幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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【レジアスの洞窟】③
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「あれは!」
そう呟く俺に続いてラカラが声を上げた。
「おっきな宝箱だ!!」
彼女はそう叫びながら大きな宝箱に迂闊に近づく。
「おい! こういうのって大抵罠だろ!」
「えっ? もう開けちゃったよ?」
宝箱を思いっきり開ける無警戒な盗賊。
今までここまで無警戒な盗賊などいただろうか?
言うなれば髪の毛を落としまくり靴のサイズをした足跡を残してしまい、犯人を特定してくださいと言っているくらいに証拠品を残す盗賊。
それがラカラなのだろう。
宝箱を開けた時にその宝箱が変形したのだ!
「わぁ!!!」
宝箱の形をしていた物体が異形のモンスターと化し、ラカラを締め上げる!
「わぁ!? なんだこいつ!?」
宝箱の形を成していた物は全く別の形となり俺たちに襲いかかってきた!
「馬鹿っ! 見え見えの罠に引っ掛かるなよ!」
そう言いながらも俺は宝箱のモンスターにデバフをかける。
「クギャ!?」
「よしっ! デバフが効いた! シュナ! 突っ込め!!!」
俺の言葉を聞いた彼女が宝箱のモンスターに【裁き】を発動する!
星の粒子が宝箱のモンスターを取り囲み撲滅した。
「た...助かった...」
と呟くラカラに俺は矯正を施す。
「助けられたら「ありがとう」だ」
俺の命令に逆らえない彼女はシュナに「ありがとう」と呟く彼女。
「そうだ。命令ではなく自然に言えるようになるまでこの命令は取り消さないからな」
「ぐぬぬ...!」
何やら俺の事を睨んできているが俺は人間として当然のことを奴に教えてやっているだけだ。
親がいないというのなら勉強する時間すらなかったのだろう。
だからこそ俺が矯正してやっていると言う訳だ。
こいつは頭のオツムさえ良くなればユニークなスキルをいくつも持っているので役に立ちそうだからな。
そう思っているとメニューが突然開いてこんな文章が出てきた。
『【隷属者・ラカラ】との親愛度が向上しました。【隷属者・ラカラ】にEXスキル【弱体者特攻】を付与。そして攻撃スキル【ポイズンハント】を習得させます』
そう呟く俺に続いてラカラが声を上げた。
「おっきな宝箱だ!!」
彼女はそう叫びながら大きな宝箱に迂闊に近づく。
「おい! こういうのって大抵罠だろ!」
「えっ? もう開けちゃったよ?」
宝箱を思いっきり開ける無警戒な盗賊。
今までここまで無警戒な盗賊などいただろうか?
言うなれば髪の毛を落としまくり靴のサイズをした足跡を残してしまい、犯人を特定してくださいと言っているくらいに証拠品を残す盗賊。
それがラカラなのだろう。
宝箱を開けた時にその宝箱が変形したのだ!
「わぁ!!!」
宝箱の形をしていた物体が異形のモンスターと化し、ラカラを締め上げる!
「わぁ!? なんだこいつ!?」
宝箱の形を成していた物は全く別の形となり俺たちに襲いかかってきた!
「馬鹿っ! 見え見えの罠に引っ掛かるなよ!」
そう言いながらも俺は宝箱のモンスターにデバフをかける。
「クギャ!?」
「よしっ! デバフが効いた! シュナ! 突っ込め!!!」
俺の言葉を聞いた彼女が宝箱のモンスターに【裁き】を発動する!
星の粒子が宝箱のモンスターを取り囲み撲滅した。
「た...助かった...」
と呟くラカラに俺は矯正を施す。
「助けられたら「ありがとう」だ」
俺の命令に逆らえない彼女はシュナに「ありがとう」と呟く彼女。
「そうだ。命令ではなく自然に言えるようになるまでこの命令は取り消さないからな」
「ぐぬぬ...!」
何やら俺の事を睨んできているが俺は人間として当然のことを奴に教えてやっているだけだ。
親がいないというのなら勉強する時間すらなかったのだろう。
だからこそ俺が矯正してやっていると言う訳だ。
こいつは頭のオツムさえ良くなればユニークなスキルをいくつも持っているので役に立ちそうだからな。
そう思っているとメニューが突然開いてこんな文章が出てきた。
『【隷属者・ラカラ】との親愛度が向上しました。【隷属者・ラカラ】にEXスキル【弱体者特攻】を付与。そして攻撃スキル【ポイズンハント】を習得させます』
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