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第5章 太陽と月の力
69話 太陽の塔攻略
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今日はいよいよ太陽の塔攻略が始まる。でも朝のルーティンは欠かせない。
大量生産用の畑の確認。不死のリンゴと王のリンゴを採取。次は夢幻水晶(青白金鉱石)からブループラチナメタルを10個採取。
朝のルーティンを終わり、カゲトラさんのクランハウスに移動。ボクのクランハウスでは狭いし、マリナさんのところのクランは男性は入れないためだ。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
「おう、おはよう」
まずはカゲトラさんに挨拶。カリナさんにも挨拶したいところだが、準備で忙しくしているので、挨拶は控える事にした。
クランハウスの外にはシャドータイガーの人達24人。6パーティー分のメンバーが慌ただしく準備に追われていた。
ボクも黄金のアルゴー船のボトルシップのフタを取り、空飛ぶ船を具現化して準備を整える。
「ポーションの準備はオッケー。防具もきちんと装備してるし……」
「おはようございます」
「「「「おはようございます」」」」
マリナさんのクラン、アマゾネスポワールのメンバーも勢揃いで到着。
「ハヤトくん、おはよう。今日はよろしくね」
「よろしくお願いします」
「よーし!これで全員集合だな。太陽の塔に出発だー!!」
カゲトラさんの仕切りで船は空を飛び、太陽の塔へ。
太陽の塔に到着すると、すでに大手クランのブラックドラゴン、レッドタイガー、ホワイトタートルのメンバーは準備万端で待ち構えていた。
空飛ぶ船を太陽の塔の頂上に到着させると、みんな一斉に飛び降りて開始時間まで連携確認やアイテム確認など、様々な事を行いながら過ごしていた。
ボクはメリーさんやアイナさんなど知ってる人に声をかけようと思っていたが、みんな集中していたので、声をかけるのを控える事にして、ボクも再びポーションなどのアイテムを確認。
すると……
「みなさん、おはようございます」
突然姿を現したゲームマスター。
「皆様のおかげでイベントも盛り上がっており、今日の日を待ちわびておりました。太陽の塔は誰かが一度でも攻略すれば、ソロ用、4人用、12人用、50人用の太陽の塔となります。今回のイベントでは賞品を準備しておりますので、トップを走り続ける皆さまには精一杯頑張ってもらいたいと思います。さて、そろそろお時間となりました。それでは、よーい、スタート!!」
ゲームマスターの合図と共に一斉にみんな扉の中に入っていく。ボクも遅れないように扉の中に入る。
太陽の塔の1層目。18畳ほどの空間と正面に扉。扉の横には1層目の地図。地図を確認すると前回との変化点はなし。
ボクはサポーターのため、最後尾で後をついていく。
正面の扉を開けると超アクティブモンスターのキャンサーモンキーの死体だらけ。でも採取してる暇はないので、スルーして通り抜け、次の階層へ。
太陽の塔の2層目。18畳ほどの空間と正面に扉。扉の横には2層目の地図。地図を確認すると前回との変化点はなし。
正面の扉を開けるとカラーモンキーの死体だらけ。でも採取してる暇はないので、スルーして通り抜け、次の階層へ。
…………
10層目に到着。ここは中ボスの氷ゴリラがいるエリア。
すでに脱落しているメンバーも多く、シャドータイガーもアマゾネスポワールもパーティーメンバーを組み直している。
「よし、ここから先は未知のエリアだ。みんな気合いを入れ直していくぞー!!」
「「「「「はい!!」」」」」
みんな正面の扉を開けて入っていく。ボクもみんなの後を追い、扉の中へ。
ズドーン
氷ゴリラの氷の投擲攻撃がボクに直撃。ブループラチナアーマーの水耐性のおかげで即死は免れた。
「は、早く回復しないと……」
焦りながら、アイテム袋からポーションを取り出し回復。
「フッー、危なかった」
周りを見るとみんな普通に回避しながら氷ゴリラに攻撃。中ボスだけあって耐久力もかなりある。
「みんなも回復してあげないと……」
ボクはダメージを受けた人達を回復し始める。
「ハヤトくん、今ここでポーションの無駄遣いはやめてくれ!!」
ボクの行動を見ていたカゲトラさんに怒られてしまった。
「す、すみません」
「ここで脱落するようなヤツらにポーションを使ってる余裕なんかないぞ。それよりも死なないような立ち回りに専念してくれ」
「わ、わかりました」
ボクは少し距離を取り、回避行動に専念。それでも氷ゴリラの氷の投擲攻撃をなかなか回避出来ずにポーションを使用。
「あっ、また攻撃当たってしまった」
「チッ」
誰かの舌打ちが聞こえる。
「あっ、また当たってしまった」
「チッ」 「チッ」
また舌打ちが聞こえる。しかも数が増えている。
ズドーン
「よし、今度は躱せたぞ」
「チッ」 「チッ」 「チッ」
えっ、ちゃんと躱しても舌打ちなの!?
