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女警視警視庁物語

女警視警視庁物語」

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新「女警視、、警視庁物語」 轟由美原作

やり手警視庁の女デカの奮闘記。。。正義の味方、、、しかし、、、法では裁けぬ社会悪に挑戦、、、殺人警視。



(1)殺人警視登場

警視庁殺人課の警視轟由美は警視庁殺人課長として、その勇名をと轟かせていた。東大卒業の頭脳明晰な女刑事として、その辣腕を振るっていた。

警視庁内部と言わずに、警察と名がつく部署では恐れていた。犯人逮捕には敢然と体当たりで、場合によっては平然と銃殺するのであった。

彼女の呼び名は「殺人警視」であった。

警視庁近くの日比谷公園の中の移動販売車の前で、轟警視は朝飯の特性ホットドックを食べながら新聞を読んでいた。

「おい、、本田、何を急いでんだよ。。」と、轟警視の前を小走りに過ぎようとしていた。

「あ、、おはようございます、。課長は知らないんですか、、、今、大騒ぎですよ。。大東京銀行代々木支店で銀行強盗事件が起きたんですよ。、、」

そういって本田捜査員は走って行った。

殺人警視の異名をとる轟警視も、ホットドックを押し込んで急いだ。

轟警視は直接、大東京銀行代々木支店に着いた。

銀行の前には数台のパトカーが到着していた、まだ、事件が起きたばかりなので、報道陣は少なかった。

しかし、ものの数分もたたないうちに、警察関係、報道関係

やじ馬で人だかりができた。

轟警視は現場の状況を素早く把握して、行動に移った。

銀行入口に立った、轟警視は行内に向かって、

「警視庁の轟だ、、、中に入るぞ、、話し合いをしよう、、、丸腰だから心配するな、、、

割の合わない銀行強盗など、やめなよ。。」と言いながら、

入口に這入って行った。

すると、行内の銀行の中の一人が叫んだ、。

「それ以上入るな、、、動くと、こいつを撃つぞ。。」

と、人質を抑えて、轟警視に言ってきた。

行内を見渡すと、銀行強盗は3人だった。轟警視の見たところ、素人強盗団のような気がしたので、自分一人で始末が出来ると踏んだ。

拳銃を持っているのはふたり、一人は登山ナイフを持っていた。顔は隠しているけど、轟警視から見れば素人だ、、闇バイトで集められた、にわか強盗だ。

轟警視は考えた、切り抜ける方法を、、、、

相手は素人、拳銃も六すっぽ打てないだろう。。10M離れたら拳銃をまともには当たらない。

轟警視は腕には自信があった。警視庁内でも一、二の射撃の名手だった。

後はタイミングの問題った。

拳銃を持っている強盗をほとんど同時に撃つことだった。

殺人警視は撃った。。。。「ばーーん、ばーんと」

二人の強盗は飛んだ、

さすが「殺人警視」だった。



(2)誘拐殺人

警視庁殺人課の轟警視にも犯人逮捕に伴って過失はる。

完璧な逮捕劇はない。どんなに辣腕な優秀なデカにもミスはある。

過去にどれだけの殺人犯を逮捕してきたか、全てを把握はしていない。轟警視にはそれぞれが一つの事件であり、犯罪歴の積み重ねであった。

事件の中には執拗に轟警視を恨んでいる者もいる筈である。

罪を犯し、服役を済ませて、模範囚となっている者もいた。

今までにもいたのであった。

轟警視は事件を犯した社会悪を憎み、世の中を乱したものを憎んでいた。

今回の事件もその一つであった。

警視庁殺人課に電話が入った、轟警視名指しであった。

「殺人警視殿かな、、、、ご無沙汰しています。あなたに復讐がしたくて、刑務所を脱走してきましたよ、、、あはは、、そのうちに会いたいですね。」

轟警視は、、、誰だか分からなかった、、、すぐに調べさせた、、、、刑務所を脱走した服役者。。。。

すぐに分かった。しかし、轟警視は犯人像が浮かんでこなかった。

脱獄犯人を調べているうちに、轟警視に電話がはいぅてきた。

「課長、、、実家から電話が入っていますよ」

と、警視庁殺人課の捜査員から電話が回ってきた。

「はい。。。私です、今、仕事中だから後にして」

実家の母親からだった。轟警視には一人娘がいた。まだ、5歳の可愛い盛りの娘だった。

仕事の都合で轟警視は実家に娘を預けていたのであった。

その娘を誘拐すると電話があったので、母親がびっくりして連絡をして来たのであった。



3(殺人警視への報復)

