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悪魔王ロムパVSドラゴン娘リュア
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「ゲェ!!リュア!!」
俺は絶句した。
今目の前にいるはずのない彼女がたしかに存在していたからである。
俺が急いで逃げようとしたが無駄だ。
一瞬で距離を詰められて簡単に押し倒される。
力の差で全く振りほどけない俺を見て楽しそうに舌なめずりをして来る彼女。
「ふふっ♡捕まえた...♡」
俺の頰をペロッと舐めてきた為既に発情しているのかもしれない。
「あの~リュアさん...、今目の前に契約中の悪魔王さんがいるんです後にしてくれませんかね~...」
俺がそう言おうとも無駄である。
むしろ彼女の鼻息はどんどん荒くなって行くのだった。
「そんなこと言って逃げようとしてるのは丸わかりだぞ♡、じゃあそろそろ可愛い部分見せてよ♡」
(あっ...だめだこれ、完全に発情してる...)
かなりの間期間を空けていたのを思い出し後悔する。
このまま再び犯されてしまうのでしょうか?。
そう思っていると不意にロムパがリュアの方に近づきパンチを食らわしました。
「えっ!?」
幼体とは言え、ドラゴンという強靭な種族をパンチ1発で壁際まで吹き飛ばした彼女に驚いたのです。
「悪いけど、我の前でイチャイチャしないでくれるかな?、なんかそういうの見てると変な気分になってくるから」
そう言いながらリュアの方をギロリと見下ろす彼女からは、まぎれもない風格を感じさせられました。
(ロムパちゃんつぇぇぇぇ!!!)
確かに強めには作ったつもりでしたが、まさかリュアをあんなにあっさり吹き飛ばすほどとは思っていなかったので意外です。
崩れ落ちる壁から這い出てきたドラゴンの少女は頭をおさえながら、新たに現れた強敵を静かに見据えていました。
「貴方...だれ?」
名前を聞かれた悪魔の王はこほんと咳を込んだ後に名乗りを上げます。
「我はロムパ=まりっじ☆!!悪魔の王としてこの地に召喚されし者だ」
「悪魔の王...?」
「さしずめ魔王とでも呼んで貰おうか...、わかったのなら引けっ!、所詮貴様はドラゴンの幼体なのだろう?、なら我には勝てん!」
傲慢なロムパを見て頭にきたのかこのような事を叫び始めるリュア。
「うるさいわね!!このチビッ!!」
(おいおい...、この場にいる全員チビッコなんだが...、その言葉はお前にも当てはまるぞリュア...)
俺が呆れ帰っていると、なぜかブチギレ寸前の表情で彼女を見ているロムパ。
「我をチビと言ったのかあの小娘は...」
(あんたも充分にチビですけどね...)
心で思っても口には出さない俺。
「絶対に許さん!!、本当の我はおっきいんだぞっ!!嘘じゃないからな!!」
両手を広げて大きさを表現する様が子供らしくて本当に可愛いが、そんなことを言っている場合ではない。
今まさに二人の間で大きな戦争(笑)が始まるのであった!!。
俺は絶句した。
今目の前にいるはずのない彼女がたしかに存在していたからである。
俺が急いで逃げようとしたが無駄だ。
一瞬で距離を詰められて簡単に押し倒される。
力の差で全く振りほどけない俺を見て楽しそうに舌なめずりをして来る彼女。
「ふふっ♡捕まえた...♡」
俺の頰をペロッと舐めてきた為既に発情しているのかもしれない。
「あの~リュアさん...、今目の前に契約中の悪魔王さんがいるんです後にしてくれませんかね~...」
俺がそう言おうとも無駄である。
むしろ彼女の鼻息はどんどん荒くなって行くのだった。
「そんなこと言って逃げようとしてるのは丸わかりだぞ♡、じゃあそろそろ可愛い部分見せてよ♡」
(あっ...だめだこれ、完全に発情してる...)
かなりの間期間を空けていたのを思い出し後悔する。
このまま再び犯されてしまうのでしょうか?。
そう思っていると不意にロムパがリュアの方に近づきパンチを食らわしました。
「えっ!?」
幼体とは言え、ドラゴンという強靭な種族をパンチ1発で壁際まで吹き飛ばした彼女に驚いたのです。
「悪いけど、我の前でイチャイチャしないでくれるかな?、なんかそういうの見てると変な気分になってくるから」
そう言いながらリュアの方をギロリと見下ろす彼女からは、まぎれもない風格を感じさせられました。
(ロムパちゃんつぇぇぇぇ!!!)
確かに強めには作ったつもりでしたが、まさかリュアをあんなにあっさり吹き飛ばすほどとは思っていなかったので意外です。
崩れ落ちる壁から這い出てきたドラゴンの少女は頭をおさえながら、新たに現れた強敵を静かに見据えていました。
「貴方...だれ?」
名前を聞かれた悪魔の王はこほんと咳を込んだ後に名乗りを上げます。
「我はロムパ=まりっじ☆!!悪魔の王としてこの地に召喚されし者だ」
「悪魔の王...?」
「さしずめ魔王とでも呼んで貰おうか...、わかったのなら引けっ!、所詮貴様はドラゴンの幼体なのだろう?、なら我には勝てん!」
傲慢なロムパを見て頭にきたのかこのような事を叫び始めるリュア。
「うるさいわね!!このチビッ!!」
(おいおい...、この場にいる全員チビッコなんだが...、その言葉はお前にも当てはまるぞリュア...)
俺が呆れ帰っていると、なぜかブチギレ寸前の表情で彼女を見ているロムパ。
「我をチビと言ったのかあの小娘は...」
(あんたも充分にチビですけどね...)
心で思っても口には出さない俺。
「絶対に許さん!!、本当の我はおっきいんだぞっ!!嘘じゃないからな!!」
両手を広げて大きさを表現する様が子供らしくて本当に可愛いが、そんなことを言っている場合ではない。
今まさに二人の間で大きな戦争(笑)が始まるのであった!!。
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