16 / 23
16話
しおりを挟む
サイクロプスはチカクの街から行けるオールドマウンテンにいる。
オールドマウンテンを超えた先には巨人の里という場所があるらしいのだが巨人の守護者がいて、「資格のない者は立ち入る事は出来ない」と言われて行けないようになっている。
サイクロプスはそんなオールドマウンテンのフィールドボス。
1つ目の巨人で身長は5メートルほどある巨人。棍棒を持っていて動きは比較的遅いが体力がある。だけどそれだけで特殊攻撃もないためフィールドボスとしては倒しやすいボスでもある。
「準備は万端だ。オールドマウンテンに行くとしよう」
天使の翼は行った事のあるところには自由に行けるが、オールドマウンテンはまだ行った事のない場所のため天使の羽を使ってオールドマウンテンの入り口に移動する。
「ここがオールドマウンテンかぁ」
オールドマウンテン、直訳して古い山。巨人族は太古の昔からいる古代人という設定でオールドマウンテンには巨人族しかいない。
サイクロプスはフィールドボスだがオールドマウンテンにいるモンスターはサイクロプスとエリアボスのヘカトンケイルのみ。
ヘカトンケイルは100の腕を持つ巨人で大きな岩をその腕でいくつも投げつけてくるモンスター。
サイクロプスと同じくウルトラレアのドロップがあるモンスターだが、サイクロプスとは違い早く動けるので、今のボクではその大きな岩に当たって死ぬのがわかっているため倒そうとは思わない。
サイクロプスはHPが5000万あり、経験値も5000万あるモンスター。
ボクからしたらエクスペリエンスダーツで消費する経験値の量ともらえる経験値の量が一緒なので、乱獲し放題のモンスターでもある。
「あとはウルトラレアのドロップ確率がどれくらいあるのかだけが問題なんだよな」
サイクロプスの場合、通常ドロップが90%、レアドロップが9.9%、スーパーレアが0.1%の確率というデータがある。
ウルトラレアのドロップは今まで確認されていなかったからもっと低い確率だと思っていた。
だけど2級ダイヤの称号があって初めてゲット出来るモノだとわかった以上検証する必要がある。
「よし、検証開始だ」
「エクスペリエンスダーツ発動」
エクスペリエンスダーツを5000万にセットして投げつける。
エクスペリエンスダーツが当たったサイクロプスは地面に吸い込まれるように消えていくと同時にシステムメッセージとピコンという音がスマホから聞こえてくる。
「システムメッセージの方はワンハンターの称号の音だな。ピコンの音はアイテムドロップの音。一応確認してみるか」
スマホを取り出し取得アイテムを確認。
棍棒を4個新たに取得しました。
サイクロプスの通常ドロップは棍棒。レアドロップはサイクロプスの腰巻き。スーパーレアドロップはサイクロプスの1つ目になっている。
「サイクロプスは一度に4個アイテムを落とすから、まずは300体倒して1200個のアイテムドロップでウルトラレアがドロップするか検証してみるか」
「エクスペリエンスダーツ発動」
ボクは何度も何度もサイクロプスをエクスペリエンスダーツで倒していく。
途中サイクロプスのリポップが間に合わなくなって休憩を挟む事もあったが、目標の300体を撃破。
「よし、確認だ」
スマホを取り出し取得アイテムを確認。
棍棒を1100個
サイクロプスの腰巻きを98個
サイクロプスの1つ目を1個
サイクロプスの巨大棍棒を1個を新たに取得しました。
「よし、ウルトラレアをゲットだぜ。もっと検証して正確な確率を出したいところだけど、ウルトラレアのドロップ確率の検証は違う検証もしながらでもいいかな。今の感じからいったら、スーパーレアと同じくらいのドロップ率って感じかな」
「サイクロプスの巨大棍棒の詳細も確認してみるか」
サイクロプスの巨大棍棒
装備可能レベル160
両手持ち専用
物理攻撃力10000+固定ダメージ10000
自身に威圧がかかり動きが遅くなる
「固定ダメージの効果があるから使い方次第の武器って感じかな。とりあえずは攻略サイトに情報提供して、みんなの反応見てから売るかどうかを決めようかな」
「あっ、そういえば昨日は見習いダイヤの称号とか2級ダイヤの称号の事は書き込むの忘れてたな」
スマホからテロリンという音がなる。
[白鳥チヅルからメッセージが届いております]
「ちょうどいいタイミングでメッセージ来たな。じゃあチヅルさんのところに行くとするか」
ボクは天使の翼を使い、チカクの街のギルドに移動。ギルドの近くにはチヅルさんが待っていた。
「お待たせしました。ここではあれですのでギルドの中で話しましょう」
ん?アイテムを渡すくらいならここでも良さそうだけど、なんか話があるのかな?
