30 / 159
第2章 王都 学園初等部生活編
第30話念願とゴブリンと化学実験だよ?
しおりを挟む
私は入学試験からハッキリ言って厄介払いされ、屋敷に帰ってきた。馬車に揺られるのはとても酔うので、気配隠蔽と光学迷彩をかけ、空歩で帰った。
「あら?随分早いわね?」
屋敷に入ったらすぐリーナからそんなことを言われた。
「うん、もう大丈夫だって」
厄介払いされてきたよ!言わないけど。
「ふーん、そう...これからどうするの?」
実はまだ昼前だったりする。
「うーん...ベルはまだ帰ってこなさそうだから、街をブラブラする」
「そう、1人でいける?」
「もちろん!」
というか1人で行きたい。私が街に行く理由はただ1つ!お米だ!この世界でお米は"ラース"と呼ばれている。多分ライスに似ているのは気のせい、そう、気のせいだろう。
私は屋敷をでて、以前行った商店街へ向かった。
「さーて、お米は~っと...」
さっそくお米を『サーチ』してみる。サーチとは世界地図と鑑定を併用して使うことを、私なりに考えてそう呼ぶことにしたもの。
「あ、あった、あった」
案外野菜を売ってる所に反応があった。
「すいませーん」
「はいはい、お、この前来てくれた可愛い嬢ちゃんじゃねぇか。どうしたんだい?」
実はリーナと一緒に来たことがある店なんだよね。この前もいい野菜を安く売ってくれた人だ。
「えっと、ラースって売ってる?」
「ラースかい?あるにはあるが...嬢ちゃん馬なんて持ってたか?」
この世界でお米は馬の飼料扱いなんだよね。まぁ動物が食べるものを人間が食べれない訳がないんだけどね...私は人間ですらないけど。
「お使いなの」
「ああ、そういう事か。どれくらいだ?」
この世界の重さの単位とかは基本変わらないんだよね。
「うーん...ひとまず30キロくらい?」
「そんなにか?!」
「うん、ダメ?」
「いや、だめじゃねぇが...」
あ、私が運べるかどうかを心配してるのね。
「収納魔法あるから大丈夫だよ?」
「あ、ああ。そういう事か。よし、ちょっと待ってな」
そう言って店の奥に消えてから5分くらいで帰ってきた。手にはでっかい麻袋を持っている。
「ほれ、ラース30キロだ」
そう言って目の前まで運んできてくれた。
「ありがとう!いくら?」
「そうだな...銅貨5枚でいいぞ」
「え?!」
鑑定してみても銀貨1~2枚くらいが相場だよ?
「安すぎない?」
「ああ、仕入れたはいいんだが買ってくれる人がいなくてね。腐らせる所だったんだよ」
ああ、なるほど。腐らせるより格安で売った方がいいものね。
「いいの?」
「ああ」
「ありがとう!」
私はおじさんにお金を払うと、麻袋を収納魔法に入れた。
「ホントに使えたんだな...」
おじさんがボソッとそんなことを言った。そら信じろって言う方が無理があるよね。
「また来るね!」
「おう、気ぃつけて帰れよ!」
おじさんに見送られて、店を後にした。さて、まだまだ時間があるね。
「うーん...ひとまずギルドに行ってみようかな」
商店街からギルドは目と鼻の先だ。あっという間に到着した。
私はギルドに入ると、ボードで依頼を探した。
「うーん...中々いいのがないねぇ...」
ゴブリン五体の討伐とかあるけど、どうしようか?
