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独立国家郡ペラルゴン
第11話 変な人が来ました その2
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「さ、やろっかシズキくん」
「手ぶらで来させて何言ってるんですかハビアーさん」
「そこにある武器なんでも使ってもいいよ
どれも一級品さ」
「ま、いいです
ルールは?」
「殺し以外なんでも有りのタイマンバトル
決着派どちらかが降参と言うまで
あるいはこちらが戦闘不能と判断するまで
これで大丈夫?
そうそう、この前彼らの腕を落としたのって呪法?」
「呪法?何それ、違うよ
それに今回そんなんは使わないし使えないから安心して」
別に使えないわけじゃないがそう言った方がいいだろう
「そっか、色々準備して損した」
と言いながら装備をいくつか外し始めた
「じゃ、槍聖ハビエル参る」
そういえば槍が武器なのか
てかさー槍聖って槍使いの頂点の称号でしょ?
なんか討伐ギルドの年に一度の催しで優勝したってことでしょ?
ずるくね?
そう思ってたら一瞬で距離を詰められた
物凄い速さの突きが飛んでくる
そして気持ち悪いタイミングで薙いでくる
なんというか有り得ないタイミングで、しかも槍の先っぽが曲がったように見えた
「うへー、タイミング気持ち悪ぅ
それに手ぶらの子供相手に、しかも間合いこんなに違うのに」
「俺の突きと薙ぎを初見で全部躱したのは君が初めてなんだけど
剣聖だってちゃんと剣を使ってくれたよ?」
「まあいっか
ちょっと待ってね
やっぱこれ見にくい」
と言い両目の黒のカラコンを外す
自作のカラコン実は軽く視野狭窄っぽいことになってるのだ
「さてやろうか」
僕の両目の色を見て何かを察したのか二歩三歩と後ずさる
「これはこれは、まさか国亡ぼしの暴虐とは……
全てが腑に落ちたよ
せっかくだ、国亡ぼしの力見せてくれよ!」
「おいハビー!そいつはなんだ!」
「数年前一夜でダンズビート主力軍十万を滅ぼした張本人ですよ
今も戦争屋バイアイとして紛争や反乱を鎮めてきた英雄と言っても過言じゃありゃーせん
真相は確かではありませんが」
「なぜに英雄?」
「そりゃあ今君が戦争の抑止力となりつつあるからさ
褒め言葉は受け取っておくべきだよ」
「そりゃあどーも
さて」
Shadow xafra
影から短剣を作り出す
どちらかというと脇差に近いか
Ħażna fid-dlam
中から一振の剣を作り出す
元々魔剣の失敗作を買取り、無理やり魔法を込めたものだ
「はえー、魔法使いってそんなことできるのか」
「これはオリジナルだから厳しいんじゃない?
さて、やりましょっか
対人戦はあまり得意じゃないけど」
先程と同じ速い突きが飛んでくる
間合いのさがあるとは言え二刀がある程度使えれば、そしてこの突きが見えた状態で尚且つそれを捌ける速さがあれば捌くのはそんなに難しくない
「うわっ!」
おかしい
やっぱり気持ち悪い
「腰と肩の動きが一回一回ズレてるのか
通りでいちいち間合いが変わるわけだ
気持ち悪!」
「驚いた
そこまで見えてるのか
でもそれは見えすぎる弊害ってやつだ、よ!」
構えている間も槍を回し続けてるから簡単に突っ込んだら払われちゃうし
とりあえずあの槍の斬れ味を試して見るとしますか
「よっと
多分この辺」
左手に持つ短刀を高く投げる
そしてそのまま突っ込む
おかげさまで槍のしなりはしっかり見えてる
右手の剣で槍に当てにいく振りをしながら空中に一回転
左手で槍の先をつかみそのまま頭を回し蹴りの要領で蹴りにいく
これで蹴りを避けて槍を手放すか頭に蹴りを受けるかの二択を押し付けられる
と思ったがハビアーは槍の下方向へのしなりを利用しシズキの手から強引に抜いたのだ
一度しなったら逆方向にまたしなるのが槍
そのままシズキの左手首目掛けて槍が襲いかかる
シズキは先程投げた短刀を空中で掴みそれを受ける
左手に目いっぱいの力を込め手首のスナップだけで体を更に浮かせハビアーの後ろに着地した
「おいおい、それが人間の動きかよ
