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新章Ⅰ「忌み子と騎士のゆくところ」
14.檻の中で
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「手前勝手にカッコつけてんじゃねえ!」
「あんっ」
ジェイルの手が襟首を掴む。縄をかけられた両手は怒りのあまりぶるぶると震えていた。彼の黒目がこんなに大きくなるところを、ルカは初めて見た。
「何度言えばわかるんだ!? 自分を安売りするなと言ったばかりだろうが! おまえは俺とずっと一緒にいるんじゃなかったのか、このバカッ! クソボケが!」
「だ、だって……ジェイル様が……」
「俺がそんなに頼りないか!」
「殺されてしまうと思ったから……!」
ジェイルの耳のふちは裂けたまま、血の玉が赤黒く固まっていた。呆気なく捕まった二人は武器を取り上げられ、緑の民の拠点へ連行されたのだった。古木の根でできた地下牢に放り込まれたところで、それまでむっつりと押し黙っていたジェイルの怒りが爆発した。ルカは泣きながら訴えた。
「ジェイル様の命はひとつしかないのに、どうして守られたままでいられるでしょう……」
牢の隙は、弾力のある濁った樹脂に覆われている。周囲の様子はぼんやりした影としてしかわからず、突き破ることもできない。その壁に背中を押し付けられながらルカはぽろぽろと涙をこぼした。
「私の体は、本当にどうにでもなるのです。傷つけられても傷つかない。そのことは、あなたが一番ご存じのはず」
「そうやって、おまえが生贄になれば俺が喜ぶとでも?」
死んだら怒ることもできない。ルカはそう思ったが口には出さなかった。修道服の襟をずらし、ジェイルの手に頬ずりをする。そうできる程度にはジェイルの指の力は緩んでいた。
「私の喜びのためです。お許しください」
ジェイルが生きていてくれればルカは嬉しいのだった。そのひとは額に青筋を立てて、ルカの首から手を離した。
「再生能力が高いだけでそこまで優位に立てると思ってんのか。どんだけ世間知らずなんだ、おまえは……」
「……?」
「もういい。少なくとも引き離されずに済んだのは良かった」
ジェイルは苛立たしそうに檻を睨んだ。
「緑の民とは何度もやりあった。狡猾で残忍。執念深く、一度獲物と見定めればいつまでも追ってくる。理屈のわからん遺物とやらで武装しているうえ、やたら身体能力が高い。まともにやりあうのは厄介だ……」
ルカはうなだれた。彼らと同じ血が自分にも流れているのだ。
「母は優しいひとでした。父と愛し合って私を生んだはずです」
「……まあ、変わり者というのはどこにでもいるんだろうが」
「交渉の余地はあると思います」
「言葉の通じない相手にどう交渉する気だ」
「いえ、こちらの言うことはわかるはずです」
「あ!? 嘘つけ。あいつらはいつも妙な言葉を……」
ルカは首を横に振った。
「彼らは違う言語を用いていますが、私たちの言葉を理解しています。ただ、こちらと対話する必要性を感じていないらしくて」
「……!?」
緑の民はすみかを追われ、弱体化してもなおルテニア人を家畜と思っている向きがあった。
「……彼らは、何度か私を誘拐しています。修道院を移動するところを狙われて、そのたびに人が死んで……ここと同じような牢に入れられたこともあります」
怯えて泣くルカに水や食べ物を与え、飼い慣らそうとする。そのうちに言葉が通じているとわかった。しかし対話を試みるより先に、いつも白い騎士たちがルカを取り戻しに来た。
アドルファスは業腹だっただろう。誰よりも殺したい忌み子を助けるために私兵を割かねばならなかったのだから。
自分を巡る争いの果てに、騎士も緑の民もばたばたと倒れてゆく。幼いルカは、自分が血だまりの底に沈む心地がした。忌み子など生まれてくるべきではなかったのだと、肌に刷り込まれるようだった。
ジェイルはため息をついた。
「おまえは連中の目的が何か知っているのか?」
「……おそらく、緑の民の復権かと」
少なくとも聖都の王城では、ルカの母・ウルスラはそのために送り込まれたのだと言われていた。ルカは両親が愛し合っていたことをよく知っている。けれど、二人の出会いが緑の民のたくらみによるものでなかったかはわからない。
確かなのは父・リカルダスがウルスラを愛し、緑の民との融和を目指したこと。王の決断はひとびとの怒りを招き、やがて弟のアドルファスが王位を奪うこととなった。
「王家の血をひく私が緑の民として生きるようになれば、彼らが玉座を手にする名分も立ちます。そういった企みも、彼らが言葉を理解し、王国民の内情を知っているからこそ成り立つのではないでしょうか」
「……まったく。どいつもこいつも阿呆の暇人ばかりか」
ジェイルは檻をげしげしと蹴った。
「ベルマインも領地分割だの通行制限だのせせこましい真似をしているが、こんな狭い国土を取り合って一体なんになる? 最後は帝国に食われるばかりだろうが、バカバカしい」
ルカは微笑んだ。誰もかれもが権益の確保と保身に走るなか、素直に怒るジェイルは好ましかった。
「……ですから、彼らに言葉は通じています。交渉の余地はあるはずです」
「甘い」
「えっ」
床に座ったルカを、ジェイルは眉間に皺を寄せて見下ろした。
「今の話を聞いてよくわかった。やつらに話は通じない。どうにか隙を作って逃げるしかないだろう」
「で、でも」
「おまえは屠られる家畜の声を聞いたことがあるのか?」
過去を思い返すジェイルの目は暗かった。
「何も緑の民に限った話じゃない。人を人とも思わない人でなしは、何の感慨も持たずに人を殺す」
「…………!」
「ふん。もしかすると、騎士も同じものかもしれないな」
ジェイルは縛られた手を頭巾の中に差し入れ、ルカの髪を撫でた。ルカは、その優しい手つきがかえって恐ろしかった。
「二度と俺のために自分を差し出すような真似はするなよ、修道士。惨めというだけじゃない。無駄なんだ」
あなたは違う、そうじゃない、と。言いかけた言葉をルカは飲み込んだ。騎士である彼は、命令さえあれば緑の民を躊躇なく殺す。それは確かに修道士とは真逆の生き方かもしれなかった。
「俺の考えが正しければ、近いうちに俺とおまえは引き離されるだろう」
ジェイルがしゃがんだ。その手はルカの髪から頬をたどり、首筋につく。
きゅ、と。
軽く喉を絞められて、ルカは凍り付いた。アガタの忠告が鼓膜にこだまする。
「な、何を……」
「家畜上等、連中は俺たちを舐め腐っているようだからな。少しおどかしてやろう」
頭巾がずり落ちる。ジェイルの唇がルカの耳に触れた。
「あんっ」
ジェイルの手が襟首を掴む。縄をかけられた両手は怒りのあまりぶるぶると震えていた。彼の黒目がこんなに大きくなるところを、ルカは初めて見た。
「何度言えばわかるんだ!? 自分を安売りするなと言ったばかりだろうが! おまえは俺とずっと一緒にいるんじゃなかったのか、このバカッ! クソボケが!」
「だ、だって……ジェイル様が……」
「俺がそんなに頼りないか!」
「殺されてしまうと思ったから……!」
ジェイルの耳のふちは裂けたまま、血の玉が赤黒く固まっていた。呆気なく捕まった二人は武器を取り上げられ、緑の民の拠点へ連行されたのだった。古木の根でできた地下牢に放り込まれたところで、それまでむっつりと押し黙っていたジェイルの怒りが爆発した。ルカは泣きながら訴えた。
「ジェイル様の命はひとつしかないのに、どうして守られたままでいられるでしょう……」
牢の隙は、弾力のある濁った樹脂に覆われている。周囲の様子はぼんやりした影としてしかわからず、突き破ることもできない。その壁に背中を押し付けられながらルカはぽろぽろと涙をこぼした。
「私の体は、本当にどうにでもなるのです。傷つけられても傷つかない。そのことは、あなたが一番ご存じのはず」
「そうやって、おまえが生贄になれば俺が喜ぶとでも?」
死んだら怒ることもできない。ルカはそう思ったが口には出さなかった。修道服の襟をずらし、ジェイルの手に頬ずりをする。そうできる程度にはジェイルの指の力は緩んでいた。
「私の喜びのためです。お許しください」
ジェイルが生きていてくれればルカは嬉しいのだった。そのひとは額に青筋を立てて、ルカの首から手を離した。
「再生能力が高いだけでそこまで優位に立てると思ってんのか。どんだけ世間知らずなんだ、おまえは……」
「……?」
「もういい。少なくとも引き離されずに済んだのは良かった」
ジェイルは苛立たしそうに檻を睨んだ。
