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間章「ニャンヤンのお祭り」
2.言いなりにする方法☆
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「ジェイル様、ジェイル様、どうか気を静めてください」
ルカは哀れみを乞うかのように、こうべを垂れた。
「私はあなたを怒らせたいのではないのです。わがままばかり言って申し訳ありません。ですが、ニャンヤンのお祭りは、誰にとっても大切な行事です」
ふとんの中は、まるで鍋の中のように熱かった。ルカは汗とも涙ともつかない体液で顔を濡らしながら、ジェイルに説得を試みた。
「私は修道士です。ひとりでも多くのひとが特別な日を迎えられるよう尽くさなければなりません。あと五日、いいえ、お祭りの日に旅立つのでもかまわない、せめて四日、滞在を伸ばしてください」
がっちりと背後から押さえつけられ、ルカはジェイルの顔を仰ぐことができない。
ジェイルは黙っていて、なにがそんなに嫌なのかもわからない。
思考を巡らせたすえ、行きついたのは路銀のことだった。ナタリア女王に託された金銭の管理はすべてジェイルに任せているが、連泊となると負担がかかりすぎるのかもしれない。
「……金銭面で問題があるのでしたら、私だけでも聖堂に泊めてもらえないか頼んでみますから」
ピクッとジェイルの胸が動いた。ルカは一縷の望みに縋るように言葉をつづけた。
「もしお嫌でなければ、ジェイル様も……。宿とは違い、掃除や洗濯などの奉仕活動を行う必要がありますが、でも、司祭様もとても親切な方ですし……」
「怒っていいか」
ジェイルの声の低さに、ルカは縮み上がった。これまでは手加減されていたのだろう。強く体重をかけられたうえ、腕を押さえつける力もいっそうギリギリと強くなる。
「あぁ旅はするものだなあ……お城生まれのルカ様も、ようやく世間並みの感覚が身についたらしい……一丁前に、ひとに預けた金の心配しやがって!」
「違います、ジェイル様、ごめんなさい、ごめんなさい」
「違うなら謝るなッ!」
「ひぁんっ」
空いた片手でパァンと尻を叩かれ、ルカは悶えた。
女神の教えでも、言葉の恐ろしさを火に例えて戒めている。使い方次第では周囲を暖かく照らすが、一歩間違えると何もかも焼き尽くしてしまうのだ。
ルカの震えは、ジェイルにも伝わる。ジェイルは忌々しそうにため息をつき、頭の上からふとんをよけた。
急に涼しくなって、ルカは自分が酸欠になりかけていることに気がついた。
腕を開放されても、からだがぐったりと疲れて身動きひとつとれない。
ルカのうなじの汗を、ジェイルは手のひらでぬぐった。
「……たとえ一泊だっておまえを女神のところになどやるものか。俺といろ。ずっとだ」
正面から抱きしめられ、ルカはますます顔が熱くなってしまった。ジェイルの肩口のにおいを嗅いでいると、なぜか膝が自然と開いて、ジェイルの腰を締め付けてしまう。まるで、からだが勝手に『はい。ジェイル様とずっといます』と返事するみたいに。
だが修道士としては、譲るわけにはいかない場面だった。
「ああ、どうしたら許してくださるのですか、ジェイル様……」
ルカは小さな声で尋ねた。まるで落第寸前の劣等生が教師に哀れみを求めているかのようだ。
ルカは泣くまいと努力したが、声が震えてしょうがなかった。
「私にできることなら、なんでもします……お望みならば猫の鳴き真似も、もっと練習しますから。病気で、貧しくて、せっかくのお祭りを楽しめないひとが大勢いるのです……」
「泣くな。みっともない」
「うっ……ごめんなさい……っ」
ジェイルはやれやれとルカの背中を撫でた。手つきの優しさとは裏腹に、彼の言葉は厳しかった。
「別におまえがいなくたってどうにでもなる。祭りなんてハナから金持ちの楽しみだろうが。その日暮らしの連中にとっては、何日か寝床を追い払われる厄介な期間にすぎない。ワクワクしてるとしたら、そいつはスリだ」
実感のこもったセリフに、ルカは返す言葉もなかった。ルカの思う『みんな』に、含まれていなかったのがジェイルで、だから彼はルテニア人なら誰でも知っているような祭りを知らないのだろう。
「……だが」
ジェイルは嘆息した。
「どうやれば俺が言いなりになるか、おまえはよくわかっているんじゃないのか」
「……っ」
見下ろしてくるジェイルの眼差しは細く、ねっとりとしていた。
確かにルカはその方法をよく心得ていた。ジェイルはそれをされるのがとても好きだ。ルカは得意ではない。
女神と民衆に仕える修道士が、何よりも、罪深い忌み子がとっていい行動ではないと思うからだ。
だが、そうすることでひとびとの役に立てるというのなら、手段を選んでいる場合ではなかった。
ルカは濡れた目を伏せて、「ジェイル……」と、彼を呼び捨てにした。
ジェイルは鼻を鳴らした。
「なんだ。頼み事をする気があるなら、ちゃんとひとの目を見ろ」
いつもなら顎を掴んで顔を上げさせるのに、今夜はそうしてくれない。
ルカはおずおずとジェイルを見た。
蝋燭の灯りだけで、部屋が薄暗いのは幸いだった。
至近距離で、ジェイルの瞳に映る自分の顔を見るとルカはひるんでしまう。
「お願い、します……」
「違う。言葉遣いがなってない」
「お、お願い……」
「どもるな。ちゃんと俺を呼べ」
一つ間違うだけで、即座にダメ出しされる。ルカは恥ずかしくて気が狂いそうだった。物心ついた時にはもう修道院でへりくだった言葉を仕込まれて、誰かを呼び捨てにしたことなどない。
そのうえ、ジェイルはルカがだらしなく喋るほど喜ぶ。なんて悪いことを思いつくのかとルカは怖くなる。彼はこうやって自分を堕落させようとしているのだ。
「ジェイル、お願い……」
だが、ルカはそれをした。
「お願い。もう少しだけここにいさせて。お願い。ジェイル……行きたくないよ。まだ、ここにいたいよう……」
どうしてこんなセリフを吐くだけで息が上がってしまうのだろう。
恥知らずにふるまいながら、ルカは胸がどきどきして、とても興奮してしまう。
本当は他にも大事なことがたくさんあるのに、ジェイル以外のすべてがどうでもいいような気がしてくるからだ。こうやって縋り付いて甘えるだけで、ジェイルはルカの言うことを本当になんでも聞いてくれる。
それが全知全能の女神様よりなんでもだと思うことが、本当に罰当たりだった。
ルカは、これはみんなのために必要だからしているのだと思い出そうと、さらに大胆にふるまった。修道士のルカが肉の欲望に負けてこんなことをするわけがない。あくまで公共の利益のため、そのはずである。
「ジェイル……」
ルカは躾の悪いペットのようにジェイルの顔を舐め、全身でしがみつく。
ジェイルは無言で顔をずらし、ルカの唇に唇を重ねた。口づけはどちらからともなく深くなる。
息継ぎの合間にジェイルは「おまえは本当に可愛いな」と言った。それを言われるとルカがますます狂うとわかっていて何度も「可愛い」「俺はおまえが可愛くて仕方ない」と繰り返す。
「あぁ、あ、ジェイル、ジェイル……」
そんなわけがないのに、暗示のように繰り返されると、どうしてもルカの胸は騒ぐ。
もっともっと可愛がられたくなるのだ。
キスの合間に漏れる声も、煮詰めた砂糖のように甘く、濃くなっていく。
「んっ……んっ。んぁあ、ジェイルぅ、お願い……お願いぃ……」
「……わかった。いいだろう」
ジェイルはとうとうルカの願いを聞き入れた。「祭りの日までだからな」と言ってすぐ、また口をふさぎ、ルカを何も喋れなくしてしまう。ルカは仮装の準備をしていいのかどうか尋ねたかったのだが。
ルカは哀れみを乞うかのように、こうべを垂れた。
「私はあなたを怒らせたいのではないのです。わがままばかり言って申し訳ありません。ですが、ニャンヤンのお祭りは、誰にとっても大切な行事です」
ふとんの中は、まるで鍋の中のように熱かった。ルカは汗とも涙ともつかない体液で顔を濡らしながら、ジェイルに説得を試みた。
「私は修道士です。ひとりでも多くのひとが特別な日を迎えられるよう尽くさなければなりません。あと五日、いいえ、お祭りの日に旅立つのでもかまわない、せめて四日、滞在を伸ばしてください」
がっちりと背後から押さえつけられ、ルカはジェイルの顔を仰ぐことができない。
ジェイルは黙っていて、なにがそんなに嫌なのかもわからない。
思考を巡らせたすえ、行きついたのは路銀のことだった。ナタリア女王に託された金銭の管理はすべてジェイルに任せているが、連泊となると負担がかかりすぎるのかもしれない。
「……金銭面で問題があるのでしたら、私だけでも聖堂に泊めてもらえないか頼んでみますから」
ピクッとジェイルの胸が動いた。ルカは一縷の望みに縋るように言葉をつづけた。
「もしお嫌でなければ、ジェイル様も……。宿とは違い、掃除や洗濯などの奉仕活動を行う必要がありますが、でも、司祭様もとても親切な方ですし……」
「怒っていいか」
ジェイルの声の低さに、ルカは縮み上がった。これまでは手加減されていたのだろう。強く体重をかけられたうえ、腕を押さえつける力もいっそうギリギリと強くなる。
「あぁ旅はするものだなあ……お城生まれのルカ様も、ようやく世間並みの感覚が身についたらしい……一丁前に、ひとに預けた金の心配しやがって!」
「違います、ジェイル様、ごめんなさい、ごめんなさい」
「違うなら謝るなッ!」
「ひぁんっ」
空いた片手でパァンと尻を叩かれ、ルカは悶えた。
女神の教えでも、言葉の恐ろしさを火に例えて戒めている。使い方次第では周囲を暖かく照らすが、一歩間違えると何もかも焼き尽くしてしまうのだ。
ルカの震えは、ジェイルにも伝わる。ジェイルは忌々しそうにため息をつき、頭の上からふとんをよけた。
急に涼しくなって、ルカは自分が酸欠になりかけていることに気がついた。
腕を開放されても、からだがぐったりと疲れて身動きひとつとれない。
ルカのうなじの汗を、ジェイルは手のひらでぬぐった。
「……たとえ一泊だっておまえを女神のところになどやるものか。俺といろ。ずっとだ」
正面から抱きしめられ、ルカはますます顔が熱くなってしまった。ジェイルの肩口のにおいを嗅いでいると、なぜか膝が自然と開いて、ジェイルの腰を締め付けてしまう。まるで、からだが勝手に『はい。ジェイル様とずっといます』と返事するみたいに。
だが修道士としては、譲るわけにはいかない場面だった。
「ああ、どうしたら許してくださるのですか、ジェイル様……」
ルカは小さな声で尋ねた。まるで落第寸前の劣等生が教師に哀れみを求めているかのようだ。
ルカは泣くまいと努力したが、声が震えてしょうがなかった。
「私にできることなら、なんでもします……お望みならば猫の鳴き真似も、もっと練習しますから。病気で、貧しくて、せっかくのお祭りを楽しめないひとが大勢いるのです……」
「泣くな。みっともない」
「うっ……ごめんなさい……っ」
ジェイルはやれやれとルカの背中を撫でた。手つきの優しさとは裏腹に、彼の言葉は厳しかった。
「別におまえがいなくたってどうにでもなる。祭りなんてハナから金持ちの楽しみだろうが。その日暮らしの連中にとっては、何日か寝床を追い払われる厄介な期間にすぎない。ワクワクしてるとしたら、そいつはスリだ」
実感のこもったセリフに、ルカは返す言葉もなかった。ルカの思う『みんな』に、含まれていなかったのがジェイルで、だから彼はルテニア人なら誰でも知っているような祭りを知らないのだろう。
「……だが」
ジェイルは嘆息した。
「どうやれば俺が言いなりになるか、おまえはよくわかっているんじゃないのか」
「……っ」
見下ろしてくるジェイルの眼差しは細く、ねっとりとしていた。
確かにルカはその方法をよく心得ていた。ジェイルはそれをされるのがとても好きだ。ルカは得意ではない。
女神と民衆に仕える修道士が、何よりも、罪深い忌み子がとっていい行動ではないと思うからだ。
だが、そうすることでひとびとの役に立てるというのなら、手段を選んでいる場合ではなかった。
ルカは濡れた目を伏せて、「ジェイル……」と、彼を呼び捨てにした。
ジェイルは鼻を鳴らした。
「なんだ。頼み事をする気があるなら、ちゃんとひとの目を見ろ」
いつもなら顎を掴んで顔を上げさせるのに、今夜はそうしてくれない。
ルカはおずおずとジェイルを見た。
蝋燭の灯りだけで、部屋が薄暗いのは幸いだった。
至近距離で、ジェイルの瞳に映る自分の顔を見るとルカはひるんでしまう。
「お願い、します……」
「違う。言葉遣いがなってない」
「お、お願い……」
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そのうえ、ジェイルはルカがだらしなく喋るほど喜ぶ。なんて悪いことを思いつくのかとルカは怖くなる。彼はこうやって自分を堕落させようとしているのだ。
「ジェイル、お願い……」
だが、ルカはそれをした。
「お願い。もう少しだけここにいさせて。お願い。ジェイル……行きたくないよ。まだ、ここにいたいよう……」
どうしてこんなセリフを吐くだけで息が上がってしまうのだろう。
恥知らずにふるまいながら、ルカは胸がどきどきして、とても興奮してしまう。
本当は他にも大事なことがたくさんあるのに、ジェイル以外のすべてがどうでもいいような気がしてくるからだ。こうやって縋り付いて甘えるだけで、ジェイルはルカの言うことを本当になんでも聞いてくれる。
それが全知全能の女神様よりなんでもだと思うことが、本当に罰当たりだった。
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「あぁ、あ、ジェイル、ジェイル……」
そんなわけがないのに、暗示のように繰り返されると、どうしてもルカの胸は騒ぐ。
もっともっと可愛がられたくなるのだ。
キスの合間に漏れる声も、煮詰めた砂糖のように甘く、濃くなっていく。
「んっ……んっ。んぁあ、ジェイルぅ、お願い……お願いぃ……」
「……わかった。いいだろう」
ジェイルはとうとうルカの願いを聞き入れた。「祭りの日までだからな」と言ってすぐ、また口をふさぎ、ルカを何も喋れなくしてしまう。ルカは仮装の準備をしていいのかどうか尋ねたかったのだが。
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