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魔界7人衆
魔界の殺人者たちと現生の金貸しのサスペンス
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関東連合痛快娯楽小説「魔界の7
人衆」献残屋藤吉郎
将軍金貸権藤の続編サスペンス
「魔界の7人衆」
(将軍金貸権藤、、、事業を引き継ぐ魔界7人衆に)
将軍金貸権藤も今回のやくざ連中の執拗な襲撃には疲れた。永い間の金貸し業に神経を使い果たしたのであった。
そして、将軍権藤は信頼のおける仲間が出来、、、安心して身を引くことが出来るような気がしたのであった。
日本全国の悪行金融相手の競争にも疲れたような、、、少しだけゆっくりしたくなったのであった。
特に二人の初めからの側用人がなくなり、、、心が小さくなったような、、、
そして、柳生十兵衛が頼るに足りる人物になったこともあり、、人助けは魔界7人衆に託することにしたのであった。
人助けは難しい。
金を貸せばいいというわけではない。。。
金は貸せば返してもらわなければならない。。。
助けられはしたけれど、、、返すという苦労が困難が生まれるような
だからと言って、、、無償とはいかないような
その辺の兼ね合いが難しい。
人の世とは本当に難しい。
金を貸して、助けて、、、そのあとの返済がスムーズにいくようにするには。。。
これからは考えないと。。。
低金利だけでは駄目だ。。。
貸したら、、、返済する方法も一緒に考えないと。。。
魔界7人衆は考えた。
所業無常なのだ。。。。
(魔界旅人7人衆の頭を、、、、)
将軍金貸権藤が引退をして、全てを魔界旅人7人衆に任せた。そして、魔界7人衆は相談をした。
金貸などの庶民の生活に詳しい、、、大前田栄五郎を頭にして、金貸し業を動かしていくことにした。
魔界旅人7人衆は、古い新しいはこどわらかった。
頭を大前田栄五郎、、、そして、副頭を笹川の繁蔵として、、、柳生十兵衛、中山安兵衛、服部半蔵、荒木又右エ門、真田幸村を幹部旗本してスタートしたのであった。
金融会社の名称は「旅人金融」として、誰隔てなく貸し付けた。
そして、服部半蔵を頭にした「旅人リサイクル」を設立して、金属からあらゆる廃品の選別リサイクル工場を作り上げた。
返済の出来ない人、リサイクル工場で働けるようにしたのであった。
そして、運送会社も作り、運搬事業も開始した。
安心して、借入ができるようなシステムを構築していった。
広域暴力団からの嫌がらせ、横やりは入ったが、旅人金融の旗本衆が対抗していった。
(旅人金融は金融業の店舗を赤坂店一つにした)
店先を広げると守ることが困難になり、金を貸す場所を一つにして貸し出しを始めた。
それで金融店の顔を大前田栄五郎として、庶民に貸し出ししやすくしていったのであった。
庶民の心を理解する魔界旅人の中でも「やくざ出身」の大前田栄五郎と笹川の繁蔵が義理人情を介していると考えての事だった。
全国から金のゆきずまった庶民が訪れた。商いの失敗での借り入れも多かった。
やくざと分かれば絶対に貸し出しをしない。
しかし、やくざ金融で困った人々の救済は行っていった。
返済の行き詰った人たちには「働く場所」を用意して利、斡旋紹介をしたりしていった。
「魔界旅人金融」は悪商法金融の連中には面白くなかった。彼らは貸してなんぼの世界だから、、、人助けは考えていなかった。
返済ができないものからは絞るのであった。
やくざ商法の道へ引き入れていくのであった。
売春とか麻薬販売とか、、、人の道の外れた道へと。。。
そんな道へ引き連れこまれた人たちを少しでも、救済しようとしていたのであった。
新たなやくざ道を、、、、義理と人情の道へと引率していこうとしていたのであった。
そのためにも大前田栄五郎と笹川の繁蔵は当たり役だった。
そして、助けられた中には二人の侠客であった、魔界旅人に敬意を表していった。
リサイクル工場や運送会社に集まった、庶民は一つのグループをつっていった。
「大前田栄五郎一家と笹川繁蔵一家」が自然に出来上がったのであった。
貧乏人の義勇軍である、、、、そして、魔界旅人の旗本衆が、それらの用心棒となり、、、悪行やくざ金貸しに対抗していった。
(魔界旅人集団からの義勇軍誕生)
魔界旅人から「大前田栄五郎一家」と「笹川の繁蔵一家」の貧乏に集団が出来上がった。
魔界旅人金融から金を借りた貧乏人が団結したのであった.
