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茶番 「本当にコメントください!」
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ノエル(以下ノ)「『魔王から学ぶ魔王の倒し方』をご覧いただきありがとうございます。私の名前はノエル・カタラ―ナといいます。今日は精いっぱい頑張りますのでよろしくお願いします」
ホ「……なあノエル」
ノ「なあに?」
ホ「なんでここにいるんだ?bitterの奴はどうした?」
ノ「bitterさんはノエルに『台本』渡してどこか行っちゃった」
フ「なぜじゃ?最近は自分を本編に出そうと画策しておると聞いたが、そんな奴が唯一の出番の茶番に出ないとはおかしいじゃろ」
ノ「ノエルも『あとはまかせたよ』ってしか聞いてないよ?」
ホ「何かしらあることは明白だな。とりあえず、台本進めていくか。出来るかノエル?」
ノ「うん!まかせて!」
フ「それで?今回はなにをするんじゃ?」
ノ「えーっと、まずはお知らせがあります。なんと!」
ホ&フ「「なんと!」」
ノ「書籍化します!」
ホ「……そういうことか」
フ「……これやりたいがためにノエルを使ったのか」
ホ「自分はボコボコにされたくない。だが書籍化の下りはやりたい。だから俺たちが手出しできないノエルに頼んだ訳か」
フ「そこまでしてアレをやりたかったのか。なんというか、執念深いのう」
ノ「?、どういうこと?」
ホ「ノエルは知らなくていい」
フ「で?本当のお知らせはあるのか?」
ノ「えーっとね、『このたび、ブックマークが二人増えて評価もしてもらいました!』って書いてある」
ホ「おお、それはすごいな」
フ「すこしづつでもこの小説の事を知ってもらえるとよいのう」
ノ「あ、『でもコメントがあるともっとやる気が出るんだけどなー[壁]д・)ちらぁ』とも書いてあるよ?」
フ「お礼の後に堂々と要求したぞこいつ。どんだけ面の皮が厚いんじゃ」
ホ「だが、あいつコメント確認一日三回はしてるぜ?一度コメント付いた時すげーはしゃいでいたしな」
フ「時間ない筈じゃのに何やってるんじゃあいつは」
ノ「それでね今回は『第一回チキチキ コメント募集大会』をやるんだって」
フ「なんじゃ、そのよくわからん大会は」
ホ「間違いなく二回目は無いな」
ノ「ルールは三人でコメントをつけてもらえるようにアピールしあうんだって」
フ「壮大なコメント乞食じゃのう」
ホ「一話分かけてやるもんな」
ノ「それでね、大きな制限が一つだけあって、一つの括弧に収めることだって」
ホ「なるほど、長すぎると見栄えが悪い、短すぎると伝わらないわけか。三人は俺とフランとノエルでいいのか?」
ノ「そうみたい」
フ「コメントをしたくなるようにアピールか。意外と難しいのう」
ホ「そうか?俺には簡単だぞ?」
フ「ほう?」
ノ「じゃあ一番目はホウリお兄ちゃんね」
ホ「分かった。いつでもいいぜ」
ノ「じゃあ、ホウリお兄ちゃんのアピールどうぞ!」
ホ「コメントくれたらフランが脱ぎます」
フ「脱ぐわけないじゃろ!」
ホ「(ガスっ)たわらばっ!」
ノ「えーっと、『不適切な発言をした場合は罰として最後に謎かけをするように。どうせホウリだろうけど』だって」
ホ「……当たっているだけになんも言えねぇ」
フ「ええい!次はわしがやる!」
ノ「じゃあ、フランお姉ちゃんのアピールどうぞ!」
フ「コメントするとホウリとナップが絡みます」
ホ「お前も大概じゃねぇか!」
フ「うるさい!お互いさまじゃろ!」
ホ「大体、今の発言は不適切だろうが!」
ノ「えーっと、『絡むだけだとどのような感じになるのかわからないためセーフ』だって」
ホ「理不尽だ!」
フ「もう諦めるんじゃな。で、最後はノエルか」
ノ「うん!頑張る!」
ホ「じゃあ、俺が掛け声入れるぞ。それでは、ノエルのアピールどうぞ!」
ノ「コメント頂けたらそのコメントを反映出来るように頑張ります。なので良い点でも悪い点でも気軽にコメント下さい。よろしくお願いします」
ホ「………………」
フ「………………」
ノ「あれ?どうしたの?」
ホ「いや、自分の心の汚さを思い知っただけだ」
フ「順位を付けるなら間違いなくノエルが1位じゃな」
ノ「わーい、ほめられた♪」
ホ「じゃあ、今回はこれで終わりだな。俺の謎掛けで終わりなんだっけか。お題とかあるのか?」
フ「潔いのう」
ホ「色々諦めただけだ」
ノ「えーっと、お題は『コメント』だって」
フ「最後までコメントをねだっていくか」
ホ「今回はそういう回なんだろ。じゃあノエル、カウントダウン頼めるか?」
ノ「うん!じゃあ、ホウリお兄ちゃんの謎掛けまで3…2…1…どうぞ!」
ホ「『コメント』と掛けまして『バッターの実力』と解きます。その心は、どちらも『打たないと伝わらない』でしょう」
ノ「……ノエルは良かったと思うよ?」
ホ「そっとしておいてくれ、優しさが余計に痛い……」
