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ひとつめの国
34.出発
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「なんか、この前までと様子が違わないか?」
「うん」
以前なら、猫目が来たと知れば、寄って集って嫌味を言い、逆にリクエストボードから猫目を追い払っていただろう。
しかし今回は全く逆だった。
マーレと二人、首を傾げる。
「後ろめたいことがあるんだろうよ」
急に声をかけられて振り向くと、ラフな格好の大剣が立っていた。まだ昼すぎだと言うのに、非常に酒臭い。
絵に描いたようなダメな大人である。
「後ろめたいことね……」
あまり推測でものを言うのは良くないが、思い当たるふしがある。
もしかすると彼らが、猫目が言っていた身の程知らずのバカ共なのかもしれない。
今まで散々のけ者にしてきた相手に命を救われるなど、常人ならば耐えがたいほど気まずいことだろう。
そして謝ることもできずに、縮こまっているところを見ると。ガキではあるが、何の信念もない恥知らずではないようだ。
もしただ自分に甘くフラフラしているだけの厚顔無恥の輩なら、さっさと手のひらを返して大げさ相手を祭り上げ、謝罪を免罪符にして今までの所業をすっかり無かった事にしてしまうだろう。
もちろん、許されないとしても謝罪はしたほうがいいだろう。しかし、謝罪することで相手に許しを強要しているように感じて、なかなか謝れないというのも、まあわかる。
「まあ、わたし達が口出しすることではないが……」
このままただ去るのもしっくりこず、わたしは一つ大きく息を吸うと猫目の背中に向かって大声で独り言を叫んだ。
「ああ!王都までの隊商の護衛依頼、楽しみだな!王都は都会だから、今まで見たこともないような素材があつまってくるんだろうな!一週間後の出発が楽しみだ!」
突然、個人情報ともいえる旅程を大声で叫ぶわたしに、周りにいた冒険者や組合の職員たちが、奇妙なものを見る目を向けてくるが、それについては気づかなかったことにする。
猫目はわたしの声が聞こえたのか、ピクッと肩を揺らしたが、こちらを振り返ることはなかった。
「王都か、いいなぁ。美人の姉ちゃんがいっぱいいてよ。俺も久々に言ってみるかなぁ」
後ろの酔っぱらいはバッチリ反応を返してくるが、彼については割とどうでもいいので特に返事は返さなかった。もともとわたしの独り言に聞き耳を立てていた彼の独り言に他ならないので、返事は不要だろう。
勝手にすればいいと捨て置いて、組合を後にした。
あれから、出発準備の買い出しをしたり、街を観光したりして余暇を過ごし、ちょうど一週間が経った朝。
朝支度を終わらせたわたし達は貴族門にやって来ていた。各組合への出発の挨拶は昨日のうちに済ませてある。
貴族門にはすでに隊商の商人たちと荷馬車、護衛と思しき冒険者たちが待機していた。
「おはようございます」
「ああ、おはようございます。本日からよろしくお願いします」
「こちらこそ、お世話になります」
商人に声をかけると、さすが大きな商会だけあって、冒険者にも丁寧に挨拶を返してくれる。
商人たちへの挨拶が終わると、冒険者たちと簡単な自己紹介と打ち合わせをする。
「今日から一緒に任務に就くことになったマーレだ。武器は主に弓とナイフを使う。こっち俺の主人で薬師のラウム」
「王都まで怪我の治療は任せてくれ。こっちの黒いのはルシアだ、よろしく頼む」
姿が見えないロスについては紹介しなかったため、ロスはちょっぴりしょぼんとしていたが、いちいち説明するのはあまりにも面倒なので、こればかりは省略させてもらう。
わたし達に最初に続いたのは初対面の五人組だった。年は全員二十歳前後で、前衛の男が三人、後衛の女が二人だ。
「俺たちはCランクパーティ”蛍の灯”。リーダーのマウロだ」
「フランコです」
「俺はダリオ。俺たち三人は剣士だ」
「アタイはアリーチェっての!お兄さんと同じ弓使いだよ!」
「私はクラーラ、魔術師です」
