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ガハハ!!余裕余裕!!
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「ガハハ!!余裕余裕!!」
俺は会場内にある椅子に座りながら高笑いを上げていました。
なぜかというと、初出場にも関わらず、俺たちのチームが決勝トーナメントに出場したからです。
(本当は俺何にもしてないんだけど、俺の力という事にしておこうね~♪)
実際俺は指示の1つも出していないのですが、対◯忍の実力が思っていたよりも強いお陰で何とか進んでいたのでした。
俺が上機嫌で座っていると、二回戦で戦ったモミホッグ中将が俺達の前に現れました。
「おめでとうアリカちゃん」
「お前は確か...、モミホッグ!!」
「覚えていてくれたのか、とりあえず決勝トーナメント進出おめでとう」
「おう!」
なぜか知りませんが、そんな事をわざわざ言ってくる彼。
ただおめでとうを言うだけの為に姿を現したのかと思っていると、不意に興味深い事を話し始めたのです。
「実はな...、アリカちゃんの強いモンスターを見ていると奴らを思い出すんだよ」
「奴ら?」
「醒竜さ」
「醒竜?」
彼は俺のきょとんとした表情を見ると驚いたような表情を浮かべていました。
「なんだ?モンスターテイマーなのに知らないのか?、カザイの大地を支配する四天の竜達を...」
「四天の竜?」
(なんだそれ!?、物凄くかっこいいじゃん!!)
「詳しく聞かせて!!」
俺は目を輝かせながら情報を提供してもらったのです。
モミホッグの情報を纏めると、だいたい100年に一度この時期に天災が怒ると言われているらしい。
大地は揺れ火山は勢いを増し、空気は凍りつき風は乱気流を生み出す。
その正体こそが四醒竜。
実際にその姿を見た者達もいくらかはいるらしいのだが、なぜか醒竜はこの時期にならないと現れないらしいのだ。
「どの個体も相当な実力を持っているからか、今まで沢山のモンスターテイマーが醒竜に挑んだが誰1人として生きて帰った者はいない...」
俺はその話を聴くとよだれを垂らしながら興奮していた。
(いいね♪いいね♪、俺そういうのしゅき♡)
だけど彼は笑っていた。
「まあ...、この時期に絶対現れる訳じゃないからな、もしも現れたらアリカちゃんのモンスター達と醒竜の戦いを見てみたいと思って声をかけただけだからあんまり気にしないでくれ」
「気にするよ!!」
「そうか?」
「あたりまえ!!、醒竜か~...、どんくらい強いんだろう?」
飽くなき好奇心が刺激されてしまった俺は、彼の言っていた醒竜が現れる事を期待してしまうのでした。
俺は会場内にある椅子に座りながら高笑いを上げていました。
なぜかというと、初出場にも関わらず、俺たちのチームが決勝トーナメントに出場したからです。
(本当は俺何にもしてないんだけど、俺の力という事にしておこうね~♪)
実際俺は指示の1つも出していないのですが、対◯忍の実力が思っていたよりも強いお陰で何とか進んでいたのでした。
俺が上機嫌で座っていると、二回戦で戦ったモミホッグ中将が俺達の前に現れました。
「おめでとうアリカちゃん」
「お前は確か...、モミホッグ!!」
「覚えていてくれたのか、とりあえず決勝トーナメント進出おめでとう」
「おう!」
なぜか知りませんが、そんな事をわざわざ言ってくる彼。
ただおめでとうを言うだけの為に姿を現したのかと思っていると、不意に興味深い事を話し始めたのです。
「実はな...、アリカちゃんの強いモンスターを見ていると奴らを思い出すんだよ」
「奴ら?」
「醒竜さ」
「醒竜?」
彼は俺のきょとんとした表情を見ると驚いたような表情を浮かべていました。
「なんだ?モンスターテイマーなのに知らないのか?、カザイの大地を支配する四天の竜達を...」
「四天の竜?」
(なんだそれ!?、物凄くかっこいいじゃん!!)
「詳しく聞かせて!!」
俺は目を輝かせながら情報を提供してもらったのです。
モミホッグの情報を纏めると、だいたい100年に一度この時期に天災が怒ると言われているらしい。
大地は揺れ火山は勢いを増し、空気は凍りつき風は乱気流を生み出す。
その正体こそが四醒竜。
実際にその姿を見た者達もいくらかはいるらしいのだが、なぜか醒竜はこの時期にならないと現れないらしいのだ。
「どの個体も相当な実力を持っているからか、今まで沢山のモンスターテイマーが醒竜に挑んだが誰1人として生きて帰った者はいない...」
俺はその話を聴くとよだれを垂らしながら興奮していた。
(いいね♪いいね♪、俺そういうのしゅき♡)
だけど彼は笑っていた。
「まあ...、この時期に絶対現れる訳じゃないからな、もしも現れたらアリカちゃんのモンスター達と醒竜の戦いを見てみたいと思って声をかけただけだからあんまり気にしないでくれ」
「気にするよ!!」
「そうか?」
「あたりまえ!!、醒竜か~...、どんくらい強いんだろう?」
飽くなき好奇心が刺激されてしまった俺は、彼の言っていた醒竜が現れる事を期待してしまうのでした。
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