要領悪すぎてヒィヒィ言いながらなんとか2人の息子を育てています。

人生の経験値を上げていってほしい。

幼稚園バスの到着を待っていたら近所のおじいさんに話しかけられた。

先ほど帰宅した長男のことだった。小学一年生は、週に二日は園児の次男より帰りが早いのである。

「さっき『おかえり』って言ったら『ん？　ん？』って首かしげて行っちゃった」とのこと。

どうやら家族以外に「おかえり」と声をかけられ困惑し、何も言わずに通り過ぎたらしい。

これは私にも経験がある。子どもの頃、隣人に「おかえり」と言われ、「ただいま」と返すのも馴れ馴れしい感じだし、確か「こんにちは」と言ったと思う。

こういう時はとりあえず何かの挨拶を発すれば良いのだ。が、生まれて七年足らずの長男はどうすれば良いのかわからなかったようだ。

後で「そういう時は『こんにちは』でいーんだよ」と教えておいた。

他人に「おかえり」と話しかけられるなんて序の口である。この程度でうろたえているようでは世の中渡って行かれない。

これから先、理解不能な出来事、不可解な出来事わけわからん出来事理不尽な出来事など、次々降りかかってくるであろう。

それらを要領よく対処していってほしいが、いかんせん親の私が要領良くないのでどうなることだろうか。

ただ単に年の功でなんとかなっている部分がある。

長男も様々な経験を積むことで自分なりの最良の対処法を開発していってほしいものである。