借りた金は返済していくが、その返済も魔界旅人が運営する「旅人リサイクル」で働きながら、または紹介された事業所で働きながら返済していくのであった。
そのためにそれれの事業所や金貸しとのつながりができて、信頼感が出来上がったのである。
やくざ渡世の親分子分ではないが、一種の絆ができたのであった。
そして、人と人の助けいが生じ、円満な生活環境ができあってきたことが、、、悪商法グループの反勢力組織には邪魔な存在となったのあった。
最初はたかが、貧乏人グループのやっていることとたかをくくっていたが、見て見ぬふりの出来る状態ではなくなってきた。
全国的な組織を有して、悪商法を束ねているやくざ集団も腰を上げて、対策を打ってきた。
特に関東連合睦会と関西連合紅葉会は談合をもって、協定を結んだのであった。
関東連合睦会は金融面で痛手を被り、資金調達にひずみが生じたので、会長自ら音頭を取り、積極的に関西聯合紅葉会と手を結んだのであった。
魔界旅人金融の大前田栄五郎たちは情報を入手したので、ガードを固め、用心をしていた。
表向きは企業面をかぶった、中味はやくざである、背に腹は代えられず、やくざ牙を向きだしてきた。
魔界旅人金融に対抗して、最初は低金利で貸し出して、徐々に罠を仕掛けていくのであった。
その罠の仕掛け方が巧みであり、気が付けば覚せい剤にまで染められていくのであった。
気が付いた時には抜き差しならぬ、蟻地獄に落とされていることが多かった。
それらの罠が用意されているにも関わらず、落ちてしまう人間には弱い面があり、やくざには人を騙す技が長けていたのであった。
そのことを充分しっていた、魔界旅人の大前田栄五郎や笹川の繁蔵は注意をしていたのであるが、、、そのやくざの罠に嵌る弱者が多いのであった。
常に大前田栄五郎も笹川繁蔵も金を貸すときに、
「ほかの方が金利が安いからと言っても、、、よくよく考えてな、、、本当に何処が安いかを考えて、借りてな」
と。。。
念を押してはいたが、、、その上をいく、言葉上手がいたのであった。
(やくざ金融の蟻地獄に嵌って、、、泣き込んでくる弱者)
今回の駆け込んできた弱者は、大島健一と言う水商売をしている男であった。銀座でクラブを経営していて、お店の開業資金で1000万円を借りたのであった。
担保は内装譲渡付きで権利書を差し出した。しかし、返済が遅れたこともあって、返済合計が1500万円に膨れ上がってしまった。
そして、水商売を長くやっていたので、借りた金融会社の渡辺部長から、借金の返済を伸ばしてやるから、売春を持ち込まれたのであった。
金融会社の意気のかかった、新たなホステスを入れて、管理は金融会社がやるからと言うことで、強引にやらされていた。
管理売春をするということから始まって、覚せい剤の密売も新たに入ったホステスの間でやらせられていた。
金を借りたばっかりに、違法商売をやるようになり、金を借りた店主の大島健一は、身動きが出来なくなってしまった。
早い話が、金を借りたばっかりに、店そのものを乗っ取られてしまったのであった。
渋谷興行と言う会社が経営をしているような状態になり、何かを言うと、、、「利息をつけて金を返せ。。。」と脅してくるようになってしまった。
大島健一は人の紹介で、魔界旅人金融に駆け込んできたのであった。
大前田栄五郎は話を聞いて、、、「もう少し、早めに来てくれていれば、、、処理も難しくなかった筈と。」。。。
思ったが、、
大島健一は必死であった。やっと作り上げたお店を取られてしまう、、泣きじゃくった。
「何とか、助けてください。。。お願いします」
大前田栄五郎は、、、「兎に角、詳しく、話を聞かせてください。。。それから、相談しましょう」
と、言いながら。
「大島さん、、、大丈夫ですよ、、力になりますから、、」
大前田栄五郎は相談に乗ることにした。
(大前田栄五郎、、、男気を出して)
魔界旅人金融は大前田栄郎が受けた相談を受けることにして、笹川の繁蔵が泣き込んできた大島健一を連れて、全面に押し出している「渋谷興行」に向かった。
そして、、、渋谷興行の事務所に入り
「ごめんください、、大島さんの借り入れの事でお伺いしました笹川と言うものですが、お話の出来る方はおりますか。。」
そして、渋谷興行の渋谷支店長、中島治夫が出てきた。
「中島ですが、、、御用件は何でしょうか」
と言いながら、金融の貸し借りの交渉と知りながら、、、
とぼけて、応対をしてきた。
話しの目的が分かったので、笹川繁蔵と大島健一は事務所の応接間に通された。
笹川の繁蔵は返済について相談に来たことを告げた。
双方の考え、意見を出し合い、話し合いをしたが、まとまらなかった。
中島支店長は初めから店舗を返すつもりはなかったのであった。そのための無理難題を突き付けてきたのだった。
笹川の繁蔵は、無駄なことが分かったので、途中で引き上げることにした。
大島健一を連れて、笹川の繁蔵は会社に戻って、事情を説明した。
そして、結論はでた。
笹川の繁蔵が判断したことなので、今回の交渉は無理と諦めた。そのあと、大島健一には事情を説明して。。。
全てを「魔界旅人金融」に対応と処理を任せてもらった。
魔界世界の特権行使をすることにしたのであった。
翌日のニュースで報じられた、、、やくざ金融の仲間割れによる抗争事件として、、、渋谷興行の渋谷店は閉店をしたのであった。
(魔界旅人金融、いよいよやくざ金融業界の制覇へ乗り出す)