轟警視は忘れていた。電話の主が誰だか分からなかった。脱走犯人を知らされて初めて知った。

過去に轟警視が逮捕した強盗傷害犯で、確か、懲役7年の実刑で服役していたはずである。

その犯人は太田黒三郎と言っていた。その太田黒三郎を逮捕するときに、一緒に逃げていた女性が羽田美和子といっていたことを覚えている。

そして、轟警視が犯人の太田黒三郎を撃った時に、犯人をかばって、銃弾に倒れたのであった。

そして、死亡した、、、太田黒三郎は恨んだ。その恨みが強く、彼を復讐に駆り立てたのだった。

そして、轟警視への復讐が始まった。

太田黒三郎からは電話で指示が出て、轟警視はその指示に従って行動することになった。

太田黒三郎から、指示の電話が鳴った。

「今から、1時間以内に子供のいる家まで戻れ、、、」と、

着いたらまた、指示をするからと。。。

どんなに急いでも1時間では戻れないことを知ってて、指示を出してきているのであった。

戻れなければゲームは終了、、なんとも無理難題であった。

轟警視は警視庁交通課の白バイを借りた。そして、今から途中で追尾してくるパトカー全てに指示をだすようにと、、、

轟警視は白バイを飛ばした、自宅のある小田原まで。。。無理は承知である、、、兎に角、飛ばした。

そして、2分前に着いた。

太田黒から電話が入った。家に着いた時には火事が起きた。

「間に合ったな、、、次は箱根の湯元温泉へ行け、、、頑張れよ、、娘と母親の命が掛かっているからな。。」

と、電話は切れた。

時間がない、、、急がないと、、、

箱根湯元神社まではぎりぎりだ、、轟警視は再び白バイを飛ばした、スピード無視もいいところだった。

轟警視はオートバイ騎乗の技術も上場であった。

途中で雨が降ってきた、、、危険なオートバイ運転だった。

箱根神社に着いて、神社の宮司から指示を受け取った。

そして、芦ノ湖の遊覧船に乗り、次にロープウエイで地獄谷まで来るようにとの指示であった。

正直言って、轟警視は焦っていた。娘は喘息を持っているので、薬が切れたらと、、心配でならなかった。

地獄谷の中は雨が降っていたので、観光客はまばらだった。

太田黒の指示で地獄谷の中に入っていった。

温泉が泡をぶくぶく言っている温泉の吹き溜まりに娘と母親はいた。ロープで縛られて、、、口も塞がれて。。

太田黒の姿は見えなかった。

そして、電話が鳴った。

電話の向こうから、「殺人警視、、、お間には死んでもらうぞ、、、娘と母親の前でな。。。」

「愛する者の前で、殺されれることがどれだけ残酷かしるがいい、、、、あはは、、、」

「丸腰で、、娘たちの前まで歩け、、、ゆっくりな」

そして、一発の銃弾が放たれた。

轟警視は娘たちの前で渦巻くった、、、一発目が轟警視の脚に命中したのだった。

轟警視は倒れながら、娘たちの足元に崩れた。

殺人警視は凄かった、、、銃弾が飛んできた方向に太田黒を見つけたのであった。

倒れながら、太田黒にめがけて拳銃を放った。



(4)殺人警視は伊達ではなかった。。。

警視庁殺人課の轟警視は警視庁きってのいい女だった。いつもジーンズに黒字のセーター、、、そして、ショートカットの似合う女だ。身長も168㎝でやせ型のかっこいい女刑事だった。

いつもの朝のように、日比谷公園の中の特性ホットドックを頬張りながら新聞に目を通していた。

警視庁殺人課の担当部署で、部下たちと打ち合わせをしていたら緊急電話が入ってきた。

新宿歌舞伎町で、白昼強盗が暴れているというので、出動した。轟警視を先頭に、今、強盗が店内で暴れている現場に到着した。

そして、轟警視が店内に飛び込んでいった。

闇バイトで集められた「にわか強盗団」とすぐに分かった。

覆面で顔を覆って、手にはバールらしきものや鉄パイプを持って、暴れていた。

轟警視が拳銃を発砲し、、、「こらー、やめないと撃ち殺すぞ」と更に発砲した。

強盗たちは拳銃の音と、轟警視の脅し文句で、その動きを止められた。轟警視の行動に驚いて、一瞬、たじろいした。

しかし、強盗団の一人が轟警視にバールを振り上げて、、、

「ふざけるな、、、やれるものならやってみな。。」と。。

叫びながら襲い掛かった。

轟警視を甘く見ていた、、、女刑事だと思い。。。

それは間違いだった。

襲い掛かった強盗団の一人は、拳銃の音ともに体が飛んだ。

轟警視「殺人警視」に撃ち抜かれた。

他の強盗団は動きが止まった。そして、その場に座り込んでしまった。

轟警視に、、、「動くじゃぁ、、ないよ」と。。

動きの止まった他の強盗団は、他の警察官に取り押さえられた。

強盗団の検挙が終わり、外の車両待機強盗団も二人いたが逮捕された。

いつものことながら、轟警視の対応は早かった。

さすが「殺人警視」は伊達ものならぬ、伊達女だった。

5(白昼強盗団逮捕後の行動)

轟警視は逮捕した6人の強盗団の取り調べも早かった。

6人の逮捕者たちを責め立て、指示役の人間を聞きだし、その捜査も素早く進め逮捕した。

案の定、やくざ組織だった。新宿に事務所を構える「関東睦会」幹部やくざの大内健次郎と言う大物やくざだった。

轟警視の取り調べに対して、最初は黙秘を貫いていた。

しかし、関東睦会から担当弁護士が出向いてきて、口を開いた。

弁護士は悪評高い東京弁護士会の「石原泰山弁護士」だった。裏社会の弁護専門だった。

警視庁では厄介な弁護士が付いたと思っていた。

轟警視にはどんな弁護士がついても無関係だった。相手の石原泰山弁護士もやりずらい筈だった。

今回の関東睦会の件でも石原泰山弁護士は轟警視に挨拶に出向いた来た。

「警視殿、よろしくお願いしますよ。。。お手柔らかに」

と、、、轟警視は「お互いに頑張りましょう、、、しかし、悪は悪だからね、、、捻じ曲げさせないよ。。ふううう」

だった。

その通りに轟警視は手を抜かなかった。

警察内部からの圧力が掛かっても気にしなかった。

そして、部下の警察官にもハッパをかけていた。

取り調べの間に、いろいろな邪魔が入った。ある時、轟警視は帰り道を暴漢に襲われた、、、何のそのだった、暴漢は二人、しかし、撃退された。

合気道5段の腕前なので、、、

しかし、他の捜査員が襲われる心配があったので、警視庁柔道部室に合宿して捜査にあたっていた。

轟警視は悪は絶対に許さなかった。

取り調べも徹底して行い、検察庁への供実書も慎重に提出した、不起訴やうやむやに捻じ曲げられないように、徹底した行った。

そして、起訴になった、実行犯も指示者も、企画していた暴力団も起訴ができた。

そして、報道関係もニュースを流した。

悪事を見逃すこと、法的処置を曲げることを許さなかったのであった。



(6)正義を貫く…覚せい剤の悪戯

やくざより、反ぐれの横行が激しい、、、掟などに縛られずに悪行を働くのには反ぐれがいいような、、

暴力団は組同士、、人の格式が多く、最近は手っ取り早い反ぐれが多い。

辞めるときにも、始めるときにも自由が利くようである。

しかし、やっていることは同じだった。

覚せい剤を扱い、売春を管理して、、やることはえげつなかった。

義理もなければ、、、恩義もない、、、自分さえよければそれでいい、、、そんな反ぐれが多い。

轟警視はそういう反ぐれに無性に腹が立った。

その反動か、反ぐれには厳しかった。

同じ覚せい剤を扱っていても、反ぐれには容赦なく対応した。逆らったら逮捕どころか、射殺さえもあった。

悪行を許さなかった、、、若者が楽して、人を困らせることをよしとしなかったのである。

人は働け、、、働けの考えだったので。。

だから、覚せい剤などを扱う人種を絶対に許せなかった、

「殺人警視」であった。

(5)絶対許せない覚せい剤

轟警視が最も許せない覚せい剤には苦い思い出があった。

轟警視は双子だった。そして、双子の姉も警察官だった。

姉の轟亜紀はやはり優秀な警視だった、二人そろって辣腕刑事だったが、覚せい剤のおとり捜査をした時に失敗した。

組織暴力団におとり捜査がばれて、罠に嵌ってしまった。

そして、捉えられて覚せい剤中毒の体になってしい、ボロボロになって、殺されてしまった。

そんなこともあって、轟警視は覚せい剤を扱うやくざ、反ぐれ集団を許せず、捜査途中で銃殺していった。

そんなことが原因で「殺人警視」と言う異名が付いた。

今回の反ぐれ集団のやり口には我慢が出来なかった。覚せい剤で女を縛り付け、徹底した管理売春をしていた。

女の体がボロボロになるまで働かせられていたようだ、、、特に東南アジアからの労働養成者として、来日して、悲劇にあわされていた。反ぐれ集団とはひどい男たちであった。

轟警視は捕まえる前に現場を押さえて、巧妙に銃殺していた、、、、殺人行為であった。

悪を憎むあまりの見せしめだった。



7(覚せい剤隠し砦攻略)

轟警視は最後の管理売春の攻略を開始した。轟警視の憎むべき犯罪、覚せい剤絡みの管理売春だった。女を食い物にして暴利をむさぼる男たちを許せなかったのであった。

今までの捜査の結果をまとめて、組織暴力団が砦を築き、覚せい剤を製造して、管理売春をしている施設を突き止めたのであった。

轟警視は麻薬砦ともいうべき、施設を突き止め、いよいよ攻撃を仕掛けようとしていた。

誰が止めようが、もう止められない、、、そんな覚悟で攻め込んだ。

情報漏れの内容に慎重に行動を起していた。

轟警視と信用のおける捜査員3人を連れての攻撃であった。

奇襲攻撃だったので、覚せい剤工場を破壊して、管理売春現場に乗り込んだ。

蓋を開けてみてびっくりだった。

経済界の要人、政界の大物多数が検挙された。

しかし、これで管理売春がなくなったわけではなかった。

次の手段、方法で生まれてくるのであった。
犯罪とは恐ろしいものである。


8)終わりのない戦いに轟警視は挑んでいった。


覚せい剤を密造する組織やくざには資金獲得のための施設が用意してあった。
組織暴力団も現代では悧巧になり、、「はい、、、覚せい剤を密造してます、、」なんて風な分かりやすい施設は作ってはいなかったのだる、、実に、、実に巧妙になってきたのである。
そのために警察も困難をきわめているのであった、、、
しかし、轟警視は考えて、潜入捜査員をしたてたのである、、、兎に角、外側からばかリ捜査をしても,せめてもダメだと思い、、、中から攻め込まないと「らち」があかない、、、
そのためにはスパイを送り込まないと、すぐに,逃げられてしまうことが多く、、覚せい剤密造組織を一網打尽にするためには「中核の組織」を潰さないと駄目だと思い、、、「違法捜査」でも潜入捜査をしなければ、、、
そんな思いで「覚せい剤」「売春撲滅」をしなければ、、、世の中の不幸な女性を救うことも守ることもできない。
警察官をしながら、自分の力なさ、、、不甲斐なさを覚えたのであった。
轟警視は何のために「刑事」」になり、、精進して「警視」にまでなったのかと反省の日々である。。
この世の悪を懲らしめることも出来ず、、、悪徳な商法で弱者を食い物にしている、世の悪人たちを捕まえることも出来ず、、、だからと言って、「いっときの悪を懲らしめて」も、、、
逮捕時に誤射と称して悪人を撃ち殺してもわずか数人である。この世の悪人退治には追い付かない。
まったくばかげている。
轟警視は悪人組織をまとめて退治したいのであった、、、そのために日夜、悪戦苦闘しているのだった。


9)組織暴力団を根こそぎ迄は出来なくても、、、

轟警視は「殺人警視」と異名をとり、、悪社会からは恐れられていたのであるが、、、陰では瀬世羅笑いをしていたやくざもいた。
確かに悪人を逮捕したり、、殺したりはしてはいるが「雑魚」ばかりだった。やくざの本丸はいつも逃げていたのである、、、
世の中は「臭い者には元から蓋をしないと」たちきれない。
悪臭という「悪人」は霞となって消えてしまう。
形あるものは変えたり、、消してしまうことはさほどに難しくはない、、、しかし、、煙のようにカスミのように消えるものはそうはいかないのだ
やっかいなのであり、人の世の絡みには潰されてしまう、、、
どうして警察も潰されてしまうのか。。。
日本という国は「行政権」「立法権」「司法権」と、、、三権分立
しているはずが絡み合っているのだ、、、時の権力者に握られているような。。。
三権分立によって、「国民の権利と自由が保障」されているはずである。。
そして、国会、内閣、裁判所がそれぞれに独立した機能を持っているのであるが、、、現実には「ごちゃまぜ」の状態で、時々の権力者は勘違いをしている。
そして、世の中の弱者は知らなすぎるのだ、、、
そんために「知ったかぶりの権力者」に押し切られて、無理強いをさせられることが多い。
頑張って欲しい、、、弱者諸氏よ、、、と言いたいのである。
立法機関の中の警察にも、権力に負けない兵はいることだけは知っていて欲しい。。。
常に権力者と闘っているものがいることを、、、、
声を大にして叫びたい。

10)轟警視が殺人警視と言われる訳とは、、、


轟警視の生い立ちに関係しているのであった。轟警視の父親は東京地検の検事であり、、悪を憎む正統派検事であったのである、、、ところが彼女が小学3年生の時に両親と妹を殺されたのであった。
それで自分は刑事になって、家族を暗殺した犯人を逮捕して死刑にしてやろうと思ったのである。
勉学に励み、、警察学校を首席で卒業して、昇給試験に合格を重ねて、、警視まで這い上がったのであった。
警視庁に配属になり、、、法律違反者を逮捕しまくったのである。。。
犯人を憎むあまりに過剰防衛が多くなり、、殺人が増えたのである。の
そして、、家族を暗殺した犯人捜しをしていたのであった。なかなか、犯人が見つからなかったけれど、、未解決資料をみたり、、、常に注意していたのだる。
とにかく、轟警視は特に贈収賄に絡んだ事件や、ヤクザ絡みの事件には細心の注意を払っていた。
父の検事が担当していた事件が「ヤクザ絡みの贈収賄事件」であり、、そのやくざ組織や当時の権力者が今なお、社会的地位を持って活動しているので、、、それらに絡んだ事件には常に関連した捜査を、それとなくしていたのである。。。
しかし、、それらの組織や社会的権力者はミスをしなかった。。。
それでも諦めずに、過去の家族の暗殺事件を追っていたのである。。
轟警視の一生の目標捜査でであった。
家族が暗殺された時に、、轟警視だけは夏休みで「海の家」に小学生の各学校の代表で夏期講習に参加していたのであった。
そなために難をのがれたのだった、、、その後は母親の実家に預けられて大学まで卒業したのであった。
事件当初はそのショックで、元来は明るい性格であったが、引っ込み思案の子供になっていた。
大学に進み、、、学生寮で一人生活をするようになって、友達にも恵まれ、法律の勉強をする様になってから、少しづつかわっていった。
始めは検事になろうとしていたが、、、途中で警察官に目標を変更したのであった。
直接、犯人を逮捕してやろうと考えたからである。
家族が暗殺された事件を調べたら、、、「あるやざ組織と、政治家の大物有力者」が絡んでいたことが分かったので、、、警察官になって徹底的に捜査して,裏付けを取ってやろうと決心したのであった、、、そのためにも警視庁勤務で、役職も警視以上になって、、、
その目的を果たして、、、彼女は今も捜査を続けていたのである。
目的のやくざ組織は「横浜連合橘会の橘大二郎会長」であり、、、「政治家は現在、自由党の岩田浩二幹事長」であるところまでは突き止めていた。。。
しかし、二人とも当時の実績が大きな出世要因となり、、なかなか証拠が掴めないでくろうしていたのである。は
轟警視は諦めはしなかった、、、組織暴力団取り締まりと「談合汚職贈収賄事件」からは担当を外れることはなく、、地道な捜査をつづけていた。


11)轟警視の秘密裏の捜査によると、、、、、

轟警視の秘密裏の一人調査によれば、、、轟警視の家族の暗殺は、当時「贈収賄事件」で担当していた父親の轟隆一検事が核心に迫っていたためであった。
政治力の圧力で検察庁に「贈収賄のもみ消し」に関する「横」槍」がはいっていたのであるが、、、轟警視の父、隆一検事は言うことをきかなかったのである。ヤクザ絡みの贈収賄であり、、、被害を被った会社は弱小企業で、倒産しており、個人的にはその負債を負わされていた。。
踏んだり蹴ったりの所業を許すことができなかったのである、、、強いものが「権力」を傘に、、、「暴力」まで使って弱者を追い落とすことが検事として、断固として許せなかった。
その結果が暗殺であったのである、、、母親や妹までも巻き添えにした計画殺人であった。
この権力者と暴力団勢力の関係を探して、、その流れを破滅させてやろうと思って、関係を暴きたどり着くまでに、轟警視は5年を要したのであったが、、、まだ、確証を掴んではいなかった。
悪徳権力者ややくざ組織は巧妙に動いていて、、、「ボロ」を出してはいなかったのである。
現在扱っている「贈収賄事件」に自由党の岩田浩二幹事長が横槍をいれてきた、、轟警視は今度こそは逮捕まで持っていきたいと綿密に捜査の計画を練っていた。
警視庁上層部に圧力が掛かったが、、、
「ふざけるな、、、警視庁の鬼警視と言われる、、私をなめるなよ、、、」と、、、轟警視は誰が何といおうと、、圧力をかけられようとも引き下がる気持ちはなかった。
天下の桜田門が手を抜くかってんだ、、、
検察庁とは違うというところを見せてやろうと覚悟をきめていたのでる。
轟警視の「意気込み」が「構え方が」まるっきり、今回の贈収賄事件に関しては違っていたのであった。
横槍が入ろうが、、、嵐が吹こうと、、、岩田幹事長に関する圧力には「警察生命」をかけて、、体当たり捜査であったのである、、、
そんな覚悟の轟警視の捜査姿勢を知ってか知らずか、、、いつもの横槍で済むと思っているらしい。


12)仇討を秘めた捜査の轟警視。。。

今回の自民党幹事長の岩田浩二の贈収賄事件は、岩田幹事長の娘婿である、大槻建設株式会社に関わる贈収賄であった。
元来は菱田土木株式会社が落札するはずの国道工事の仕事であった、、、そのための賄賂や工事準備などであったのであるが、、、入札の札を開けてみると、大槻建設株式会社が落札をしていたのであった。
「工事総額は100億円」を超えていたから、、、菱田土木株式会社の賄賂も大きかった、、、賄賂として2億円が自由党岩田幹事長のもとに送られていたのである。。
更に、工事準備のための材料などを、岩田幹事長関係の会社より購入していたから、菱田土木の被害は大きかった。
そして、、入札をした大槻建設株式会社からも自由党岩田幹事長に賄賂がおくられていたのである。
早い話が、政治家以外には、工事を施工する会社も甘い汁はさほどに吸えないのであった、、、いつの時代にも権力者が一番いい思いをするにであった。
今回の被害者は工事代金を夢見て、材料まで仕入れて準備をしていたので、、工事が出来ないとなると「二重の損害」をうけるのである。
菱田土木は必死に努力をしたけれど、、、材料費の支払いの工面ができなかった、、
支払い期日の約束手形には追われて、、苦し紛れの資金繰りをしたのであった。
銀行からの借り入れも出来ず、、、闇金融の力を借りることになってしまったのである。
今回、騙された菱田土木は訴えることもできなかったのである、、
騙された金は賄賂であり、、裏金を使っているので表沙汰に出来ない事情があったからだ、、、自由党の岩田幹事長はその辺のことは承知での騙しであった。
悪の上を言った悪人である。。社会悪の頂点である大悪人なのだ。
そして、資金繰りに困った菱田土木に、岩田幹事長は自分の息のかかった闇金融を差し向けたのである、、、「横浜連合橘会」の経営する「橘金融」を紹介して、甘い汁を吸いつくしたのであった。
その辺の事実を調べ上げたいた、、、轟警視は菱田土木を抱き込む作考えたのである、、、検察庁では出来ない、、、やってはいけないが、、、「騙しの捜査」「お酉捜査を」轟警視は独自で、警察官としての「首」をかけての捜査であった。
両親と妹の仇討である、、、巡り巡ったチャンスであったので。。。
今回の贈収賄を暴露してやろうとしていた。


