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第12章~(ハル)~⑥
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♢「はい、突然のお知らせになって申し訳ないんですけど……。私、吉野亜莉寿は、この三学期いっぱいで稲野高校から、海外の学校に転校することにななりました。アメリカで仕事をすることになった母親について行くのですが、転校自体は、私のワガママを聞いてもらった部分もあるので……。番組作りに関わってくれているヒト達や放送を楽しみにしてくれている皆さんには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。それでも、三月の放送までは、これまで以上に精一杯がんばろうと思うので、引き続き、応援していただけると嬉しく思います」
♤「去年の六月の放送開始から、番組作りに協力してくれている放送部の皆さんとともに、一緒に放送してきたので、寂しい気持ちも、あるんですけど……。吉野さんの想いを尊重したいということは、番組関係者一同の総意であると思うので───。はい、制作ブースのプロデューサーさんもガラス越しにうなずいてくれています(笑)自分としては、アリス店長の映画とエンターテイメントの本場での活躍を応援したい、と思います」
♧「がんばってね、吉野さん」
♢「二人とも、ありがとう!」
♤「そして、番組から、もう一つお知らせがあります!アリス店長の転勤に伴い、番組に欠員が生じてしまうことになりました。来年度の四月以降も、番組は継続する予定ですので、あらためて『シネマハウスへようこそ!』の新メンバーを募集したいと思います。はい、放送部のブンちゃんからも、告知をお願いします」
♧「映画好きなヒトはもちろん、映画に詳しくないヒトでも結構です!ボク達と放送で話してみたいとか、どんな動機でも構わないので、興味のあるヒトは、放送部まで、ご連絡ください」
♤「これ、プロデューサーさんからの指示で、このお知らせの内容になってるけど、オレ達と話したいと思ってくれるヒトなんて、居てるんかな?」
♢「私は、二人の会話をそばで聞いてるのは、とっても楽しいけどな~」
♤「いや、それは貴女の個人的な趣味嗜好の話しであって……。まあ、別にイイけどね(笑)」
BGM:ヴァンゲリス『Love Theme』
♤「はい、エンディングのコーナーです!今日は、ちょっと寂しいお知らせもあったんですが、このメンバーでお送りする来週からの残り九回は、今まで以上に楽しんでもらえる様に放送したいと思いますので───。という訳で、今週のお相手は、アリマヒデアキと」
♢「ヨシノアリスと」
♧「ブンでした!」
♤「それでは、また来週!」
♤「去年の六月の放送開始から、番組作りに協力してくれている放送部の皆さんとともに、一緒に放送してきたので、寂しい気持ちも、あるんですけど……。吉野さんの想いを尊重したいということは、番組関係者一同の総意であると思うので───。はい、制作ブースのプロデューサーさんもガラス越しにうなずいてくれています(笑)自分としては、アリス店長の映画とエンターテイメントの本場での活躍を応援したい、と思います」
♧「がんばってね、吉野さん」
♢「二人とも、ありがとう!」
♤「そして、番組から、もう一つお知らせがあります!アリス店長の転勤に伴い、番組に欠員が生じてしまうことになりました。来年度の四月以降も、番組は継続する予定ですので、あらためて『シネマハウスへようこそ!』の新メンバーを募集したいと思います。はい、放送部のブンちゃんからも、告知をお願いします」
♧「映画好きなヒトはもちろん、映画に詳しくないヒトでも結構です!ボク達と放送で話してみたいとか、どんな動機でも構わないので、興味のあるヒトは、放送部まで、ご連絡ください」
♤「これ、プロデューサーさんからの指示で、このお知らせの内容になってるけど、オレ達と話したいと思ってくれるヒトなんて、居てるんかな?」
♢「私は、二人の会話をそばで聞いてるのは、とっても楽しいけどな~」
♤「いや、それは貴女の個人的な趣味嗜好の話しであって……。まあ、別にイイけどね(笑)」
BGM:ヴァンゲリス『Love Theme』
♤「はい、エンディングのコーナーです!今日は、ちょっと寂しいお知らせもあったんですが、このメンバーでお送りする来週からの残り九回は、今まで以上に楽しんでもらえる様に放送したいと思いますので───。という訳で、今週のお相手は、アリマヒデアキと」
♢「ヨシノアリスと」
♧「ブンでした!」
♤「それでは、また来週!」
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