「せっかくだから受けてみようかな」
私は依頼書をボードから剥がして、受付に持っていった。
「お、この前の嬢ちゃんじゃないかい。今日は1人なのかい?」
受付にいたのは初めて依頼達成処理をしてくれたチェルシーさんだった。
「うん。こんにちはチェルシーさん。今日は討伐依頼を受けに来たの」
「そうかい、じゃ依頼書みせておくれ」
私はボードから剥がした依頼書を手渡した。
「ふーん、ゴブリン五体の討伐かい...まぁ、嬢ちゃんなら大丈夫だろうね。よし、ギルドカードだしな」
私はギルドカードを手渡した。ギルドカードは魔道具のようなもので、魔物の討伐数や、受けた依頼の数、内容、評価などが記録されるんだとか。
チェルシーさんがなにかの機械にカードを差し込み、なにやら作業をしてから返してくれた。
「ほい、これで依頼の受注は完了だよ」
「ありがとう!行ってくるね」
「ああ、くれぐれも気を付けなよ」
そう釘を刺された私は、ギルドを後にした。
門まで歩き、ギルドカードを見せて、街を出た。
「さーて、ゴブリンはどこかな?」
私はサーチを発動した。どうやら前の森に集まっているらしい。
「だいぶ固まってるな...まぁ買取は魔石だけだから、最悪魔法で切り刻んでもいいよね」
ゴブリンは素材として価値がほとんど無く、魔道具の原料になる魔石くらいしかお金にならない。
私は身体強化をかけて、一気に森まで走る。1分もかからず到着した。どうやら森の真ん中ら辺で集まってるみたいだけど...
「...さっきは気づかなかったけど、ゴブリンジェネラルがいるね...」
ゴブリンジェネラルは、ゴブリンの上位種にあたる。ゴブリンは最も弱い魔物の代表格だが、ゴブリンジェネラルは違う。それこそ、ハンターランクがB以上の人が倒せるか分からないくらいの強敵だ。
「ま、なんとかなるよね」
そもそもゴブリンジェネラルがいるという時点で、ギルドに報告する必要がある。なぜならゴブリンジェネラルがいるということは、その上の存在、つまり、キングかエンペラーがいる可能性が高いのだ。それが事実なら、ゴブリンのスタンピードが発生することになる。
「どちらにしろ、見つけたからには倒さないとね」
私は刀を取り出した。ベルがいないときぐらいしか使えないからね。この刀は、エルザに頼んで用意してもらった普通の武器だ。
鉄刀:最高純度の玉鋼を用いて造られた刀。切れ味、耐久性は折り紙付き。女神エルザの加護が付与されている。
これが普通なのかといったら嘘だろうが、翡翠刀より性能は下なんだから普通なんだよ、うん。
私はまずゴブリンが集まっているところに魔法を放つ。使うのは水魔法。血が飛び散るのは嫌なので、血が凍るように液体窒素でできた刃をイメージする。横幅は5メートルくらいかな?
「ほいっ!」
真っ直ぐ三日月状の刃が回転しながら飛んでいき、ゴブリンを切り裂いた。
グギァァァァ!!
さっきので30体くらいやったかな?私は混乱している所に身体強化をして突入した。
「はぁあ!」
次々とゴブリンの首をはね飛ばしていく。刀の刃に液体窒素の魔法を纏わせるのは忘れない。
スパ!スパ!スパ!
おおー!切れる切れる。これで合計60体くらいかな?
グォォォォォ!!
「お、やっとお出ましだね」
ゴブリンジェネラルが雄叫びを上げながら突進してきた。他のゴブリンと違い、鎧を纏い、大剣を持っている。大きさも2メートルほど。普通のゴブリンの2倍の大きさだ。
大剣を真上から振り下ろしてきたので、刀で受け流す。
ピコンッ!
受け流した結果、大剣は地面にめり込んだ。それにより隙が生じる。
「フッ!」
私は大剣を持っていた右腕を肩から切り飛ばした。
グワァァァァ!!
ジェネラルが力任せに残った左腕で殴ってきた。私はそれをしゃがんでかわし、下から切り上げ、左腕も切り飛ばした。
グギャャャャャャャ!!
「終わりだよ」
私は首を切り飛ばした。するとジェネラルはまるであやつり人形の糸が切れたみたいに倒れた。
「さて、残ったのはこうしよう」
私は自分を中心にして、液体窒素のかまいたちを発生させる。あまり騒ぎになるのは困るから、結界も張っておく。
ギャャャャャ!
グギィィィィ!!
残ったゴブリンは全て切り刻まれ、魔石だけが残った。魔石は大体心臓ら辺に埋まっている。
「よし、残ったのもいないみたいだし、このジェネラルと魔石を回収したら、帰ろう」
私は風魔法で魔石を集め、アイテムボックスに入れていった。その数なんと248個。
「どんだけいたのよ...」
最後にジェネラルの死体を回収し、切り刻んだゴブリンは土魔法で作った穴に集め、燃やしておいた。血は1滴も出ていない。液体窒素って優秀!
