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おにぎり叩きつけ事件

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次男がわがままで時々すごく困っています。

2歳の時は「3歳になったら落ち着くだろう」と、3歳の誕生日には「4歳になったらマシになるだろう」と、4歳になると「5歳になればきっと……!!」と淡い期待を抱き続けておりましたが、ことごとく粉砕されてしまいました。

波はあれどずっとイヤイヤ期が続いている感じです。

特に覚えているのが彼が4歳の時のこと。

朝ご飯としておにぎりを握ってラップにくるんだものをテーブルに置いておいたんです。

その頃の次男の朝食は彼のリクエストで茶碗に白いご飯をよそったりおにぎりだったりと、日によって違ったのですが、数日間おにぎりが続いていたので「今日もおにぎりだ!」と前もって作っておいたのですね。

起きてきた次男はそれを遠目に見て突然テーブルへと猛ダッシュ、「違う!!」と床に叩きつけたんですねぇ~……。

中身がラップから飛び出して潰れてしまい、せっかく握ったおにぎりが一撃で食品廃棄物と成り果ててしまいました。

これはさすがに叱りましたが。

どうも茶碗から食べたかったようで。

この「おにぎり叩きつけ事件」をきっかけに、次男がリクエストする前には絶対に朝ご飯を作るまいと心に誓いました。

子どもの機嫌が朝から悪いとこっちとしても1日の精神状態が左右されます。叱るのもエネルギー要りますし。

でも最近のメニューは大体おにぎりに固定されていて、あらかじめ作っておく方式でも怒ることはないので、まぁ成長はしているんでしょう。

たまにお茶漬けがいいとか言う時も突然キレることはなくなりました。

そういえば長男はこれと言ったイヤイヤ期がなかったように思います。

2歳頃に道路で急に走り出すのでヒヤヒヤした記憶ばっかりです。あと言葉が遅くて心配したこととか、別のカテゴリーの心配ばかりです。

次男のブチ切れエピソードはいくつも思い出せるんですけど。

時々思うんですが、もし長男が次男の性格だったならひとりっ子になっていたかもしれません。出産してる余裕なんてない、と。



話は変わるんですけど最近衝撃を受けたので書きたくなりました。

「乳離れ」って「ちちばなれ」でなく「ちばなれ」と読むらしいですね。

40目前まで知らなかった……。

「読めそうで読めない間違いやすい漢字」という本を読んでいて衝撃を受けました。誤読漢字の第一位だそうです。

まぁうちは2人とも完全にミルクで育てたので、今まで日常会話で使ったことは皆無です……。





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