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ゲーセンあれこれ
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休みの日にはよくゲームセンターに行く。
近所のショッピングモールのゲームセンターはいつも家族連れで賑わっているのだが、子どもを産んで初めてその理由がわかった。
他に行く場所がないのである。
お金も体力も気力も要するので、週末のたびに観光地などの特別なところに行くには無理だ。
近所のゲーセンならば時間も潰せるし子どもも楽しめるし手軽だし便利だしで、ほぼ毎週利用している。
行き始めたのは長男が年少の頃である。
最初は乗り物タイプの機械(アンパンマンとかミニ新幹線とかに乗ってぐるぐる回るだけ)にせいぜい一回乗るだけで終わっていたのだが、そのうちそれだけでは親子共々満足できなくなってきた。
そうして手を出したのがクレーンゲームである。
近所のゲーセンのクレーンゲームは、ゲームセンス皆無の私ですらザクザク取れる。
景品が山積みになっている場合はさらに取れる。一気に5個以上取れることもあり、気分良く帰ることができる。息子も喜ぶし良いことづくめである。
調子に乗って、ひどい時には1日に二千円くらい使ってしまうこともあった。
景品は女児用のプラスチックのブレスレットだとかうんこ型のキーホルダーだとか小さい恐竜のソフビ人形だとか、一度遊んだら即押入れ行きとなる物ばかり。
百均に行けばもっと安く手に入るであろう。
それでもクレーンゲームにお金を費やしてしまうわけは、「クレーンを上手いこと操作し自力で景品を入手する達成感」と「お金を使う爽快感」ゆえだと思う。
ゲーセンで数千円も使うことは、以前の私にとってみれば愚かな行為であった。
しかしあの頃は次男が夜に寝ないタイプで常に睡眠不足であったのと、コ◻︎ナ禍ゆえの閉塞感やその他もろもろの事情でストレスフルだったのもあり、お金を使うことでストレスを発散していたのだと思う。
散財の爽快感を初めて知った次第である。
ちなみにクレーンゲームの景品を観察すると流行の変遷をみることができる。ゲーセンに行きだした2020年は鬼滅の刃関連が圧倒的に多かった。映画が公開された頃には赤と黄色の髪の毛のおじさんがゲーム機の中をぐるぐると回っていたものだ。今ではちいかわを良く目にする。ポケモンやワンピース、ドラゴンボールあたりは常にあるイメージである。
そして、長男が5歳を過ぎたあたりからメダルゲームへと彼の興味がシフトしてゆく。
釣りのゲームに始まり、シューティングゲームや射的などを経て、今ではメダル落としにハマっている。
最近のメダルゲームはただひたすらメダルを落とすだけだった昔と違い、メダルを落とすことにより様々なイベントがモニター上に発生するようだ。プレイヤーを飽きさせない工夫がこれでもかと盛り込まれており感心してしまう。
周りを見渡すと、メダルゲームに長時間向かっているのは子どもよりも大人、特に高齢者が多いように思う。むしろゲーセンにいる人口の半分は若年層、もう半分は高齢者じゃなかろうか?
メダルゲームが面白いのは結構なのだが、こうなると何が辛いかというと「待ち時間」である。
先日もゲーセンで息子らの遊びが終わるのをひたすら待ち、その間、太鼓の達人がやたらめったら上手い兄ちゃんがいたのでボーッとそれを眺めていた。
左から凄まじい勢いで流れてくる太鼓マークの全てを軽やかに捌いていた。見ていて爽快であった。
こんな感じで暇つぶしできれば御の字で、近所のショッピングモールのゲーセンには座るところもないしで腰肩にくる。
子どもをゲーセンに置いてひとりで買い物ができるのは、果たして何年後になるのだろうか。
近所のショッピングモールのゲームセンターはいつも家族連れで賑わっているのだが、子どもを産んで初めてその理由がわかった。
他に行く場所がないのである。
お金も体力も気力も要するので、週末のたびに観光地などの特別なところに行くには無理だ。
近所のゲーセンならば時間も潰せるし子どもも楽しめるし手軽だし便利だしで、ほぼ毎週利用している。
行き始めたのは長男が年少の頃である。
最初は乗り物タイプの機械(アンパンマンとかミニ新幹線とかに乗ってぐるぐる回るだけ)にせいぜい一回乗るだけで終わっていたのだが、そのうちそれだけでは親子共々満足できなくなってきた。
そうして手を出したのがクレーンゲームである。
近所のゲーセンのクレーンゲームは、ゲームセンス皆無の私ですらザクザク取れる。
景品が山積みになっている場合はさらに取れる。一気に5個以上取れることもあり、気分良く帰ることができる。息子も喜ぶし良いことづくめである。
調子に乗って、ひどい時には1日に二千円くらい使ってしまうこともあった。
景品は女児用のプラスチックのブレスレットだとかうんこ型のキーホルダーだとか小さい恐竜のソフビ人形だとか、一度遊んだら即押入れ行きとなる物ばかり。
百均に行けばもっと安く手に入るであろう。
それでもクレーンゲームにお金を費やしてしまうわけは、「クレーンを上手いこと操作し自力で景品を入手する達成感」と「お金を使う爽快感」ゆえだと思う。
ゲーセンで数千円も使うことは、以前の私にとってみれば愚かな行為であった。
しかしあの頃は次男が夜に寝ないタイプで常に睡眠不足であったのと、コ◻︎ナ禍ゆえの閉塞感やその他もろもろの事情でストレスフルだったのもあり、お金を使うことでストレスを発散していたのだと思う。
散財の爽快感を初めて知った次第である。
ちなみにクレーンゲームの景品を観察すると流行の変遷をみることができる。ゲーセンに行きだした2020年は鬼滅の刃関連が圧倒的に多かった。映画が公開された頃には赤と黄色の髪の毛のおじさんがゲーム機の中をぐるぐると回っていたものだ。今ではちいかわを良く目にする。ポケモンやワンピース、ドラゴンボールあたりは常にあるイメージである。
そして、長男が5歳を過ぎたあたりからメダルゲームへと彼の興味がシフトしてゆく。
釣りのゲームに始まり、シューティングゲームや射的などを経て、今ではメダル落としにハマっている。
最近のメダルゲームはただひたすらメダルを落とすだけだった昔と違い、メダルを落とすことにより様々なイベントがモニター上に発生するようだ。プレイヤーを飽きさせない工夫がこれでもかと盛り込まれており感心してしまう。
周りを見渡すと、メダルゲームに長時間向かっているのは子どもよりも大人、特に高齢者が多いように思う。むしろゲーセンにいる人口の半分は若年層、もう半分は高齢者じゃなかろうか?
メダルゲームが面白いのは結構なのだが、こうなると何が辛いかというと「待ち時間」である。
先日もゲーセンで息子らの遊びが終わるのをひたすら待ち、その間、太鼓の達人がやたらめったら上手い兄ちゃんがいたのでボーッとそれを眺めていた。
左から凄まじい勢いで流れてくる太鼓マークの全てを軽やかに捌いていた。見ていて爽快であった。
こんな感じで暇つぶしできれば御の字で、近所のショッピングモールのゲーセンには座るところもないしで腰肩にくる。
子どもをゲーセンに置いてひとりで買い物ができるのは、果たして何年後になるのだろうか。
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