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週末デート いちゃいちゃ成分 かなり多め 5
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いいにおいの布団の中で、アルにぎゅーと抱きしめられて、つい、ぼーっとなったけれど、肝心なことを忘れてた。
「アルったら、なんでレオンにイザベラのことを話しちゃったのよ、そりゃ、口止めはしなかったけれど・・・」
アルは意外そうな顔をして、
「話しちゃいけないことだったか?」
「そうよ、デリケートな問題なんだから、アルだって、レオンがイザベラのこと好きだって知ってるでしょ」
「だから余計、報告しといたほうがいいと思ったんだ」
「えっ?」
「レオンは縁あって、今は、俺の息子だし、まあ、イザベラも今は娘になっているが、俺は、まだ息子のままだと思っている」
「うん」
そう簡単に、娘とは思えないよね。
「レオンはイザベラが好きだろ?こっちが引くぐらい、異常なほどにな」
間違ってはいないけれど、アルも似たり寄ったりだよとレオンも思ってると思う。
「その点、イザベラと言えば、レオンに恋してるのかと言えば、ないな。ただ心は許しているな。あいつ、レオンにめっちゃ世話されてたぞ。それにイザベラのことをレオンに報告したときは、ものすごく感謝されたぞ、ありがとう、お父さんって、お父さんって言われて照れちゃったよ」
はあ、そうですか、私は結構、怖い目にあいましたけどね・・・って
「レオンに世話されてるって?」
「ああ、ほら、あいつ、集中すると、他のことが見えなくなるだろ」
「うん」
集中すると、寝食忘れるから、無理やり食べさせてたっけ。
「だからか、レオンが、かいがいしく、ごはん食べさせてたり、口拭いたり、飲み物渡したりして、至れり尽くせりな感じだったな」
どうりで、夕飯食べなくても、最近つやつやしてると思った。
「ほら、俺はよく、あいつらのところにデザインと図面をもらいにいくだろ、一見、美男子と美少女がイチャイチャしているようにしか見えなかったぞ」
「はあ・・・」
「だから余計に、気になるんだよな、レオンは、果たして、どっちのイザベラが好きなのかと思ってな、俺はレオンが、本物のイザベラにも会えるなら、会った方がいいと思ったんだ」
確かに・・・
考えてみたら、レオンのイザベラに対する執着を知ってたのに、そのことについては深く考えてなかった。
なぜなら、イザベラから、本物のイザベラが、レオンのことを毛嫌いしていると聞いてたし、幼馴染と言っても、仲良くないイメージだったので、すっかり失念していた。
「アルったら、なんでレオンにイザベラのことを話しちゃったのよ、そりゃ、口止めはしなかったけれど・・・」
アルは意外そうな顔をして、
「話しちゃいけないことだったか?」
「そうよ、デリケートな問題なんだから、アルだって、レオンがイザベラのこと好きだって知ってるでしょ」
「だから余計、報告しといたほうがいいと思ったんだ」
「えっ?」
「レオンは縁あって、今は、俺の息子だし、まあ、イザベラも今は娘になっているが、俺は、まだ息子のままだと思っている」
「うん」
そう簡単に、娘とは思えないよね。
「レオンはイザベラが好きだろ?こっちが引くぐらい、異常なほどにな」
間違ってはいないけれど、アルも似たり寄ったりだよとレオンも思ってると思う。
「その点、イザベラと言えば、レオンに恋してるのかと言えば、ないな。ただ心は許しているな。あいつ、レオンにめっちゃ世話されてたぞ。それにイザベラのことをレオンに報告したときは、ものすごく感謝されたぞ、ありがとう、お父さんって、お父さんって言われて照れちゃったよ」
はあ、そうですか、私は結構、怖い目にあいましたけどね・・・って
「レオンに世話されてるって?」
「ああ、ほら、あいつ、集中すると、他のことが見えなくなるだろ」
「うん」
集中すると、寝食忘れるから、無理やり食べさせてたっけ。
「だからか、レオンが、かいがいしく、ごはん食べさせてたり、口拭いたり、飲み物渡したりして、至れり尽くせりな感じだったな」
どうりで、夕飯食べなくても、最近つやつやしてると思った。
「ほら、俺はよく、あいつらのところにデザインと図面をもらいにいくだろ、一見、美男子と美少女がイチャイチャしているようにしか見えなかったぞ」
「はあ・・・」
「だから余計に、気になるんだよな、レオンは、果たして、どっちのイザベラが好きなのかと思ってな、俺はレオンが、本物のイザベラにも会えるなら、会った方がいいと思ったんだ」
確かに・・・
考えてみたら、レオンのイザベラに対する執着を知ってたのに、そのことについては深く考えてなかった。
なぜなら、イザベラから、本物のイザベラが、レオンのことを毛嫌いしていると聞いてたし、幼馴染と言っても、仲良くないイメージだったので、すっかり失念していた。
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