今回のやくざ金融の渋谷興行の抗争で、大前田栄五郎は魔界金融の仲間と
相談をした。
柳生十兵衛をはじめとした「魔界7人衆」で、日本全国のやくざ金融をすべて、
魔界力を駆使して、金融部門だけを制覇することに。。。
やくざ金融や悪徳商売による、金融部門だけでもすべてをつぶして、「魔界旅人金融」の支配下に納める計画を立てた。
どうせ、困った弱者を助けるために、やくざが運営する金融店をつぶしとぃくなら、初めから計画を立て、のっとっとり、傘下に取り入れていったほうがいいような気がしたのであった。
「魔界7人衆」が将軍の屋敷集まり、その計画を練った。
そして、服部半蔵がその計画のために踏査を始めた。
その間にトラブルが持ち込まれたなら、笹川繁蔵が頭になって解決をしていくことで。
話がまとまった。
「魔界7人衆」も一つの目標が決まり、活動がしやすくなった。
裏金融の日本制覇でぁった。
(魔界7人衆の野望)
金貸し将軍の屋敷に集まった「魔界旅人7人衆」は考え方がまとまった。
そして、将軍も賛成してくれた。
金貸し業をしていく上で、どこかでやくざ金貸しと悪徳金融業者とはぶつかることに
なるなるなら、、、初めからつぶしてしまえという手段をとることにしたのであった。
この考え方は魔界旅人7人衆全員の考え方であった。
やくざ金融、悪徳金融業者相手なので、相当トラブルというか抗争は起きると覚悟をしてのことだった。
もともと、命はないもの。。。魔界の人間だから。。。この世の法律にも縛られない者同士だから、、、怖いものはない。。。
そんな強気な考えで、悪徳金融制覇への意欲を持ったのであった。
一度は浮世を生きた人間である、、、魔界に転じて、たまたま、金貸し将軍との出会いで、再び浮世に生きている、彼らであった。
浮世時代には多くの人殺しをしてきた魔界人であるが、、、金貸し将軍との出会いで、戦争や仇討や決闘での人殺しではなく、、、、弱者の救済での悪人退治という言い訳ができるようなことが、今の救い文句であった。
服部半蔵の調べで、まずは、一番あくどい金貸しをしている業者から手をかけることにした。その結果、東京新宿で金融業を営んでいる「東京金融株式会社」が出てきた。
大手会社への金融ならまだしも、、、個人商売相手にあくどく金を貸しては、不動産の取り立て差し押さえ、挙句は覚せい剤の密売、売春までさせては、弱者の生き血を吸っている吸血鬼みたいな業者がいたのであった。
中身はやくざだった。。。まずは血祭りにあげる金融業者が見つかった。
その業者の実態を調べて、つぶす計画を立てた。
(悪徳金貸しつぶしの戦い)
新宿歌舞伎町で水商売関係に金融を専門に営業している「東京金融株式会社」がある。
資金はどうしているか不明だが,、かなりあくどく金貸しをしている。。。。その場で必要な金を直貸してくれるので、、、諜報に利用している。
しかし、返済がきつかった。
10日で1割とか、5割とか利息が高く、、、借りるときはいいのだが返す時には苦労している。人とはつい、返せると思い借りてしまう。。。面倒な手間暇がないために、借りるのであった。
実際はなかなか、返せないものなのだ、、、そして、きつい取り立てに追い込まれて、身の破滅が待っているのであった。
やくざが人のためには金は貸さない、、、必ず見返りを求めるのであった。
逃がすはずがない。。。
必ず追い込まれる。
「返せなければ、体で返してもらうと。。。」脅かされる。
暴力金融の手口であり、、どんな手を使っても追い込まれる。
そんな弱者が逃げ込んでくる。
「魔界旅人金貸し金融」はそんな連中を助けていた。
そして、今回は「東京金融株式会社」のあくどい、金融と取り立てに腹がたってきた。
弱者を助けるだけではだめだと、、、元を絶たなけらばと、、、大前田栄五郎は思った。
魔界旅人7人衆は相談をして、、、抹殺計画を立てた。
(抹殺)
魔界旅人7人衆はいつも考えていた。弱者はその場限りを助けるだけではだめだと、、、
元の元凶、、悪道金貸しをつぶさなければだめだと思い、、、「東京金融株式会社」を抹消しなければ解決しないと、、、、
魔界旅人7人衆は調べた。東京金融株式会社の悪業を、、、麻薬密売、売春行為と金貸しより多すぎる。
金貸し業の本業より副業がおおすぎるのだ。
実際の仕事も麻薬密売に力を入れて、、、その結果の副業として差し押さえた物件、お店などで売春をしていた。
魔界旅人7人衆は相談の結果、つぶすことにした。
東京金融株式会社は関東連合睦会の傘下にあったので、当然、睦会との闘争が起きた。
初めから魔界旅人7人衆は喧嘩を売るつもりだったので。。。
関東連合睦会からの出方を待っていた。
関東連合睦会の本部から神田という幹部組員がやってきた。
「魔界旅人金融の責任者はおりますか、、、お会いしたいのですが、、」
と、、、受付社員が取り次いできた。
そして、魔界旅人金融の赤坂店にいた笹川繁蔵が対応した。
「私、副店長を務めます笹川と申します、、、、用件は東京金融株式会社の件ですね。。
どうぞ、、、入ってください」
と言われて、応接間に通った。
関東連合睦会の神田幹部は「東京金融株式会社の決着はどうしてくれますか、、、どう処理してくれますか、、、ご返答をしていただけますか」
対応を聞かせてほしいとのことであった。
笹川繁蔵からは、」」、「お宅の関連会社、、、東京金融株式会社が金融業から余りにも一脱していたので、、、債権者の味方に手助けをしただけですよ。。。」