フ「では、ここまでご覧いただきありがとうございました」
ノ「また見てくれると嬉しいです」
フ「せーの」
フ&ノ「「さよーならー」」
ホ「………………」
ホ「……なあノエル」
ノ「なあに?」
ホ「なんでここにいるんだ?bitterの奴はどうした?」
ノ「bitterさんはノエルに『台本』渡してどこか行っちゃった」
フ「なぜじゃ?最近は自分を本編に出そうと画策しておると聞いたが、そんな奴が唯一の出番の茶番に出ないとはおかしいじゃろ」
ノ「ノエルも『あとはまかせたよ』ってしか聞いてないよ?」
ホ「何かしらあることは明白だな。とりあえず、台本進めていくか。出来るかノエル?」
ノ「うん!まかせて!」
フ「それで?今回はなにをするんじゃ?」
ノ「えーっと、まずはお知らせがあります。なんと!」
ホ&フ「「なんと!」」
ノ「書籍化します!」
ホ「……そういうことか」
フ「……これやりたいがためにノエルを使ったのか」
ホ「自分はボコボコにされたくない。だが書籍化の下りはやりたい。だから俺たちが手出しできないノエルに頼んだ訳か」
フ「そこまでしてアレをやりたかったのか。なんというか、執念深いのう」
ノ「?、どういうこと?」
ホ「ノエルは知らなくていい」
フ「で?本当のお知らせはあるのか?」
ノ「えーっとね、『このたび、ブックマークが二人増えて評価もしてもらいました!』って書いてある」
ホ「おお、それはすごいな」
フ「すこしづつでもこの小説の事を知ってもらえるとよいのう」
ノ「あ、『でもコメントがあるともっとやる気が出るんだけどなー[壁]д・)ちらぁ』とも書いてあるよ?」
フ「お礼の後に堂々と要求したぞこいつ。どんだけ面の皮が厚いんじゃ」
ホ「だが、あいつコメント確認一日三回はしてるぜ?一度コメント付いた時すげーはしゃいでいたしな」
フ「時間ない筈じゃのに何やってるんじゃあいつは」
ノ「それでね今回は『第一回チキチキ コメント募集大会』をやるんだって」
フ「なんじゃ、そのよくわからん大会は」
ホ「間違いなく二回目は無いな」
ノ「ルールは三人でコメントをつけてもらえるようにアピールしあうんだって」
フ「壮大なコメント乞食じゃのう」
ホ「一話分かけてやるもんな」
ノ「それでね、大きな制限が一つだけあって、一つの括弧に収めることだって」
ホ「なるほど、長すぎると見栄えが悪い、短すぎると伝わらないわけか。三人は俺とフランとノエルでいいのか?」
ノ「そうみたい」
フ「コメントをしたくなるようにアピールか。意外と難しいのう」
ホ「そうか?俺には簡単だぞ?」
フ「ほう?」
ノ「じゃあ一番目はホウリお兄ちゃんね」
ホ「分かった。いつでもいいぜ」
ノ「じゃあ、ホウリお兄ちゃんのアピールどうぞ!」
ホ「コメントくれたらフランが脱ぎます」
フ「脱ぐわけないじゃろ!」
ホ「(ガスっ)たわらばっ!」
ノ「えーっと、『不適切な発言をした場合は罰として最後に謎かけをするように。どうせホウリだろうけど』だって」
ホ「……当たっているだけになんも言えねぇ」
フ「ええい!次はわしがやる!」
ノ「じゃあ、フランお姉ちゃんのアピールどうぞ!」
フ「コメントするとホウリとナップが絡みます」
ホ「お前も大概じゃねぇか!」
フ「うるさい!お互いさまじゃろ!」
ホ「大体、今の発言は不適切だろうが!」
ノ「えーっと、『絡むだけだとどのような感じになるのかわからないためセーフ』だって」
ホ「理不尽だ!」
フ「もう諦めるんじゃな。で、最後はノエルか」
ノ「うん!頑張る!」
ホ「じゃあ、俺が掛け声入れるぞ。それでは、ノエルのアピールどうぞ!」
ノ「コメント頂けたらそのコメントを反映出来るように頑張ります。なので良い点でも悪い点でも気軽にコメント下さい。よろしくお願いします」
ホ「………………」
フ「………………」
ノ「あれ?どうしたの?」
ホ「いや、自分の心の汚さを思い知っただけだ」
フ「順位を付けるなら間違いなくノエルが1位じゃな」
ノ「わーい、ほめられた♪」
ホ「じゃあ、今回はこれで終わりだな。俺の謎掛けで終わりなんだっけか。お題とかあるのか?」
フ「潔いのう」
ホ「色々諦めただけだ」
ノ「えーっと、お題は『コメント』だって」
フ「最後までコメントをねだっていくか」
ホ「今回はそういう回なんだろ。じゃあノエル、カウントダウン頼めるか?」
ノ「うん!じゃあ、ホウリお兄ちゃんの謎掛けまで3…2…1…どうぞ!」
ホ「『コメント』と掛けまして『バッターの実力』と解きます。その心は、どちらも『打たないと伝わらない』でしょう」
ノ「……ノエルは良かったと思うよ?」
ホ「そっとしておいてくれ、優しさが余計に痛い……」
フ「では、ここまでご覧いただきありがとうございました」
ノ「また見てくれると嬉しいです」
フ「せーの」
フ&ノ「「さよーならー」」
ホ「………………」
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