一緒にギルドの中に入るためにはパーティーを組む必要がある。
なのでボクはチヅルさんとパーティー組んでギルドの中に入る。
「まずは新しく作れるようになったアイテムのダイヤモンドバリアを渡したいと思います」
「このアイテムはどういうアイテムですか?」
「このアイテムは1万以下のあらゆる攻撃を無効にするアイテムです。1000万ダメージ受けると壊れてしまうアイテムですが、アクセサリー扱いですのでレベル制限はなく、ハヤトさんにはピッタリのアイテムだと思い、作らせていただきました」
おー、これなら経験値消費でレベル1になったとしてもいろいろ出来そうだな。
「ありがとうございます」
ボクはスマホを取り出してチヅルさんとトレードを開始。ダイヤモンドバリアを受け取ってトレード終了。
「それとハヤトさんにお願いがあるのですが・・・」
「お願いとは?」
「実は今回新たにクランを設立する事にしました。大きなクランにするためにはお金も必要でして・・・」
「あー、じゃあまた一緒にダイヤモンドタートルの討伐に行く感じでいいのかな?」
「あっ、いえ、天使の翼があるなら私は一緒にいても何も出来る事はございませんし、私は生産に集中したいので、出来ればお金だけいただきたいのですが・・・」
あー、そういう事かぁ・・・なんか悲しいな。まぁでもダイヤモンドバリアをもらったからには今回は断りにくいよな。
「わかりました。ちなみに資金はどのくらい必要ですか?」
「10兆ほど必要です。普通であれば100人以上の人達で何十日もかかって集める金額です。大変お願いしにくいのはわかっているのですが、」
チヅルさんはそういうとボクの両手を握り、胸の近くに持ってくる。
「ハヤトさんにしか頼めない事です。お願いします」
もう少しでチヅルさんの胸に当たりそうなくらい近い距離。
「わかりました。やります」
こういう時、女の人はズルいよね。そしてこれを断れないボクはもっとズルい。何かこの先いろいろあるのかと期待しちゃうじゃん。
ボクはギルドを出て、天使の翼を使いダイヤ山の頂上付近に移動した。
オールドマウンテンを超えた先には巨人の里という場所があるらしいのだが巨人の守護者がいて、「資格のない者は立ち入る事は出来ない」と言われて行けないようになっている。
サイクロプスはそんなオールドマウンテンのフィールドボス。
1つ目の巨人で身長は5メートルほどある巨人。棍棒を持っていて動きは比較的遅いが体力がある。だけどそれだけで特殊攻撃もないためフィールドボスとしては倒しやすいボスでもある。
「準備は万端だ。オールドマウンテンに行くとしよう」
天使の翼は行った事のあるところには自由に行けるが、オールドマウンテンはまだ行った事のない場所のため天使の羽を使ってオールドマウンテンの入り口に移動する。
「ここがオールドマウンテンかぁ」
オールドマウンテン、直訳して古い山。巨人族は太古の昔からいる古代人という設定でオールドマウンテンには巨人族しかいない。
サイクロプスはフィールドボスだがオールドマウンテンにいるモンスターはサイクロプスとエリアボスのヘカトンケイルのみ。
ヘカトンケイルは100の腕を持つ巨人で大きな岩をその腕でいくつも投げつけてくるモンスター。
サイクロプスと同じくウルトラレアのドロップがあるモンスターだが、サイクロプスとは違い早く動けるので、今のボクではその大きな岩に当たって死ぬのがわかっているため倒そうとは思わない。
サイクロプスはHPが5000万あり、経験値も5000万あるモンスター。
ボクからしたらエクスペリエンスダーツで消費する経験値の量ともらえる経験値の量が一緒なので、乱獲し放題のモンスターでもある。
「あとはウルトラレアのドロップ確率がどれくらいあるのかだけが問題なんだよな」
サイクロプスの場合、通常ドロップが90%、レアドロップが9.9%、スーパーレアが0.1%の確率というデータがある。
ウルトラレアのドロップは今まで確認されていなかったからもっと低い確率だと思っていた。
だけど2級ダイヤの称号があって初めてゲット出来るモノだとわかった以上検証する必要がある。
「よし、検証開始だ」
「エクスペリエンスダーツ発動」
エクスペリエンスダーツを5000万にセットして投げつける。
エクスペリエンスダーツが当たったサイクロプスは地面に吸い込まれるように消えていくと同時にシステムメッセージとピコンという音がスマホから聞こえてくる。
「システムメッセージの方はワンハンターの称号の音だな。ピコンの音はアイテムドロップの音。一応確認してみるか」
スマホを取り出し取得アイテムを確認。
棍棒を4個新たに取得しました。
