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第2章 王都 学園初等部生活編
第39話 久しぶりの時間
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「フィリア!会いたかったぞ!」
屋敷に帰ったら何故か腕を広げた状態のパパこと、ロビンがいた。
「...どうしたの?」
なぜなんの連絡もなしにいきなり来たのだろう?
「そんなことはいいから、ほら!」
そう言って満面の笑みで腕を広げている。これはー...飛びついて欲しいの?
...生憎私はそこまで幼稚ではない。まぁハグくらいならしてもいいんだけど、前にロビンとこれをした時......内臓が出るかと思った。いや、マジで。
なのであまり抱きつきたくはない。そうやって私が渋っていると、
「フィリア...パパに抱き着いておいでよ?」
と、悲しそうな顔で見つめてくる。くそぅ...この顔面偏差値高いやつめ!そんな顔されたら断るのが辛いじゃないか!
「はい、悪ふざけはそこまでよ」
そう言ってロビンの頭を叩いたのはママこと、マリアだった。
「痛!なにするんだ!」
「それよりも言うことがあるでしょうに...まったく、フィリアの事となったらそうなるんだから」
確かにロビンはいつもそうだ。もしかしたら、私を死んだことにした責任を感じてるのかもね。
「ねぇ?なんで2人ともここにいるの?」
ロビンのことで質問が飛んでいってしまっていたので、再度聞き直した。
「それはね、ベルちゃんが誘拐されたことと、魔法陣、あとゴブリンジェネラルについてよ」
......それってかなり最近の話だと思うんだけど?そんなに速く情報って届くものなの?...あ、魔道具か。確か通信用の魔道具があるって言ってたっけ。
「ベルちゃんが誘拐された理由が私たちみたいだし、責任は取らないとね!」
別に責任を感じなくてもいいと思うんだけど...
「あとゴブリンジェネラルについてなんだが、今のところゴブリンキングやゴブリンエンペラーの情報はないらしいんだよ。妙だと思ったからパパたちが来た訳だよ」
そうロビンが言ってきた。確かに妙だ。ジェネラルがいるなら、必ずキングやエンペラーがいるはず。森の奥に居たとしても1件や2件くらいは目撃情報があるはずなんだよね。
.........ただ、私は何となくその理由が分かった気がする。多分、あのローブを着た男たちが関係していると思う。私が3歳のときのスタンピードは、恐らくそのローブを着た男たちによるものだと思う。そしてベルが誘拐された所にそいつらはいた。ジェネラルが出たことと言い、あまりにもタイミングが良過ぎる。つまり...
「人工的...」
「うん?フィリア、何か言った?」
「ううん、なにも?」
そう、ジェネラルはその男たちによって召喚された可能性がある訳だ。でも、それを確認するすべは無い。もうその男たちも口封じのために殺されている。
「ひとまずベルちゃんを誘拐した犯人...つまり、黒幕を捕まえるのと、地下室にあったっていう魔法陣がなんなのかと、ゴブリンジェネラルについてを調べ終わるまで、私たちはここにいる予定よ」
黒幕、か...確かに実行犯が殺されているのだから、黒幕がいる可能性が極めて高い。あの壊された魔法陣といい、なにかとんでもないことをしようとしている気がする。一体何が目的なんだか...
「とりあえず久しぶりに一緒にご飯をたべましょ?」
「うん、でも...」
私だけいいのかな?ベルの方が親には会いたいだろうし...
「あ、そうそう。ベルちゃんのお父さんからの手紙を預かっていたのよ」
そうマリアが言った。失礼かもしれないけど、ベルの親は自主的に手紙なんて書かないと思う。見るからにそういうこと苦手そうだし。だから多分マリアが言ったんだと思う。そう思ってマリアを見たらニッコリと笑ったから、当たっているだろう。
「本当ですか?!」
「ええ。はい、これよ。後でじっくり読んでみなさい」
「はい!」
良かった。なんだかさっきからベルの顔が暗かったんだけど、もう大丈夫そうだね。
私たちはいつもより時間をかけてご飯を食べると、ベル、マリア、リーナ、私で一緒にお風呂にはいった。ずっと話したいことが沢山あって、長く話しをしていたら、のぼせてしまった。
「ふみゅぅ...」
「まったく...ほら、こっち来なさい」
そう言われてマリアの所に行くと魔法で程よく冷やしてくれた。
「あー...気持ちいいぃー...」
「ふふふっ。はい、おしまい」
「ありがと!」
その後私たちは明日から休みだったので、リーナが用意してくれたベットにマリア、ベル、私で入り、夜遅くまで話して、気が付いたら寝てしまっていた。
.........精神的には大丈夫なんだけど、この体はやっぱり親のあたたかさを求めていたのかもしれない。
ーーーーーーー
「寝たか?」
「ええ、ぐっすりと」
さっきからドアの前でずっと待っていたのよね。そんなに心配なら入ってきたら良かったのに。
「...久しぶりにフィリアのこんな寝顔を見たな」
