ある愛妻家の脳内

バレンタインデーの準備

「逆チョコ」という言葉が登場する前から、私は妻にバレンタインチョコをプレゼントしている。

今日は仕事帰りに、バレンタインチョコの売上が全国一で有名な名古屋の百貨店特設会場に来た。

事前にデジタルカタログを見て、候補の品を決めてある。
百貨店の限定商品が中心だ。
可能な限り、味見もして買おうと思っている。

事前予約の必要がなかった頃と比べると、会場内が歩きやすい。
当時は毎年、ラッシュアワーのすし詰め電車のような混雑具合だったからなあ……。

案内図で目的のショップの位置を確かめながら、一応、近隣のショップもチラ見はしている。

圧倒的に女性客が多いが、カップルも居る。
妻と一緒に来たい気もするが、お互いにどんなチョコを買ったのかは、毎年、当日のお楽しみにしている。
一緒に来ては隠しづらいので、別々に買うことにしているのだ。

最初に買ったのは、エディブルフラワーが使われているフレーバーチョコ。
以下、順不同で今年の戦利品。
・ピスタチオショコラ
・焼酎チョコ
・オレンジ味の生チョコ
・抹茶生チョコ
・あまおうチョコ
・キャラメルアソート

品切れ商品もあって、10種類には届かなかったが、ラッキーセブンで7種類ということにしておこう。


バレンタインデー前に家に持ち帰ることにはなるが、開封はバレンタインデー当日にするのが、夫婦の決め事になっている。

妻もそろそろ、輸入品を扱うお気に入りの店で、チョコレートを買っておいてくれていると思う。

今日は帰りが遅くて、夕食の支度を妻ひとりに任せてしまう分、あと片づけは私がしよう。
何を作って待っていてくれるだろうか？