サイクロプスの通常ドロップは棍棒。レアドロップはサイクロプスの腰巻き。スーパーレアドロップはサイクロプスの1つ目になっている。
「サイクロプスは一度に4個アイテムを落とすから、まずは300体倒して1200個のアイテムドロップでウルトラレアがドロップするか検証してみるか」
「エクスペリエンスダーツ発動」
ボクは何度も何度もサイクロプスをエクスペリエンスダーツで倒していく。
途中サイクロプスのリポップが間に合わなくなって休憩を挟む事もあったが、目標の300体を撃破。
「よし、確認だ」
スマホを取り出し取得アイテムを確認。
棍棒を1100個
サイクロプスの腰巻きを98個
サイクロプスの1つ目を1個
サイクロプスの巨大棍棒を1個を新たに取得しました。
「よし、ウルトラレアをゲットだぜ。もっと検証して正確な確率を出したいところだけど、ウルトラレアのドロップ確率の検証は違う検証もしながらでもいいかな。今の感じからいったら、スーパーレアと同じくらいのドロップ率って感じかな」
「サイクロプスの巨大棍棒の詳細も確認してみるか」
サイクロプスの巨大棍棒
装備可能レベル160
両手持ち専用
物理攻撃力10000+固定ダメージ10000
自身に威圧がかかり動きが遅くなる
「固定ダメージの効果があるから使い方次第の武器って感じかな。とりあえずは攻略サイトに情報提供して、みんなの反応見てから売るかどうかを決めようかな」
「あっ、そういえば昨日は見習いダイヤの称号とか2級ダイヤの称号の事は書き込むの忘れてたな」
スマホからテロリンという音がなる。
[白鳥チヅルからメッセージが届いております]
「ちょうどいいタイミングでメッセージ来たな。じゃあチヅルさんのところに行くとするか」
ボクは天使の翼を使い、チカクの街のギルドに移動。ギルドの近くにはチヅルさんが待っていた。
「お待たせしました。ここではあれですのでギルドの中で話しましょう」
ん?アイテムを渡すくらいならここでも良さそうだけど、なんか話があるのかな?
一緒にギルドの中に入るためにはパーティーを組む必要がある。
なのでボクはチヅルさんとパーティー組んでギルドの中に入る。
「まずは新しく作れるようになったアイテムのダイヤモンドバリアを渡したいと思います」
「このアイテムはどういうアイテムですか?」
「このアイテムは1万以下のあらゆる攻撃を無効にするアイテムです。1000万ダメージ受けると壊れてしまうアイテムですが、アクセサリー扱いですのでレベル制限はなく、ハヤトさんにはピッタリのアイテムだと思い、作らせていただきました」
おー、これなら経験値消費でレベル1になったとしてもいろいろ出来そうだな。
「ありがとうございます」
ボクはスマホを取り出してチヅルさんとトレードを開始。ダイヤモンドバリアを受け取ってトレード終了。
「それとハヤトさんにお願いがあるのですが・・・」
「お願いとは?」
「実は今回新たにクランを設立する事にしました。大きなクランにするためにはお金も必要でして・・・」
「あー、じゃあまた一緒にダイヤモンドタートルの討伐に行く感じでいいのかな?」
「あっ、いえ、天使の翼があるなら私は一緒にいても何も出来る事はございませんし、私は生産に集中したいので、出来ればお金だけいただきたいのですが・・・」
あー、そういう事かぁ・・・なんか悲しいな。まぁでもダイヤモンドバリアをもらったからには今回は断りにくいよな。
「わかりました。ちなみに資金はどのくらい必要ですか?」
「10兆ほど必要です。普通であれば100人以上の人達で何十日もかかって集める金額です。大変お願いしにくいのはわかっているのですが、」
チヅルさんはそういうとボクの両手を握り、胸の近くに持ってくる。
「ハヤトさんにしか頼めない事です。お願いします」
もう少しでチヅルさんの胸に当たりそうなくらい近い距離。
「わかりました。やります」
こういう時、女の人はズルいよね。そしてこれを断れないボクはもっとズルい。何かこの先いろいろあるのかと期待しちゃうじゃん。
ボクはギルドを出て、天使の翼を使いダイヤ山の頂上付近に移動した。
0
お気に入りに追加
226
あなたにおすすめの小説
モノ作りに没頭していたら、いつの間にかトッププレイヤーになっていた件
こばやん2号
ファンタジー
高校一年生の夏休み、既に宿題を終えた山田彰(やまだあきら)は、美人で巨乳な幼馴染の森杉保奈美(もりすぎほなみ)にとあるゲームを一緒にやらないかと誘われる。
だが、あるトラウマから彼女と一緒にゲームをすることを断った彰だったが、そのゲームが自分の好きなクラフト系のゲームであることに気付いた。