「そのことで、文句があるなら、出るところへ出てもいいし、、、いつでも関東連合睦会が相手ならいつでも相手しますよ。。。あまり、あくどい金貸しはしないほうがいいのではないですか」
「いつでも来てください、、、、待ってますから」
と笹川繁蔵は追い返した。
(関東連合睦会の反撃)
関東連合睦会本部に戻った幹部組員の神田は、魔界旅人金融の対応を報告した。
連合睦会の佐藤会長他の幹部連中は激怒して、若頭の白鳥紘一は「ふざけるな、、、たかが、町金融が。。。」
他の幹部連中も、、、「ちょっと、なめられてるな、、、痛い目を合わせないと、ダメだな、これは、、、」
佐藤会長も「以前から、魔界旅人金融にはなめられてるな、、、素人と思って我慢してたが、、、、
「この辺で少し、痛めておこうか、、、白鳥、お前が指揮を執って、つぶしておけ、、、」
「わかりました、、、明日にでも挨拶にいってきますよ、、、、神田、4,5人でいいから、頑丈なやつをそろええ置くように」
関東連合睦会としては佐藤会長の了解を得たので、行動を移すことにした。
そして、早速、関東連合睦会の白鳥若頭は組人5人を連れて、赤坂の魔界旅人金融を訪ねた。
「ごめんよ、、、関東連合睦会の白鳥といいますが、、責任者の方はいますか、、、」
白鳥若頭が挨拶をして、魔界旅人金融の受付に取次ぎを頼んだら、、、その日は大前田理事長が出てきた。
「はい、、、責任者の大前田と申します」と対応をした。
そして、応接間に通して話を聞くことにした。
「大前田さん、、、随分と仁義に外れたことをしてくれましたね、、、、この始末はどうつけてけれますか。。。返事を聞きたいのですが」
「白鳥さん、、、道に外れているとは思いませんがね、、、、そちらが人道に外れた非道をしたと思っていますが、、、、」
「へえーーそうですか、、、大前田さんたちは私たちの金融にケチをつけるんですか、、、」
「そんなつもりはありませんよ、、、、あまりにも酷いやり方、取り立てに文句がいいたいだけですが、、、、」
大前田栄五郎は更に付け加えた。
「助けを求めてきた人たちを救っただけですよ。。。。私たちに文句があるなら、いつでも相手しますよ。」
関東連合睦会の白鳥若頭は、、、、「そうですか、、、私たちに喧嘩を売るんですね。。。そうとっていいですね、、」
「大前田さん、、、関東連合睦会に喧嘩を売るんですね、、、よく、分かりました、徹底的にやりましょう、、、今ここで
やってもいいですが、、、今日の結果を持ち帰って、連絡ししますので。。。。。後悔しないでくださいよ。。」
と、関東連合睦会の白鳥若頭は引き上げていった。
大前田栄五郎も覚悟した。。。。正面切っての喧嘩に,、、抗争に。。。
関東連合睦会と魔界旅人金融の金融喧嘩始まる)
関東連合睦会の若頭白鳥龍児が引き上げた、その晩に赤坂の魔界旅人金融に関東連合睦会の奇襲があった。
深夜であったが、魔界旅人金融も覚悟していたので、いつ襲われてもいいと思い準備をしていたので、対応ができた。
笹川繁蔵をはじめ荒木又右エ門、中山安兵衛、服部半蔵の人切軍団が待ってたので、10人のやくざ連中はいとも簡単に
撃退されてしまった。
生き残った一人のやくざは事務所に戻り報告をしていた。
「魔界金融の連中は強くて、、、とても歯が立たないよ、、」と血だらけになって戻ってきた。
「まるで化け物だよ、、、、大砲でもぶち込まないと、、、だめだ、、」
それを聞いた若頭の白鳥龍児は、、、
「馬鹿野郎、、他の連中はやられたのか。。。」
「わかった、もう一度、乗り込もう。。。今度は機関銃と拳銃でな、、、、
20人用意して、俺も行くから、、、、」
関東連合睦会もあせった。
若頭白鳥龍児も覚悟を決めて,取り掛かった。
若頭白鳥は関東連合の面子に懸けて。。。。意地に懸けても
(命を懸けた殴り込み。。。関東連合睦会)
関東連合睦会の白鳥龍児若頭も素人の金貸しになめられたものと、やくざの面子に懸けて潰してやろうと、
本気になって取り掛かった。
若い者を前に「馬鹿野郎、、、、このままではやくざで飯が食えるか、、、」と、どなりまわしていた。
そして、用意して銃や機関銃を振り回して、わめていた。
集めるだけの人間を集めて、夜中に「魔訶旅人金融」の事務所に乗り込んだ。
できるだけ、静かに店舗兼事務所に忍び込んで、一斉に銃を発砲した。
魔界7人衆も待ち構えていたので、関東連合睦会が何人来ても対応できた。
関東連合睦会が来ても、魔訶世界の人間だ、、、、
あっという間にかたずけられた。
殴りこんだやくざが、銃を撃っても撃っても死なないのだから、、、かなうわけがない。
白鳥若頭は引き上げた。
そして、二度と魔訶旅人金融には手を出さなかった。
(魔訶旅人金融には、やくざ世界の金融は手出し無用となった)
関東連合睦会との抗争があってからは、やくざ業界の金融関係は魔訶旅人金融に遠慮をするようになった。
どうも変だぞと思うようになった。人間社会の抗争なら、相手も死人が出るはずが、出ないでいる、、、、
魔界の世界の人間たちと抗争をしているようだ。。。まるで化け物集団と戦っているようだと、、、噂が出始めていた。
今後、魔訶旅人金融とは関わらないほうがいいということになってきたのであった、、、、魔訶旅人金融は金融だけに絡んでくるので、、、やくざ金融は避けるようになった。