バスタードソードを腰に佩いているゲジマユの男がマウロ。淡い水色の髪を長く伸ばした優男のレイピア使いがフランコ。湾刀を下げている座黒い肌の無表情な男がダリオ。ピョンピョンはねた赤い髪をサイドテールにしている明るい弓使いの女がアリーチェ。紺色のローブを羽織り丸眼鏡をかけた大人しそうな女魔術師がクラーラ。みんな揃ってランクはCだそうだ。
例によって全く名前が覚えられそうにないので、それぞれ、ゲジマユ、ロン毛、鉄仮面、赤毛、丸眼鏡と呼ぶことにする。
次にこれまた初対面の男女ペアの冒険者が挨拶をする。
「俺はリコ。こっちは妻のロレッタだ」
「わたしは弓使いで彼は槍使いよ。夫婦で”蒼穹の鳥”っていうパーティをやってるわ」
二十代後半くらいの夫婦で、岩のような強面のオールバックの男がリコ。ふんわりした雰囲気の優しそうな天然パーマの女がロレッタ。この二人は強面と天パに仮称を決定する。この夫婦はかなりの実力者同士で、旦那さんがAランク、奥さんがBランクの冒険者なのだそうだ。
「アタシはアンナ。魔術師よ」
そしてどうやら護衛依頼を受けることにしたらしい猫目が続く。わたしと同じくこの中ではかなりの若輩者だが、まったくへりくだった様子はなく、ツンとした態度で手短に自己紹介を終わらせる。まあ、人のことは言えないが、かなり態度がでかい。
「あー、俺はガリレオ。相棒はコイツだ。よろしく頼む」
そう言って大剣が背中に背負っている立派な大剣を指さす。その自己紹介を聞いて、冒険者達は大剣を二度見した。
そう、この男あまりにも自然に溶け込み過ぎていて、ずっと近くにいるにもかかわらず、知り合い以外の誰にも気づかれていなかったのだ。
しかも、いくら貴族の御用商人とは言え、まさかSランク冒険者が護衛依頼など受けるはずがないと考えているので、多少見覚えがあると感じても、無意識にその可能性を除外していたわけだ。
わたしとしても、王都に行くのは分かっていたが、護衛依頼まで受けているとは思わなかった。
「いやあ、ちょうど王都に行かれるということで、Sランク冒険者のガリレオ様も皆さんと同じ依頼料で受けて下さると仰ってくださいまして、本当に幸運でしたよ」
商人が嬉しそうに微笑みながらも少し緊張して汗をかきながらいきさつを話す。どうやら王都への道のりをショートカットしたかった大剣と利害が一致したようだ。確かに大剣がつてきてくれるなら、彼一人で一騎当千の戦力が期待できるため、雇う護衛の人数をかなり節約できる。それならば、たとえ報酬をわたし達の二倍払ったとしても、安いと言える。
そもそもSランク冒険者は金を積んでもそうそう護衛依頼なんか受けてくれるものではない。それが定価でついて来てくれると言うのだから、商人が言うように類稀な幸運だ。
「さて、そろそろ出発しましょうか」
商人が声をかけると、門番が貴族門の横にある通用口を開けてくれる。しっかりした造りの荷馬車が、先頭から順番に門をくぐっていく。
最後尾につくことになっているわたし達がそれを見守っていると、にわかに背後が騒がしくなった。振り返ると、そこには猫目と同年代の少年少女がズラリと並んでいた。この街の若手冒険者達だ。
皆強張った表情で唖然としている猫目を見つめる。ぎゅっと固く拳を握りしめて、真ん中に立っている少年が、意を決したように息を吸い、ガバッと頭を下げた。続いて他の少年達も頭を下げる。
「すまなかった!」
大声でそう叫ばれて、猫目は息をのむ。
「今までのこと、許してくれとは言わない……いや、言えない。けど、これ以上恩知らずな真似は出来ない。俺たちはお前を妬んでひどい仕打ちをした。にもかかわらず、お前は俺たちを救ってくれた。……本当にありがとうございました!」
少年達は口々に謝罪と礼の言葉を言っていく。それを聞いて、猫目はひどく複雑そうな顔をして、一瞬だけ唇を噛みしめると、ふいとそっぽを向いた。
「……もうどうでもいいわ、そんなこと。アタシはアンタ達と違ってこんな小さな町の中だけ満足できないから、いちいちそんな些細なこと、気にしてるような暇はないの。……アンタ達も、せいぜい早死にしないように頑張ることね……じゃ」