槍を持たれたのなんて初めてなんだが」
「いやー、いけると思ったんだけど
というかやっぱその槍物凄い斬れ味
左手の手の平が傷だらけだよ」
と言って左手をプラプラと相手に見せた後
「ま、治るんですけど」
と傷が無くなった手を再び見せる
「バケモンが……」
「さてと」
再び短刀を空中に投げ
「Shadow xafra」
今度は大きな弓を作り出す
矢が無いって?そんなん右手に持ってるじゃないか
少し太いが人差し指と中指で剣の取手部分を挟みそのまま弓矢として構える
槍が点の攻撃に対しどう対処するのかが気になったのだ
弓は消え落ちてきた短刀を掴み構える
それは本当に少しの動作だった
向かってくる剣に対し槍の切っ先を剣の側面に当てるだけ
最小限の動きで剣の軌道を変えたのだ
「はー、馬鹿げた動体視力してんな
さすが聖槍」
「本命なしのとこ申し訳ないど次いくよ」
今度は単純に薙いできた
バックステップで避けたと思ったら間合いが有り得ないほど伸びて食らってしまった
そのまま結構な力で槍を蹴りあげたが離さなかった
「目潰しとかエグいことするね」
持ち手を緩めて当たる瞬間に握り直す
言うは簡単だがアホみたいな握力と精度が求められる
下手したら得物が吹っ飛んでおしまいだ
まさかここまで伸びるとは思わず右目を切られてしまった
「治るけどさー、血も出るしかなり痛いんだよ」
と一度手をかざした目は元に戻っていた
流れ出た血はそのままだが
「うわ、涙も出てきた」
基本シズキの体は刃を通さないほど頑丈だが粘膜だけは別だ
しかもあの槍は手の平に傷をつけた業物だ
「まぁでもそろそろ終わらせにいきますか
僕はなんにも見せてないし
はいはい、帰ってきて骸食い」
この魔剣もどきの名だ
元々生きてる魔法を詰め込んだため軽く自我がある
名を聞いたら自分で骸食いと名乗ったのだ
事実本当に骸を喰らっているのだ
魔力回復のために殺した魔物に刺して血を吸わせている
カンカンと音をたてながら僕の手元に戻ってきた
弓をもう一度作り先程と同じように剣で弓矢を構える
「不変」
放たれた剣は先程と同じようにハビアーに向かって真っ直ぐ飛んでいく
先程と同じように軌道を変えようとしたが何かを感じたのかなんと避ける動作に入った
だがさすがに遅すぎる
右肩にもろに刺さってしまった
「解除」
不変の付与魔法が切れる
「起動」
ついに剣の中に詰め込んだ魔法が発動する
Is-sagrifiċċju tal-alla bil-ġuħが発動し三つほどの顎だけを備えた触手のようなものがハビアーに襲いかかる
一本は槍で防げたようだが残り二本がハビアーに喰らいつく
「降参だ」
ハビアーは槍を手放し両手をあげた
ムスタカスは非常に悔しそうだ
「ハビー、ダメなのか」
「ええ、こんなバケモン誰が倒せるんですか」
「いやいやハビアーさんも十分化け物だと思うよ?
僕が傷おったのホントに久しぶりなんだから」
「そいつぁ光栄だ
で、これどうにかしてくれない?」
Is-sagrifiċċju tal-alla bil-ġuħが未だにハビアーさんの目の前で口を開いているのだ
「あ、忘れてた
解除
ほら戻っておいで」
剣から出ていた触手のようなものは消えひとりでに剣がシズキの元へと帰ってくる
「そうださっきのその剣を弓で放つやつどういう仕組み?
なんかすごい嫌な予感したから避けたんだけど」
「あぁ、この剣に不変の付与をかけたんだよ
つまりこの剣は僕の放った速度のまま何があっても進み続けるってわけ
まあそのうち効果は切れるんだけど
ということでムスタカス様、せっかくのお誘いお断りさせていただきます」
「次来たら…そうですね…
本気でこの城ぶっ壊しに来ます
それ以外で僕に何かあるなら討伐ギルドにご連絡ください」
「シズキくーん、今度ご飯いこーよー」
「初対面で毒渡してきた人とは絶対行きたくないです!」
「手ぶらで来させて何言ってるんですかハビアーさん」
「そこにある武器なんでも使ってもいいよ
どれも一級品さ」
「ま、いいです
ルールは?」
「殺し以外なんでも有りのタイマンバトル
決着派どちらかが降参と言うまで
あるいはこちらが戦闘不能と判断するまで
これで大丈夫?
