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急・異種獣人同士で子づくり!?ノァズァークのヒミツ編
72.コンプレックス★
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怒りをこめて、叩きつけるようにゴズメルは射精した。
なんの予告もなく口の中に大量の精液を出されたリリィは、咄嗟に喉を使おうとしたが、「飲むな」という残酷な一言にビクッと肩を震わせた。
「ちんぽ奴隷のつもりがあるなら、口を開いて、舌を出しな」
「んえ、えぅ……」
従うと、当然のごとく下唇からドロドロと精液が垂れ落ちる。白く泡立ったものがこびりつく舌に、ゴズメルは男性器をあてがい、汚れをふき取るかのように腰を前後させた。
リリィがしゃぶろうとするたびに「ダメ」と言って口を閉じさせない。リリィは甘ったるい鼻息を漏らしてゴズメルを見上げた。
「なんだい、犬みたいにクンクン鳴いて」
ゴズメルはわざとらしくリリィの口のはしを亀頭で叩いた。
「ダメなものはダメだよ。あんたに任せたら、またちんぽが精子で汚れちまう……今だってひどい臭いだろ。一晩中あんたのまんこをグチャグチャに掻き混ぜてたんだから」
「ふーっ、ふーっ」
熱い一夜を思い出してか、リリィの鼻息が荒くなる。ゴズメルが口から男性器を引き抜いても、口の閉じ方を忘れたかのように涎を垂らしている。
綺麗な顔に浮かぶ卑猥な表情に、ゴズメルの男根はまた勃起しはじめていた。ゴズメルは黒光りする竿でリリィの頬をぺちぺちと叩きながら言った。
「昨日のあんたは、凄い乱れ方だったね。声を出すのを恥ずかしがっているくせに、小ぶりなケツを『もっと叩いて!つねって!』って、振りまくってさ」
「あぅ……うぅ……」
言葉で辱めると、リリィは身もだえした。ゴズメルの脳裏に媚態が蘇る。
「四つん這いで擬牝台の真似しながら、コリコリに勃起したクリチンポにずっと偽卵をこすりつけてた。あたしにマゾまんこを犯させながら、許可もとらずに何度もイッてたね。そんなにした相手が目が覚めたら大根に変わってたわけだけど、あれはあたしの夢かなんかだった?」
「あぁあ……ごめんなさい、ゴズメル、勝手にぬけだして、ごめんなひゃいぃ……」
リリィは完全にスイッチが入ってしまったらしい。ゴズメルの両手にすがりついて、男根に詫びるかのように鼻先をすりつけてくる。
いやらしい記憶をいやらしい行動で上書きしようとしているのだろうか。それとも、もっといじめてほしいというアピールだろうか。
「ゆるして、ゆるひてぇ、擬牝台のくせにお尻をぶたれてイッてごめんなひゃい、リリィは、大事な偽卵でオナニーして無断イきひまひたっ。りりぃは、ごずめぅ専用おまんこなのに、起きてすぐつかえなくて、ごめんなひゃいっ、あん、あんっ」
「……ふ。大した変態女だ」
「あぁあん」
言葉責めにむせび泣くリリィの右手を、ゴズメルは雑にひっぱって横倒しにした。獲物の皮を剥ぐように服をひんむくと、リリィは恐慌状態に陥ってますます激しく泣く。
ゴズメルはその口に洗濯に持ってきた枕カバーをねじ込んだ。
「んふぅ、うぅ」
「おら、よがってないで歩けっ、散歩の時間だっ」
「ひううんっ」
枕カバーを引っ張ると、リリィは食いついた。首輪に繋がれた犬のように四つん這いで歩き出す。
地下は雨の心配がないため、湯船は露天だ。ほんの少しの距離だが、外気に肌が触れることになる。
目隠しは形ばかりだ。
全裸で、四つん這いで、ねじこまれた布は口輪のようで、リリィは発情した雌犬も同然だった。
白くしっとりとした背中に走る背骨が、被虐の悦びにくねっていた。
ただの犬なら主人の冷たい眼差しを受けたり、平手で尻をぶたれたりすれば尻尾を丸めて動かなくなるだろう。
「トロトロすんな、ちんぽ奴隷らしく、そのエロいケツ振って歩け」
「くぅん、くううんっ」
だがリリィはそうされるとかえって興奮する性質だった。
ゴズメルもひとのことは言えない。裸で手綱を引きながら、短い距離を歩くだけで男性器を力強く勃起させている。
(なんっであたしが、こんな変態じみた真似を……!)
