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【冥帝】サイド⑧【改☆】
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わしが次なる部屋に入った途端!!。
ザンっ!! と何かが空を切りわしの方に向かってきた!!。
「ぬわっ!!」
わしが驚きの声を上げながらそれを躱すと、攻撃主の正体がわかる。
「ん?」
「あっ!」
わしとそいつは互いに見つめ合い状況を理解した。
「カズラ!!」
「システィ」
わしは武器を下ろし奴を見つめる。
「なんじゃ?、お主も道に迷っておるのか?」
「まあな...、以外と厄介なダンジョンみたいで俺も苦戦しているよ」
「奇遇じゃな...、わしらもじゃ」
わしは不思議とこやつと出会ったことを幸運に思っていた。
いつもなら見るだけで吐き気がするというのに、今回ばかりはそれを黙認しよう。
「カズラよ、しばし共闘といかんか?、このダンジョンを抜けるまではお主はワシの側にいても良いぞ?」
自分でもおかしい事を言っていると分かる。
いつものわしならば死んでもこやつの側にいるなんぞお断りだった。
じゃが今のわしは自分だけではなくトラスやチュリア、ツグミ君の命も預かっているのだ。
そう言った責任感のような物がわしの中に渦巻き、このようなありえない言葉を自然と発してしまっていたのである。
彼自身わしの奇行に驚いたようで目を見開いていた。
「どういう風の吹き回しだ?、お前から共闘を持ち出してくるなんてな...」
「さぁてね...、ただ大事なものを失うくらいなら嫌いな奴と組んででも生き残る方がマシだって考えただけじゃ」
ニヤリと笑うわしに彼も答える。
「いいだろう、もとより俺はお前達と同盟関係にあるしな、システィがいいと言うのであれば俺も同行しよう...」
「ふん、わしじゃって貴様と組むなんぞ反吐がでるわ...、じゃが少しだけ期待しておるぞ...」
小声で彼に期待していることを呟いたのだが、どうやら聞き漏らしてくれたようだ。
まあ、そっちの方がいいのだが...。
わしらはカズラという強力な仲間を得ながら更に先を見据えるのじゃった。
ザンっ!! と何かが空を切りわしの方に向かってきた!!。
「ぬわっ!!」
わしが驚きの声を上げながらそれを躱すと、攻撃主の正体がわかる。
「ん?」
「あっ!」
わしとそいつは互いに見つめ合い状況を理解した。
「カズラ!!」
「システィ」
わしは武器を下ろし奴を見つめる。
「なんじゃ?、お主も道に迷っておるのか?」
「まあな...、以外と厄介なダンジョンみたいで俺も苦戦しているよ」
「奇遇じゃな...、わしらもじゃ」
わしは不思議とこやつと出会ったことを幸運に思っていた。
いつもなら見るだけで吐き気がするというのに、今回ばかりはそれを黙認しよう。
「カズラよ、しばし共闘といかんか?、このダンジョンを抜けるまではお主はワシの側にいても良いぞ?」
自分でもおかしい事を言っていると分かる。
いつものわしならば死んでもこやつの側にいるなんぞお断りだった。
じゃが今のわしは自分だけではなくトラスやチュリア、ツグミ君の命も預かっているのだ。
そう言った責任感のような物がわしの中に渦巻き、このようなありえない言葉を自然と発してしまっていたのである。
彼自身わしの奇行に驚いたようで目を見開いていた。
「どういう風の吹き回しだ?、お前から共闘を持ち出してくるなんてな...」
「さぁてね...、ただ大事なものを失うくらいなら嫌いな奴と組んででも生き残る方がマシだって考えただけじゃ」
ニヤリと笑うわしに彼も答える。
「いいだろう、もとより俺はお前達と同盟関係にあるしな、システィがいいと言うのであれば俺も同行しよう...」
「ふん、わしじゃって貴様と組むなんぞ反吐がでるわ...、じゃが少しだけ期待しておるぞ...」
小声で彼に期待していることを呟いたのだが、どうやら聞き漏らしてくれたようだ。
まあ、そっちの方がいいのだが...。
わしらはカズラという強力な仲間を得ながら更に先を見据えるのじゃった。
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