そうそう、この前彼らの腕を落としたのって呪法?」
「呪法?何それ、違うよ
それに今回そんなんは使わないし使えないから安心して」
別に使えないわけじゃないがそう言った方がいいだろう
「そっか、色々準備して損した」
と言いながら装備をいくつか外し始めた
「じゃ、槍聖ハビエル参る」
そういえば槍が武器なのか
てかさー槍聖って槍使いの頂点の称号でしょ?
なんか討伐ギルドの年に一度の催しで優勝したってことでしょ?
ずるくね?
そう思ってたら一瞬で距離を詰められた
物凄い速さの突きが飛んでくる
そして気持ち悪いタイミングで薙いでくる
なんというか有り得ないタイミングで、しかも槍の先っぽが曲がったように見えた
「うへー、タイミング気持ち悪ぅ
それに手ぶらの子供相手に、しかも間合いこんなに違うのに」
「俺の突きと薙ぎを初見で全部躱したのは君が初めてなんだけど
剣聖だってちゃんと剣を使ってくれたよ?」
「まあいっか
ちょっと待ってね
やっぱこれ見にくい」
と言い両目の黒のカラコンを外す
自作のカラコン実は軽く視野狭窄っぽいことになってるのだ
「さてやろうか」
僕の両目の色を見て何かを察したのか二歩三歩と後ずさる
「これはこれは、まさか国亡ぼしの暴虐とは……
全てが腑に落ちたよ
せっかくだ、国亡ぼしの力見せてくれよ!」
「おいハビー!そいつはなんだ!」
「数年前一夜でダンズビート主力軍十万を滅ぼした張本人ですよ
今も戦争屋バイアイとして紛争や反乱を鎮めてきた英雄と言っても過言じゃありゃーせん
真相は確かではありませんが」
「なぜに英雄?」
「そりゃあ今君が戦争の抑止力となりつつあるからさ
褒め言葉は受け取っておくべきだよ」
「そりゃあどーも
さて」
Shadow xafra
影から短剣を作り出す
どちらかというと脇差に近いか
Ħażna fid-dlam
中から一振の剣を作り出す
元々魔剣の失敗作を買取り、無理やり魔法を込めたものだ
「はえー、魔法使いってそんなことできるのか」
「これはオリジナルだから厳しいんじゃない?
さて、やりましょっか
対人戦はあまり得意じゃないけど」
先程と同じ速い突きが飛んでくる
間合いのさがあるとは言え二刀がある程度使えれば、そしてこの突きが見えた状態で尚且つそれを捌ける速さがあれば捌くのはそんなに難しくない
「うわっ!」
おかしい
やっぱり気持ち悪い
「腰と肩の動きが一回一回ズレてるのか
通りでいちいち間合いが変わるわけだ
気持ち悪!」
「驚いた
そこまで見えてるのか
でもそれは見えすぎる弊害ってやつだ、よ!」
構えている間も槍を回し続けてるから簡単に突っ込んだら払われちゃうし
とりあえずあの槍の斬れ味を試して見るとしますか
「よっと
多分この辺」
左手に持つ短刀を高く投げる
そしてそのまま突っ込む
おかげさまで槍のしなりはしっかり見えてる
右手の剣で槍に当てにいく振りをしながら空中に一回転
左手で槍の先をつかみそのまま頭を回し蹴りの要領で蹴りにいく
これで蹴りを避けて槍を手放すか頭に蹴りを受けるかの二択を押し付けられる
と思ったがハビアーは槍の下方向へのしなりを利用しシズキの手から強引に抜いたのだ
一度しなったら逆方向にまたしなるのが槍
そのままシズキの左手首目掛けて槍が襲いかかる
シズキは先程投げた短刀を空中で掴みそれを受ける
左手に目いっぱいの力を込め手首のスナップだけで体を更に浮かせハビアーの後ろに着地した
「おいおい、それが人間の動きかよ
槍を持たれたのなんて初めてなんだが」
「いやー、いけると思ったんだけど
というかやっぱその槍物凄い斬れ味
左手の手の平が傷だらけだよ」
と言って左手をプラプラと相手に見せた後
「ま、治るんですけど」
と傷が無くなった手を再び見せる
「バケモンが……」
「さてと」
再び短刀を空中に投げ
「Shadow xafra」
今度は大きな弓を作り出す
矢が無いって?そんなん右手に持ってるじゃないか
少し太いが人差し指と中指で剣の取手部分を挟みそのまま弓矢として構える
槍が点の攻撃に対しどう対処するのかが気になったのだ
弓は消え落ちてきた短刀を掴み構える
それは本当に少しの動作だった
向かってくる剣に対し槍の切っ先を剣の側面に当てるだけ
最小限の動きで剣の軌道を変えたのだ
「はー、馬鹿げた動体視力してんな
さすが聖槍」
「本命なしのとこ申し訳ないど次いくよ」
今度は単純に薙いできた
バックステップで避けたと思ったら間合いが有り得ないほど伸びて食らってしまった
そのまま結構な力で槍を蹴りあげたが離さなかった
「目潰しとかエグいことするね」
持ち手を緩めて当たる瞬間に握り直す
言うは簡単だがアホみたいな握力と精度が求められる
下手したら得物が吹っ飛んでおしまいだ
まさかここまで伸びるとは思わず右目を切られてしまった
「治るけどさー、血も出るしかなり痛いんだよ」
と一度手をかざした目は元に戻っていた
流れ出た血はそのままだが
「うわ、涙も出てきた」
基本シズキの体は刃を通さないほど頑丈だが粘膜だけは別だ
しかもあの槍は手の平に傷をつけた業物だ
「まぁでもそろそろ終わらせにいきますか
僕はなんにも見せてないし
はいはい、帰ってきて骸食い」
この魔剣もどきの名だ
元々生きてる魔法を詰め込んだため軽く自我がある
名を聞いたら自分で骸食いと名乗ったのだ
事実本当に骸を喰らっているのだ
魔力回復のために殺した魔物に刺して血を吸わせている
カンカンと音をたてながら僕の手元に戻ってきた
弓をもう一度作り先程と同じように剣で弓矢を構える
「不変」
放たれた剣は先程と同じようにハビアーに向かって真っ直ぐ飛んでいく
先程と同じように軌道を変えようとしたが何かを感じたのかなんと避ける動作に入った
だがさすがに遅すぎる
右肩にもろに刺さってしまった
「解除」
不変の付与魔法が切れる
「起動」
ついに剣の中に詰め込んだ魔法が発動する
Is-sagrifiċċju tal-alla bil-ġuħが発動し三つほどの顎だけを備えた触手のようなものがハビアーに襲いかかる
一本は槍で防げたようだが残り二本がハビアーに喰らいつく
「降参だ」
ハビアーは槍を手放し両手をあげた
ムスタカスは非常に悔しそうだ
「ハビー、ダメなのか」
「ええ、こんなバケモン誰が倒せるんですか」
「いやいやハビアーさんも十分化け物だと思うよ?
僕が傷おったのホントに久しぶりなんだから」
「そいつぁ光栄だ
で、これどうにかしてくれない?」
Is-sagrifiċċju tal-alla bil-ġuħが未だにハビアーさんの目の前で口を開いているのだ
「あ、忘れてた
解除
ほら戻っておいで」
剣から出ていた触手のようなものは消えひとりでに剣がシズキの元へと帰ってくる
「そうださっきのその剣を弓で放つやつどういう仕組み?
なんかすごい嫌な予感したから避けたんだけど」
「あぁ、この剣に不変の付与をかけたんだよ
つまりこの剣は僕の放った速度のまま何があっても進み続けるってわけ
まあそのうち効果は切れるんだけど
ということでムスタカス様、せっかくのお誘いお断りさせていただきます」
「次来たら…そうですね…
本気でこの城ぶっ壊しに来ます
それ以外で僕に何かあるなら討伐ギルドにご連絡ください」
「シズキくーん、今度ご飯いこーよー」
「初対面で毒渡してきた人とは絶対行きたくないです!」
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