「ただ、どうやって説明しよかな?」
明らか怪しまれることは確実だよね。
「うーん...ひとまず五体分の魔石を納品して、その後リーナと相談しよかな?」
私は大体の方針を決めると、街に向かって行った。
「すごかったな......あいつは一体何者なんだ......」
自分を見ていた存在にも気づかずに...。
「あら?随分早いわね?」
屋敷に入ったらすぐリーナからそんなことを言われた。
「うん、もう大丈夫だって」
厄介払いされてきたよ!言わないけど。
「ふーん、そう...これからどうするの?」
実はまだ昼前だったりする。
「うーん...ベルはまだ帰ってこなさそうだから、街をブラブラする」
「そう、1人でいける?」
「もちろん!」
というか1人で行きたい。私が街に行く理由はただ1つ!お米だ!この世界でお米は"ラース"と呼ばれている。多分ライスに似ているのは気のせい、そう、気のせいだろう。
私は屋敷をでて、以前行った商店街へ向かった。
「さーて、お米は~っと...」
さっそくお米を『サーチ』してみる。サーチとは世界地図と鑑定を併用して使うことを、私なりに考えてそう呼ぶことにしたもの。
「あ、あった、あった」
案外野菜を売ってる所に反応があった。
「すいませーん」
「はいはい、お、この前来てくれた可愛い嬢ちゃんじゃねぇか。どうしたんだい?」
実はリーナと一緒に来たことがある店なんだよね。この前もいい野菜を安く売ってくれた人だ。
「えっと、ラースって売ってる?」
「ラースかい?あるにはあるが...嬢ちゃん馬なんて持ってたか?」
この世界でお米は馬の飼料扱いなんだよね。まぁ動物が食べるものを人間が食べれない訳がないんだけどね...私は人間ですらないけど。
「お使いなの」
「ああ、そういう事か。どれくらいだ?」
この世界の重さの単位とかは基本変わらないんだよね。
「うーん...ひとまず30キロくらい?」
「そんなにか?!」
「うん、ダメ?」
「いや、だめじゃねぇが...」
あ、私が運べるかどうかを心配してるのね。
「収納魔法あるから大丈夫だよ?」
「あ、ああ。そういう事か。よし、ちょっと待ってな」
そう言って店の奥に消えてから5分くらいで帰ってきた。手にはでっかい麻袋を持っている。
「ほれ、ラース30キロだ」
そう言って目の前まで運んできてくれた。
「ありがとう!いくら?」
「そうだな...銅貨5枚でいいぞ」
「え?!」
鑑定してみても銀貨1~2枚くらいが相場だよ?
「安すぎない?」
「ああ、仕入れたはいいんだが買ってくれる人がいなくてね。腐らせる所だったんだよ」
ああ、なるほど。腐らせるより格安で売った方がいいものね。
「いいの?」
「ああ」
「ありがとう!」
私はおじさんにお金を払うと、麻袋を収納魔法に入れた。
「ホントに使えたんだな...」
おじさんがボソッとそんなことを言った。そら信じろって言う方が無理があるよね。
「また来るね!」
「おう、気ぃつけて帰れよ!」
おじさんに見送られて、店を後にした。さて、まだまだ時間があるね。
「うーん...ひとまずギルドに行ってみようかな」
商店街からギルドは目と鼻の先だ。あっという間に到着した。
私はギルドに入ると、ボードで依頼を探した。
「うーん...中々いいのがないねぇ...」
ゴブリン五体の討伐とかあるけど、どうしようか?
