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第6章 聖なる子ども
79話
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ヒドラがいるクリフォトの樹の上層部に到着したボク達。
「さぁ、グズグズしてるとレミ達に先を越されちゃうよ。みんな急いで行くよ」
マリナさんの掛け声でアイナさんとメリーさんも気合いが入る。というかいつもよりマリナさんだけ気合い入りすぎているから、空回りしなきゃいいんだけど……
「あっ、あそこにヒドラがいるよ」
ボク達はヒドラがいる場所に到着。その先にはアリス・ルイージ・マリアと呼ばれる聖なる子の姿。
「じゃあパパッと倒しちゃうよ」
幸いな事にまだ誰も来ていないみたい。ボク達はヒドラと戦い始めたが、思った以上に苦戦。
ヒドラは100の首を持ち、不死の怪物。首を切っても切っても新しい首が生えてくる。火が弱点なのでマリナさんの魔法攻撃主体で戦っているのだが、マリナさんの攻撃パターンが単調で倒しきれない。
「ちょっとーーー!!なんでアンタ達が先にいるのよ!!!」
突然の叫び声。振り向くと蛇白レミさんの姿。その後ろには朝田ミオさん、火野アミさん、亀梨カリナさんの姿。
「アイツらに負けるわけにはいかないよ」
レミさん達もヒドラと戦い始めた。火野アミは名前からわかる通り、火属性特化の魔法使い。そのためヒドラとは相性がいい。そこにミオさんとカリナさんの属性弓の援護射撃。レミさんも銃を装備していて、どんどんヒドラの首が吹き飛んでいく。
「ボ、ボクも銃で援護射撃しないと」
バキューーーン ======*** ★☆★
「ちょっと、ハヤトくん。アイナに当たってるよ」
フレンドリーファイア。このゲームではダメージを喰らう事はないが、一瞬の硬直時間が発生する。
アイナさんはタンカーとして戦闘に集中しているため、こちらを振り向く事はないが、このパーティーでフレンドリーファイアを喰らったのは始めだったんだろう。
明らかに動きが悪くなり始めた。その動きは近距離で戦うメリーさんとの連携も悪くしていく。
「ちょっとみんな、一旦集合!!」
マリナさんの掛け声でみんな集まる。この間にヒドラは超回復。
「ハヤトくんは射撃で援護するなら、フレンドリーファイアしないように近距離でやって!それが無理なら手を出さない事!!」
「は、はい。わかりました」
「アイナとメリー、もっと連携を意識して!」
「そういうマリナの方こそ、攻撃が単調なのよ!!」
「何よ!アイナだってちょっとハヤトくんにフレンドリーファイアされたくらいで動揺しすぎなのよ!」
「ちょっ、ちょっと、みなさん。落ち着いて下さい」
「「アンタはちょっと黙ってて!!」」
ボクが止めに入ると2人に怒られた。こんな所は息ピッタリなんだ。って思ってたら、レミさんの方からものすごい視線を感じる。
「先を越されるかと思ったけど、ブルーオウルのリーダーがこんなにポンコツだと思っていなかったわ。こんな事だったら、もっと早く勝負を仕掛けるべきだったわ」
勝ち誇った表情のレミさん。
「レミさん、私達のリーダーに失礼が過ぎますよ。たしかにポンコツで男らしくないところもありますが、こんなのでも私達のリーダーです」
メリーさんからポンコツって言われるとグサっとくる。やっぱりボクって男らしくないんだろうな。
「マリナ、アイナ。言い争いはここまでにしましょう。2人共、気持ち切り替えて戦うよ」
ボクの名前を言わないって事はメリーさんの中ではもうボクは戦いに参加しない事になってるんだな………
「「わかったわ」」
3人は再びヒドラと戦い始めると、さっきまでの戦いが嘘のように連携バッチリでどんどんヒドラの首がなくなっていく。
だけど、わずかにレミさん達の方がヒドラを倒すのが早かった。
「ここに来たのがチヅルだったら完全に私達が負けていたようだけど、こんなポンコツリーダーで助かったわ。それじゃあお先に」
レミさん達がアリスに近づくとムービーが始まった。リュウイチさん、コジロウさん、ナルミさんの3人はそれぞれの国で、すでにアリス達に会っていたんだな。
ムービーにはリュウイチさん、コジロウさん、ナルミさん、レミさん達のパーティーメンバーがアリス達に話かけられている。そして場面が変わり、悪魔達の姿が映し出される。
時間の国にいる悪魔はサタン。鏡の国にいる悪魔はベルゼブブ。今際の国にいる悪魔はマモン。不思議の国にいる悪魔はレヴィアタン。
ここでムービーが終わり、暗転。元の景色が映し出された。
今回のムービーで第6章は2部に分かれている事がわかった。1部ではそれぞれのアリス達に会い、力を授かる。2部ではその力を使い、悪魔達を倒す。
「あーぁ、先越されちゃった。まぁ仕方ないよね。とりあえず私達もアリスのところに行くよ」
「「うん」」
「………」
ボクは無言でみんなの後を付いていく。仕方ないって言われるのはボクみたいなポンコツが一緒だから仕方ないって事なんだよね。
アリスの元に辿り着くとボク達専用のムービーが始まる。ついさっき見たムービーだ。
ムービーが終わり、アリスが話かけてきた。
「よくぞここまで来たな。ここまで来る事が出来た君の力を認め、君に力を与えよう」
[クラブの7級になったため、物質入魂が出来るようになりました。物質入魂のレシピが追加されました]
「物質入魂で時間の国の魔物を倒せるようになります。私達が悪魔を留めておくのも、もう限界です。急いで他のアリス達に会って下さい」
「わかりました」
ボクはアイテム核融合のレシピを持っていたから、ここで物質入魂のレシピが追加される事は知っていた。
不思議の国では物質入魂。時間の国では混沌蟲加工。鏡の国では反転付与。今際の国では必殺付与を出来るようになる。
今回、ヒドラを倒したが金の懐中時計の効果で時を止めただけの状態で、死んではいないので採取は出来ない。
だからボクはまず始めに今際の国に行って必殺付与のスキルを獲得したかった。その方がこの後の展開を考えると段取り良く行くと思ったから。
クラブのマークのボクはアリス達に会えば昇級出来るが、他のマークの人達は12死獣を倒さないと昇級しない。
必殺付与のスキルがあれば、次の国に行く前に死獣の不死の猪豚を倒せていただろう。そうすればみんなパワーアップも出来て、次の国の攻略も楽になっていたはず。
今更こんな事を思っても、もう遅いよね。ボクはきっとみんなから失望されたに違いない。
なんかもうみんなと顔を合わせるのも辛くなってきたよ……
みんな成長したし、もうボクがいなくても大丈夫だよね……
ボクみたいなモブキャラがガチ勢の人達とここまでこれたのが、そもそも間違いだったのかも。
ボクみたいなモブキャラはモブキャラらしくエンジョイ勢と一緒にそれっぽく楽しくやってるのがいいよね。
それだとガチ勢の人達に迷惑かける事もないし、きっとそっちの方がいいよね。
「それじゃあ今日はもう帰りましょうか」
「そうだね」
「そうですね」
「反省会は明日やりましょう。アイナとメリーは今日全然ダメだったから、厳しく言われるの覚悟しておいてね」
「そういうマリナの方こそ、厳しく言われるの覚悟しておいてね」
「わ、わかってるわよ」
「それじゃあ今日はお疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
ボクに対しては何も言う事はないって事か……
先にアイナさんとメリーさんが帰還アイテムを使い、姿を消した。
「あっ、ちょっとハヤトくん」
「…………」
「ねぇ、ハヤトくんってば」
マリナさんからの声を聞こえないふりして、ボクは帰還アイテムを使い、マイハウスに戻った。
「さぁ、グズグズしてるとレミ達に先を越されちゃうよ。みんな急いで行くよ」
マリナさんの掛け声でアイナさんとメリーさんも気合いが入る。というかいつもよりマリナさんだけ気合い入りすぎているから、空回りしなきゃいいんだけど……
「あっ、あそこにヒドラがいるよ」
ボク達はヒドラがいる場所に到着。その先にはアリス・ルイージ・マリアと呼ばれる聖なる子の姿。
「じゃあパパッと倒しちゃうよ」
幸いな事にまだ誰も来ていないみたい。ボク達はヒドラと戦い始めたが、思った以上に苦戦。
ヒドラは100の首を持ち、不死の怪物。首を切っても切っても新しい首が生えてくる。火が弱点なのでマリナさんの魔法攻撃主体で戦っているのだが、マリナさんの攻撃パターンが単調で倒しきれない。
「ちょっとーーー!!なんでアンタ達が先にいるのよ!!!」
突然の叫び声。振り向くと蛇白レミさんの姿。その後ろには朝田ミオさん、火野アミさん、亀梨カリナさんの姿。
「アイツらに負けるわけにはいかないよ」
レミさん達もヒドラと戦い始めた。火野アミは名前からわかる通り、火属性特化の魔法使い。そのためヒドラとは相性がいい。そこにミオさんとカリナさんの属性弓の援護射撃。レミさんも銃を装備していて、どんどんヒドラの首が吹き飛んでいく。
「ボ、ボクも銃で援護射撃しないと」
バキューーーン ======*** ★☆★
「ちょっと、ハヤトくん。アイナに当たってるよ」
フレンドリーファイア。このゲームではダメージを喰らう事はないが、一瞬の硬直時間が発生する。
アイナさんはタンカーとして戦闘に集中しているため、こちらを振り向く事はないが、このパーティーでフレンドリーファイアを喰らったのは始めだったんだろう。
明らかに動きが悪くなり始めた。その動きは近距離で戦うメリーさんとの連携も悪くしていく。
「ちょっとみんな、一旦集合!!」
マリナさんの掛け声でみんな集まる。この間にヒドラは超回復。
「ハヤトくんは射撃で援護するなら、フレンドリーファイアしないように近距離でやって!それが無理なら手を出さない事!!」
「は、はい。わかりました」
「アイナとメリー、もっと連携を意識して!」
「そういうマリナの方こそ、攻撃が単調なのよ!!」
「何よ!アイナだってちょっとハヤトくんにフレンドリーファイアされたくらいで動揺しすぎなのよ!」
「ちょっ、ちょっと、みなさん。落ち着いて下さい」
「「アンタはちょっと黙ってて!!」」
ボクが止めに入ると2人に怒られた。こんな所は息ピッタリなんだ。って思ってたら、レミさんの方からものすごい視線を感じる。
「先を越されるかと思ったけど、ブルーオウルのリーダーがこんなにポンコツだと思っていなかったわ。こんな事だったら、もっと早く勝負を仕掛けるべきだったわ」
勝ち誇った表情のレミさん。
「レミさん、私達のリーダーに失礼が過ぎますよ。たしかにポンコツで男らしくないところもありますが、こんなのでも私達のリーダーです」
メリーさんからポンコツって言われるとグサっとくる。やっぱりボクって男らしくないんだろうな。
「マリナ、アイナ。言い争いはここまでにしましょう。2人共、気持ち切り替えて戦うよ」
ボクの名前を言わないって事はメリーさんの中ではもうボクは戦いに参加しない事になってるんだな………
「「わかったわ」」
3人は再びヒドラと戦い始めると、さっきまでの戦いが嘘のように連携バッチリでどんどんヒドラの首がなくなっていく。
だけど、わずかにレミさん達の方がヒドラを倒すのが早かった。
「ここに来たのがチヅルだったら完全に私達が負けていたようだけど、こんなポンコツリーダーで助かったわ。それじゃあお先に」
レミさん達がアリスに近づくとムービーが始まった。リュウイチさん、コジロウさん、ナルミさんの3人はそれぞれの国で、すでにアリス達に会っていたんだな。
ムービーにはリュウイチさん、コジロウさん、ナルミさん、レミさん達のパーティーメンバーがアリス達に話かけられている。そして場面が変わり、悪魔達の姿が映し出される。
時間の国にいる悪魔はサタン。鏡の国にいる悪魔はベルゼブブ。今際の国にいる悪魔はマモン。不思議の国にいる悪魔はレヴィアタン。
ここでムービーが終わり、暗転。元の景色が映し出された。
今回のムービーで第6章は2部に分かれている事がわかった。1部ではそれぞれのアリス達に会い、力を授かる。2部ではその力を使い、悪魔達を倒す。
「あーぁ、先越されちゃった。まぁ仕方ないよね。とりあえず私達もアリスのところに行くよ」
「「うん」」
「………」
ボクは無言でみんなの後を付いていく。仕方ないって言われるのはボクみたいなポンコツが一緒だから仕方ないって事なんだよね。
アリスの元に辿り着くとボク達専用のムービーが始まる。ついさっき見たムービーだ。
ムービーが終わり、アリスが話かけてきた。
「よくぞここまで来たな。ここまで来る事が出来た君の力を認め、君に力を与えよう」
[クラブの7級になったため、物質入魂が出来るようになりました。物質入魂のレシピが追加されました]
「物質入魂で時間の国の魔物を倒せるようになります。私達が悪魔を留めておくのも、もう限界です。急いで他のアリス達に会って下さい」
「わかりました」
ボクはアイテム核融合のレシピを持っていたから、ここで物質入魂のレシピが追加される事は知っていた。
不思議の国では物質入魂。時間の国では混沌蟲加工。鏡の国では反転付与。今際の国では必殺付与を出来るようになる。
今回、ヒドラを倒したが金の懐中時計の効果で時を止めただけの状態で、死んではいないので採取は出来ない。
だからボクはまず始めに今際の国に行って必殺付与のスキルを獲得したかった。その方がこの後の展開を考えると段取り良く行くと思ったから。
クラブのマークのボクはアリス達に会えば昇級出来るが、他のマークの人達は12死獣を倒さないと昇級しない。
必殺付与のスキルがあれば、次の国に行く前に死獣の不死の猪豚を倒せていただろう。そうすればみんなパワーアップも出来て、次の国の攻略も楽になっていたはず。
今更こんな事を思っても、もう遅いよね。ボクはきっとみんなから失望されたに違いない。
なんかもうみんなと顔を合わせるのも辛くなってきたよ……
みんな成長したし、もうボクがいなくても大丈夫だよね……
ボクみたいなモブキャラがガチ勢の人達とここまでこれたのが、そもそも間違いだったのかも。
ボクみたいなモブキャラはモブキャラらしくエンジョイ勢と一緒にそれっぽく楽しくやってるのがいいよね。
それだとガチ勢の人達に迷惑かける事もないし、きっとそっちの方がいいよね。
「それじゃあ今日はもう帰りましょうか」
「そうだね」
「そうですね」
「反省会は明日やりましょう。アイナとメリーは今日全然ダメだったから、厳しく言われるの覚悟しておいてね」
「そういうマリナの方こそ、厳しく言われるの覚悟しておいてね」
「わ、わかってるわよ」
「それじゃあ今日はお疲れ様でした」
「「お疲れ様でした」」
ボクに対しては何も言う事はないって事か……
先にアイナさんとメリーさんが帰還アイテムを使い、姿を消した。
「あっ、ちょっとハヤトくん」
「…………」
「ねぇ、ハヤトくんってば」
マリナさんからの声を聞こえないふりして、ボクは帰還アイテムを使い、マイハウスに戻った。
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