関東連合睦会との抗争があってからは、、、「魔訶旅人金融」には一切、関わらなくなった。
そして、金融ごとでぶつかつたときには、話し合いで、やくざ金融側が引き下がっていった。
魔訶旅人金融と競っても負けるからで、初めから競合しないよに勤めていた。
(魔訶7人衆の金融並びに救済事業は、、、、、)
やくざ世界の関東連合睦会との抗争があり、、、決着がついてからは、「魔訶7人衆金融」とのあいだの
金融関係の仕事は話し合いになった。
御互いに商いで争っても、損はしても利益にならないので、、、お互いが譲り会うようになっていった。
「魔訶7人衆金融」は金融業と、弱者の救済事業に専念をしだしたのであった。
新宿周辺の弱きもの、、、、女たちの不合理な事情に絡んだトラブルは、「魔訶7人衆金融」が助けられれば、、、
助けを求められれば、、、助けていった、、、、。
金融業と「お助け業」を生業としていった。。。。。
魔訶7人衆は「金の力と」「不思議な武力を」駆使して、、、汚れた社会の清涼剤として、、
動き出した,、、、これからも弱者の味方で、、、本物の悪を叩きのめして。。。
魔訶7人衆が今まで、数多くの「人殺し」をしてきたことに対しての、、ほんの少しだけ「償い」
をしていったのであった。
人衆」献残屋藤吉郎
将軍金貸権藤の続編サスペンス
「魔界の7人衆」
(将軍金貸権藤、、、事業を引き継ぐ魔界7人衆に)
将軍金貸権藤も今回のやくざ連中の執拗な襲撃には疲れた。永い間の金貸し業に神経を使い果たしたのであった。
そして、将軍権藤は信頼のおける仲間が出来、、、安心して身を引くことが出来るような気がしたのであった。
日本全国の悪行金融相手の競争にも疲れたような、、、少しだけゆっくりしたくなったのであった。
特に二人の初めからの側用人がなくなり、、、心が小さくなったような、、、
そして、柳生十兵衛が頼るに足りる人物になったこともあり、、人助けは魔界7人衆に託することにしたのであった。
人助けは難しい。
金を貸せばいいというわけではない。。。
金は貸せば返してもらわなければならない。。。
助けられはしたけれど、、、返すという苦労が困難が生まれるような
だからと言って、、、無償とはいかないような
その辺の兼ね合いが難しい。
人の世とは本当に難しい。
金を貸して、助けて、、、そのあとの返済がスムーズにいくようにするには。。。
これからは考えないと。。。
低金利だけでは駄目だ。。。
貸したら、、、返済する方法も一緒に考えないと。。。
魔界7人衆は考えた。
所業無常なのだ。。。。
(魔界旅人7人衆の頭を、、、、)
将軍金貸権藤が引退をして、全てを魔界旅人7人衆に任せた。そして、魔界7人衆は相談をした。
金貸などの庶民の生活に詳しい、、、大前田栄五郎を頭にして、金貸し業を動かしていくことにした。
魔界旅人7人衆は、古い新しいはこどわらかった。
頭を大前田栄五郎、、、そして、副頭を笹川の繁蔵として、、、柳生十兵衛、中山安兵衛、服部半蔵、荒木又右エ門、真田幸村を幹部旗本してスタートしたのであった。
金融会社の名称は「旅人金融」として、誰隔てなく貸し付けた。
そして、服部半蔵を頭にした「旅人リサイクル」を設立して、金属からあらゆる廃品の選別リサイクル工場を作り上げた。
返済の出来ない人、リサイクル工場で働けるようにしたのであった。
そして、運送会社も作り、運搬事業も開始した。
安心して、借入ができるようなシステムを構築していった。
広域暴力団からの嫌がらせ、横やりは入ったが、旅人金融の旗本衆が対抗していった。
(旅人金融は金融業の店舗を赤坂店一つにした)
店先を広げると守ることが困難になり、金を貸す場所を一つにして貸し出しを始めた。
それで金融店の顔を大前田栄五郎として、庶民に貸し出ししやすくしていったのであった。
庶民の心を理解する魔界旅人の中でも「やくざ出身」の大前田栄五郎と笹川の繁蔵が義理人情を介していると考えての事だった。
全国から金のゆきずまった庶民が訪れた。商いの失敗での借り入れも多かった。
やくざと分かれば絶対に貸し出しをしない。
しかし、やくざ金融で困った人々の救済は行っていった。
返済の行き詰った人たちには「働く場所」を用意して利、斡旋紹介をしたりしていった。
「魔界旅人金融」は悪商法金融の連中には面白くなかった。彼らは貸してなんぼの世界だから、、、人助けは考えていなかった。
返済ができないものからは絞るのであった。
やくざ商法の道へ引き入れていくのであった。
売春とか麻薬販売とか、、、人の道の外れた道へと。。。
そんな道へ引き連れこまれた人たちを少しでも、救済しようとしていたのであった。
新たなやくざ道を、、、、義理と人情の道へと引率していこうとしていたのであった。
そのためにも大前田栄五郎と笹川の繁蔵は当たり役だった。
そして、助けられた中には二人の侠客であった、魔界旅人に敬意を表していった。
リサイクル工場や運送会社に集まった、庶民は一つのグループをつっていった。
「大前田栄五郎一家と笹川繁蔵一家」が自然に出来上がったのであった。
貧乏人の義勇軍である、、、、そして、魔界旅人の旗本衆が、それらの用心棒となり、、、悪行やくざ金貸しに対抗していった。
(魔界旅人集団からの義勇軍誕生)
魔界旅人から「大前田栄五郎一家」と「笹川の繁蔵一家」の貧乏に集団が出来上がった。
魔界旅人金融から金を借りた貧乏人が団結したのであった.
借りた金は返済していくが、その返済も魔界旅人が運営する「旅人リサイクル」で働きながら、または紹介された事業所で働きながら返済していくのであった。
そのためにそれれの事業所や金貸しとのつながりができて、信頼感が出来上がったのである。
やくざ渡世の親分子分ではないが、一種の絆ができたのであった。
そして、人と人の助けいが生じ、円満な生活環境ができあってきたことが、、、悪商法グループの反勢力組織には邪魔な存在となったのあった。
最初はたかが、貧乏人グループのやっていることとたかをくくっていたが、見て見ぬふりの出来る状態ではなくなってきた。
全国的な組織を有して、悪商法を束ねているやくざ集団も腰を上げて、対策を打ってきた。
特に関東連合睦会と関西連合紅葉会は談合をもって、協定を結んだのであった。
関東連合睦会は金融面で痛手を被り、資金調達にひずみが生じたので、会長自ら音頭を取り、積極的に関西聯合紅葉会と手を結んだのであった。
魔界旅人金融の大前田栄五郎たちは情報を入手したので、ガードを固め、用心をしていた。
表向きは企業面をかぶった、中味はやくざである、背に腹は代えられず、やくざ牙を向きだしてきた。
魔界旅人金融に対抗して、最初は低金利で貸し出して、徐々に罠を仕掛けていくのであった。
その罠の仕掛け方が巧みであり、気が付けば覚せい剤にまで染められていくのであった。
気が付いた時には抜き差しならぬ、蟻地獄に落とされていることが多かった。
それらの罠が用意されているにも関わらず、落ちてしまう人間には弱い面があり、やくざには人を騙す技が長けていたのであった。
そのことを充分しっていた、魔界旅人の大前田栄五郎や笹川の繁蔵は注意をしていたのであるが、、、そのやくざの罠に嵌る弱者が多いのであった。
常に大前田栄五郎も笹川繁蔵も金を貸すときに、
「ほかの方が金利が安いからと言っても、、、よくよく考えてな、、、本当に何処が安いかを考えて、借りてな」
と。。。
念を押してはいたが、、、その上をいく、言葉上手がいたのであった。
(やくざ金融の蟻地獄に嵌って、、、泣き込んでくる弱者)
今回の駆け込んできた弱者は、大島健一と言う水商売をしている男であった。銀座でクラブを経営していて、お店の開業資金で1000万円を借りたのであった。
担保は内装譲渡付きで権利書を差し出した。しかし、返済が遅れたこともあって、返済合計が1500万円に膨れ上がってしまった。
そして、水商売を長くやっていたので、借りた金融会社の渡辺部長から、借金の返済を伸ばしてやるから、売春を持ち込まれたのであった。
金融会社の意気のかかった、新たなホステスを入れて、管理は金融会社がやるからと言うことで、強引にやらされていた。
管理売春をするということから始まって、覚せい剤の密売も新たに入ったホステスの間でやらせられていた。
金を借りたばっかりに、違法商売をやるようになり、金を借りた店主の大島健一は、身動きが出来なくなってしまった。
早い話が、金を借りたばっかりに、店そのものを乗っ取られてしまったのであった。
渋谷興行と言う会社が経営をしているような状態になり、何かを言うと、、、「利息をつけて金を返せ。。。」と脅してくるようになってしまった。
大島健一は人の紹介で、魔界旅人金融に駆け込んできたのであった。
大前田栄五郎は話を聞いて、、、「もう少し、早めに来てくれていれば、、、処理も難しくなかった筈と。」。。。
思ったが、、
大島健一は必死であった。やっと作り上げたお店を取られてしまう、、泣きじゃくった。
「何とか、助けてください。。。お願いします」
大前田栄五郎は、、、「兎に角、詳しく、話を聞かせてください。。。それから、相談しましょう」
と、言いながら。
「大島さん、、、大丈夫ですよ、、力になりますから、、」
大前田栄五郎は相談に乗ることにした。
(大前田栄五郎、、、男気を出して)
魔界旅人金融は大前田栄郎が受けた相談を受けることにして、笹川の繁蔵が泣き込んできた大島健一を連れて、全面に押し出している「渋谷興行」に向かった。
そして、、、渋谷興行の事務所に入り
「ごめんください、、大島さんの借り入れの事でお伺いしました笹川と言うものですが、お話の出来る方はおりますか。。」
そして、渋谷興行の渋谷支店長、中島治夫が出てきた。
「中島ですが、、、御用件は何でしょうか」
と言いながら、金融の貸し借りの交渉と知りながら、、、
とぼけて、応対をしてきた。
話しの目的が分かったので、笹川繁蔵と大島健一は事務所の応接間に通された。
笹川の繁蔵は返済について相談に来たことを告げた。
双方の考え、意見を出し合い、話し合いをしたが、まとまらなかった。
中島支店長は初めから店舗を返すつもりはなかったのであった。そのための無理難題を突き付けてきたのだった。
笹川の繁蔵は、無駄なことが分かったので、途中で引き上げることにした。
大島健一を連れて、笹川の繁蔵は会社に戻って、事情を説明した。
そして、結論はでた。
笹川の繁蔵が判断したことなので、今回の交渉は無理と諦めた。そのあと、大島健一には事情を説明して。。。
全てを「魔界旅人金融」に対応と処理を任せてもらった。
魔界世界の特権行使をすることにしたのであった。
翌日のニュースで報じられた、、、やくざ金融の仲間割れによる抗争事件として、、、渋谷興行の渋谷店は閉店をしたのであった。
(魔界旅人金融、いよいよやくざ金融業界の制覇へ乗り出す)
今回のやくざ金融の渋谷興行の抗争で、大前田栄五郎は魔界金融の仲間と
相談をした。
柳生十兵衛をはじめとした「魔界7人衆」で、日本全国のやくざ金融をすべて、
魔界力を駆使して、金融部門だけを制覇することに。。。
やくざ金融や悪徳商売による、金融部門だけでもすべてをつぶして、「魔界旅人金融」の支配下に納める計画を立てた。
どうせ、困った弱者を助けるために、やくざが運営する金融店をつぶしとぃくなら、初めから計画を立て、のっとっとり、傘下に取り入れていったほうがいいような気がしたのであった。
「魔界7人衆」が将軍の屋敷集まり、その計画を練った。
そして、服部半蔵がその計画のために踏査を始めた。
その間にトラブルが持ち込まれたなら、笹川繁蔵が頭になって解決をしていくことで。
話がまとまった。
「魔界7人衆」も一つの目標が決まり、活動がしやすくなった。
裏金融の日本制覇でぁった。
(魔界7人衆の野望)
金貸し将軍の屋敷に集まった「魔界旅人7人衆」は考え方がまとまった。
そして、将軍も賛成してくれた。
金貸し業をしていく上で、どこかでやくざ金貸しと悪徳金融業者とはぶつかることに
なるなるなら、、、初めからつぶしてしまえという手段をとることにしたのであった。
この考え方は魔界旅人7人衆全員の考え方であった。
やくざ金融、悪徳金融業者相手なので、相当トラブルというか抗争は起きると覚悟をしてのことだった。
もともと、命はないもの。。。魔界の人間だから。。。この世の法律にも縛られない者同士だから、、、怖いものはない。。。
そんな強気な考えで、悪徳金融制覇への意欲を持ったのであった。
一度は浮世を生きた人間である、、、魔界に転じて、たまたま、金貸し将軍との出会いで、再び浮世に生きている、彼らであった。
浮世時代には多くの人殺しをしてきた魔界人であるが、、、金貸し将軍との出会いで、戦争や仇討や決闘での人殺しではなく、、、、弱者の救済での悪人退治という言い訳ができるようなことが、今の救い文句であった。
服部半蔵の調べで、まずは、一番あくどい金貸しをしている業者から手をかけることにした。その結果、東京新宿で金融業を営んでいる「東京金融株式会社」が出てきた。
大手会社への金融ならまだしも、、、個人商売相手にあくどく金を貸しては、不動産の取り立て差し押さえ、挙句は覚せい剤の密売、売春までさせては、弱者の生き血を吸っている吸血鬼みたいな業者がいたのであった。
中身はやくざだった。。。まずは血祭りにあげる金融業者が見つかった。
その業者の実態を調べて、つぶす計画を立てた。
(悪徳金貸しつぶしの戦い)
新宿歌舞伎町で水商売関係に金融を専門に営業している「東京金融株式会社」がある。
資金はどうしているか不明だが,、かなりあくどく金貸しをしている。。。。その場で必要な金を直貸してくれるので、、、諜報に利用している。
しかし、返済がきつかった。
10日で1割とか、5割とか利息が高く、、、借りるときはいいのだが返す時には苦労している。人とはつい、返せると思い借りてしまう。。。面倒な手間暇がないために、借りるのであった。
実際はなかなか、返せないものなのだ、、、そして、きつい取り立てに追い込まれて、身の破滅が待っているのであった。
やくざが人のためには金は貸さない、、、必ず見返りを求めるのであった。
逃がすはずがない。。。
必ず追い込まれる。
「返せなければ、体で返してもらうと。。。」脅かされる。
暴力金融の手口であり、、どんな手を使っても追い込まれる。
そんな弱者が逃げ込んでくる。
「魔界旅人金貸し金融」はそんな連中を助けていた。
そして、今回は「東京金融株式会社」のあくどい、金融と取り立てに腹がたってきた。
弱者を助けるだけではだめだと、、、元を絶たなけらばと、、、大前田栄五郎は思った。
魔界旅人7人衆は相談をして、、、抹殺計画を立てた。
(抹殺)
魔界旅人7人衆はいつも考えていた。弱者はその場限りを助けるだけではだめだと、、、
元の元凶、、悪道金貸しをつぶさなければだめだと思い、、、「東京金融株式会社」を抹消しなければ解決しないと、、、、
魔界旅人7人衆は調べた。東京金融株式会社の悪業を、、、麻薬密売、売春行為と金貸しより多すぎる。
金貸し業の本業より副業がおおすぎるのだ。
実際の仕事も麻薬密売に力を入れて、、、その結果の副業として差し押さえた物件、お店などで売春をしていた。
魔界旅人7人衆は相談の結果、つぶすことにした。
東京金融株式会社は関東連合睦会の傘下にあったので、当然、睦会との闘争が起きた。
初めから魔界旅人7人衆は喧嘩を売るつもりだったので。。。
関東連合睦会からの出方を待っていた。
関東連合睦会の本部から神田という幹部組員がやってきた。
「魔界旅人金融の責任者はおりますか、、、お会いしたいのですが、、」
と、、、受付社員が取り次いできた。
そして、魔界旅人金融の赤坂店にいた笹川繁蔵が対応した。
「私、副店長を務めます笹川と申します、、、、用件は東京金融株式会社の件ですね。。
どうぞ、、、入ってください」
と言われて、応接間に通った。
関東連合睦会の神田幹部は「東京金融株式会社の決着はどうしてくれますか、、、どう処理してくれますか、、、ご返答をしていただけますか」
対応を聞かせてほしいとのことであった。
笹川繁蔵からは、」」、「お宅の関連会社、、、東京金融株式会社が金融業から余りにも一脱していたので、、、債権者の味方に手助けをしただけですよ。。。」
「そのことで、文句があるなら、出るところへ出てもいいし、、、いつでも関東連合睦会が相手ならいつでも相手しますよ。。。あまり、あくどい金貸しはしないほうがいいのではないですか」
「いつでも来てください、、、、待ってますから」
と笹川繁蔵は追い返した。
(関東連合睦会の反撃)
関東連合睦会本部に戻った幹部組員の神田は、魔界旅人金融の対応を報告した。
連合睦会の佐藤会長他の幹部連中は激怒して、若頭の白鳥紘一は「ふざけるな、、、たかが、町金融が。。。」
他の幹部連中も、、、「ちょっと、なめられてるな、、、痛い目を合わせないと、ダメだな、これは、、、」
佐藤会長も「以前から、魔界旅人金融にはなめられてるな、、、素人と思って我慢してたが、、、、
「この辺で少し、痛めておこうか、、、白鳥、お前が指揮を執って、つぶしておけ、、、」