「せっかくだから受けてみようかな」
私は依頼書をボードから剥がして、受付に持っていった。
「お、この前の嬢ちゃんじゃないかい。今日は1人なのかい?」
受付にいたのは初めて依頼達成処理をしてくれたチェルシーさんだった。
「うん。こんにちはチェルシーさん。今日は討伐依頼を受けに来たの」
「そうかい、じゃ依頼書みせておくれ」
私はボードから剥がした依頼書を手渡した。
「ふーん、ゴブリン五体の討伐かい...まぁ、嬢ちゃんなら大丈夫だろうね。よし、ギルドカードだしな」
私はギルドカードを手渡した。ギルドカードは魔道具のようなもので、魔物の討伐数や、受けた依頼の数、内容、評価などが記録されるんだとか。
チェルシーさんがなにかの機械にカードを差し込み、なにやら作業をしてから返してくれた。
「ほい、これで依頼の受注は完了だよ」
「ありがとう!行ってくるね」
「ああ、くれぐれも気を付けなよ」
そう釘を刺された私は、ギルドを後にした。
門まで歩き、ギルドカードを見せて、街を出た。
「さーて、ゴブリンはどこかな?」
私はサーチを発動した。どうやら前の森に集まっているらしい。
「だいぶ固まってるな...まぁ買取は魔石だけだから、最悪魔法で切り刻んでもいいよね」
ゴブリンは素材として価値がほとんど無く、魔道具の原料になる魔石くらいしかお金にならない。
私は身体強化をかけて、一気に森まで走る。1分もかからず到着した。どうやら森の真ん中ら辺で集まってるみたいだけど...
「...さっきは気づかなかったけど、ゴブリンジェネラルがいるね...」
ゴブリンジェネラルは、ゴブリンの上位種にあたる。ゴブリンは最も弱い魔物の代表格だが、ゴブリンジェネラルは違う。それこそ、ハンターランクがB以上の人が倒せるか分からないくらいの強敵だ。
「ま、なんとかなるよね」
そもそもゴブリンジェネラルがいるという時点で、ギルドに報告する必要がある。なぜならゴブリンジェネラルがいるということは、その上の存在、つまり、キングかエンペラーがいる可能性が高いのだ。それが事実なら、ゴブリンのスタンピードが発生することになる。
「どちらにしろ、見つけたからには倒さないとね」
私は刀を取り出した。ベルがいないときぐらいしか使えないからね。この刀は、エルザに頼んで用意してもらった普通の武器だ。
鉄刀:最高純度の玉鋼を用いて造られた刀。切れ味、耐久性は折り紙付き。女神エルザの加護が付与されている。
これが普通なのかといったら嘘だろうが、翡翠刀より性能は下なんだから普通なんだよ、うん。
私はまずゴブリンが集まっているところに魔法を放つ。使うのは水魔法。血が飛び散るのは嫌なので、血が凍るように液体窒素でできた刃をイメージする。横幅は5メートルくらいかな?
「ほいっ!」
真っ直ぐ三日月状の刃が回転しながら飛んでいき、ゴブリンを切り裂いた。
グギァァァァ!!
さっきので30体くらいやったかな?私は混乱している所に身体強化をして突入した。
「はぁあ!」
次々とゴブリンの首をはね飛ばしていく。刀の刃に液体窒素の魔法を纏わせるのは忘れない。
スパ!スパ!スパ!
おおー!切れる切れる。これで合計60体くらいかな?
グォォォォォ!!
「お、やっとお出ましだね」
ゴブリンジェネラルが雄叫びを上げながら突進してきた。他のゴブリンと違い、鎧を纏い、大剣を持っている。大きさも2メートルほど。普通のゴブリンの2倍の大きさだ。
大剣を真上から振り下ろしてきたので、刀で受け流す。
ピコンッ!
受け流した結果、大剣は地面にめり込んだ。それにより隙が生じる。
「フッ!」
私は大剣を持っていた右腕を肩から切り飛ばした。
グワァァァァ!!
ジェネラルが力任せに残った左腕で殴ってきた。私はそれをしゃがんでかわし、下から切り上げ、左腕も切り飛ばした。
グギャャャャャャャ!!
「終わりだよ」
私は首を切り飛ばした。するとジェネラルはまるであやつり人形の糸が切れたみたいに倒れた。
「さて、残ったのはこうしよう」
私は自分を中心にして、液体窒素のかまいたちを発生させる。あまり騒ぎになるのは困るから、結界も張っておく。
ギャャャャャ!
グギィィィィ!!
残ったゴブリンは全て切り刻まれ、魔石だけが残った。魔石は大体心臓ら辺に埋まっている。
「よし、残ったのもいないみたいだし、このジェネラルと魔石を回収したら、帰ろう」
私は風魔法で魔石を集め、アイテムボックスに入れていった。その数なんと248個。
「どんだけいたのよ...」
最後にジェネラルの死体を回収し、切り刻んだゴブリンは土魔法で作った穴に集め、燃やしておいた。血は1滴も出ていない。液体窒素って優秀!