「緑の民とは何度もやりあった。狡猾で残忍。執念深く、一度獲物と見定めればいつまでも追ってくる。理屈のわからん遺物とやらで武装しているうえ、やたら身体能力が高い。まともにやりあうのは厄介だ……」
ルカはうなだれた。彼らと同じ血が自分にも流れているのだ。
「母は優しいひとでした。父と愛し合って私を生んだはずです」
「……まあ、変わり者というのはどこにでもいるんだろうが」
「交渉の余地はあると思います」
「言葉の通じない相手にどう交渉する気だ」
「いえ、こちらの言うことはわかるはずです」
「あ!? 嘘つけ。あいつらはいつも妙な言葉を……」
ルカは首を横に振った。
「彼らは違う言語を用いていますが、私たちの言葉を理解しています。ただ、こちらと対話する必要性を感じていないらしくて」
「……!?」
緑の民はすみかを追われ、弱体化してもなおルテニア人を家畜と思っている向きがあった。
「……彼らは、何度か私を誘拐しています。修道院を移動するところを狙われて、そのたびに人が死んで……ここと同じような牢に入れられたこともあります」
怯えて泣くルカに水や食べ物を与え、飼い慣らそうとする。そのうちに言葉が通じているとわかった。しかし対話を試みるより先に、いつも白い騎士たちがルカを取り戻しに来た。
アドルファスは業腹だっただろう。誰よりも殺したい忌み子を助けるために私兵を割かねばならなかったのだから。
自分を巡る争いの果てに、騎士も緑の民もばたばたと倒れてゆく。幼いルカは、自分が血だまりの底に沈む心地がした。忌み子など生まれてくるべきではなかったのだと、肌に刷り込まれるようだった。
ジェイルはため息をついた。
「おまえは連中の目的が何か知っているのか?」
「……おそらく、緑の民の復権かと」
少なくとも聖都の王城では、ルカの母・ウルスラはそのために送り込まれたのだと言われていた。ルカは両親が愛し合っていたことをよく知っている。けれど、二人の出会いが緑の民のたくらみによるものでなかったかはわからない。
確かなのは父・リカルダスがウルスラを愛し、緑の民との融和を目指したこと。王の決断はひとびとの怒りを招き、やがて弟のアドルファスが王位を奪うこととなった。
「王家の血をひく私が緑の民として生きるようになれば、彼らが玉座を手にする名分も立ちます。そういった企みも、彼らが言葉を理解し、王国民の内情を知っているからこそ成り立つのではないでしょうか」
「……まったく。どいつもこいつも阿呆の暇人ばかりか」
ジェイルは檻をげしげしと蹴った。
「ベルマインも領地分割だの通行制限だのせせこましい真似をしているが、こんな狭い国土を取り合って一体なんになる? 最後は帝国に食われるばかりだろうが、バカバカしい」
ルカは微笑んだ。誰もかれもが権益の確保と保身に走るなか、素直に怒るジェイルは好ましかった。
「……ですから、彼らに言葉は通じています。交渉の余地はあるはずです」
「甘い」
「えっ」
床に座ったルカを、ジェイルは眉間に皺を寄せて見下ろした。
「今の話を聞いてよくわかった。やつらに話は通じない。どうにか隙を作って逃げるしかないだろう」
「で、でも」
「おまえは屠られる家畜の声を聞いたことがあるのか?」
過去を思い返すジェイルの目は暗かった。
「何も緑の民に限った話じゃない。人を人とも思わない人でなしは、何の感慨も持たずに人を殺す」
「…………!」
「ふん。もしかすると、騎士も同じものかもしれないな」
ジェイルは縛られた手を頭巾の中に差し入れ、ルカの髪を撫でた。ルカは、その優しい手つきがかえって恐ろしかった。
「二度と俺のために自分を差し出すような真似はするなよ、修道士。惨めというだけじゃない。無駄なんだ」
あなたは違う、そうじゃない、と。言いかけた言葉をルカは飲み込んだ。騎士である彼は、命令さえあれば緑の民を躊躇なく殺す。それは確かに修道士とは真逆の生き方かもしれなかった。
「俺の考えが正しければ、近いうちに俺とおまえは引き離されるだろう」
ジェイルがしゃがんだ。その手はルカの髪から頬をたどり、首筋につく。
きゅ、と。
軽く喉を絞められて、ルカは凍り付いた。アガタの忠告が鼓膜にこだまする。
「な、何を……」
「家畜上等、連中は俺たちを舐め腐っているようだからな。少しおどかしてやろう」
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