猫目は、そんなあまりにも猫目らしい返答をすると、少年達をそれ以上一瞥もすることなく歩き出す。少年達は通用口が閉まるまで、ずっと頭を下げ続けていた。
「うん」
以前なら、猫目が来たと知れば、寄って集って嫌味を言い、逆にリクエストボードから猫目を追い払っていただろう。
しかし今回は全く逆だった。
マーレと二人、首を傾げる。
「後ろめたいことがあるんだろうよ」
急に声をかけられて振り向くと、ラフな格好の大剣が立っていた。まだ昼すぎだと言うのに、非常に酒臭い。
絵に描いたようなダメな大人である。
「後ろめたいことね……」
あまり推測でものを言うのは良くないが、思い当たるふしがある。
もしかすると彼らが、猫目が言っていた身の程知らずのバカ共なのかもしれない。
今まで散々のけ者にしてきた相手に命を救われるなど、常人ならば耐えがたいほど気まずいことだろう。
そして謝ることもできずに、縮こまっているところを見ると。ガキではあるが、何の信念もない恥知らずではないようだ。
もしただ自分に甘くフラフラしているだけの厚顔無恥の輩なら、さっさと手のひらを返して大げさ相手を祭り上げ、謝罪を免罪符にして今までの所業をすっかり無かった事にしてしまうだろう。
もちろん、許されないとしても謝罪はしたほうがいいだろう。しかし、謝罪することで相手に許しを強要しているように感じて、なかなか謝れないというのも、まあわかる。
「まあ、わたし達が口出しすることではないが……」
このままただ去るのもしっくりこず、わたしは一つ大きく息を吸うと猫目の背中に向かって大声で独り言を叫んだ。
「ああ!王都までの隊商の護衛依頼、楽しみだな!王都は都会だから、今まで見たこともないような素材があつまってくるんだろうな!一週間後の出発が楽しみだ!」
突然、個人情報ともいえる旅程を大声で叫ぶわたしに、周りにいた冒険者や組合の職員たちが、奇妙なものを見る目を向けてくるが、それについては気づかなかったことにする。
猫目はわたしの声が聞こえたのか、ピクッと肩を揺らしたが、こちらを振り返ることはなかった。
「王都か、いいなぁ。美人の姉ちゃんがいっぱいいてよ。俺も久々に言ってみるかなぁ」
後ろの酔っぱらいはバッチリ反応を返してくるが、彼については割とどうでもいいので特に返事は返さなかった。もともとわたしの独り言に聞き耳を立てていた彼の独り言に他ならないので、返事は不要だろう。
勝手にすればいいと捨て置いて、組合を後にした。
あれから、出発準備の買い出しをしたり、街を観光したりして余暇を過ごし、ちょうど一週間が経った朝。
朝支度を終わらせたわたし達は貴族門にやって来ていた。各組合への出発の挨拶は昨日のうちに済ませてある。
貴族門にはすでに隊商の商人たちと荷馬車、護衛と思しき冒険者たちが待機していた。
「おはようございます」
「ああ、おはようございます。本日からよろしくお願いします」
「こちらこそ、お世話になります」
商人に声をかけると、さすが大きな商会だけあって、冒険者にも丁寧に挨拶を返してくれる。
商人たちへの挨拶が終わると、冒険者たちと簡単な自己紹介と打ち合わせをする。
「今日から一緒に任務に就くことになったマーレだ。武器は主に弓とナイフを使う。こっち俺の主人で薬師のラウム」
「王都まで怪我の治療は任せてくれ。こっちの黒いのはルシアだ、よろしく頼む」
姿が見えないロスについては紹介しなかったため、ロスはちょっぴりしょぼんとしていたが、いちいち説明するのはあまりにも面倒なので、こればかりは省略させてもらう。
わたし達に最初に続いたのは初対面の五人組だった。年は全員二十歳前後で、前衛の男が三人、後衛の女が二人だ。
「俺たちはCランクパーティ”蛍の灯”。リーダーのマウロだ」
「フランコです」
「俺はダリオ。俺たち三人は剣士だ」
「アタイはアリーチェっての!お兄さんと同じ弓使いだよ!」
「私はクラーラ、魔術師です」
バスタードソードを腰に佩いているゲジマユの男がマウロ。淡い水色の髪を長く伸ばした優男のレイピア使いがフランコ。湾刀を下げている座黒い肌の無表情な男がダリオ。ピョンピョンはねた赤い髪をサイドテールにしている明るい弓使いの女がアリーチェ。紺色のローブを羽織り丸眼鏡をかけた大人しそうな女魔術師がクラーラ。みんな揃ってランクはCだそうだ。
