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アリカ王国一武闘会開催!!
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あれからすぐに月日は流れてこの日がやってくる!!
「皆様!! アリカ王国一武闘会の会場はここです!! 参加申し込みの方はこちらまでどうぞ!!」
俺の用意したアリカ☆ がそう喋っている声を聞きながら会場の前を歩いていると凄い熱気だった。
明らかに強そうな剣士や怪しげな服装を着込んだ暗殺者らしき奴らも見える。
今回の大会は武器の扱いが認められており、優勝者にはアリカ王国の一等地に土地を与え、更に副賞として100万ガルと大福1年分が授与されるのだ!
副賞の100万ガルはわかるだろうが、なぜ大福1年分をつけたのかと言うと...。
「会場はここ...?」
蒼い瞳の少女が俺に声をかけてきたので俺はにっこりと笑ってこう返す。
「おおっ! そうだぞケロナ!」
「副賞の大福1年分は本当に貰えるんでしょうね?」
その言葉を待ってました!
そう...、副賞の大福1年分は彼女をここに呼び寄せる為の餌だったのさ!!
俺はその問いに対してにっこりとした笑顔を作る。
「勿論さ! 副賞の大福1年分目宛にくる人もいるだろうし危ない武闘大会に参加するんだから、優勝者にはこれくらいの報酬を与えないといけないと思ってたんだよ」
その答えに彼女は笑う。
「アリカにしては良い報酬を選んだと思うよ、正直言ってアリカ王国の一等地や副賞の100万ガルに興味は湧かないけど、大福1年分をもらえるからには頑張る人は多そうね」
(きっと大福目当ての選手は会場全体を見渡してもお前だけだぞ)
と心の中では思っておこう。
「それにしても...」
ぐっと力強い瞳で他の参加者を睨むケロナは少し怖くも美しい...。
「結構な人数が集まったわね、予選はもう始まるの?」
「今日の昼過ぎから始まるぞ、早く参加者登録してくれ!」
「急かさなくてもちゃんとするわよ」
俺はケロナには絶対に参加して欲しいので裏ルートで参加させた。
裏ルートとは言っても顔を出すだけで参加完了と言う面倒な手間を省いただけのものである。
参加するには名前と出身国の記名、そして参加費の1000ガルを払うか敗退した時点でキャストとして2時間働いてもらうと言う条件を承諾した者を参加完了させている。
金のない人でも参加する機会を与えるために、急遽キャストとして2時間働くという選択肢を増やしたのだ。
(俺って頭いい!!)
とか思っている間に彼女は参加をすませるのだった。
「皆様!! アリカ王国一武闘会の会場はここです!! 参加申し込みの方はこちらまでどうぞ!!」
俺の用意したアリカ☆ がそう喋っている声を聞きながら会場の前を歩いていると凄い熱気だった。
明らかに強そうな剣士や怪しげな服装を着込んだ暗殺者らしき奴らも見える。
今回の大会は武器の扱いが認められており、優勝者にはアリカ王国の一等地に土地を与え、更に副賞として100万ガルと大福1年分が授与されるのだ!
副賞の100万ガルはわかるだろうが、なぜ大福1年分をつけたのかと言うと...。
「会場はここ...?」
蒼い瞳の少女が俺に声をかけてきたので俺はにっこりと笑ってこう返す。
「おおっ! そうだぞケロナ!」
「副賞の大福1年分は本当に貰えるんでしょうね?」
その言葉を待ってました!
そう...、副賞の大福1年分は彼女をここに呼び寄せる為の餌だったのさ!!
俺はその問いに対してにっこりとした笑顔を作る。
「勿論さ! 副賞の大福1年分目宛にくる人もいるだろうし危ない武闘大会に参加するんだから、優勝者にはこれくらいの報酬を与えないといけないと思ってたんだよ」
その答えに彼女は笑う。
「アリカにしては良い報酬を選んだと思うよ、正直言ってアリカ王国の一等地や副賞の100万ガルに興味は湧かないけど、大福1年分をもらえるからには頑張る人は多そうね」
(きっと大福目当ての選手は会場全体を見渡してもお前だけだぞ)
と心の中では思っておこう。
「それにしても...」
ぐっと力強い瞳で他の参加者を睨むケロナは少し怖くも美しい...。
「結構な人数が集まったわね、予選はもう始まるの?」
「今日の昼過ぎから始まるぞ、早く参加者登録してくれ!」
「急かさなくてもちゃんとするわよ」
俺はケロナには絶対に参加して欲しいので裏ルートで参加させた。
裏ルートとは言っても顔を出すだけで参加完了と言う面倒な手間を省いただけのものである。
参加するには名前と出身国の記名、そして参加費の1000ガルを払うか敗退した時点でキャストとして2時間働いてもらうと言う条件を承諾した者を参加完了させている。
金のない人でも参加する機会を与えるために、急遽キャストとして2時間働くという選択肢を増やしたのだ。
(俺って頭いい!!)
とか思っている間に彼女は参加をすませるのだった。
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