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修行31日目

俺は青の石版、『サファイアタブレット』から得た知識を整理していた。

「今まで知らなかった事がたくさんあるな。特に龍泉水はかなり有用な使い方がある事がわかった。特に魔力を回復出来るポーションは作れたら便利そうだ。これからはこの知識を活かして俺も道具製作してみるかな」

そんな事を言いながら俺は修行を始めた。

~~~
修行40日目

「だいぶ炎風凍土も使いこなせてきたな」

頭の中に声が響いてきた。

[汝の拳は荒ぶるどう猛な虎の拳、それだけではか弱い拳だ。よく考えて修行せよ]

「青龍よ、ならば俺と一緒に拳を交えてくれないか?」

[ここには我の精神だけで、肉体はここにあらず]

「俺が肉体を準備してやるよ。青龍の力に耐えれるかはわからないがな」

「死獣ゴーレム青龍よ、共に戦いたまえ『グレイトフル・デッド・フレンド』」

人型の青龍のゴーレムを具現化した。

[我を友と呼ぶ者は初めてじゃ。よかろう我が拳、受けてみよ]

青龍の精神はゴーレムに憑依した。

「久しぶりの肉体じゃ。手加減はできぬかもしれんぞ」

「いくぞ!『炎風凍土・ゴルゴ・ダ・ファング』」

青龍は攻撃を受け流し、カウンター。放たれたカウンターを俺はまともに受けてしまった。

「我は青龍、風水拳の使い手!汝の拳はどう猛な動の拳。汝に足りぬは静と流の拳。静と流を極めよ」

「わかりました。ありがとうございました」

「このまま修行を続けるぞ!久しぶりの身体は素晴らしいな。こちらこそ礼を言う」

こうして青龍との修行が始まった。
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