例によって全く名前が覚えられそうにないので、それぞれ、ゲジマユ、ロン毛、鉄仮面、赤毛、丸眼鏡と呼ぶことにする。
次にこれまた初対面の男女ペアの冒険者が挨拶をする。
「俺はリコ。こっちは妻のロレッタだ」
「わたしは弓使いで彼は槍使いよ。夫婦で”蒼穹の鳥”っていうパーティをやってるわ」
二十代後半くらいの夫婦で、岩のような強面のオールバックの男がリコ。ふんわりした雰囲気の優しそうな天然パーマの女がロレッタ。この二人は強面と天パに仮称を決定する。この夫婦はかなりの実力者同士で、旦那さんがAランク、奥さんがBランクの冒険者なのだそうだ。
「アタシはアンナ。魔術師よ」
そしてどうやら護衛依頼を受けることにしたらしい猫目が続く。わたしと同じくこの中ではかなりの若輩者だが、まったくへりくだった様子はなく、ツンとした態度で手短に自己紹介を終わらせる。まあ、人のことは言えないが、かなり態度がでかい。
「あー、俺はガリレオ。相棒はコイツだ。よろしく頼む」
そう言って大剣が背中に背負っている立派な大剣を指さす。その自己紹介を聞いて、冒険者達は大剣を二度見した。
そう、この男あまりにも自然に溶け込み過ぎていて、ずっと近くにいるにもかかわらず、知り合い以外の誰にも気づかれていなかったのだ。
しかも、いくら貴族の御用商人とは言え、まさかSランク冒険者が護衛依頼など受けるはずがないと考えているので、多少見覚えがあると感じても、無意識にその可能性を除外していたわけだ。
わたしとしても、王都に行くのは分かっていたが、護衛依頼まで受けているとは思わなかった。
「いやあ、ちょうど王都に行かれるということで、Sランク冒険者のガリレオ様も皆さんと同じ依頼料で受けて下さると仰ってくださいまして、本当に幸運でしたよ」
商人が嬉しそうに微笑みながらも少し緊張して汗をかきながらいきさつを話す。どうやら王都への道のりをショートカットしたかった大剣と利害が一致したようだ。確かに大剣がつてきてくれるなら、彼一人で一騎当千の戦力が期待できるため、雇う護衛の人数をかなり節約できる。それならば、たとえ報酬をわたし達の二倍払ったとしても、安いと言える。
そもそもSランク冒険者は金を積んでもそうそう護衛依頼なんか受けてくれるものではない。それが定価でついて来てくれると言うのだから、商人が言うように類稀な幸運だ。
「さて、そろそろ出発しましょうか」
商人が声をかけると、門番が貴族門の横にある通用口を開けてくれる。しっかりした造りの荷馬車が、先頭から順番に門をくぐっていく。
最後尾につくことになっているわたし達がそれを見守っていると、にわかに背後が騒がしくなった。振り返ると、そこには猫目と同年代の少年少女がズラリと並んでいた。この街の若手冒険者達だ。
皆強張った表情で唖然としている猫目を見つめる。ぎゅっと固く拳を握りしめて、真ん中に立っている少年が、意を決したように息を吸い、ガバッと頭を下げた。続いて他の少年達も頭を下げる。
「すまなかった!」
大声でそう叫ばれて、猫目は息をのむ。
「今までのこと、許してくれとは言わない……いや、言えない。けど、これ以上恩知らずな真似は出来ない。俺たちはお前を妬んでひどい仕打ちをした。にもかかわらず、お前は俺たちを救ってくれた。……本当にありがとうございました!」
少年達は口々に謝罪と礼の言葉を言っていく。それを聞いて、猫目はひどく複雑そうな顔をして、一瞬だけ唇を噛みしめると、ふいとそっぽを向いた。
「……もうどうでもいいわ、そんなこと。アタシはアンタ達と違ってこんな小さな町の中だけ満足できないから、いちいちそんな些細なこと、気にしてるような暇はないの。……アンタ達も、せいぜい早死にしないように頑張ることね……じゃ」
猫目は、そんなあまりにも猫目らしい返答をすると、少年達をそれ以上一瞥もすることなく歩き出す。少年達は通用口が閉まるまで、ずっと頭を下げ続けていた。
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