幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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レイファストの町
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エトランゼオウ王国から少し離れた場所にあるレイファストの町にたどり着いた俺たちは早速ギルドに向かう。
「じゃあ今日は肩慣らしにこの依頼でも受けるか?」
しかし、既に夕暮れ時なので今日は受けるだけにとどめて明日から仕事に取り掛かろうと言う事になった。
適当な宿を取り、宿で休んでいるとケロナがアルシェにこう言い出した。
「じゃあアルシェ。特訓しよっか」
「今からですか!?」
もう辺りは暗くなっているので俺が近所迷惑になるからやめろと言ったのだが「町の外でやるから問題ないよ」の一点張りだ。
「...なら良いが周りに迷惑はかけるなよ」
「ああ、問題ないさ」
「...分かりました。お願いします」
そう言いながら出て行く2人の姿を俺はただ見送った。
~後日~
朝日が登り俺たちが目覚める頃、ようやくケロナとアルシェが帰ってきた。
「悪いけど今日の仕事にアルシェは連れて行かないからね。代わりに私がアルシェの分も働くから問題ないって事で」
明らかにズタボロなアルシェに回復魔法をかけてから宿に置いていくケロナはほぼ無傷だ。
「どうしたの? 私の顔に何かついてる?」
なんて言い出したので俺は言ってやった。
「お前、昨日アルシェに何をしたんだ?」
「それは秘密。だけど確実にあの子が強くなるように特訓しているのは事実だから楽しみにしててね。あの子意外とガッツあるから」
「う~ん...う~ん...」
俺には寝ているアルシェがうなされているようにしか見えないのだが、一体どんな特訓をしてきたんだ?
少し気になるが俺たちも強くならないといけないし金も稼がないといけないので、昨日受けた魔物討伐に向かうのでした。
「じゃあ今日は肩慣らしにこの依頼でも受けるか?」
しかし、既に夕暮れ時なので今日は受けるだけにとどめて明日から仕事に取り掛かろうと言う事になった。
適当な宿を取り、宿で休んでいるとケロナがアルシェにこう言い出した。
「じゃあアルシェ。特訓しよっか」
「今からですか!?」
もう辺りは暗くなっているので俺が近所迷惑になるからやめろと言ったのだが「町の外でやるから問題ないよ」の一点張りだ。
「...なら良いが周りに迷惑はかけるなよ」
「ああ、問題ないさ」
「...分かりました。お願いします」
そう言いながら出て行く2人の姿を俺はただ見送った。
~後日~
朝日が登り俺たちが目覚める頃、ようやくケロナとアルシェが帰ってきた。
「悪いけど今日の仕事にアルシェは連れて行かないからね。代わりに私がアルシェの分も働くから問題ないって事で」
明らかにズタボロなアルシェに回復魔法をかけてから宿に置いていくケロナはほぼ無傷だ。
「どうしたの? 私の顔に何かついてる?」
なんて言い出したので俺は言ってやった。
「お前、昨日アルシェに何をしたんだ?」
「それは秘密。だけど確実にあの子が強くなるように特訓しているのは事実だから楽しみにしててね。あの子意外とガッツあるから」
「う~ん...う~ん...」
俺には寝ているアルシェがうなされているようにしか見えないのだが、一体どんな特訓をしてきたんだ?
少し気になるが俺たちも強くならないといけないし金も稼がないといけないので、昨日受けた魔物討伐に向かうのでした。
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