「千本桜・パワーショット」
「ファイアートルネード」
ドッゴーン、ドッゴーン
「やったー!」
「やったわ!」
マリナさんとカリナさんの連携プレイで氷ゴリラの討伐完了。
「フー、思った以上に強かったな。ここで脱落したメンバーは……防具装備している者も何人かいるな」
「こっちも結構やられてしまったわ」
マリナさんとカゲトラさんが話し合い。
「この際だから相性の良さそうな人同士で組ませるのも1つの案だが、マリナはどう思う?」
「えぇ、いいかもしれないわね」
「じゃあマリナはカリナと組んでくれ。で、そちらの幹部の火野アミをこちらの朝田ミオのパーティーに入るようにしてもらえないだろうか」
「アミならミオさんと上手くやれそうね。わかったわ」
アマゾネスポワールの幹部でマリナさんの次に強い人。それが火野アミさん。マリナさんが忙しい時はクランを取り仕切り、みんなをまとめている人。
パーティーの再編成も終わり、次の階層へとボク達は進んだ。
大量生産用の畑の確認。不死のリンゴと王のリンゴを採取。次は夢幻水晶(青白金鉱石)からブループラチナメタルを10個採取。
朝のルーティンを終わり、カゲトラさんのクランハウスに移動。ボクのクランハウスでは狭いし、マリナさんのところのクランは男性は入れないためだ。
「おはようございます。今日はよろしくお願いします」
「おう、おはよう」
まずはカゲトラさんに挨拶。カリナさんにも挨拶したいところだが、準備で忙しくしているので、挨拶は控える事にした。
クランハウスの外にはシャドータイガーの人達24人。6パーティー分のメンバーが慌ただしく準備に追われていた。
ボクも黄金のアルゴー船のボトルシップのフタを取り、空飛ぶ船を具現化して準備を整える。
「ポーションの準備はオッケー。防具もきちんと装備してるし……」
「おはようございます」
「「「「おはようございます」」」」
マリナさんのクラン、アマゾネスポワールのメンバーも勢揃いで到着。
「ハヤトくん、おはよう。今日はよろしくね」
「よろしくお願いします」
「よーし!これで全員集合だな。太陽の塔に出発だー!!」
カゲトラさんの仕切りで船は空を飛び、太陽の塔へ。
太陽の塔に到着すると、すでに大手クランのブラックドラゴン、レッドタイガー、ホワイトタートルのメンバーは準備万端で待ち構えていた。
空飛ぶ船を太陽の塔の頂上に到着させると、みんな一斉に飛び降りて開始時間まで連携確認やアイテム確認など、様々な事を行いながら過ごしていた。
ボクはメリーさんやアイナさんなど知ってる人に声をかけようと思っていたが、みんな集中していたので、声をかけるのを控える事にして、ボクも再びポーションなどのアイテムを確認。
すると……
「みなさん、おはようございます」
突然姿を現したゲームマスター。
「皆様のおかげでイベントも盛り上がっており、今日の日を待ちわびておりました。太陽の塔は誰かが一度でも攻略すれば、ソロ用、4人用、12人用、50人用の太陽の塔となります。今回のイベントでは賞品を準備しておりますので、トップを走り続ける皆さまには精一杯頑張ってもらいたいと思います。さて、そろそろお時間となりました。それでは、よーい、スタート!!」
ゲームマスターの合図と共に一斉にみんな扉の中に入っていく。ボクも遅れないように扉の中に入る。
太陽の塔の1層目。18畳ほどの空間と正面に扉。扉の横には1層目の地図。地図を確認すると前回との変化点はなし。
ボクはサポーターのため、最後尾で後をついていく。
正面の扉を開けると超アクティブモンスターのキャンサーモンキーの死体だらけ。でも採取してる暇はないので、スルーして通り抜け、次の階層へ。
太陽の塔の2層目。18畳ほどの空間と正面に扉。扉の横には2層目の地図。地図を確認すると前回との変化点はなし。
正面の扉を開けるとカラーモンキーの死体だらけ。でも採取してる暇はないので、スルーして通り抜け、次の階層へ。
…………
10層目に到着。ここは中ボスの氷ゴリラがいるエリア。
すでに脱落しているメンバーも多く、シャドータイガーもアマゾネスポワールもパーティーメンバーを組み直している。
「よし、ここから先は未知のエリアだ。みんな気合いを入れ直していくぞー!!」
「「「「「はい!!」」」」」
みんな正面の扉を開けて入っていく。ボクもみんなの後を追い、扉の中へ。
ズドーン
氷ゴリラの氷の投擲攻撃がボクに直撃。ブループラチナアーマーの水耐性のおかげで即死は免れた。
「は、早く回復しないと……」
焦りながら、アイテム袋からポーションを取り出し回復。
「フッー、危なかった」
周りを見るとみんな普通に回避しながら氷ゴリラに攻撃。中ボスだけあって耐久力もかなりある。
「みんなも回復してあげないと……」
ボクはダメージを受けた人達を回復し始める。
「ハヤトくん、今ここでポーションの無駄遣いはやめてくれ!!」
ボクの行動を見ていたカゲトラさんに怒られてしまった。
「す、すみません」
「ここで脱落するようなヤツらにポーションを使ってる余裕なんかないぞ。それよりも死なないような立ち回りに専念してくれ」
「わ、わかりました」
ボクは少し距離を取り、回避行動に専念。それでも氷ゴリラの氷の投擲攻撃をなかなか回避出来ずにポーションを使用。
「あっ、また攻撃当たってしまった」
「チッ」
誰かの舌打ちが聞こえる。
「あっ、また当たってしまった」
「チッ」 「チッ」
また舌打ちが聞こえる。しかも数が増えている。
ズドーン
「よし、今度は躱せたぞ」
「チッ」 「チッ」 「チッ」
えっ、ちゃんと躱しても舌打ちなの!?
「千本桜・パワーショット」
「ファイアートルネード」
ドッゴーン、ドッゴーン
「やったー!」
「やったわ!」
マリナさんとカリナさんの連携プレイで氷ゴリラの討伐完了。
「フー、思った以上に強かったな。ここで脱落したメンバーは……防具装備している者も何人かいるな」
「こっちも結構やられてしまったわ」
マリナさんとカゲトラさんが話し合い。
「この際だから相性の良さそうな人同士で組ませるのも1つの案だが、マリナはどう思う?」
「えぇ、いいかもしれないわね」
「じゃあマリナはカリナと組んでくれ。で、そちらの幹部の火野アミをこちらの朝田ミオのパーティーに入るようにしてもらえないだろうか」
「アミならミオさんと上手くやれそうね。わかったわ」
アマゾネスポワールの幹部でマリナさんの次に強い人。それが火野アミさん。マリナさんが忙しい時はクランを取り仕切り、みんなをまとめている人。
パーティーの再編成も終わり、次の階層へとボク達は進んだ。
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