ロビンにそう言われてフィリアの寝顔を覗くと、とてもいい笑顔で寝ていた。
「ええ...あの祭り以来かしらね」
ベルという友達と出会って、王都の学園に通って、フィリアはなにか得るものがあったのかもしれないわね。
「それで、これからどうする?」
「ひとまずその話は別の部屋でしましょ?」
子供たちが寝ているところで話す話じゃないわ。とりあえず私は起こさないようにベットから出ると、フィリアのおでこにキスを落としてから、寝室を後にした。
...ちなみにロビンもやりたがっていたけど、少しお酒の匂いがしたから止めさせた。ものすごく悲しそうな顔をしてたわね。
私たちは食事をした部屋に向かった。そこには既にリーナが待っていた。
「どうだった?久しぶりのふれあいは?」
「ええ、とてもいい時間をここで過ごしているようで安心したわ」
フィリアはこの王都でやったことなどをとても楽しそうに話していた。それを見ているとこっちまで嬉しくなったわ。
「まぁそんな楽しい時間を壊してしまうんだけど...」
そうリーナが申し訳なさそうに言った。
「大丈夫よ。子供たちのためだもの」
これからあの子たちが被害にあうかもしれない事は排除するに限るもの。
「ありがとう...魔法陣の事だけど、マリアは見に行ったのよね?」
「ええ、でも念入りに壊されていたし、破片を見てみても見たことの無いものだと思うわ」
床に彫られるように作られていたようで、床自体が砕かれていた。あれではいくら古代魔法を研究している私でも分からなかった。...でもそれより...
「......それよりも、どうしてベルちゃんがそこにいるって分かったの?」
そう、これだけはリーナは魔道具で伝えてくれなかった。
「...それなんだけど......私にも分からないのよ」
「え?!」
どういうことなの?何故リーナが知らないの?
「...見つけたのはフィリアちゃんなのよ」
「「は?!」」
フィリアが見つけた?
「...フィリアちゃんは、どうやってかベルちゃんの居場所を特定して、1人で解決してしまったのよ」
「1人で解決したって...」
「信じられないでしょうけど、本当よ。まったく、さすが2人の子供というべきかしら?」
昔からフィリアは魔法を難なくこなしていたし、私よりも魔法の素質があるとは思っていたけど...まだ隠していたとは、ね...
「...本当に私たちの子供なのかしらね...」
そう思わざるをえないわね...
「さぁ、疲れているでしょうから、もう寝ましょ?明日からまた忙しいわよ?」
「...ええ、そうね」
私たちはリーナの言葉に甘えて、就寝した。
...あ、ちなみにロビンはまさに空気になっていた。
屋敷に帰ったら何故か腕を広げた状態のパパこと、ロビンがいた。
「...どうしたの?」
なぜなんの連絡もなしにいきなり来たのだろう?
「そんなことはいいから、ほら!」
そう言って満面の笑みで腕を広げている。これはー...飛びついて欲しいの?
...生憎私はそこまで幼稚ではない。まぁハグくらいならしてもいいんだけど、前にロビンとこれをした時......内臓が出るかと思った。いや、マジで。
なのであまり抱きつきたくはない。そうやって私が渋っていると、
「フィリア...パパに抱き着いておいでよ?」
と、悲しそうな顔で見つめてくる。くそぅ...この顔面偏差値高いやつめ!そんな顔されたら断るのが辛いじゃないか!
「はい、悪ふざけはそこまでよ」
そう言ってロビンの頭を叩いたのはママこと、マリアだった。
「痛!なにするんだ!」
「それよりも言うことがあるでしょうに...まったく、フィリアの事となったらそうなるんだから」
確かにロビンはいつもそうだ。もしかしたら、私を死んだことにした責任を感じてるのかもね。
「ねぇ?なんで2人ともここにいるの?」
ロビンのことで質問が飛んでいってしまっていたので、再度聞き直した。
「それはね、ベルちゃんが誘拐されたことと、魔法陣、あとゴブリンジェネラルについてよ」
......それってかなり最近の話だと思うんだけど?そんなに速く情報って届くものなの?...あ、魔道具か。確か通信用の魔道具があるって言ってたっけ。
「ベルちゃんが誘拐された理由が私たちみたいだし、責任は取らないとね!」
別に責任を感じなくてもいいと思うんだけど...
「あとゴブリンジェネラルについてなんだが、今のところゴブリンキングやゴブリンエンペラーの情報はないらしいんだよ。妙だと思ったからパパたちが来た訳だよ」
そうロビンが言ってきた。確かに妙だ。ジェネラルがいるなら、必ずキングやエンペラーがいるはず。森の奥に居たとしても1件や2件くらいは目撃情報があるはずなんだよね。
.........ただ、私は何となくその理由が分かった気がする。多分、あのローブを着た男たちが関係していると思う。私が3歳のときのスタンピードは、恐らくそのローブを着た男たちによるものだと思う。そしてベルが誘拐された所にそいつらはいた。ジェネラルが出たことと言い、あまりにもタイミングが良過ぎる。つまり...
