幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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初めての戦争
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光が俺を包み込み、積乱雲の外の世界での戦いを体験させてくれる。
「おっ! ここがあの雲の外の世界か!」
初めて見る景色に心躍りながらも俺は空を見上げた。
「あそこから魔物が出ているみたいだな! 早く封殺しないと!」
そう言いながら駆け出すと、早速大量の敵が現れ始める。
「どれどれ? レベル159~240代か? 雑魚だな」
俺はははんと笑いながら爆裂魔法を放つ!
「オラオラっ! 無双してやるよ!!!」
単騎で雑魚どもを蹴散らしながらも強力な魔法とスキルに応酬を繰り返した。
「ははん! ザマあないぜ!」
余裕の快進撃に俺は笑みを浮かべていた。
これだけ楽勝なら苦戦なんてしないんじゃないか? そう思ってしまう程に敵が弱過ぎる。
そう思っていると...。
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
と言う少女の声が聞こえてきたので俺はそちらに向かう。
そこに向かうと短剣を握りしめた少女が1人で倒れた仲間を庇いながら奮闘を続けている場面に出くわした。
「まずい!!!」
アルティメットキマイラと呼ばれている種族の攻撃をまともに受けながら反撃を返している彼女の行動は無謀としかいえない。
(おいおいおい! あれは死ぬぞ!! 奴の牙には猛毒が塗られているんだ!)
実際の所、倒れている仲間も猛毒にやられているようだった。
「仕方ねぇな! 俺が守ってやるよ!」
「誰だ!? 一般人は逃げろ!!! あんたのようなちょっと腕が立つような奴らが敵う相手じゃない!」
口の悪いガキだなと思いながらも俺は剣を振るう。
「一般人かどうかは戦いを見てから言うんだな!」
「ギャオオオオオ!!!」
鋭い牙が届く前に俺は爆炎魔法を叩き込む!!
「こいつら相手に接近戦はするな。距離を空けて一方的に魔法で攻撃をし続けろ!」
何度か魔法を当てると簡単に倒せてしまった。
驚いたような表情で俺の事を見てくる少女に手を出しのべる。
「立てるか?」
そう呟いた時だった。
「...兄ちゃん?」
「...はっ?」
ボロボロになっていた少女がいきなりそう呟いてきたのは...。
「おっ! ここがあの雲の外の世界か!」
初めて見る景色に心躍りながらも俺は空を見上げた。
「あそこから魔物が出ているみたいだな! 早く封殺しないと!」
そう言いながら駆け出すと、早速大量の敵が現れ始める。
「どれどれ? レベル159~240代か? 雑魚だな」
俺はははんと笑いながら爆裂魔法を放つ!
「オラオラっ! 無双してやるよ!!!」
単騎で雑魚どもを蹴散らしながらも強力な魔法とスキルに応酬を繰り返した。
「ははん! ザマあないぜ!」
余裕の快進撃に俺は笑みを浮かべていた。
これだけ楽勝なら苦戦なんてしないんじゃないか? そう思ってしまう程に敵が弱過ぎる。
そう思っていると...。
「うわぁぁぁぁぁ!!!」
と言う少女の声が聞こえてきたので俺はそちらに向かう。
そこに向かうと短剣を握りしめた少女が1人で倒れた仲間を庇いながら奮闘を続けている場面に出くわした。
「まずい!!!」
アルティメットキマイラと呼ばれている種族の攻撃をまともに受けながら反撃を返している彼女の行動は無謀としかいえない。
(おいおいおい! あれは死ぬぞ!! 奴の牙には猛毒が塗られているんだ!)
実際の所、倒れている仲間も猛毒にやられているようだった。
「仕方ねぇな! 俺が守ってやるよ!」
「誰だ!? 一般人は逃げろ!!! あんたのようなちょっと腕が立つような奴らが敵う相手じゃない!」
口の悪いガキだなと思いながらも俺は剣を振るう。
「一般人かどうかは戦いを見てから言うんだな!」
「ギャオオオオオ!!!」
鋭い牙が届く前に俺は爆炎魔法を叩き込む!!
「こいつら相手に接近戦はするな。距離を空けて一方的に魔法で攻撃をし続けろ!」
何度か魔法を当てると簡単に倒せてしまった。
驚いたような表情で俺の事を見てくる少女に手を出しのべる。
「立てるか?」
そう呟いた時だった。
「...兄ちゃん?」
「...はっ?」
ボロボロになっていた少女がいきなりそう呟いてきたのは...。
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