13)正義の刃を受けてみろってんだよ、、、、悪党ども。

轟警視は心弾ませていた。今回の贈収賄事件のからくりをすべて、把握しての捜査であったので、絶対に失敗をしないという自信はあったが、、慎重に、慎重を重ねての準備をした。
逮捕したが最終的は「執行猶予」つきでの判決ではだめだと思っている。なんとしても、実刑が伴った判決でなければダメなのであった。
「贈収賄事件」ではだめなのだ、、あくまでも「詐欺事件」として立証しなけらばと、、、
どんな横槍が入ろうと、、、「詐欺事件で暴力団との癒着事件」としなければ、轟警視は納得いかなかったのである。
更に、、、贈収賄事件だからと言って、権力者の圧力で警察内部に横槍が入ったら、その圧力をも暴いてやろうと覚悟をしていたのである。
轟警視は司法の力である警察力とマスコミの力で、権力者の力をもぎ取ってやろうと狙っていたのであった。
そのために報道力の大なる「テレビ局」と大手新聞社に普段のコネで寝回脚をしていたのである。
更に週刊雑誌や事件雑誌にまでも手をまわしておいたのであった。
轟警視は逮捕時の時の協力者に、、警察学校の同期の機動隊隊長近藤保が引き受けてくれた、、、何があっても同行すると約束をいたのだった。。。近藤隊長も独身であり、、怖いものなしの猛者であった。
準備が出来た轟警視は動いた。
自由党本部への突入を実行したのであるから、、、自由党本部事務所が慌てた。
そして、党本部にいた岩田幹事長を逮捕令状を持って、逮捕したのだから岩田幹事長たちが慌てふためいたのである。。
通常は警視庁から何らかの連絡があるはずが、予告なしでの逮捕劇だったので、、
「何を馬鹿な、、、何の事件での逮捕なんだ、、」と、、怒鳴りまくっていたのである。
「問答無用です、、、ご足労願います、、」と言って、轟警視が催促をした。
「話は警視庁で聞きますので、、」と、、、連れ出したのである。
岩田幹事長の逮捕は即日、テレビ新聞でニュースが流れた、、、轟警視の打ち合わせ通りだったので、待ったなしであった。
同時に警視庁別動隊が「横浜連合橘会」へ近藤隊長率いる機動隊が乗り込み、橘会長を逮捕したのである。あまりにも電光石化の早さなので、悪人たちは何もできなかった。そして、報道の速さで、世間一般にしられてしまったのである。
悪人たちもコネや政治力や権力を駆使する暇が無く、隠ぺいすることができなかった。
事件は公の知るところとなり、、司法の場に晒されたのである。
ここまで公にしたので、司法の検事局に圧力をかけても、、民意のマスコミが許すはずがなかった。
轟警視には更なる「覚悟」があった。

14)社会悪の反撃。。。

警視庁捜査一課に逮捕された自由党岩田幹事長は職権を乱用というか、、駆使して抵抗を始。
「詐欺事件」として扱われるよりは「贈収賄事件」として逮捕された方が都合がよかったので「検察庁」に圧力をかけて、、
「今回の逮捕は間違っている、贈収賄事件だから検察庁に逮捕する権利がある」と言いがかりをつけてきたのであった。
轟警視は「ふざけれな、、、何を吠えているんだよ、、、誰がゆずるか、、、」と、、、頑としてうけつけなかったのである。
轟警視の強い後ろ伊達は「警視総監」だったので、引くことは無かった。
轟警視は前もっていわれていたことがあったのだ、、、
「何があっても下がるな、、、たまには権力者に歯向かうのもいいのじゃないか、、」という、警視総監の覚悟を聞いていたので、、、
どこまでも警察官としての「首」を掛けて、逮捕していたのである。
轟警視は今回は「詐欺事件」だけではなく、、、「弱小企業に対して」の暴力的な恐喝などを立証して、広域暴力団との癒着関係のネタで
、してはいけない「反社会勢力」との関係を摘発していく方針で臨んでいた。
一方、「横浜連合橘会」の違法金融での貸し付けなどで立証しての逮捕であったのである。
その関連からの事実追及で逃げられない攻め方をしていった、、、。
岩田幹事長サイドも有能な弁護士連合を組んできた、、、悪徳弁護士集団でもある。
権力者について、、、いつでも時間を長引かせて、、、最終的にはどんなに高くても「保釈金」を払って、シャバへでてくるのであった。
そして、、「執行猶予付き」社会に復帰してくるのである。。。
まったくふざけた話である。世の中の大悪人は社会で羽ばたいているのであった。
早い話が「金がある」「社会的な権力者」は、、自分の手を汚さずに「指示」をするだけ、、「命令」するだけで悪事を働くことが出来るから不思議な世の中だ。
日本という国は全く可笑しな国だ、、、何故に「大悪人」は野放しになるのか、、、
一時的には逮捕されて、、、社会制裁を受けたような形をとるが、、、気が付くと社会に世の中に復帰して、、街中を歩いているのだ。
なんとも不思議な国だ。
しかし、轟警視は今回はそんな「なまちょうろい」事では済ませるものかと自分に言い聞かせていた。
何が何でも「保釈」が出来ないようなことを考えていたのである。
やっと、逮捕出来たのだから、、「保釈」なんて、とんでもない。
そう腹を括っていた轟警視であった。


