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鬼姫分署

警視庁鬼姫交番つづき分署

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痛快娯楽小説「鬼姫分署」、、「鬼姫交番」続編

(1)警視庁鬼姫分署、、始動開始)
警視庁特別捜査班として、「鬼姫分署」を設置することになった。
最高責任者は警視総監であり、直属の管理官は榊原警視刑事部長であり、、指揮官は綾小路警視分署長で始動開始した。
警視庁関係のあらゆる警察部署からも独立した捜査機関と
して、干渉を受けることは無かった。
法曹関係の捜査調査も独立して出来る分署として設けられた。
そして、全国の警察関係から専門職が集められた特殊部署であった。その捜査メンバーは秘密裏に動いた。
今までのような癒着や繋がりは関係なく捜査の出来る権限を与えれれたいた。
今回は連続殺人が4人目にもなり、未だ犯人の影さえ見えてこないので、鬼姫分署は優先して捜査することになった。
綾小路警視は目星をつけ始めたいた犯人像を追いかけることにした。今までは警察力の捜査では入り込めない領域があったためであった。
綾小路警視は分署の捜査員を二人一組で捜査を始めた。

(綾小路警視は感謝した、、、分署設立をしてくれた父に)
綾小路警視分署長は今回の連続殺人事件は検察庁内に関係者がいると睨んで、、鬼姫分署の捜査員を分散して、検察庁検事の不振に思う検事の時間外尾行を行った。
綾小路警視が睨んだ検事には怪しい動きはなかった。
綾小路警視は果と困っていた。。。そして、鬼姫分署の捜査員を集めて捜査会議を開いた。
左近寺警部が意見を述べた、、、、
「警視、、、連続殺人事件の犯人などは、常識では考えられない行動、思考力を持っていますから、、、今回のような連続殺人は奇人や精神異常者が考えられますよ、、、」
「従って、予告ができるということは、警察内部の事情を知ったうえで、予告をしながら楽しんでいるような気がします。」
「人間的には二重人格的な偏屈者ですね、、、」
そこで、左近寺警部が言うには、鬼姫分署は特別な権限を与えられているので、、、綾小路警視が怪しいと思った警察官、検事を警察、検事局に保管されている身上書から徹底して捜査し直すという手法はどうかなということになり、、、
鬼姫分署の捜査員全員で、秘密裏に捜査することにした。
そして、綾小路警視が妹を殺された検事を覗いて、警視庁、検事局の法曹関係の人間を見直していった。
時間はかかった。
その間に5番目の殺人事件も起きた。
しかし、綾小路警視の指示のもとに、鬼姫分署は捜査を続けた。
そして、検察庁の山形検事次長に突き当たった
そして、過去の事件で、御認逮捕の殺人犯を捌いたことがあった。裁判でも再審で無罪になっていた。
その時の世間での報道、風評は酷かった。
山形検事次長は局長候補に上っており、その事件が無ければ、間違いなく検事局長に昇進していた。
更に、世間の風評にさらされ、個人的には家庭崩壊を起していた。
そんな、精神的な欠陥を持ち、それからの裁判は異常なほど厳しい求刑をしていった。
そして、全てが求刑通りにはいかなったので、警察、検事局に裁判に不満を持っていた。
綾小路警視は山形検事次長をマークして捜査を開始した。
5番目の殺人事件が起きてから、山形検事次長に尾行を張り付かせた。
今回は根気よく、交代で四六時中、捜査官を張り付かせた。

(綾小路警視分署長、、、成果を上げる)
綾小路警視分署長5番目の殺人事件が起きてから、根気よく、、山形検事次長の退庁後の行動を監視して、四六時中尾行を続けた。
山形検事次長も計画的に殺人を遂行しているので、簡単にはミスをしなかった。
山形検事次長は退庁後、必ず、寄り道をしていた。
彼は飲んで、夜のひと時の時間を楽しんでいたのであった。
いつもであると、小料理屋「桔梗」を出るとまっすぐ自宅のマンションに戻り、外出することは無かった。
綾小路警視分署長の部下の捜査員は徹夜で張り込みをしても、成果は上がらなかった。
しかし、綾小路警視分署長は間違いなく、今回の連続殺人の犯人は山形検事次長と確信していた。
そのための鬼姫分署の捜査員を交代で張り付かせていた。
綾小路警視分署長は考えた、、、、被害者は必ず、山形検事次長の取り調べた性犯罪者か、不起訴になった暴行魔になった被害者を対象に捜査していた。
しかし、今回の被害者は何処にも該当することは無く、刑が確定したもので、執行猶予者であった。
共通していることは、いずれも性犯罪者、女性を襲った暴行魔ばかりだった。
綾小路警視分署長は鬼姫分署で改めて捜査会議を開いた。
左近寺警部も参加して、狙われる被害者のリストを作り直した。
そして、根気よく山形検事次長を捜査尾行し続けた。
綾小路警視分署長がマンションに張り付いていた時、あることに気が付いた。
いつもは監視カメラに映らない、、出口は一つと決めたいたことに、、、
もしかしたら、非常階段を使ったのではないのかと、、、そうすると監視カメラには映らないで、外へ出られるのであった。
自宅マンションが30階建ての29階だからと言うことで、見落としていたようなことに。。。
綾小路警視分署長の読み通りに、山田検事次長は非常階段を利用していたのであった。
マンションはエレベーターが3基ついていたし、管理人がいつも常駐していたので、、、鬼姫分署の捜査員は確認を怠ったのであった。
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