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第五話 『ゴーストライダー』
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フェルマータは。
「『武具効力保護』『物・魔・会心回避上昇』『盾防御反応上昇』『移動妨害領域展開』『被回復量上昇』――……」
盾スキル、金属鎧スキル等の防御スキルで自己強化を施していく。
「準備ですか?」
「爆弾じゃないにしても、何が起こるか解らないわけでしょ? いざって時のためにね」
そんなフェルマータに。
冷静なマナがすまし顔で。
というか、いつものジト目顔で突っ込みを入れる。
「それなら、こんな訓練所に置いといたらダメよ。お店が吹き飛ぶわよ?」
はっ。
とマナ以外の皆が一斉に、理解した。
新築のお店を吹き飛ばしたら、きっとマスターはゲームを引退してしまう。
そんな無慈悲な真似はできない。
カウントダウンは、あと5分もない。
ヤバイヤバイ。
「えっと、どうするんですか」
とローリエ。
マナが指示を出す。
「ユナはそれ1回インベントリに仕舞って。急いでどこか辺境に持っていかないと。ロリは風スキルに移動力上がるヤツあったらかけて頂戴」
「はい!」
「あッ、はいっ」
ユナが指示通り、石碑を仕舞い。
ローリエが範囲を全員に拡大した、【敏捷性上昇】と【非戦闘時移動力向上】のスキルを使用する。
幸い、『ミミズクと猫・亭』は首都中央広場に近い。
移動力アップがかかっていることもあり。
時空結晶まで20秒もかからない。
パーティメンバーは急いで中央へ走る。
そしてそこで慌てる。
どこへ? どこへ?
そこで、ローリエが思い当たる場所を思い出し。
「あ、あの。ここからすぐ北の村でしたら、確か誰も居なかったと思います」
「ノーザンレイク? バルニエヤ? ゼセ? それとも、ノスフェラトゥのとこ?」
「え、えっとぉ」
マナに、北方に位置する町や村を怒涛の勢いで並べられ、ローリエは一瞬怯んだ。
さすがに大都市の名は入っていないが。
しかしよく考えたら、人口的に選択肢に入らない町と村が混じっていて。
マナも慌てているのだと解る。
ローリエは。
「たしか、ゼセの村です!」
「よし、そこね!」
フェルマータが跳ぶ。
それに続き、皆がゼセの村に空間転送を開いた。
すぐに、誰も居ない過疎過ぎる村、ゼセに到着する。
さすがにNPCは居るが、NPCはどうなろうと知ったことではない。
「あと50秒です!」
そんなところで、マナは無慈悲なことを言い出す。
「ユナがそのまま持った状態でカウント終わったら、ユナだけの犠牲で済まない?」
「先生、何言ってんの! ユナちゃん、いいから出して!」
フェルマータが怒り、ユナは石碑を村の地面に設置する。
「ごめんなさい、つい」
そして、皆が覚悟を決める。
フェルマータが戦槌と大盾を。
マナが魔導書を。
ローリエが日傘を。
ユナがハルバードを。
それぞれ構え。
ローリエの全体基本強化。
「『生命力上昇』『自己治癒力上昇』『物理防御力上昇』」
フェルマータの全体基本強化。
「『視覚強化/千里眼付与』『『回復量、強化量上昇』『『防御的逆境付与』」
加えて盾防御スキル。
『短時間・全被害5割カット』
マナの自己強化。
「『解呪保持』」
ユナは自信なさげに。武器で防御態勢を取る。
これで。
全員、戦闘準備を終えた。
ユナがカウントする。
「9、8、7、6、5、4、3、2、1、――」
『ゼロ』がカウントされる。
誰もが真剣な表情で。
石碑が何を起こすのかを見守った。
しかし、何も起こらない。
アレ? もしかして期待させといて何もないパターン?