ゴズメルはイライラしながら広い洗い場にシーツを転がした。さらにリリィの尻をひっぱたいて、濡れたシーツの上に押し倒す。
「むふン、うん、ン」
リリィはのしかかってくるゴズメルに、涙が止まらないようだった。気持ちいいのか、あるいは許されたいのか、股を開いてゴズメルの機嫌をとろうとする。
ゴズメルは頭に来て脅しつけた。
「今度あたし以外になびいたら、本気で許さないからな」
パン生地を伸ばすようにリリィのからだを平たくしながら、ゴズメルは怒っていた。
「あんたみたいな変態マゾ女を、満足させられるのはあたしくらいだっ。あたしそっちのけでオズヌたちとベタベタするなっ。あんたは確かに可愛いし、人気者になる才能があるけど、あくまであたしのだから。あたしだけがあんたを好きにしていいんだからっ」
枕カバーを口に咥えたまま目を見開くリリィは、本当に子犬そっくりだった。
ゴズメルは甘えん坊の子犬を叱っているような気がして、自分が情けなくなってきた。口を塞がられたリリィは返事もできないのだ。
「……わかった? オズヌ一家だってクソッタレのミノタウロス族なんだ。あたしのいないとこで変に仲良くするんじゃないよっ」
リリィはこくっとうなずいた。
このいじめられ方がよほど気に入ったのだろうか。リリィは待てのできないペットみたいに体をこすりつけてくる。
(まったく奉仕してんのは、どっちだか……)
ゴズメルは舌打ちしつつ、口の中から枕カバーを引っ張り出してやった。
リリィはすぐさまゴズメルに抱きついてきた。
「ゴズメル、わたしはあなただけのものよ。ゴズメル……」
かすれた声で甘くささやかれて、ゴズメルは恥ずかしくなった。
裸で抱き合うと、互いのからだの硬いところと柔らかいところがぶつかりあう。
それがとても気持ち良くて、ゴズメルはとても切なかった。
「……どうだかね」
ゴズメルはリリィの耳たぶを噛みながら言った。
「あんたきっと本当は、あたしよりミノタウロス族のオスと相性がいいんだ。こんなふうに乱暴に髪や胸をひっぱられて、毎日毎日ぶっといチンポで犯してもらえるからね。きっと卵だって山ほど産まされるよ……」
「……かわいそうなゴズメル。そんなふうに思ってしまうの?」
「なにがっ」
プリプリと怒るゴズメルに、リリィは哀しげにほほえんだ。
「あなたは、ミノタウロス族の強いオスに憧れがあるのね。子どもの頃から嫌な思いをしてきて……本当はこの里で強くなりたかったんでしょう」
リリィの言葉は探り探りだった。ゴズメルの気持ちを目ではかるようにしながら、ゆっくりと言葉を続ける。
その態度は、さっきまで犬の真似事をしていたとは信じられないほど思慮深かった。
「……心のどこかに、強くなりたいというコンプレックスがあるんじゃないかしら。そうじゃない自分を、ちゃんとしていないように感じてしまうのでしょう? 違う?」
きょとんとしているゴズメルに、リリィは「こんなことを言ってごめんなさいね、気を悪くしないでね」と謝った。
気を悪くする以前の問題で、ゴズメルは当惑していた。そんなことを言われたのは初めてなのだ。
いや、サディスティックにふるまうのは、そのほうがリリィが喜ぶから。そのはずである。
だが、そう言われてみるとそんな気もするのが不思議だった。なんというか、焦燥感にも似た、奇妙な義務感がある。手酷くいじめないと、リリィが自分から離れていってしまいそうで。
「……あんたが、カウンセリングもできるなんて知らなかった」
「そんな大そうなことじゃないわ。ただ、医務室ではいろいろと冒険者の相談に乗ることがあるから……」
リリィは言葉を濁して、ゴズメルをまぶしそうに見上げた。
「あのね、ゴズメル」
「ん……」
「もしもあなたが他のミノタウロス族と同じように単純に強さを誇っていたら、私はきっとこんなにあなたを好きになっていないわ」
リリィの言い方に、ゴズメルはますます混乱した。
白くて小さな手のひらが、ゴズメルの頬を包んでいた。
「私は、あなたの複雑なところが好きなの。いつも元気なのに落ち込みやすくて、勇気があるのに怖がりで、まっすぐなのに屈折していて……そんなあなたのそばにいたいし、なんでもしてあげたいと思うのよ。あなたは世界で一番かっこよくて、そのうえ可愛くて、とても素敵なひとだわ」
ゴズメルは、リリィのからだをリリィ以上に知っていると思っている。
どこを触れば甘い声で鳴くのか、どんなふうに扱うとよがって、どれくらい痛めつけられるのが好きなのか、体中で試したからだ。
だが、リリィの気持ちはいつもよくわからない。喜んだかと思えば急に怒って、泣き虫なところもあって・・・。
かと思えばこんな母親のような包容力でもってゴズメルを包み込んでくる。
「私は確かにぶたれるのが、ちょっと好きよ。でも、それは愛するあなたの手だから。誰よりも優しいあなたが、私だけにそうしてくれるから、とっても感じてしまうのよ」
なんの予告もなく口の中に大量の精液を出されたリリィは、咄嗟に喉を使おうとしたが、「飲むな」という残酷な一言にビクッと肩を震わせた。
「ちんぽ奴隷のつもりがあるなら、口を開いて、舌を出しな」
「んえ、えぅ……」
従うと、当然のごとく下唇からドロドロと精液が垂れ落ちる。白く泡立ったものがこびりつく舌に、ゴズメルは男性器をあてがい、汚れをふき取るかのように腰を前後させた。
リリィがしゃぶろうとするたびに「ダメ」と言って口を閉じさせない。リリィは甘ったるい鼻息を漏らしてゴズメルを見上げた。
「なんだい、犬みたいにクンクン鳴いて」
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「ダメなものはダメだよ。あんたに任せたら、またちんぽが精子で汚れちまう……今だってひどい臭いだろ。一晩中あんたのまんこをグチャグチャに掻き混ぜてたんだから」
「ふーっ、ふーっ」
熱い一夜を思い出してか、リリィの鼻息が荒くなる。ゴズメルが口から男性器を引き抜いても、口の閉じ方を忘れたかのように涎を垂らしている。
綺麗な顔に浮かぶ卑猥な表情に、ゴズメルの男根はまた勃起しはじめていた。ゴズメルは黒光りする竿でリリィの頬をぺちぺちと叩きながら言った。
「昨日のあんたは、凄い乱れ方だったね。声を出すのを恥ずかしがっているくせに、小ぶりなケツを『もっと叩いて!つねって!』って、振りまくってさ」
「あぅ……うぅ……」
言葉で辱めると、リリィは身もだえした。ゴズメルの脳裏に媚態が蘇る。
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リリィは完全にスイッチが入ってしまったらしい。ゴズメルの両手にすがりついて、男根に詫びるかのように鼻先をすりつけてくる。
いやらしい記憶をいやらしい行動で上書きしようとしているのだろうか。それとも、もっといじめてほしいというアピールだろうか。
「ゆるして、ゆるひてぇ、擬牝台のくせにお尻をぶたれてイッてごめんなひゃい、リリィは、大事な偽卵でオナニーして無断イきひまひたっ。りりぃは、ごずめぅ専用おまんこなのに、起きてすぐつかえなくて、ごめんなひゃいっ、あん、あんっ」
「……ふ。大した変態女だ」
「あぁあん」
言葉責めにむせび泣くリリィの右手を、ゴズメルは雑にひっぱって横倒しにした。獲物の皮を剥ぐように服をひんむくと、リリィは恐慌状態に陥ってますます激しく泣く。
ゴズメルはその口に洗濯に持ってきた枕カバーをねじ込んだ。
「んふぅ、うぅ」
「おら、よがってないで歩けっ、散歩の時間だっ」
「ひううんっ」
枕カバーを引っ張ると、リリィは食いついた。首輪に繋がれた犬のように四つん這いで歩き出す。
地下は雨の心配がないため、湯船は露天だ。ほんの少しの距離だが、外気に肌が触れることになる。
目隠しは形ばかりだ。
全裸で、四つん這いで、ねじこまれた布は口輪のようで、リリィは発情した雌犬も同然だった。
白くしっとりとした背中に走る背骨が、被虐の悦びにくねっていた。
ただの犬なら主人の冷たい眼差しを受けたり、平手で尻をぶたれたりすれば尻尾を丸めて動かなくなるだろう。
「トロトロすんな、ちんぽ奴隷らしく、そのエロいケツ振って歩け」
「くぅん、くううんっ」
だがリリィはそうされるとかえって興奮する性質だった。
ゴズメルもひとのことは言えない。裸で手綱を引きながら、短い距離を歩くだけで男性器を力強く勃起させている。
(なんっであたしが、こんな変態じみた真似を……!)
ゴズメルはイライラしながら広い洗い場にシーツを転がした。さらにリリィの尻をひっぱたいて、濡れたシーツの上に押し倒す。
「むふン、うん、ン」
リリィはのしかかってくるゴズメルに、涙が止まらないようだった。気持ちいいのか、あるいは許されたいのか、股を開いてゴズメルの機嫌をとろうとする。
ゴズメルは頭に来て脅しつけた。
「今度あたし以外になびいたら、本気で許さないからな」
パン生地を伸ばすようにリリィのからだを平たくしながら、ゴズメルは怒っていた。
「あんたみたいな変態マゾ女を、満足させられるのはあたしくらいだっ。あたしそっちのけでオズヌたちとベタベタするなっ。あんたは確かに可愛いし、人気者になる才能があるけど、あくまであたしのだから。あたしだけがあんたを好きにしていいんだからっ」
枕カバーを口に咥えたまま目を見開くリリィは、本当に子犬そっくりだった。
ゴズメルは甘えん坊の子犬を叱っているような気がして、自分が情けなくなってきた。口を塞がられたリリィは返事もできないのだ。
「……わかった? オズヌ一家だってクソッタレのミノタウロス族なんだ。あたしのいないとこで変に仲良くするんじゃないよっ」
リリィはこくっとうなずいた。
このいじめられ方がよほど気に入ったのだろうか。リリィは待てのできないペットみたいに体をこすりつけてくる。
(まったく奉仕してんのは、どっちだか……)
ゴズメルは舌打ちしつつ、口の中から枕カバーを引っ張り出してやった。
リリィはすぐさまゴズメルに抱きついてきた。
「ゴズメル、わたしはあなただけのものよ。ゴズメル……」
かすれた声で甘くささやかれて、ゴズメルは恥ずかしくなった。
裸で抱き合うと、互いのからだの硬いところと柔らかいところがぶつかりあう。
それがとても気持ち良くて、ゴズメルはとても切なかった。
「……どうだかね」
ゴズメルはリリィの耳たぶを噛みながら言った。
「あんたきっと本当は、あたしよりミノタウロス族のオスと相性がいいんだ。こんなふうに乱暴に髪や胸をひっぱられて、毎日毎日ぶっといチンポで犯してもらえるからね。きっと卵だって山ほど産まされるよ……」
「……かわいそうなゴズメル。そんなふうに思ってしまうの?」
「なにがっ」
プリプリと怒るゴズメルに、リリィは哀しげにほほえんだ。
「あなたは、ミノタウロス族の強いオスに憧れがあるのね。子どもの頃から嫌な思いをしてきて……本当はこの里で強くなりたかったんでしょう」
リリィの言葉は探り探りだった。ゴズメルの気持ちを目ではかるようにしながら、ゆっくりと言葉を続ける。
その態度は、さっきまで犬の真似事をしていたとは信じられないほど思慮深かった。
「……心のどこかに、強くなりたいというコンプレックスがあるんじゃないかしら。そうじゃない自分を、ちゃんとしていないように感じてしまうのでしょう? 違う?」
きょとんとしているゴズメルに、リリィは「こんなことを言ってごめんなさいね、気を悪くしないでね」と謝った。
気を悪くする以前の問題で、ゴズメルは当惑していた。そんなことを言われたのは初めてなのだ。
いや、サディスティックにふるまうのは、そのほうがリリィが喜ぶから。そのはずである。
だが、そう言われてみるとそんな気もするのが不思議だった。なんというか、焦燥感にも似た、奇妙な義務感がある。手酷くいじめないと、リリィが自分から離れていってしまいそうで。
「……あんたが、カウンセリングもできるなんて知らなかった」
「そんな大そうなことじゃないわ。ただ、医務室ではいろいろと冒険者の相談に乗ることがあるから……」
リリィは言葉を濁して、ゴズメルをまぶしそうに見上げた。
「あのね、ゴズメル」
「ん……」
「もしもあなたが他のミノタウロス族と同じように単純に強さを誇っていたら、私はきっとこんなにあなたを好きになっていないわ」
リリィの言い方に、ゴズメルはますます混乱した。
白くて小さな手のひらが、ゴズメルの頬を包んでいた。
「私は、あなたの複雑なところが好きなの。いつも元気なのに落ち込みやすくて、勇気があるのに怖がりで、まっすぐなのに屈折していて……そんなあなたのそばにいたいし、なんでもしてあげたいと思うのよ。あなたは世界で一番かっこよくて、そのうえ可愛くて、とても素敵なひとだわ」
ゴズメルは、リリィのからだをリリィ以上に知っていると思っている。
どこを触れば甘い声で鳴くのか、どんなふうに扱うとよがって、どれくらい痛めつけられるのが好きなのか、体中で試したからだ。
だが、リリィの気持ちはいつもよくわからない。喜んだかと思えば急に怒って、泣き虫なところもあって・・・。
かと思えばこんな母親のような包容力でもってゴズメルを包み込んでくる。
「私は確かにぶたれるのが、ちょっと好きよ。でも、それは愛するあなたの手だから。誰よりも優しいあなたが、私だけにそうしてくれるから、とっても感じてしまうのよ」
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