「人工的...」
「うん?フィリア、何か言った?」
「ううん、なにも?」
そう、ジェネラルはその男たちによって召喚された可能性がある訳だ。でも、それを確認するすべは無い。もうその男たちも口封じのために殺されている。
「ひとまずベルちゃんを誘拐した犯人...つまり、黒幕を捕まえるのと、地下室にあったっていう魔法陣がなんなのかと、ゴブリンジェネラルについてを調べ終わるまで、私たちはここにいる予定よ」
黒幕、か...確かに実行犯が殺されているのだから、黒幕がいる可能性が極めて高い。あの壊された魔法陣といい、なにかとんでもないことをしようとしている気がする。一体何が目的なんだか...
「とりあえず久しぶりに一緒にご飯をたべましょ?」
「うん、でも...」
私だけいいのかな?ベルの方が親には会いたいだろうし...
「あ、そうそう。ベルちゃんのお父さんからの手紙を預かっていたのよ」
そうマリアが言った。失礼かもしれないけど、ベルの親は自主的に手紙なんて書かないと思う。見るからにそういうこと苦手そうだし。だから多分マリアが言ったんだと思う。そう思ってマリアを見たらニッコリと笑ったから、当たっているだろう。
「本当ですか?!」
「ええ。はい、これよ。後でじっくり読んでみなさい」
「はい!」
良かった。なんだかさっきからベルの顔が暗かったんだけど、もう大丈夫そうだね。
私たちはいつもより時間をかけてご飯を食べると、ベル、マリア、リーナ、私で一緒にお風呂にはいった。ずっと話したいことが沢山あって、長く話しをしていたら、のぼせてしまった。
「ふみゅぅ...」
「まったく...ほら、こっち来なさい」
そう言われてマリアの所に行くと魔法で程よく冷やしてくれた。
「あー...気持ちいいぃー...」
「ふふふっ。はい、おしまい」
「ありがと!」
その後私たちは明日から休みだったので、リーナが用意してくれたベットにマリア、ベル、私で入り、夜遅くまで話して、気が付いたら寝てしまっていた。
.........精神的には大丈夫なんだけど、この体はやっぱり親のあたたかさを求めていたのかもしれない。
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「寝たか?」
「ええ、ぐっすりと」
さっきからドアの前でずっと待っていたのよね。そんなに心配なら入ってきたら良かったのに。
「...久しぶりにフィリアのこんな寝顔を見たな」
ロビンにそう言われてフィリアの寝顔を覗くと、とてもいい笑顔で寝ていた。
「ええ...あの祭り以来かしらね」
ベルという友達と出会って、王都の学園に通って、フィリアはなにか得るものがあったのかもしれないわね。
「それで、これからどうする?」
「ひとまずその話は別の部屋でしましょ?」
子供たちが寝ているところで話す話じゃないわ。とりあえず私は起こさないようにベットから出ると、フィリアのおでこにキスを落としてから、寝室を後にした。
...ちなみにロビンもやりたがっていたけど、少しお酒の匂いがしたから止めさせた。ものすごく悲しそうな顔をしてたわね。
私たちは食事をした部屋に向かった。そこには既にリーナが待っていた。
「どうだった?久しぶりのふれあいは?」
「ええ、とてもいい時間をここで過ごしているようで安心したわ」
フィリアはこの王都でやったことなどをとても楽しそうに話していた。それを見ているとこっちまで嬉しくなったわ。
「まぁそんな楽しい時間を壊してしまうんだけど...」
そうリーナが申し訳なさそうに言った。
「大丈夫よ。子供たちのためだもの」
これからあの子たちが被害にあうかもしれない事は排除するに限るもの。
「ありがとう...魔法陣の事だけど、マリアは見に行ったのよね?」
「ええ、でも念入りに壊されていたし、破片を見てみても見たことの無いものだと思うわ」
床に彫られるように作られていたようで、床自体が砕かれていた。あれではいくら古代魔法を研究している私でも分からなかった。...でもそれより...
「......それよりも、どうしてベルちゃんがそこにいるって分かったの?」
そう、これだけはリーナは魔道具で伝えてくれなかった。
「...それなんだけど......私にも分からないのよ」
「え?!」
どういうことなの?何故リーナが知らないの?
「...見つけたのはフィリアちゃんなのよ」
「「は?!」」
フィリアが見つけた?
「...フィリアちゃんは、どうやってかベルちゃんの居場所を特定して、1人で解決してしまったのよ」
「1人で解決したって...」
「信じられないでしょうけど、本当よ。まったく、さすが2人の子供というべきかしら?」
昔からフィリアは魔法を難なくこなしていたし、私よりも魔法の素質があるとは思っていたけど...まだ隠していたとは、ね...
「...本当に私たちの子供なのかしらね...」
そう思わざるをえないわね...
「さぁ、疲れているでしょうから、もう寝ましょ?明日からまた忙しいわよ?」
「...ええ、そうね」
私たちはリーナの言葉に甘えて、就寝した。
...あ、ちなみにロビンはまさに空気になっていた。
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