「ただ、どうやって説明しよかな?」
明らか怪しまれることは確実だよね。
「うーん...ひとまず五体分の魔石を納品して、その後リーナと相談しよかな?」
私は大体の方針を決めると、街に向かって行った。
「すごかったな......あいつは一体何者なんだ......」
自分を見ていた存在にも気づかずに...。
10
お気に入りに追加
1,116
あなたにおすすめの小説
転生したおばあちゃんはチートが欲しい ~この世界が乙女ゲームなのは誰も知らない~
ピエール
ファンタジー
おばあちゃん。
異世界転生しちゃいました。
そういえば、孫が「転生するとチートが貰えるんだよ!」と言ってたけど
チート無いみたいだけど?
おばあちゃんよく分かんないわぁ。
頭は老人 体は子供
乙女ゲームの世界に紛れ込んだ おばあちゃん。
当然、おばあちゃんはここが乙女ゲームの世界だなんて知りません。
訳が分からないながら、一生懸命歩んで行きます。
おばあちゃん奮闘記です。
果たして、おばあちゃんは断罪イベントを回避できるか?
[第1章おばあちゃん編]は文章が拙い為読みづらいかもしれません。
第二章 学園編 始まりました。
いよいよゲームスタートです!
[1章]はおばあちゃんの語りと生い立ちが多く、あまり話に動きがありません。
話が動き出す[2章]から読んでも意味が分かると思います。
おばあちゃんの転生後の生活に興味が出てきたら一章を読んでみて下さい。(伏線がありますので)
初投稿です
不慣れですが宜しくお願いします。
最初の頃、不慣れで長文が書けませんでした。
申し訳ございません。
少しづつ修正して纏めていこうと思います。
転生先ではゆっくりと生きたい
ひつじ
ファンタジー
勉強を頑張っても、仕事を頑張っても誰からも愛されなかったし必要とされなかった藤田明彦。
事故で死んだ明彦が出会ったのは……
転生先では愛されたいし必要とされたい。明彦改めソラはこの広い空を見ながらゆっくりと生きることを決めた
小説家になろうでも連載中です。
なろうの方が話数が多いです。
https://ncode.syosetu.com/n8964gh/
異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!
出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。
最底辺の転生者──2匹の捨て子を育む赤ん坊!?の異世界修行の旅
散歩道 猫ノ子
ファンタジー
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
【完結】前世の不幸は神様のミスでした?異世界転生、条件通りなうえチート能力で幸せです
yun.
ファンタジー
~タイトル変更しました~
旧タイトルに、もどしました。
日本に生まれ、直後に捨てられた。養護施設に暮らし、中学卒業後働く。
まともな職もなく、日雇いでしのぐ毎日。
劣悪な環境。上司にののしられ、仲のいい友人はいない。
日々の衣食住にも困る。
幸せ?生まれてこのかた一度もない。
ついに、死んだ。現場で鉄パイプの下敷きに・・・
目覚めると、真っ白な世界。
目の前には神々しい人。
地球の神がサボった?だから幸せが1度もなかったと・・・
短編→長編に変更しました。
R4.6.20 完結しました。
長らくお読みいただき、ありがとうございました。
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
めんどくさがり屋の異世界転生〜自由に生きる〜
ゆずゆ
ファンタジー
※ 話の前半を間違えて消してしまいました
誠に申し訳ございません。
—————————————————
前世100歳にして幸せに生涯を遂げた女性がいた。
名前は山梨 花。
他人に話したことはなかったが、もし亡くなったら剣と魔法の世界に転生したいなと夢見ていた。もちろん前世の記憶持ちのままで。
動くがめんどくさい時は、魔法で移動したいなとか、
転移魔法とか使えたらもっと寝れるのに、
休みの前の日に時間止めたいなと考えていた。
それは物心ついた時から生涯を終えるまで。
このお話はめんどくさがり屋で夢見がちな女性が夢の異世界転生をして生きていくお話。
—————————————————
最後まで読んでくださりありがとうございました!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる