上 下
121 / 190
第3章 従魔研編

119.アルティエールの策謀

しおりを挟む


 ※


 猛きハイエルフ、アルティエール・ブラフマスは困っていた。

 せっかくお気に入りの玩具が手に入る所だったのに、諸事情で手に入らずに、無茶な方法で手に入れる事を禁じられてしまった。

(朝の朝食も格別で、最高級の専属料理人も、兼任させられると思ったのじゃが……。

 強引な方法で駄目なら、比較的穏やかな、合法的手段で、手に入れるしかないであろうな)

「メリッサ、気に入った雄を手に入れようと思ったら、主ならどうする?」

 食後のお茶を飲む、付き人のエルフに質問してみる。

「あのあの……。わ、私では、経験不足で、分かりません……」

「さも、ありなん、か……」

 恐縮するメリッサには、鷹揚に手を振っておく。

 そういう欲望の薄いエルフに聞いた、アルティエールが間違っていた。

「アルティ殿には、意中の殿方でも出来ましたかな」

 竜人の若僧が、馴れ馴れしく話しかけて来る。

「まあ、のう……」

「今日はちゃんと服を着てらっしゃいますし、恋は乙女を変えますね」

 竜人の妹、コルターナは、いかにも分かってます、とにこにこ笑顔だ。

 とりあえず、その誤解を解く気合が、今はない。

 あの精霊の親玉に、無駄な感情を刷り込まれたせいなのだが、その説明は、他にはしたくないのだ。

「殿方を落とすには、まず、その方の弱点を掴んだり、借りを作らせたりして、それをきっかけで、頼み事を出来る環境に、追い込むのがいいと思いますわ」

 蜥蜴モドキのメスにしては、中々賢いようだ。悪くない。

 兄は、妹の知らなかった暗黒面を見て、茫然としている。

(修行不足じゃな……)

 しかし、昨日の今日で、アレがアルティエールに、何か頼み事をして来る可能性は……。

「……ちょっと良いですか、アルティエール様」

 何となく、視線を逸らし気味でゼンが、なんと、向こうから自分に話かけて来た。

「何の用かのう」

 アルティエールは、すぐ飛びついたりはせずに、ゆっくり様子を伺う。

(急いては事を、なんとやら、じゃ)

「込み入った話なので、後で、自分の部屋に来てもらえますか?」

「ほう。まあ、聞くだけならいいじゃろう」

(チャンス到来、じゃ!)


 ※


 ゼンは困っていた。

 昨夜、精霊王(ユグドラシス)が、アルティエールをちゃんと説得出来ているか、分からないのだが、なんとか彼女をギルマスに引き合わせて、伏兵うんぬん、の話をしてもらいたいからだ。

 その前に、確認もしなければいけない。

 もし、アルティエールの感知しているのが、例の店にいる者達であるなら、手助けは必要ないのかもしれない。問題は、分かりにくい“草”の者達だからだ。

 幸い、今朝のハイエルフ様の様子は、不機嫌な感じで、これからゼンに何かしてきそうな気配はない。

 精霊王(ユグドラシス)がどういう話をしたかは知らないが、説得は、功を奏したのだろう。

 と、言う事は、機嫌を損ねている彼女に、頼み事をしなければいけない訳で、それはそれで難しいのだが、昨夜のように戦わなければいけないよりは、まだマシだ。

 そう言えば、今朝方、『破邪剣皇』のリーダー・ガイが、大火傷をしているのが見つかったが、それを誰がしたかも、どうしてそうなったかも、大体の者が分かっていたので、別に騒ぎにもならず、治癒術士に治癒されていた。

 自業自得としか言いようがない。

 扱いを間違えれば自分もそうなる、火薬庫の様な人物なのだ。

 ゼンも、物言いにはくれぐれも注意して、事にあたろう、と思うのであった。


 ※


「……それで、話と言うのは何じゃ?」

 アルティエールは、ゼンの部屋のソファで、偉そうに足を片膝に乗せて、いかにも大仰に、話を仕方なさそうに聞く態勢なのだが、何だかその態度が嘘臭い。

 実は興味津々、みたいな感じだ。

 ゼンとしては、猛獣の餌係にでもなった気分だ。

「……アルティエール様、今日は服を着ていただいている様で、大変お似合いですよ」

 昨日と同じ服だが、とりあえず社交辞令から入る。

「……お主らの文化に合わせて、仕方なく、な」

 なんだか、耳がピクピク動いているが、あれは機嫌がいいサインなのだろうか、それとも逆?気のない素振りをしているが、怒ってはいない様なので、機嫌はいいのだろう。

「ありがたいです」

 未成熟の真っ平な身体でも、堂々と出されると、常人としては、ギョっとせざるを得ない。

 いや、一応幻術で隠してはいたのだし、露出趣味はないのだろう。

「それで、話とは?わしも暇ではないのじゃ」

 何かご予定が、などと切り返してはいけない。

「はい。ご多忙な時間を割いていただき、ありがとうございます。

 実は、昨日、アルティエール様が話されていた、伏兵の話なのですが、その伏兵と言うのは、街の三か所の店にいる連中の事、でよいのでしょうか?」

「集まっているのはそこかもしれんが、街のいたるところに、バラバラにおるではないか。普通の市民共に混じって」

 やはり、“草”の者でも、ハイエルフの感覚、もしくは能力で感知出来るらしい。

「実は、その伏兵共を一掃する計画が、今現在、冒険者ギルドで進行中なのですが、こちらはアルティエール様のように、鋭い感覚の持ち手がいないので、市民達に混じった連中の特定に、手こずっているのです」

「ふん。人間どもの鈍い感覚では、その程度かもしれんな」

 調査に当たっているスカウトには、エルフも多数いるのだが、いちいち言わない方がいいだろう。

「はい。ですので、是非、ギルドマスターに会って、その情報をご教授してもらえないでしょうか?」

「……それは、つまり、わしに借りを作る事になるが?」

「ええ。冒険者ギルドが」

「今、わしに頼んでおるのは、子猿ではないのかえ?」

「…………そうですね。俺個人も、アルティエール様に借りを作る事になります」

 どうにも、言いたくない事を、強制的に言わせられているが、仕方ない。

 アルティエールは、それを聞いて、ひどく嬉しそうに、ニタァと物騒に笑う。

 それを見ただけで、すでにゼンは深く後悔をしている。

「ではまず、子猿にはわしを、アルと呼ぶのを許す」

「アル……様?」

「敬称はいらん。敬語もいらん。光栄に思うが良いぞ」

「は、はあ。では、ありがとう、アル」

「うむうむ」

 アルティエールは、満足げに頷く。

 危険度Sクラスの魔獣と、親しくするような気分で、心臓に悪い。

「ところで、お主と一緒に料理をしているメイド達。“あれ”はなんじゃ?魔族で、あのように、人種(ひとしゅ)に進化した者など、わしでさえ見た事もないのじゃが。

 おまけに、お主と霊的に繋がっておるように感じられる」

(うわ、そこまで見えるのか。ハイエルフの超感覚は、やはり本物だ……)

「えーと、ですね。今、『従魔再生契約技術』というのが解明され、ギルドの研究棟でも研究されているのですが、魔物を倒した者が―――」

 ゼンは、“従魔術”の事について、アルティエールに詳しく説明する。

 これは、もうすぐ秘密ではなくなる技術だ。話す事自体は、大丈夫だろう。

 聡いハイエルフに隠し立てしても、後々困る事になりそうだし。

「ほう。そのようなシステムが魔石に。神々も、凝った仕掛けを隠すものじゃ」

「で、今は、本来ならもうすぐ実験も終わり、上位の冒険者に情報公開が出来る筈だったのが、このフェルズの上位冒険者は、アルの言っていた伏兵の組織に、洗脳、とまではいかないまでも、精神汚染された状態である事が判明したんだ」

「ああ、上の者達が、妙に荒く、好戦的なのはそのせいだったかや」

(好戦的の塊りみたいな人に、そう言われるのか)

「うん。だから、情報公開前に、その勢力を一掃したい訳なんだ。

 いつかはそちらに情報が流れるにしろ、今、解明し、普及しようとしている状態で流れるのは、人間側としては困るからね」

「あいわかった。敵側の人員を特定し、一網打尽にしたい訳じゃな」

「その通り。これから俺は、ギルドに行くから、出来れば一緒に来て、ギルマスに紹介させて欲しい。俺の、義母になる人でもあるから」

「なんじゃ、それは?」

 ギルマスの事は知っていても、その結婚相手までは知る訳がない。

「俺を養子にしてくれた人と、ギルマスが結婚する予定なんだ。だから、血とかの繋がりは全然ない、義理の関係なんだけどね」

「ほほう。すると、わしと子猿も親戚関係になるのう」

「…………凄い、遠い、薄い関係な気がするけど、そうなるかもね」

「わしは血統の大元。言わば長、大長じゃぞ?」

「エルフ的には、そういうものなのかな」

 嫌な流れだ。

「ところで、その従魔術じゃが、お主の様に、人種(ひとしゅ)までの最終進化を果たすのは、そうない事であろう?」

「……よく分かるね」

「当り前じゃ。あのような者が、そうゴロゴロ生まれる訳が、なかろうて」

「俺以外だと、俺の師匠とか、後S級に近い人とかで。どうも、質の問題じゃないかって、今では言われてる」

「じゃが、お主はS級にまでは至ってないようじゃが?」

「うん。だから、特別な“質”があるんじゃないか、って。

 それで、魔物が人種(ひとしゅ)まで進化出来るって話は、教会が騒ぎそうだから、今のところ秘密事項になっているんだ」

「ほうほう、成程な。確かに、教会が騒ぎそうなネタではあるのう。

 その従魔が、例外的に多数いて、全部が人種(ひとしゅ)の従魔な子猿は、絶対的に秘密にしたい訳じゃな?」

「……そうだよ」

「つまり、これは子猿の弱みになる訳じゃな?」

「そうですよ!でも、一族の長老であらせられるアルを信頼して、明かしたんだからね」

 実際は、別に信頼したからではなく、話の成り行き上、明かさない訳には、いかなかっただけの事だ。

「うむうむ、よくわかったぞよ」

 なにか凄く機嫌が良くなり、ニタニタ笑っているアルティエールを見ると、信頼など吹き飛びそうな感じしかしない、ゼンなのだ。


 ※


 ところ変わって、ここは、冒険者ギルド東辺境本部の、5階の執務室。

「あら、ゼン君。今日は早くからどうしたの?」

 フェルズのギルドマスター・レフライアは、すぐに面会を受け入れてくれた。

 余程大事な事でもないと、ゼンが自分に会いに来ない事が分かっているのだ。

「アル。認識阻害を解いて。

 こちらは、エルフの始祖のお一人、ハイエルフのアルティエール・ブラフマス様です。

 ギルドマスターの、祖にあたる人だそうです」

 ゼンは自分の隣りの、同じぐらいの背しかない、一見少女な人物を紹介する。

「うむ。わしが、アルティエール・ブラフマスじゃ。以後、よしなに」

 レフライアの対応は早かった。

 すぐに椅子から立ち上がり、こちら側に来ると、片膝をついて礼をする。

「偉大なる始祖様、お会いできて光栄です」

 エルフとしての自意識は低い筈のレフライアだったが、何か祖母に言い含められてたのかもしれない。

 呆気に取られていたファナだったが、すぐギルマスの隣りに来て、同じ様な礼をしている。

 彼女は初対面ではないが。

「うむ。よいぞ、ギルドマスター。以後は普通に対応してくれ。わしも一冒険者じゃて、な」

「寛大なお言葉、感謝いたします」

 言うと、素早く立ち上がって、執務机の椅子に戻る。

「彼女は『古(いにしえ)の竜玉』というパーティーで、アルティという精霊術士として登録されています」

「ああ、貴方のクラン勧誘の……」

 ギルマスは、クランの勧誘予定まで把握していた。

「それでアルは、どうも、ハイエルフ特有の感覚なのか、このフェルズにいる、全ての敵の特定が出来るようなのです」

「造作もないのう」

 子供のように得意気なアルティエール。

「それは、“草”も?」

「“草”も、です」

 そこで、ようやくゼンが、わざわざこの大物ハイエルフを、ギルドまで連れて来た意味が分かるのであった。

 アルティエールは驚くべき事に、今この場所にいても、フェルズ内全てが感知区域内であるらしく、敵の人数から名前、偽名も本名も、全てが分かるようだ。

 秘書のファナが、速記でアルティエールが並べていく名前を、全て書き留めていく。

 レフライアは、フェルズの地図を出し、書かれた名前の人物が、何処に住む、何の職業をしているのか、等を調べ始めている。

 それなりに、長い作業になりそうだ。

 ファナは、朝からお風呂に入り、こちらに出勤して来たのか、テカテカした肌に、滑らかな髪からは、かすかにフローラルな香りがしている。

 昨日の話は、ドワーフのガドルドから聞いた。

 ドワーフの鍛冶王が、ゼンの提供した素材を買った話。

 勿論、ゼンは知っていたが、それが『剛腕豪打』との交渉に使えるとは思わなかった。

 気遣ってくれたファナには、本当に感謝なのだが、何か、ここ数日のファナのゼンへの対応が、前よりも、印象的に、なのだが柔らかく、優しくなっている様な感じがする。

 レフライアは、ゼンの義母に、いずれなるのだが、ファナ的には、ゼンはあくまでゴウセルの子であり、レフライア命な彼女にとっては、結構どうでもいい扱いだった気がするのだが、どこで変わったのだろうか?

 何かあるとすれば、レフライアがファナに、何かを言ったのではないか、と思われるのだが……。

 ともかく、ここにいても、ゼンが手伝える事はないだろう。

 従魔研に行く旨を、メモにしたため、レフライアのデスクに、見えるように置く。

 レフライアが頷くのを見届けた後、ゼンは、アルに手を振り、執務室を退室した。





*******
オマケ

ハ「昨日はゼンがお休みで、つまらなかった~」
エ「え、まあ、そうかしらね」
カ「シラユキも寂しかったわよね?」
シ「ガウ!」
ハ「さすがに雪豹、結構大きくなったね」
エ「単体だとC級だけど、群体ならB級超えの強い魔物なのよね」
カ「ええ。でもシラユキは女王だから、群れに会っても大丈夫」
ハ「支配種かぁ。凄いね」
カ「大きくなっても、まだ甘えんぼだけど」
エ「ハルアと一緒ね」
ハ「えー、なんでさ。ボクは、誰かに甘えた事なんて……」
エ「始祖様のとこ、よく行ってたじゃない。あそこ、本当は行っちゃいけない場所なのに~」
カ「度胸が凄いわよね」
ハ「婆様がいいって言ってたじゃん」
エ「あの方、凄い怖いわよ。ハルア、感覚が麻痺してるんでしょ!」
カ「怖く思わないエルフはいなかったわね」
ハ「え~、そうかなぁ。ハル坊ハル坊って、よく可愛がってくれてたよ?」
エ「禁忌の穴を抜けて、原初の森に行ったのなんて、あなたぐらいよ」
カ「行けた、って事は、何らかの資格を持ってたのかもね」
ハ「えへへへ。じゃあボクも、末はハイエルフだ!」
エ「あれって、なれるものじゃないでしょうに……」
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる

フルーツパフェ
大衆娯楽
 転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。  一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。  そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!  寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。 ――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです  そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。  大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。  相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。      

婚約者は、今月もお茶会に来ないらしい。

白雪なこ
恋愛
婚約時に両家で決めた、毎月1回の婚約者同士の交流を深める為のお茶会。だけど、私の婚約者は「彼が認めるお茶会日和」にしかやってこない。そして、数ヶ月に一度、参加したかと思えば、無言。短時間で帰り、手紙を置いていく。そんな彼を……許せる?  *6/21続編公開。「幼馴染の王女殿下は私の元婚約者に激おこだったらしい。次期女王を舐めんなよ!ですって。」 *外部サイトにも掲載しています。(1日だけですが総合日間1位)

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます

ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう どんどん更新していきます。 ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

【完結】私だけが知らない

綾雅(りょうが)祝!コミカライズ
ファンタジー
目が覚めたら何も覚えていなかった。父と兄を名乗る二人は泣きながら謝る。痩せ細った体、痣が残る肌、誰もが過保護に私を気遣う。けれど、誰もが何が起きたのかを語らなかった。 優しい家族、ぬるま湯のような生活、穏やかに過ぎていく日常……その陰で、人々は己の犯した罪を隠しつつ微笑む。私を守るため、そう言いながら真実から遠ざけた。 やがて、すべてを知った私は――ひとつの決断をする。 記憶喪失から始まる物語。冤罪で殺されかけた私は蘇り、陥れようとした者は断罪される。優しい嘘に隠された真実が徐々に明らかになっていく。 【同時掲載】 小説家になろう、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ 2023/12/20……小説家になろう 日間、ファンタジー 27位 2023/12/19……番外編完結 2023/12/11……本編完結(番外編、12/12) 2023/08/27……エブリスタ ファンタジートレンド 1位 2023/08/26……カテゴリー変更「恋愛」⇒「ファンタジー」 2023/08/25……アルファポリス HOT女性向け 13位 2023/08/22……小説家になろう 異世界恋愛、日間 22位 2023/08/21……カクヨム 恋愛週間 17位 2023/08/16……カクヨム 恋愛日間 12位 2023/08/14……連載開始

ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?

音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。 役に立たないから出ていけ? わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます! さようなら! 5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!

処理中です...