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2章 王立学院編ー前編―
28<お仕置きと躾③>
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(これは夢なんだ。だから俺の好きにしていいんだ)
なぜかフリーズしてしまったジェラルドの手を自ら先端に導く。爪の先が触れただけでたまらなく気持ちいい。
「あっ……いいっ」
漏らした声でジェラルドはハッと我に返ったようだった。小さく舌打ちをすると、怒ったように悪態を吐いた。
「くそっ……」
重ねた俺の手を振り払って左右の先端をぎゅっと摘まむ。少しの痛みと強い快感が電流のように身体中に流れる。
「ひぁっ! や、ああああっ!!」
待ち望んでいたものが与えられ、気持ちよすぎて喉を反らして声を上げた。
俺は自ら彼の指先に先端を擦りつけるように上半身を突き出し、上下に動かしてみる。
「ジェラルド、さまあっ、もっとさわ、てぇっ。あんっ」
それに答えるジェラルドの声にいつもの余裕はない。
「おまえっ……どうなっても知らないぞ」
こんな淫らな事は現実だったら出来るわけがない。これは夢だとわかっているからどこまでも大胆になれる。だがこれでいいのだ。俺は欲望のままに普段の自分が聞いたら吐き気がするほどの甘ったるい声でジェラルドに懇願した。
背後でハッと息を呑む音がしたかと思うと、顔を後ろに向かされる。怒りも似た欲情に燃えるアクアマリンの瞳が視界いっぱいに広がる。鼻先が触れるほどの距離で、ジェラルドが獣のように唸った。
「こんなに煽って……! もう泣いて嫌がっても止めてやれないからな」
言うが早いか唇を食べられるのではないかというほど激しいキスが始まる。あますことなく口内を舌で蹂躙され、逃げる舌を引っ張り出されてきつく吸われた。解放されたかと思うと下唇を何度も甘噛みされる。乱れた呼吸が落ち着いた頃に再び狂おしいほどのキスが思考能力を奪っていく。
「んっ、んぅ、ふぁ、んんっ」
キスの際中も胸への攻めも止むことはない。長い間虐めれたせいか、胸の飾りは桜色から淫靡な紅に変化した。さらに先端は肥大化し、まるで小さなチェリーのように存在を主張している。
キスから解放されると、休む間もなく身体の向きを変え仰向けにシーツの海に沈められた。上から覆いかぶさってきたジェラルドは右の先端をねっとりと舐め上げた。
「ひんっ!!」
指とはまた違う刺激に身体が悦ぶ。腰が魚のように跳ねて快感を苦そうとする。だが腰のあたりに跨っていたジェラルド脚でがっちりと抑え込むと下半身の動きを封じた。
そうして上半身を折って再び胸の飾りに吸い付いた。目線を下げると否が応でも目に入るいやらしい光景に耐えられずに目を逸らした瞬間、胸元から厳しい声が飛んでくる。
「ユージン。目を開けてちゃんとこっちを見るんだ」
なぜかフリーズしてしまったジェラルドの手を自ら先端に導く。爪の先が触れただけでたまらなく気持ちいい。
「あっ……いいっ」
漏らした声でジェラルドはハッと我に返ったようだった。小さく舌打ちをすると、怒ったように悪態を吐いた。
「くそっ……」
重ねた俺の手を振り払って左右の先端をぎゅっと摘まむ。少しの痛みと強い快感が電流のように身体中に流れる。
「ひぁっ! や、ああああっ!!」
待ち望んでいたものが与えられ、気持ちよすぎて喉を反らして声を上げた。
俺は自ら彼の指先に先端を擦りつけるように上半身を突き出し、上下に動かしてみる。
「ジェラルド、さまあっ、もっとさわ、てぇっ。あんっ」
それに答えるジェラルドの声にいつもの余裕はない。
「おまえっ……どうなっても知らないぞ」
こんな淫らな事は現実だったら出来るわけがない。これは夢だとわかっているからどこまでも大胆になれる。だがこれでいいのだ。俺は欲望のままに普段の自分が聞いたら吐き気がするほどの甘ったるい声でジェラルドに懇願した。
背後でハッと息を呑む音がしたかと思うと、顔を後ろに向かされる。怒りも似た欲情に燃えるアクアマリンの瞳が視界いっぱいに広がる。鼻先が触れるほどの距離で、ジェラルドが獣のように唸った。
「こんなに煽って……! もう泣いて嫌がっても止めてやれないからな」
言うが早いか唇を食べられるのではないかというほど激しいキスが始まる。あますことなく口内を舌で蹂躙され、逃げる舌を引っ張り出されてきつく吸われた。解放されたかと思うと下唇を何度も甘噛みされる。乱れた呼吸が落ち着いた頃に再び狂おしいほどのキスが思考能力を奪っていく。
「んっ、んぅ、ふぁ、んんっ」
キスの際中も胸への攻めも止むことはない。長い間虐めれたせいか、胸の飾りは桜色から淫靡な紅に変化した。さらに先端は肥大化し、まるで小さなチェリーのように存在を主張している。
キスから解放されると、休む間もなく身体の向きを変え仰向けにシーツの海に沈められた。上から覆いかぶさってきたジェラルドは右の先端をねっとりと舐め上げた。
「ひんっ!!」
指とはまた違う刺激に身体が悦ぶ。腰が魚のように跳ねて快感を苦そうとする。だが腰のあたりに跨っていたジェラルド脚でがっちりと抑え込むと下半身の動きを封じた。
そうして上半身を折って再び胸の飾りに吸い付いた。目線を下げると否が応でも目に入るいやらしい光景に耐えられずに目を逸らした瞬間、胸元から厳しい声が飛んでくる。
「ユージン。目を開けてちゃんとこっちを見るんだ」
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