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第3部
【8】因縁の再会⑤(~同じ制服)
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【8ー⑤】
そんな緋色君は私の深緑色のブレザーの袖を掴んだまま店内に入ると、下階で受付をしているカウンターの横を素通りで真っ直ぐに奥に進んで行くので、慌てて足にブレーキを掛ける。
「ちょ、ちょっと緋色くん!」
「なに?」
私が歩くのを急に拒否った為、緋色くんは相変わらずの無愛想な表情のまま前に進むのをやめて、こちらを振り向いた。
「いや、その一応私も招待客だし、会費だって きちんと払わないと。 だから ちょっと受付に行ってくるね?」
そう言って私は自分のバッグから お母さんが用意してくれた封筒を取り出して受付に行こうとすると、緋色くんがすかさず私の封筒を持っている手首を掴む。
「え?」
「いいから。俺の招待客だから会費は要らない」
「え、いやいや、そういうわけにもいかないでしょ? 私は身内でも何でもない赤の他人だし、しかも昨日初めて会った人間なのに自分だけ会費も払わずに参加するなんて、さすがに図々しいんじゃないかな?」
すると緋色くんの眉間に小さな皺がよって、ますます不機嫌な顔になる。
「俺が押し付け招待したんだから、先輩は何もしなくていいんだよ。 しかも初めて会ったって言うけど、それは先輩の記憶力がすごく悪いだけで俺達は初対面じゃないからーーとにかくほら、行くよ」
「え、ちょっと! 待って!?」
そんな緋色くんは私の有無も お構い無しで、私の手首を掴んだまま、ずんずんと先に進んで行く。なので結局、会費も払う事が出来ずに彼について行くしか選択肢が無い。
ううぅ~緋色くんって、可愛い顔して意外強引だなあ。
ーーなどと内心で思いながら掴まれている左手を見つめる。
………すごく綺麗な手。でも奏よりは少し小さいかな?
う~ん、やっぱピアノとか弾いている人の指って細くて長くて繊細に出来てるっていうか、私なんぞの手を掴んで果たしていいものだろうか?
見てる こっちの方が妙な罪悪感すら感じるんだけど。なんかこう神聖なものを穢しているというかさ……あっヤバ、そういや私、手、洗ってない!
私はとにかく手だけでも洗いに行かせてもらおうと口を開きかけると、緋色くんが下階にある空き部屋の前で立ち止まる。
そして振り返ると「ここで待ってて」と言って、掴んでいた手を離して部屋の中に入っていった。
私は首を傾げつつも、ようやく離してくれた左手首を見ると、彼の指の跡が薄っすらと赤く残っていたが、そんなに強く握られていたわけでもないので、その跡は直ぐに消えてしまった。
取り敢えずそれを見て安堵の息を吐く。その跡が彼の繊細な指を穢してしまった証拠のような気がして、もし これで彼の指に怪我でもさせようものなら、私が犯人になるではないか! それでなくてもセクハラ疑惑まであるのに最悪だ!!
そんな事を考えながらモヤモヤしていると緋色くんが部屋から出てきた。それを見て驚く。
「え? ええっ!?」
私は思わず間の抜けた声を上げて目を丸くする。それもそのはず、緋色くんはスーツを着用していたはずなのに何故か私と同じ緑峰学園の制服を着ていた。
「ど、どうしたの? その格好!?」
事態を呑み込めずに驚いている私とは正反対に、緋色くんは変わらず無愛想な表情のまま、制服のエンジのネクタイを締めている。
「どうしたも何も無いです。ただ先輩が制服なので、俺も制服の方がいいと思っただけです。まあ、時間も無いので、上着とネクタイだけですけど」
「あ~と、もしかして私が制服で来るかもしれないから、私が周りから浮かないように緋色くんも制服を持ってきてくれてたとか? それで私が やたら格好を気にするから、わざわざ着替えてくれたの?
ご、ごめん。私、なんか気を遣わせちゃったよね。でも大丈夫だよ? なんだかんだ言ってても実のところ、制服の方が着慣れているだけあって落ち着くし、さすがに知らない人達の中で長居するつもりは無いんだ。
だからさっきのスーツに着替えた方がいいんじゃない? しかも新婦の身内なんだからさ」
すると緋色くんは、ふいっと私から顔を逸らす。
「……別に先輩に気を遣ったわけじゃないです。俺も着慣れないスーツよりも、いつもの気慣れている制服の方が楽だし、たまたま先輩が制服だったので それに習っただけです」
「ええ~っと、でもさ、今日の主役の身内だし、君のお姉さんの体面的としては ちょっと不味くない?」
「そんな体面を気にするようなパーティーじゃない。それに親達も出席するわけじゃないし、これはあくまで姉達の大学の友人の集まりだから。
俺は手伝いと一応身内代表として参加しているだけ。しかもスーツなんて大人でもないのに俺に似合うわけない」
そう言って私から顔を逸らして俯いたままの緋色くんの表情は分からないので機嫌が良いのか悪いのか分からないが、
まあ、私がここにいる時点で すでに機嫌が悪いのかもだけど、取り敢えずは機嫌を取っておくに越した事はないだろう。
「そんな事ないよ? さっきのスーツもスゴく似合ってたし、それでなくても緋色くんってイケメン君だから逆に大人っぽくて、めっちゃカッコ良かった! もう、そこらの女子のハート狙い撃ちでモテまくってウハウハだよ!」
これはお世辞じゃなく本音の本音。確かに学校の制服の方が彼に一番似合うと思うけど、さっきのスーツ姿の緋色くんも外見の可愛いイメージとはちょっと違ってて、大人っぽい感じがギャップ萌えっていうの? これは女の子達が絶対黙ってないわ。
私は場を和ませようと二へっと口元をゆるませて笑って見せると、ずっと顔を逸らしていた緋色くんが私の顔を見つめるなり深いため息をついた。
「はあ……あんた、何言ってんの? しかも そんなセリフ本人を前にして恥ずかしげもなく、よく言えるね。ホント変わってる。頭、大丈夫?」
ガッガアァァ~ン! は、『春人』クンに頭おかしいって思われた! ーーい、いや、正確には『春人』クン似の男の子だけど………
私はフラフラと壁の方に両手をついて落ち込みポーズを取る。
「橘先輩? 一体何をやってるんですか?」
「ははは、いや、ちょっと心臓の方に穴がね………」
……確かに他の人からも『変人』ーーいや、変わってるって言われる事はあるけど、せめてもう少しオブラートに包んでっていうかさ、
今時の若者は思った事をハッキリと言うんだなあ ……はあ、家に帰ったら本家の『春人』クンに癒してもらおう!
【8ー続】
そんな緋色君は私の深緑色のブレザーの袖を掴んだまま店内に入ると、下階で受付をしているカウンターの横を素通りで真っ直ぐに奥に進んで行くので、慌てて足にブレーキを掛ける。
「ちょ、ちょっと緋色くん!」
「なに?」
私が歩くのを急に拒否った為、緋色くんは相変わらずの無愛想な表情のまま前に進むのをやめて、こちらを振り向いた。
「いや、その一応私も招待客だし、会費だって きちんと払わないと。 だから ちょっと受付に行ってくるね?」
そう言って私は自分のバッグから お母さんが用意してくれた封筒を取り出して受付に行こうとすると、緋色くんがすかさず私の封筒を持っている手首を掴む。
「え?」
「いいから。俺の招待客だから会費は要らない」
「え、いやいや、そういうわけにもいかないでしょ? 私は身内でも何でもない赤の他人だし、しかも昨日初めて会った人間なのに自分だけ会費も払わずに参加するなんて、さすがに図々しいんじゃないかな?」
すると緋色くんの眉間に小さな皺がよって、ますます不機嫌な顔になる。
「俺が押し付け招待したんだから、先輩は何もしなくていいんだよ。 しかも初めて会ったって言うけど、それは先輩の記憶力がすごく悪いだけで俺達は初対面じゃないからーーとにかくほら、行くよ」
「え、ちょっと! 待って!?」
そんな緋色くんは私の有無も お構い無しで、私の手首を掴んだまま、ずんずんと先に進んで行く。なので結局、会費も払う事が出来ずに彼について行くしか選択肢が無い。
ううぅ~緋色くんって、可愛い顔して意外強引だなあ。
ーーなどと内心で思いながら掴まれている左手を見つめる。
………すごく綺麗な手。でも奏よりは少し小さいかな?
う~ん、やっぱピアノとか弾いている人の指って細くて長くて繊細に出来てるっていうか、私なんぞの手を掴んで果たしていいものだろうか?
見てる こっちの方が妙な罪悪感すら感じるんだけど。なんかこう神聖なものを穢しているというかさ……あっヤバ、そういや私、手、洗ってない!
私はとにかく手だけでも洗いに行かせてもらおうと口を開きかけると、緋色くんが下階にある空き部屋の前で立ち止まる。
そして振り返ると「ここで待ってて」と言って、掴んでいた手を離して部屋の中に入っていった。
私は首を傾げつつも、ようやく離してくれた左手首を見ると、彼の指の跡が薄っすらと赤く残っていたが、そんなに強く握られていたわけでもないので、その跡は直ぐに消えてしまった。
取り敢えずそれを見て安堵の息を吐く。その跡が彼の繊細な指を穢してしまった証拠のような気がして、もし これで彼の指に怪我でもさせようものなら、私が犯人になるではないか! それでなくてもセクハラ疑惑まであるのに最悪だ!!
そんな事を考えながらモヤモヤしていると緋色くんが部屋から出てきた。それを見て驚く。
「え? ええっ!?」
私は思わず間の抜けた声を上げて目を丸くする。それもそのはず、緋色くんはスーツを着用していたはずなのに何故か私と同じ緑峰学園の制服を着ていた。
「ど、どうしたの? その格好!?」
事態を呑み込めずに驚いている私とは正反対に、緋色くんは変わらず無愛想な表情のまま、制服のエンジのネクタイを締めている。
「どうしたも何も無いです。ただ先輩が制服なので、俺も制服の方がいいと思っただけです。まあ、時間も無いので、上着とネクタイだけですけど」
「あ~と、もしかして私が制服で来るかもしれないから、私が周りから浮かないように緋色くんも制服を持ってきてくれてたとか? それで私が やたら格好を気にするから、わざわざ着替えてくれたの?
ご、ごめん。私、なんか気を遣わせちゃったよね。でも大丈夫だよ? なんだかんだ言ってても実のところ、制服の方が着慣れているだけあって落ち着くし、さすがに知らない人達の中で長居するつもりは無いんだ。
だからさっきのスーツに着替えた方がいいんじゃない? しかも新婦の身内なんだからさ」
すると緋色くんは、ふいっと私から顔を逸らす。
「……別に先輩に気を遣ったわけじゃないです。俺も着慣れないスーツよりも、いつもの気慣れている制服の方が楽だし、たまたま先輩が制服だったので それに習っただけです」
「ええ~っと、でもさ、今日の主役の身内だし、君のお姉さんの体面的としては ちょっと不味くない?」
「そんな体面を気にするようなパーティーじゃない。それに親達も出席するわけじゃないし、これはあくまで姉達の大学の友人の集まりだから。
俺は手伝いと一応身内代表として参加しているだけ。しかもスーツなんて大人でもないのに俺に似合うわけない」
そう言って私から顔を逸らして俯いたままの緋色くんの表情は分からないので機嫌が良いのか悪いのか分からないが、
まあ、私がここにいる時点で すでに機嫌が悪いのかもだけど、取り敢えずは機嫌を取っておくに越した事はないだろう。
「そんな事ないよ? さっきのスーツもスゴく似合ってたし、それでなくても緋色くんってイケメン君だから逆に大人っぽくて、めっちゃカッコ良かった! もう、そこらの女子のハート狙い撃ちでモテまくってウハウハだよ!」
これはお世辞じゃなく本音の本音。確かに学校の制服の方が彼に一番似合うと思うけど、さっきのスーツ姿の緋色くんも外見の可愛いイメージとはちょっと違ってて、大人っぽい感じがギャップ萌えっていうの? これは女の子達が絶対黙ってないわ。
私は場を和ませようと二へっと口元をゆるませて笑って見せると、ずっと顔を逸らしていた緋色くんが私の顔を見つめるなり深いため息をついた。
「はあ……あんた、何言ってんの? しかも そんなセリフ本人を前にして恥ずかしげもなく、よく言えるね。ホント変わってる。頭、大丈夫?」
ガッガアァァ~ン! は、『春人』クンに頭おかしいって思われた! ーーい、いや、正確には『春人』クン似の男の子だけど………
私はフラフラと壁の方に両手をついて落ち込みポーズを取る。
「橘先輩? 一体何をやってるんですか?」
「ははは、いや、ちょっと心臓の方に穴がね………」
……確かに他の人からも『変人』ーーいや、変わってるって言われる事はあるけど、せめてもう少しオブラートに包んでっていうかさ、
今時の若者は思った事をハッキリと言うんだなあ ……はあ、家に帰ったら本家の『春人』クンに癒してもらおう!
【8ー続】
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