っと、ローリエが思った時。
ローリエだけでなく、皆が、少しだけ油断をしたとき。
ピキリ、と石碑にひびが入った。
そして、その亀裂は、少しずつ数を増していく。
――石碑が壊れる。
パラパラと。
大きな石の塊が砕け散った。
そうして――。
「えっ!?」
剥がれた石の破片のその中から。
折りたたまれていた四肢を広げ。
二本の腕と二本の脚と二枚の翼と、長い尾を持った魔物が、立ち上がる。
その大きさは、競走馬程の大きさで。
「どら、ごん……?」
フェルマータが呟き。
マナが呟く。
「ええ、子竜だわ……」
「でも……」
とローリエ。
ああ。
それは。ドラゴンだった。
紛れもない。成竜からすれば、小さいが。2~3メートルはあるだろう。
そんな大きな、伝説上の最強種族だった。
だが。
「……うっ!」
その異様な見た目に、ユナは目を背ける。
「――なにこれ!?」
フェルマータは目を丸くし。
マナは冷静に感想を述べる。
「腐ってるわね……」と。
そう。
そのドラゴンは、産まれた時から死んでいた。
なにせ、アンデッドなのだから。
「ドラゴンゾンビじゃん!」
正しくは、インファントドラゴンゾンビ
石化した卵の欠片。
それが散らばる地面に、ぼたぼたと腐りきった内臓を零し。
露出した強靭で太い骨格。
ボロ傘のような翼。
所々に張り付いた竜鱗を含む厚い皮膚。
そして、心臓に点る、青緑色の霊的な炎、点る眼光。
そいつが、一歩を踏み出す。
すかさず。
フェルマータが、挑発スキルを使って、注意を引き付けようとした時。
マナが止めた。
「まって、フェル。これ……たぶん、敵じゃないわ」
「えッ?」
「赤のメガネで見てみて」
マナに言われるまま。
フェルマータは、【赤のメガネ】というアイテムを取り出して装着する。
中程度クラスの能力看破スキルが付いた装備だ。
それで見ると。
「あ、これ、騎乗可能ペットよ」
「ペ、ペットなんですか、これが?」
マナはやっぱり、と言う顔で。
どう見ても敵にしかみえないこいつが、ペットと言うことで。
ローリエは、胡乱な表情で。
「うん……ユナちゃんに帰属されてる」
小さなドラゴンゾンビが、おぼつかない足取りで歩く。
産まれたてで。
ヨロヨロと。
それこそ、産まれたての小鹿のように。
歩む先は、ユナの所だ。
ドラゴンゾンビは、ユナの元に来て。
その傍に座り込んだ。
これが、まともなドラゴンや、馬だったなら。
かわいい、かっこいい、とだれもが称賛しただろう。
でも。
「……う、うぅぅ……」
ユナはあんまり嬉しくなかった。
だって、怖いし、汚いし、死んでるし。
しかもVRで再現された臨場感たっぷりのビジュアルの所為で。
めっちゃ、グロテスク。
腐臭が再現されていなくて本当に良かった。
迷惑そうな顔のユナを、ローリエは励まそうとして。
「な、なつかれてるぅ。か、かわいい。ね、ユナさん」
「せ、先輩、本気でそう思います!?」
すりすり、と。
骨ばった。否。マジで骨の。
顔をユナの身体に擦り付けて甘えた様子のドラゴンは、仕草こそ幼く可愛いが。
「うん……」
肯定しながら、ローリエは目を背けた。
「こっち見て言ってください、先輩」
「カ、カワイイデス、ヨ」
「あー、全然こっち見てないです。もう1回」
「ソンナコトナイデス、ヨ」
ローリエとユナは、暫くの間、そんな問答をループさせるのでした。
「『武具効力保護』『物・魔・会心回避上昇』『盾防御反応上昇』『移動妨害領域展開』『被回復量上昇』――……」
盾スキル、金属鎧スキル等の防御スキルで自己強化を施していく。
「準備ですか?」
「爆弾じゃないにしても、何が起こるか解らないわけでしょ? いざって時のためにね」
そんなフェルマータに。
冷静なマナがすまし顔で。
というか、いつものジト目顔で突っ込みを入れる。
「それなら、こんな訓練所に置いといたらダメよ。お店が吹き飛ぶわよ?」
はっ。
とマナ以外の皆が一斉に、理解した。
新築のお店を吹き飛ばしたら、きっとマスターはゲームを引退してしまう。
そんな無慈悲な真似はできない。
カウントダウンは、あと5分もない。
ヤバイヤバイ。
「えっと、どうするんですか」
とローリエ。
マナが指示を出す。
「ユナはそれ1回インベントリに仕舞って。急いでどこか辺境に持っていかないと。ロリは風スキルに移動力上がるヤツあったらかけて頂戴」
「はい!」
「あッ、はいっ」
ユナが指示通り、石碑を仕舞い。
ローリエが範囲を全員に拡大した、【敏捷性上昇】と【非戦闘時移動力向上】のスキルを使用する。
幸い、『ミミズクと猫・亭』は首都中央広場に近い。
移動力アップがかかっていることもあり。
時空結晶まで20秒もかからない。
パーティメンバーは急いで中央へ走る。
そしてそこで慌てる。
どこへ? どこへ?
そこで、ローリエが思い当たる場所を思い出し。
「あ、あの。ここからすぐ北の村でしたら、確か誰も居なかったと思います」
「ノーザンレイク? バルニエヤ? ゼセ? それとも、ノスフェラトゥのとこ?」
「え、えっとぉ」
マナに、北方に位置する町や村を怒涛の勢いで並べられ、ローリエは一瞬怯んだ。
さすがに大都市の名は入っていないが。
しかしよく考えたら、人口的に選択肢に入らない町と村が混じっていて。
マナも慌てているのだと解る。
ローリエは。
「たしか、ゼセの村です!」
「よし、そこね!」
フェルマータが跳ぶ。
それに続き、皆がゼセの村に空間転送を開いた。
すぐに、誰も居ない過疎過ぎる村、ゼセに到着する。
さすがにNPCは居るが、NPCはどうなろうと知ったことではない。
「あと50秒です!」
そんなところで、マナは無慈悲なことを言い出す。
「ユナがそのまま持った状態でカウント終わったら、ユナだけの犠牲で済まない?」
「先生、何言ってんの! ユナちゃん、いいから出して!」
フェルマータが怒り、ユナは石碑を村の地面に設置する。
「ごめんなさい、つい」
そして、皆が覚悟を決める。
フェルマータが戦槌と大盾を。
マナが魔導書を。
ローリエが日傘を。
ユナがハルバードを。
それぞれ構え。
ローリエの全体基本強化。
「『生命力上昇』『自己治癒力上昇』『物理防御力上昇』」
フェルマータの全体基本強化。
「『視覚強化/千里眼付与』『『回復量、強化量上昇』『『防御的逆境付与』」
加えて盾防御スキル。
『短時間・全被害5割カット』
マナの自己強化。
「『解呪保持』」
ユナは自信なさげに。武器で防御態勢を取る。
これで。
全員、戦闘準備を終えた。
ユナがカウントする。
「9、8、7、6、5、4、3、2、1、――」
『ゼロ』がカウントされる。
誰もが真剣な表情で。
石碑が何を起こすのかを見守った。
しかし、何も起こらない。
アレ? もしかして期待させといて何もないパターン?
っと、ローリエが思った時。
ローリエだけでなく、皆が、少しだけ油断をしたとき。
ピキリ、と石碑にひびが入った。
そして、その亀裂は、少しずつ数を増していく。
――石碑が壊れる。
パラパラと。
大きな石の塊が砕け散った。
そうして――。
「えっ!?」
剥がれた石の破片のその中から。
折りたたまれていた四肢を広げ。
二本の腕と二本の脚と二枚の翼と、長い尾を持った魔物が、立ち上がる。
その大きさは、競走馬程の大きさで。
「どら、ごん……?」
フェルマータが呟き。
マナが呟く。
「ええ、子竜だわ……」
「でも……」
とローリエ。
ああ。
それは。ドラゴンだった。
紛れもない。成竜からすれば、小さいが。2~3メートルはあるだろう。
そんな大きな、伝説上の最強種族だった。
だが。
「……うっ!」
その異様な見た目に、ユナは目を背ける。
「――なにこれ!?」
フェルマータは目を丸くし。
マナは冷静に感想を述べる。
「腐ってるわね……」と。
そう。
そのドラゴンは、産まれた時から死んでいた。
なにせ、アンデッドなのだから。
「ドラゴンゾンビじゃん!」
正しくは、インファントドラゴンゾンビ
石化した卵の欠片。
それが散らばる地面に、ぼたぼたと腐りきった内臓を零し。
露出した強靭で太い骨格。
ボロ傘のような翼。
所々に張り付いた竜鱗を含む厚い皮膚。
そして、心臓に点る、青緑色の霊的な炎、点る眼光。
そいつが、一歩を踏み出す。
すかさず。
フェルマータが、挑発スキルを使って、注意を引き付けようとした時。
マナが止めた。
「まって、フェル。これ……たぶん、敵じゃないわ」
「えッ?」
「赤のメガネで見てみて」
マナに言われるまま。
フェルマータは、【赤のメガネ】というアイテムを取り出して装着する。
中程度クラスの能力看破スキルが付いた装備だ。
それで見ると。
「あ、これ、騎乗可能ペットよ」
「ペ、ペットなんですか、これが?」
マナはやっぱり、と言う顔で。
どう見ても敵にしかみえないこいつが、ペットと言うことで。
ローリエは、胡乱な表情で。
「うん……ユナちゃんに帰属されてる」
小さなドラゴンゾンビが、おぼつかない足取りで歩く。
産まれたてで。
ヨロヨロと。
それこそ、産まれたての小鹿のように。
歩む先は、ユナの所だ。
ドラゴンゾンビは、ユナの元に来て。
その傍に座り込んだ。
これが、まともなドラゴンや、馬だったなら。
かわいい、かっこいい、とだれもが称賛しただろう。
でも。
「……う、うぅぅ……」
ユナはあんまり嬉しくなかった。
だって、怖いし、汚いし、死んでるし。
しかもVRで再現された臨場感たっぷりのビジュアルの所為で。
めっちゃ、グロテスク。
腐臭が再現されていなくて本当に良かった。
迷惑そうな顔のユナを、ローリエは励まそうとして。
「な、なつかれてるぅ。か、かわいい。ね、ユナさん」
「せ、先輩、本気でそう思います!?」
すりすり、と。
骨ばった。否。マジで骨の。
顔をユナの身体に擦り付けて甘えた様子のドラゴンは、仕草こそ幼く可愛いが。
「うん……」
肯定しながら、ローリエは目を背けた。
「こっち見て言ってください、先輩」
「カ、カワイイデス、ヨ」
「あー、全然こっち見てないです。もう1回」
「ソンナコトナイデス、ヨ」
ローリエとユナは、暫くの間、そんな問答をループさせるのでした。
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