めてきたってのか?」
カーティスの報告で全員に戦慄が走り渡る。
というか麓に騎士が居るですって!?
そこってたしか、私たちがキャンプで一夜を明かした場所よね…。
ルカも何も言ってこなかったし、辺りの魔物だってカーティスに脅える魔物しかいなかったはずだけど…?
「カ、カーティスさん!
まさか魔族の方も既に麓に居るんですか!?」
シルヴィアが焦った様子でカーティスに問いかける。
両方とも近くに居るなら確かにまずいわね…!
そいつらの目的が何にしろドノヴァン村が危険だわ!
「ソッチハマダ麓ヨリズット後ロニ居テ、昨日覗キオヤジト一緒ニ頑張ッテ妨害シタカラ、コッチニ来ルマデノ時間ハナントカ稼イダヨ。
…デモ、全員倒シタワケジャナイ。
モタモタシテルト、アイツラモ麓ニヤッテ来チャウ!」
なるほど…。
魔石の合図がドラゴン組に伝わらなかった理由が分かったわ。
昨日の段階でオズベルクとカーティスは麓より後ろ…ドノヴァンから少し離れていたわけね。
「カーティス、率いてるのは…敵将は誰だ?
まさかこないだ俺が仕留め損ねた吸血鬼の女か?」
テオがブレイズの手網を引きながら質問する。
大軍…そうか!
イザベラの『屍人起こし』ならすぐに大量のアンデッドを用意できる!
…いや、違うわね。
今の時間は朝。
吸血鬼は夜か暗い屋内じゃないと行動できないはず。
「ウウン。ワタシガ見タ魔族ハ全然知ラナイ奴。
種族ハ『犬妖精』ダヨ。
ソイツガ魔物ヲイッパイ引キ連レテタ!」
カーティスがゴツゴツした両前脚を頭の上へ、耳を模すように乗っける。
『犬妖精』か。厄介ね…。
アイツらは小さいし力も弱いけど、かなりズル賢い戦法を使ってくる。
それになかなか素早く、まともに闘うと一気にスタミナを消耗させられてしまう。
「ど、どうしましょうフレデリカさん?
上にはレイトさん達がいますが…」
シルヴィアがおろおろと山頂の方角を見る。
そうだ、レイトにこの事を早く知らせなきゃ。
…あーでも! 騎士がそこまで来てるなら…
「フレ子、ソウイエバマー坊ハ?
ルカ子モ居ナイミタイダケド…」
「え? ああ今は別れてるのよ。
ちょっと待ってよ、今どうするか考え…」
「ならカーティスに行ってもらってアイツらに状況を知らせるかァ?」
「それではエリザベス殿の村が危険だ!
騎士と魔族の位置をカーティスしか知らない以上、彼女の案内が必要だろう…。
いや、その前に急ぎ村へ戻って族長殿にも報告せねばなるまい!」
「だが逆にレイトさえ見つければ、転移の力で一瞬でドノヴァン村へ戻れるんじゃないか?」
「ニャッ! 確かに…見つかるまでが勝負ニャ。
でもエリザベスちゃんは早く戻りたいニャ?」
「…村には愚かしい兄がいるのでそこまで危惧はしていませんが、万が一の可能性を考えるとそうですね…。
私はウォルト様の意見に賛同します」
まずいわね、意見がどんどん割れてきている。
リーダーが不在の場合は私が指揮を執ることになってるから、早急に行動方針を決めなくちゃいけない。
こんな時レイトなら…
「…ん? ちょ、ちょっと待ってくれみんな!
いま炎獣が話しかけて…。
…な、なんだと!? くっ…!」
「ど、どうしたのナディア?」
今度はナディアが山頂を睨みつけた。
ま、まさかこれ以上悪い情報があるんじゃないでしょうね!?
「たった今、もともと私たちが目指していた山頂付近から『伝説の魔物』の魔力を観測したらしい…。
カーティス、貴公が見つけた騎士はまさか一体だけなのか!?」
「ウ、ウン。ア、ゴメン言ワナカッタネ。
ワタシ達ガ見ツケタ騎士ハ『紅』ノ方ダケダヨ」
「「「ええ!?」」」
『紅』だけ!?
ということは…、まさか…!?
「カーティスとウォルト様の情報を照らし合わせると、どうやら『紅と黒の騎士』は二手に別れているようですね。
このドノヴァンの頂と、麓に…」
「ええ…! ちっ、油断したわ…。
オズベルクの『千里眼』で見た時は二人セットだったから、てっきり同じ場所に固まってると思い込んじゃってたわね…」
「そ、そうですね。
せめてモネさんがもう一度話しかけてきてくれれば、彼らにも連絡をつけられるのですが…」
ドノヴァンへ来た初日に炎獣がエリザベスの家で話していた、究極魔法『召喚』の使い手は『黒』の方になる…。
つまり上と下、両方に急いで向かわなければならないってことね…!
今ここでどちらに向かうか、メンバーを振り分けなくちゃ。
……よし!
「私、セリーヌ、リック、シルヴィア、エリザベスはカーティスと一緒に村と麓へ向かうわよ!
ナディアとテオはブレイズに乗っかって、急いでレイト達と合流してちょうだい!
そして今の情報を伝えてあげて!」
「ガッテンニャ!」
「おう!」
「分かりました!」
「了解です」
「承知した!」
「分かった!」
こうして私たち『蒼の旅団』もまた、二手に別れてそれぞれ行動を開始した。
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