「わかりました、、、明日にでも挨拶にいってきますよ、、、、神田、4,5人でいいから、頑丈なやつをそろええ置くように」
関東連合睦会としては佐藤会長の了解を得たので、行動を移すことにした。
そして、早速、関東連合睦会の白鳥若頭は組人5人を連れて、赤坂の魔界旅人金融を訪ねた。
「ごめんよ、、、関東連合睦会の白鳥といいますが、、責任者の方はいますか、、、」
白鳥若頭が挨拶をして、魔界旅人金融の受付に取次ぎを頼んだら、、、その日は大前田理事長が出てきた。
「はい、、、責任者の大前田と申します」と対応をした。
そして、応接間に通して話を聞くことにした。
「大前田さん、、、随分と仁義に外れたことをしてくれましたね、、、、この始末はどうつけてけれますか。。。返事を聞きたいのですが」
「白鳥さん、、、道に外れているとは思いませんがね、、、、そちらが人道に外れた非道をしたと思っていますが、、、、」
「へえーーそうですか、、、大前田さんたちは私たちの金融にケチをつけるんですか、、、」
「そんなつもりはありませんよ、、、、あまりにも酷いやり方、取り立てに文句がいいたいだけですが、、、、」
大前田栄五郎は更に付け加えた。
「助けを求めてきた人たちを救っただけですよ。。。。私たちに文句があるなら、いつでも相手しますよ。」
関東連合睦会の白鳥若頭は、、、、「そうですか、、、私たちに喧嘩を売るんですね。。。そうとっていいですね、、」
「大前田さん、、、関東連合睦会に喧嘩を売るんですね、、、よく、分かりました、徹底的にやりましょう、、、今ここで
やってもいいですが、、、今日の結果を持ち帰って、連絡ししますので。。。。。後悔しないでくださいよ。。」
と、関東連合睦会の白鳥若頭は引き上げていった。
大前田栄五郎も覚悟した。。。。正面切っての喧嘩に,、、抗争に。。。
関東連合睦会と魔界旅人金融の金融喧嘩始まる)
関東連合睦会の若頭白鳥龍児が引き上げた、その晩に赤坂の魔界旅人金融に関東連合睦会の奇襲があった。
深夜であったが、魔界旅人金融も覚悟していたので、いつ襲われてもいいと思い準備をしていたので、対応ができた。
笹川繁蔵をはじめ荒木又右エ門、中山安兵衛、服部半蔵の人切軍団が待ってたので、10人のやくざ連中はいとも簡単に
撃退されてしまった。
生き残った一人のやくざは事務所に戻り報告をしていた。
「魔界金融の連中は強くて、、、とても歯が立たないよ、、」と血だらけになって戻ってきた。
「まるで化け物だよ、、、、大砲でもぶち込まないと、、、だめだ、、」
それを聞いた若頭の白鳥龍児は、、、
「馬鹿野郎、、他の連中はやられたのか。。。」
「わかった、もう一度、乗り込もう。。。今度は機関銃と拳銃でな、、、、
20人用意して、俺も行くから、、、、」
関東連合睦会もあせった。
若頭白鳥龍児も覚悟を決めて,取り掛かった。
若頭白鳥は関東連合の面子に懸けて。。。。意地に懸けても
(命を懸けた殴り込み。。。関東連合睦会)
関東連合睦会の白鳥龍児若頭も素人の金貸しになめられたものと、やくざの面子に懸けて潰してやろうと、
本気になって取り掛かった。
若い者を前に「馬鹿野郎、、、、このままではやくざで飯が食えるか、、、」と、どなりまわしていた。
そして、用意して銃や機関銃を振り回して、わめていた。
集めるだけの人間を集めて、夜中に「魔訶旅人金融」の事務所に乗り込んだ。
できるだけ、静かに店舗兼事務所に忍び込んで、一斉に銃を発砲した。
魔界7人衆も待ち構えていたので、関東連合睦会が何人来ても対応できた。
関東連合睦会が来ても、魔訶世界の人間だ、、、、
あっという間にかたずけられた。
殴りこんだやくざが、銃を撃っても撃っても死なないのだから、、、かなうわけがない。
白鳥若頭は引き上げた。
そして、二度と魔訶旅人金融には手を出さなかった。
(魔訶旅人金融には、やくざ世界の金融は手出し無用となった)
関東連合睦会との抗争があってからは、やくざ業界の金融関係は魔訶旅人金融に遠慮をするようになった。
どうも変だぞと思うようになった。人間社会の抗争なら、相手も死人が出るはずが、出ないでいる、、、、
魔界の世界の人間たちと抗争をしているようだ。。。まるで化け物集団と戦っているようだと、、、噂が出始めていた。
今後、魔訶旅人金融とは関わらないほうがいいということになってきたのであった、、、、魔訶旅人金融は金融だけに絡んでくるので、、、やくざ金融は避けるようになった。
関東連合睦会との抗争があってからは、、、「魔訶旅人金融」には一切、関わらなくなった。
そして、金融ごとでぶつかつたときには、話し合いで、やくざ金融側が引き下がっていった。
魔訶旅人金融と競っても負けるからで、初めから競合しないよに勤めていた。
(魔訶7人衆の金融並びに救済事業は、、、、、)
やくざ世界の関東連合睦会との抗争があり、、、決着がついてからは、「魔訶7人衆金融」とのあいだの
金融関係の仕事は話し合いになった。
御互いに商いで争っても、損はしても利益にならないので、、、お互いが譲り会うようになっていった。
「魔訶7人衆金融」は金融業と、弱者の救済事業に専念をしだしたのであった。
新宿周辺の弱きもの、、、、女たちの不合理な事情に絡んだトラブルは、「魔訶7人衆金融」が助けられれば、、、
助けを求められれば、、、助けていった、、、、。
金融業と「お助け業」を生業としていった。。。。。
魔訶7人衆は「金の力と」「不思議な武力を」駆使して、、、汚れた社会の清涼剤として、、
動き出した,、、、これからも弱者の味方で、、、本物の悪を叩きのめして。。。
魔訶7人衆が今まで、数多くの「人殺し」をしてきたことに対しての、、ほんの少しだけ「償い」
をしていったのであった。
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