15)轟警視は「追起訴」のための「再逮捕事実」をこまごまと細工していった。

轟警視は考えていた。今回、逮捕した岩田幹事長は大悪人であり、、汚職関係の常習犯であり、奥の手の奥まで作戦を立ててる悪徳商人であるから、ちょつとした逮捕ぐらいではびくともしない筈である。そんな相手だから、轟警視もそのうえをいった行動をしないと、、、
「保釈」「執行猶予」などの手法でかわされてしまう恐れがあるので、、、「保釈」が出来ないように「再逮捕」の連続で行く用意をしていた。
轟警視は「この悪党ども、、、今回は簡単に逃げられぞ、、見てろよ。。」と、、自分に言い聞かせていたのである。
轟警視は自分の直属の部下である、、、「明智恵子警視庁捜査一課の警部と、小田あゆみ警視庁捜査一課の警部補」の二名を岩田幹事長の身辺捜査と横浜連合橘会の橘大二郎会長の捜査を細かくさせていた。
そして、橘金融の捜査をしていた小田あゆみ捜査一課警部補が、関係闇金融での違反行為を摘発したのである。
その結果横浜連合橘会の斎藤若頭を「詐欺恐喝の疑い」で逮捕したのであった。
今回の「詐欺事件」とも関連していたので、、轟警視は横浜連合橘会それ自体を「反社会勢力」の根源と位置付けて、捜査対象を広げて、
起訴に持ち込んだのである。
岩田幹事長を関連やくざ組織の顧問をしていることの立証を示して、「詐欺恐喝の罪」で一回目の「起訴」にしたのであった。
捜査の段階で岩田幹事長は罪を認める訳にはいかず、、、警視庁としては「横浜連合橘会」の「詐欺恐喝」に絡んだ事件として、、起訴したのであった。
岩田幹事長と橘金融との「顧問契約」から、、「反社会勢力の橘会」との関連を立証しての起訴である。
起訴内容が「詐欺恐喝の罪」であるから、、岩田幹事長は起訴内容を認めないために、「保釈申請」は却下されたのである。
そのほかに「贈収賄罪」もあり、、岩田幹事長側の弁護士団が、あらゆる勢力の力を借りても、ここまで法的に絡められてはどうすることもできなかった、、、ましてや、、公のマスコミの力を利用した轟警視の頭脳的な作戦には太刀打ちができなかった。
政治家と反社会勢力の暴挙は許されるものではなかったのである。
岩田幹事長が金権勢力を駆使しても、、、巻き添えを恐れた政治家や権力者はにげたのであった。
何時の時代も栄華を誇っても、、、いつかは潰される時がくるのである。。。誰もが自分が可愛いのである。。己の命や、政治生命をかけて救うものはいなかったのであった。
悪は滅びる、、、大悪人も正義の「司法」の前には敗れるのである。。。
真剣に、本当に正義を振りかざして立ち向かうものがいれば、、悪を滅ぼすことができるのであった。
轟警視は心からそう思ったのである。轟警視は両親と妹に伝えたかった。「安らかに、静かに休んでください」と。。。。










































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