好きなジャンルのゲームという誘惑に勝てず、保奈美には内緒でゲームを始めてみると、あれよあれよという間にトッププレイヤーとして認知されてしまっていた。
これは、ずっと一人でプレイしてきたクラフト系ゲーマーが、多人数参加型のオンラインゲームに参加した結果どうなるのかと描いた無自覚系やらかしVRMMO物語である。
※更新頻度は不定期ですが、よければどうぞ
アルケディア・オンライン ~のんびりしたいけど好奇心が勝ってしまうのです~
志位斗 茂家波
ファンタジー
新入社員として社会の波にもまれていた「青葉 春」。
社会人としての苦労を味わいつつ、のんびりと過ごしたいと思い、VRMMOなるものに手を出し、ゆったりとした生活をゲームの中に「ハル」としてのプレイヤーになって求めてみることにした。
‥‥‥でも、その想いとは裏腹に、日常生活では出てこないであろう才能が開花しまくり、何かと注目されるようになってきてしまう…‥‥のんびりはどこへいった!?
――
作者が初めて挑むVRMMOもの。初めての分野ゆえに稚拙な部分もあるかもしれないし、投稿頻度は遅めだけど、読者の皆様はのんびりと待てるようにしたいと思います。
コメントや誤字報告に指摘、アドバイスなどもしっかりと受け付けますのでお楽しみください。
小説家になろう様でも掲載しています。
一話あたり1500~6000字を目途に頑張ります。
魔王の右腕、何本までなら許される?
おとのり
ファンタジー
カクヨムでフォロワー5000人を超える作品に若干の加筆修正を行ったものです。
表紙はAIによる自動生成イラストを使用していますので、雰囲気だけで内容とは特にシンクロしていません。
申し訳ないですが、Ver.4以降も更新する予定でしたが今後の更新はありません。続きを読みたい方はカクヨムを利用してください。
Ver.1 あらすじ
親友に誘われ始めたGreenhorn-online
ハルマはトッププレイヤーの証である魔王を目指す親友を生産職としてサポートしようと思っていた。
しかし、ストレスフリーにひとりを満喫しながら、マイペースに遊んでいただけなのに次から次に奇妙なNPCのお供が増えていく。
それどころか、本人のステータスは生産職向けに成長させているだけで少しも強くなっていないはずなのに、魔王として祭り上げられることになってしまう。
目立ちたくないハルマは仲間を前面に出しては戦いたくなかった。
生産職のDEX振りプレイヤーであるハルマは、いかにして戦うことになるのか!?
不落魔王と呼ばれるまでの、のんびりプレーが始まった。
―― ささやかなお願い ――
ゲーム内の細かい数字に関しては、雰囲気を楽しむ小道具のひとつとしてとらえてくださいますようお願いします。
現実的ではないという指摘を時々いただきますが、こちらの作品のカテゴリーは「ファンタジー」です。
行間にかんして読みにくいと指摘されることもありますが、大事な演出方法のひとつと考えていますのでご容赦ください。
公開済みのパートも、随時修正が入る可能性があります。
ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!
べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!
どうも大賢者です。幼女のアッシー始めました
あすたちん
ファンタジー
■あらすじ
主人公(リュート・バナック)は魔導の才能があり、小さい頃から好奇心旺盛に学び、成人後には探究者となり、日々実験をするという充実した毎日を繰り返していた。
その日は、探究者になってからの目標としていた、空間魔法に召喚魔法の陣を応用し、異世界への空間を繋ぐという、いわゆる禁忌である合成魔法の実験を行っていた。
既に理論自体は完成しており、陣の生成も問題無し! よし、魔力を流し、開いた空間に飛び込み、いざ異世界へ! ……というところで、分解されて死亡。
気が付くと知らない空間。
状況確認を行っていると、突然女神が現れ、生き返らせてくれるという……。
しかも、女神曰く、主が新たな才能(スキル)を持たせてくれるらしい。
そんなうまい話が……? と思いつつ生き返りを待っていると、何やらトラブルが発生し、その状況を眺めている間に異世界へ。
しかし、何故か、全裸で森の中。服も無ければ、女神の言っていた新スキルも無い。
当然、食べる物も無ければ住める場所も無く、何故か子連れという状況に。
唯一の頼りは生前極めた魔導の知識のみ。
よし、魔法さえあれば! ……え、レベル? 魔力が足りない?
