要領悪すぎてヒィヒィ言いながらなんとか2人の息子を育てています。

はじめてのおてまみ

文字を書くことが苦手な長男がやっと本気を出して何か文章を書いていました。

ひらがな表を見て一生懸命に紙と鉛筆と格闘しています。

そして何を書いたのかと言いますと、そこには『おかね　ちようだい』と一言。

この前、ジャラジャラした小銭を夫が勝手に何気なく長男に渡して以来、長男の金への執着が大きくなった気がするんですよ。

毎日貯金箱の銭を１枚2枚と数える日々……。

なんでこうなった。

別に普段いろんなものを買い与えていないわけではないんですけどね。

少なくとも私の幼少期の５０倍は与えていますよ。

うちの実家は極貧、てなわけではなかったんですが、どこか「節約は美徳だ」「子どもに買い与えるものは必要最小限、与えすぎると性格が歪む」と思っているところがあって、実に惨めな子ども時代を過ごして来ました。

近所の子がシルバニアファミリーの大きな家を買ってもらって遊んでいるのを、古びた一張羅を着せられたリカちゃん人形しか持たない私は指くわえて見ていました。

中学時代は通学用の白い靴下と小学生時代の私服しか持っていなかったので、休日に友人と遊んだ時には「ダセー」とみんなに笑われました。

最低限の衣、食、住を与えられたことについて感謝すべきだとは思うんですけど、やっぱり周りと比較してしまいます。

私は自分の性格がぐんにゃり曲がっていると自覚しているんですが、これらの子ども時代の経験も関係あるんじゃないかな、と思っています。

だから息子らにはあまり我慢させまいと、漫画やらなんやら買っているつもりなんですが……。

このあたりは生まれついての性格なんですかね。

アサガオ、１０月に入ってもまだまだ咲きます。

去年は１１月まで咲いていました。