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Z(ゼロス)②
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ティラスと遊び続ける俺。
「ほれほれどうした?、雑魚どもを痛めつけて楽しんでたんじゃないのか?、砂浜に打ち付けられているあの娘どもは全部お前が倒したんだろう?、その力を早く見せてほしいな...」
煽る。
とにかく相手を煽る。
俺の攻撃(イカ足)が腹部に当たり、腹を抑える奴を見て俺は笑っていた。
「おいおい、早く本気を出してほしいな..、こんなんじゃあ技を出す必要もないぜ」
その言葉の意味が分かったのか、ようやく力を入れ始める彼。
「【勇極】!!」
極限の力がティラスの体に集まり、ただでさえ巨漢である彼の体が数段膨れ上がる!。
凄まじいパワーが彼を中心に蠢くのを見た俺は思わず...。
パチパチパチ。
拍手をしていた。
「なんだそれ...、俺のいた国じゃあそんな能力を持っている奴はいなかったな...、見せてくれよこの世界の戦い方ってやつを」
少し期待したのだが、パワーが上がった分スピードが落ちてしまっているのが気になてしまい、存分に戦闘を楽しめない。
「んっ?、左のジョブに右ストレートと見せかけた足払い、最後はブレスか」
相手の動きが手に取るように分かってしまうのでつまらない。
「ほらっ!お返しだ!」
【息返し】
俺のタコ足の高速回転で作られた逆風に、奴自慢のブレスが跳ね返る!!。
俺は魔力を一切使わずに大ダメージを与えたことに満足した。
「やっぱりな、お前なんかがどう頑張ったって俺にかすり傷1つつけることすらできやしないってことがようやく分かったか?」
腕を組んだままイカ足の半分を椅子のようにしてくつろぐ俺。
「グヌヌ...!」
何処と無く悔しそうな彼を見ていると、一応冥土の土産くらいくれてやろうという気分になってきた。
「いい顔だな、まだ戦意が落ちないか...、まあ洗脳なんかされてる奴に俺が負けるはずないんだがな、その戦意に免じて技を1つだけ見せてやろう...」
俺は魔力を込めて海その物を操る。
(海の中にある塩分を分解再構築...)
海の中に含まれている塩分が分解され、俺の魔力の誘導に誘われ集まる。
「いい海だ...、塩分濃度が高く、汚れていない自然のままな素晴らしい海...」
雄大な海を見て俺は静かに集めた塩を一点に集中させたまま握りしめる。
「知ってるか?、塩分ってのは生物にとって必要な物だがな、過剰に摂取すると血圧が上がって死ぬんだぜ...、血圧が上がり過ぎて死ぬってどのくらい痛いんだろうな?」
ニヤリと笑ったまま、俺は大量の塩分を含む塩の球体を作り上げた。
「【塩の槍】」
塩の槍とは名ばかりの白いだけの小さな玉のようであるが、この中には近海から集めた塩分が大量に含まれている。
成人男性がたった180g程塩分を摂取しただけで死ねるのだ。
「この海の恵みによって散れ...」
俺はその球体をティラスに投げつけるのだった。
「ほれほれどうした?、雑魚どもを痛めつけて楽しんでたんじゃないのか?、砂浜に打ち付けられているあの娘どもは全部お前が倒したんだろう?、その力を早く見せてほしいな...」
煽る。
とにかく相手を煽る。
俺の攻撃(イカ足)が腹部に当たり、腹を抑える奴を見て俺は笑っていた。
「おいおい、早く本気を出してほしいな..、こんなんじゃあ技を出す必要もないぜ」
その言葉の意味が分かったのか、ようやく力を入れ始める彼。
「【勇極】!!」
極限の力がティラスの体に集まり、ただでさえ巨漢である彼の体が数段膨れ上がる!。
凄まじいパワーが彼を中心に蠢くのを見た俺は思わず...。
パチパチパチ。
拍手をしていた。
「なんだそれ...、俺のいた国じゃあそんな能力を持っている奴はいなかったな...、見せてくれよこの世界の戦い方ってやつを」
少し期待したのだが、パワーが上がった分スピードが落ちてしまっているのが気になてしまい、存分に戦闘を楽しめない。
「んっ?、左のジョブに右ストレートと見せかけた足払い、最後はブレスか」
相手の動きが手に取るように分かってしまうのでつまらない。
「ほらっ!お返しだ!」
【息返し】
俺のタコ足の高速回転で作られた逆風に、奴自慢のブレスが跳ね返る!!。
俺は魔力を一切使わずに大ダメージを与えたことに満足した。
「やっぱりな、お前なんかがどう頑張ったって俺にかすり傷1つつけることすらできやしないってことがようやく分かったか?」
腕を組んだままイカ足の半分を椅子のようにしてくつろぐ俺。
「グヌヌ...!」
何処と無く悔しそうな彼を見ていると、一応冥土の土産くらいくれてやろうという気分になってきた。
「いい顔だな、まだ戦意が落ちないか...、まあ洗脳なんかされてる奴に俺が負けるはずないんだがな、その戦意に免じて技を1つだけ見せてやろう...」
俺は魔力を込めて海その物を操る。
(海の中にある塩分を分解再構築...)
海の中に含まれている塩分が分解され、俺の魔力の誘導に誘われ集まる。
「いい海だ...、塩分濃度が高く、汚れていない自然のままな素晴らしい海...」
雄大な海を見て俺は静かに集めた塩を一点に集中させたまま握りしめる。
「知ってるか?、塩分ってのは生物にとって必要な物だがな、過剰に摂取すると血圧が上がって死ぬんだぜ...、血圧が上がり過ぎて死ぬってどのくらい痛いんだろうな?」
ニヤリと笑ったまま、俺は大量の塩分を含む塩の球体を作り上げた。
「【塩の槍】」
塩の槍とは名ばかりの白いだけの小さな玉のようであるが、この中には近海から集めた塩分が大量に含まれている。
成人男性がたった180g程塩分を摂取しただけで死ねるのだ。
「この海の恵みによって散れ...」
俺はその球体をティラスに投げつけるのだった。
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