じゃあ、物理だ! 武器を! え、お金がない? ですよねー。
とりあえず、街に……それより、ここドコ?
服? あぁ、股間に葉っぱじゃ変質者ですよね。
はぁ……魔法の研究に戻りたい……。
泣き笑いのスローライフヒモファンタジー。
兎人ちゃんと異世界スローライフを送りたいだけなんだが
アイリスラーメン
ファンタジー
黒髪黒瞳の青年は人間不信が原因で仕事を退職。ヒキニート生活が半年以上続いたある日のこと、自宅で寝ていたはずの青年が目を覚ますと、異世界の森に転移していた。
右も左もわからない青年を助けたのは、垂れたウサ耳が愛くるしい白銀色の髪をした兎人族の美少女。
青年と兎人族の美少女は、すぐに意気投合し共同生活を始めることとなる。その後、青年の突飛な発想から無人販売所を経営することに。
そんな二人に夢ができる。それは『三食昼寝付きのスローライフ』を送ることだ。
青年と兎人ちゃんたちは苦難を乗り越えて、夢の『三食昼寝付きのスローライフ』を実現するために日々奮闘するのである。
三百六十五日目に大戦争が待ち受けていることも知らずに。
【登場人物紹介】
マサキ:本作の主人公。人間不信な性格。
ネージュ:白銀の髪と垂れたウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。恥ずかしがり屋。
クレール:薄桃色の髪と左右非対称なウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。人見知り。
ダール:オレンジ色の髪と短いウサ耳が特徴的な兎人族の美少女。お腹が空くと動けない。
デール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ドール:双子の兎人族の幼女。ダールの妹。しっかり者。
ルナ:イングリッシュロップイヤー。大きなウサ耳で空を飛ぶ。実は幻獣と呼ばれる存在。
ビエルネス:子ウサギサイズの妖精族の美少女。マサキのことが大好きな変態妖精。
ブランシュ:外伝主人公。白髪が特徴的な兎人族の女性。世界を守るために戦う。
【お知らせ】
◆2021/12/09:第10回ネット小説大賞の読者ピックアップに掲載。
◆2022/05/12:第10回ネット小説大賞の一次選考通過。
◆2022/08/02:ガトラジで作品が紹介されました。
◆2022/08/10:第2回一二三書房WEB小説大賞の一次選考通過。
◆2023/04/15:ノベルアッププラス総合ランキング年間1位獲得。
◆2023/11/23:アルファポリスHOTランキング5位獲得。
◆自費出版しました。メルカリとヤフオクで販売してます。
※アイリスラーメンの作品です。小説の内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
生産職から始まる初めてのVRMMO
結城楓
ファンタジー
最近流行りのVRMMO、興味がないわけではないが自分から手を出そうと思ってはいなかったふう。
そんな時、新しく発売された《アイディアル・オンライン》。
そしてその発売日、なぜかゲームに必要なハードとソフトを2つ抱えた高校の友達、彩華が家にいた。
そんなふうが彩華と半ば強制的にやることになったふうにとっては初めてのVRMMO。
最初のプレイヤー設定では『モンスターと戦うのが怖い』という理由から生産職などの能力を選択したところから物語は始まる。
最初はやらざるを得ない状況だったフウが、いつしか面白いと思うようになり自ら率先してゲームをするようになる。
そんなフウが贈るのんびりほのぼのと周りを巻き込み成長していく生産職から始まる初めてのVRMMOの物語。
引退した元生産職のトッププレイヤーが、また生産を始めるようです
こばやん2号
ファンタジー
とあるVRMMOで生産職最高峰の称号であるグランドマスター【神匠】を手に入れた七五三俊介(なごみしゅんすけ)は、やることはすべてやりつくしたと満足しそのまま引退する。
大学を卒業後、内定をもらっている会社から呼び出しがあり行ってみると「我が社で配信予定のVRMMOを、プレイヤー兼チェック係としてプレイしてくれないか?」と言われた。
生産職のトップまで上り詰めた男が、再び生産職でトップを目指す!
更新頻度は不定期です。
思いついた内容を書き殴っているだけの垂れ流しですのでその点をご理解ご了承いただければ幸いです。
※この小説は【アルファポリス】及び【小説家になろう】の同時配信で投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる