12 / 38
第12話 引っ越し
しおりを挟む
慶二の家は、六本木のタワーマンションだった。億ションっていうやつ。
白い大理石で出来た床で、映画とかでしか見たことなかったけど、靴のまま部屋に入る。
それだけでも驚きなのに、最上階ワンフロアが全て慶二のものだと聞いて、僕は改めて小鳥遊の凄さを思い知った。
「僕、ホントにこんなトコ住んでも良いの?」
「こんな所だから、大歓迎なんだろ。部屋が余ってる。俺の隣が空いてるから、使うと良い」
「布団ある?」
「客室用だから、ベッドもバスもトイレもついてる。自由に使え」
「ほぇえ……」
思わず変な声が出てしまって、慶二が笑った。
「歩、お前は本当に飽きないな。いつまででも、見ていたい」
切れ長の瞳を見上げると、軽く拳を握って、右の指の甲で左頬を撫でられる。僕は、慶二の落ち着いたバリトンと、この仕草が好きだった。
「ん……くすぐったい」
「感じやすいんだな、歩は」
僕は頬を火照らせて、恥ずかしさに顎を下げる。上目遣いになってしまって、慶二が目を眇めた。
「よせ、歩。これから仕事なんだ。煽ってるのに、気付いてるか?」
「え……そんなんじゃ……」
「他の男にはするなよ」
甘い雰囲気を振り切るように、一度目を閉じて、慶二は声の調子を変えた。
「リビングのテーブルに、小鳥遊傘下の企業パンフレットがある。退屈だろうから、それで職を探せば良い。あと、家の中にあるものは何でも気兼ねなく使え。シネマスクリーンでも、トレーニングマシンでも。使い方が分からなかったら、平良が控えてるから訊け」
「えっ? 平良さん?」
「ああ。下に居るから、各部屋についてるインターフォンから呼べる」
「平良さんって、慶二のお付きの人じゃないの?」
小首を傾げると、頭をポンポンと撫でられた。
「俺の運転手は平良以外でも務まるが、歩の話相手は平良以外には務まらない。しばらく、歩を優先させる」
「い、良いの?」
「ああ。お前は何も気にしなくていい。ほら、ここの鍵とお守りだ。なくすなよ」
カードキーと、首から紐でかけるタイプの紺色のお守り袋を渡された。
その時、慶二の携帯が鳴った。内ポケットから取り出し、耳に当てる。
「……ああ。分かった、すぐ行く」
短く言って携帯をしまうと、僕の両肩に掌を置いた。
「歩。もう行かなくちゃならない」
「うん。行ってらっしゃい」
慶二は僕をジッと見下ろしてる。
「何? 慶二」
「行ってきますのキス、しても良いか」
「うっ」
そんな改めて訊かれたら、恥ずかしくて嫌だって言っちゃいそうだよ。
「歩」
「い……良いよ……」
僕は消え入りそうな声で返事した。chu、と下唇が吸われる。
「じゃあ、行ってくる。この後、平良が来るから開けてやってくれ」
「い……行ってらっしゃい」
慶二はオーダースーツの裾を翻して、エレベーター直通の玄関から出て行った。
嵐のような慌ただしさと、急に静かになった広い空間に、しばしポカンと玄関ドアを見詰める。
慶二……ホントに忙しそう。それなのに、僕に時間割いてくれたんだな。
そう思うと、申し訳ないような、くすぐったいような気持ちになって、僕は心臓の辺りでそっと掌を握った。
――ピンポーン。
「あ!」
平良さんが来るんだっけ。僕は慌ててドアを開けた。
平良さんは、キッチリと制服を着て、制帽は被っていなかった。短く刈り込まれた髪に、チラホラ白髪がまじってる
あれ? ポーカーフェイスで分かりにくいけど、平良さん、驚いてる?
「……歩様」
「何ですか?」
「差し出がましい口をきいて申し訳ありませんが、来客があった際は、必ず映像と音声で相手を確認した上で、解錠してください。歩様は、小鳥遊の人間になられたのです。誘拐や、良からぬ事を企む輩が常に周りに居るものと思って、お過ごしください」
表情は堅いけど、心底僕の事を心配してるのが分かる、諭すような口調だった。
僕の方が申し訳なくなって、ペコペコと頭を下げる。
「あ、すみません。インターフォンのついてる家になんか、住んだ事なかったから……。気を付けます」
「謝罪はご不要です。歩様、お気を付けくださいませ」
「はい!」
努めて良い返事をすると、平良さんの目元が僅かに緩んだ。
「慶二様から、各部屋の説明と、着替えをお渡しするよう、言いつかっております。こちらへ」
僕は平良さんに着いていって、説明を受ける。
本棚だけの部屋、シネマスクリーンのあるオーディオルーム、マシンの並ぶパーソナルジム、部屋にあるのとは別にスカイビューのバスルーム、食材がギッシリ詰った冷蔵庫のあるカウンターキッチン、色んな高級品がガラスケースに収められてるコレクションルーム等々。
覚えきれないほど広かったけど、コレクションルームであるものを見付けて、僕は思わず噴き出した。
「歩様、如何なさいました」
「これ……あはは」
そこには、赤いビロードのクッションに乗ってガラスケースに収められた、空色のピカルくんのキーホルダーがあった。
高そうな宝飾品や刀剣なんかのコレクションにまじって、その百円で取ったピカルくんは異質だったけど、慶二にはそれらと並ぶ宝物だって事なんだろう。
くすくすと笑っていると、平良さんも穏やかに言った。
「ああ……慶二様は、そのキーホルダーを、それはそれは大切になさいまして。ケースとクッションは、オーダーでございます」
「中身より、ケースの方が高いんですね」
「値段ではなく、『価値』なのだと思いますよ。歩様と出会われてからの慶二様は、物心がおつきになって以来、とても楽しそうにしてらっしゃいます」
そして最後に、僕の使う部屋に案内された。優に十畳以上はある部屋に、セミダブルのベッド、バストイレ、猫足の机なんかが配置され、まるでホテルみたいだ。
ホテルと一つ違ったのは、ウォークインクローゼットがついている所で、中には洋服や靴がギッシリと詰っていた。
「平良さん、これ……」
「慶二様が揃えられた、歩様のお洋服でございます。家の中でスーツでは少々窮屈でございましょうから、お好きなものにお着替え頂ければという事でございました」
「凄い……」
「ご質問はございますか? なければ、私は下がらせて頂きます」
「あ、平良さん。お願いがあります!」
* * *
ヴィン……とエレベーターが、最上階に着く音がした。鍵を開けて慶二が入ってくる。
「歩、ただい……」
言いかけて、慶二は固まった。
「おかえりなさい、慶二! 早かったね」
僕はソファセットから立ち上がる。
「何をやってるんだ!?」
「慶二様、申し訳ございません」
ティーカップを下ろし、お茶とケーキを一緒に楽しんでいた平良さんが、直角よりもっと深く頭(こうべ)を垂れた。
「あ、平良さんを叱らないで! 僕が平良さんに頼んだの。一緒にお話ししましょうって」
「な……何故だ?」
「いきなりこんな広い部屋に一人とか、寂しいし。慶二の子供の頃の話とか、訊きたかったし」
「話したのか!?」
「だから慶二、僕がどうしてもって頼んだんだよ」
唇に拳を当てて、笑いを堪える。
「慶二が小一までおねしょしてた話、聞いちゃった」
「平良!」
「申し訳……」
「平良さんを叱ったら、嫌いになるぞ、慶二!」
「うっ……」
慶二の顔! 大人の余裕は何処へやら、物凄く動揺してる。
本当はこれから、慶二が遊び人かどうか確かめたかったんだけど、機会ならいつでもある。
ちょっと心配だったけど、慶二の顔は確かに僕に嫌われるのを恐れてたから、駆け寄って逞しい胸に頬を擦り寄せた。
白い大理石で出来た床で、映画とかでしか見たことなかったけど、靴のまま部屋に入る。
それだけでも驚きなのに、最上階ワンフロアが全て慶二のものだと聞いて、僕は改めて小鳥遊の凄さを思い知った。
「僕、ホントにこんなトコ住んでも良いの?」
「こんな所だから、大歓迎なんだろ。部屋が余ってる。俺の隣が空いてるから、使うと良い」
「布団ある?」
「客室用だから、ベッドもバスもトイレもついてる。自由に使え」
「ほぇえ……」
思わず変な声が出てしまって、慶二が笑った。
「歩、お前は本当に飽きないな。いつまででも、見ていたい」
切れ長の瞳を見上げると、軽く拳を握って、右の指の甲で左頬を撫でられる。僕は、慶二の落ち着いたバリトンと、この仕草が好きだった。
「ん……くすぐったい」
「感じやすいんだな、歩は」
僕は頬を火照らせて、恥ずかしさに顎を下げる。上目遣いになってしまって、慶二が目を眇めた。
「よせ、歩。これから仕事なんだ。煽ってるのに、気付いてるか?」
「え……そんなんじゃ……」
「他の男にはするなよ」
甘い雰囲気を振り切るように、一度目を閉じて、慶二は声の調子を変えた。
「リビングのテーブルに、小鳥遊傘下の企業パンフレットがある。退屈だろうから、それで職を探せば良い。あと、家の中にあるものは何でも気兼ねなく使え。シネマスクリーンでも、トレーニングマシンでも。使い方が分からなかったら、平良が控えてるから訊け」
「えっ? 平良さん?」
「ああ。下に居るから、各部屋についてるインターフォンから呼べる」
「平良さんって、慶二のお付きの人じゃないの?」
小首を傾げると、頭をポンポンと撫でられた。
「俺の運転手は平良以外でも務まるが、歩の話相手は平良以外には務まらない。しばらく、歩を優先させる」
「い、良いの?」
「ああ。お前は何も気にしなくていい。ほら、ここの鍵とお守りだ。なくすなよ」
カードキーと、首から紐でかけるタイプの紺色のお守り袋を渡された。
その時、慶二の携帯が鳴った。内ポケットから取り出し、耳に当てる。
「……ああ。分かった、すぐ行く」
短く言って携帯をしまうと、僕の両肩に掌を置いた。
「歩。もう行かなくちゃならない」
「うん。行ってらっしゃい」
慶二は僕をジッと見下ろしてる。
「何? 慶二」
「行ってきますのキス、しても良いか」
「うっ」
そんな改めて訊かれたら、恥ずかしくて嫌だって言っちゃいそうだよ。
「歩」
「い……良いよ……」
僕は消え入りそうな声で返事した。chu、と下唇が吸われる。
「じゃあ、行ってくる。この後、平良が来るから開けてやってくれ」
「い……行ってらっしゃい」
慶二はオーダースーツの裾を翻して、エレベーター直通の玄関から出て行った。
嵐のような慌ただしさと、急に静かになった広い空間に、しばしポカンと玄関ドアを見詰める。
慶二……ホントに忙しそう。それなのに、僕に時間割いてくれたんだな。
そう思うと、申し訳ないような、くすぐったいような気持ちになって、僕は心臓の辺りでそっと掌を握った。
――ピンポーン。
「あ!」
平良さんが来るんだっけ。僕は慌ててドアを開けた。
平良さんは、キッチリと制服を着て、制帽は被っていなかった。短く刈り込まれた髪に、チラホラ白髪がまじってる
あれ? ポーカーフェイスで分かりにくいけど、平良さん、驚いてる?
「……歩様」
「何ですか?」
「差し出がましい口をきいて申し訳ありませんが、来客があった際は、必ず映像と音声で相手を確認した上で、解錠してください。歩様は、小鳥遊の人間になられたのです。誘拐や、良からぬ事を企む輩が常に周りに居るものと思って、お過ごしください」
表情は堅いけど、心底僕の事を心配してるのが分かる、諭すような口調だった。
僕の方が申し訳なくなって、ペコペコと頭を下げる。
「あ、すみません。インターフォンのついてる家になんか、住んだ事なかったから……。気を付けます」
「謝罪はご不要です。歩様、お気を付けくださいませ」
「はい!」
努めて良い返事をすると、平良さんの目元が僅かに緩んだ。
「慶二様から、各部屋の説明と、着替えをお渡しするよう、言いつかっております。こちらへ」
僕は平良さんに着いていって、説明を受ける。
本棚だけの部屋、シネマスクリーンのあるオーディオルーム、マシンの並ぶパーソナルジム、部屋にあるのとは別にスカイビューのバスルーム、食材がギッシリ詰った冷蔵庫のあるカウンターキッチン、色んな高級品がガラスケースに収められてるコレクションルーム等々。
覚えきれないほど広かったけど、コレクションルームであるものを見付けて、僕は思わず噴き出した。
「歩様、如何なさいました」
「これ……あはは」
そこには、赤いビロードのクッションに乗ってガラスケースに収められた、空色のピカルくんのキーホルダーがあった。
高そうな宝飾品や刀剣なんかのコレクションにまじって、その百円で取ったピカルくんは異質だったけど、慶二にはそれらと並ぶ宝物だって事なんだろう。
くすくすと笑っていると、平良さんも穏やかに言った。
「ああ……慶二様は、そのキーホルダーを、それはそれは大切になさいまして。ケースとクッションは、オーダーでございます」
「中身より、ケースの方が高いんですね」
「値段ではなく、『価値』なのだと思いますよ。歩様と出会われてからの慶二様は、物心がおつきになって以来、とても楽しそうにしてらっしゃいます」
そして最後に、僕の使う部屋に案内された。優に十畳以上はある部屋に、セミダブルのベッド、バストイレ、猫足の机なんかが配置され、まるでホテルみたいだ。
ホテルと一つ違ったのは、ウォークインクローゼットがついている所で、中には洋服や靴がギッシリと詰っていた。
「平良さん、これ……」
「慶二様が揃えられた、歩様のお洋服でございます。家の中でスーツでは少々窮屈でございましょうから、お好きなものにお着替え頂ければという事でございました」
「凄い……」
「ご質問はございますか? なければ、私は下がらせて頂きます」
「あ、平良さん。お願いがあります!」
* * *
ヴィン……とエレベーターが、最上階に着く音がした。鍵を開けて慶二が入ってくる。
「歩、ただい……」
言いかけて、慶二は固まった。
「おかえりなさい、慶二! 早かったね」
僕はソファセットから立ち上がる。
「何をやってるんだ!?」
「慶二様、申し訳ございません」
ティーカップを下ろし、お茶とケーキを一緒に楽しんでいた平良さんが、直角よりもっと深く頭(こうべ)を垂れた。
「あ、平良さんを叱らないで! 僕が平良さんに頼んだの。一緒にお話ししましょうって」
「な……何故だ?」
「いきなりこんな広い部屋に一人とか、寂しいし。慶二の子供の頃の話とか、訊きたかったし」
「話したのか!?」
「だから慶二、僕がどうしてもって頼んだんだよ」
唇に拳を当てて、笑いを堪える。
「慶二が小一までおねしょしてた話、聞いちゃった」
「平良!」
「申し訳……」
「平良さんを叱ったら、嫌いになるぞ、慶二!」
「うっ……」
慶二の顔! 大人の余裕は何処へやら、物凄く動揺してる。
本当はこれから、慶二が遊び人かどうか確かめたかったんだけど、機会ならいつでもある。
ちょっと心配だったけど、慶二の顔は確かに僕に嫌われるのを恐れてたから、駆け寄って逞しい胸に頬を擦り寄せた。
0
お気に入りに追加
235
あなたにおすすめの小説
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
【完結】嘘はBLの始まり
紫紺(紗子)
BL
現在売り出し中の若手俳優、三條伊織。
突然のオファーは、話題のBL小説『最初で最後のボーイズラブ』の主演!しかもW主演の相手役は彼がずっと憧れていたイケメン俳優の越前享祐だった!
衝撃のBLドラマと現実が同時進行!
俳優同士、秘密のBLストーリーが始まった♡
※番外編を追加しました!(1/3)
4話追加しますのでよろしくお願いします。
壊れた番の直し方
おはぎのあんこ
BL
Ωである栗栖灯(くりす あかり)は訳もわからず、山の中の邸宅の檻に入れられ、複数のαと性行為をする。
顔に火傷をしたΩの男の指示のままに……
やがて、灯は真実を知る。
火傷のΩの男の正体は、2年前に死んだはずの元番だったのだ。
番が解消されたのは響一郎が死んだからではなく、Ωの体に変わっていたからだった。
ある理由でαからΩになった元番の男、上天神響一郎(かみてんじん きょういちろう)と灯は暮らし始める。
しかし、2年前とは色々なことが違っている。
そのため、灯と険悪な雰囲気になることも…
それでも、2人はαとΩとは違う、2人の関係を深めていく。
発情期のときには、お互いに慰め合う。
灯は響一郎を抱くことで、見たことのない一面を知る。
日本にいれば、2人は敵対者に追われる運命…
2人は安住の地を探す。
☆前半はホラー風味、中盤〜後半は壊れた番である2人の関係修復メインの地味な話になります。
注意点
①序盤、主人公が元番ではないαたちとセックスします。元番の男も、別の女とセックスします
②レイプ、近親相姦の描写があります
③リバ描写があります
④独自解釈ありのオメガバースです。薬でα→Ωの性転換ができる世界観です。
表紙のイラストは、なと様(@tatatatawawawaw)に描いていただきました。
陰キャ系腐男子はキラキラ王子様とイケメン幼馴染に溺愛されています!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
まったり書いていきます。
2024.05.14
閲覧ありがとうございます。
午後4時に更新します。
よろしくお願いします。
栞、お気に入り嬉しいです。
いつもありがとうございます。
2024.05.29
閲覧ありがとうございます。
m(_ _)m
明日のおまけで完結します。
反応ありがとうございます。
とても嬉しいです。
明後日より新作が始まります。
良かったら覗いてみてください。
(^O^)
侯爵令息セドリックの憂鬱な日
めちゅう
BL
第二王子の婚約者候補侯爵令息セドリック・グランツはある日王子の婚約者が決定した事を聞いてしまう。しかし先に王子からお呼びがかかったのはもう一人の候補だった。候補落ちを確信し泣き腫らした次の日は憂鬱な気分で幕を開ける———
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初投稿で拙い文章ですが楽しんでいただけますと幸いです。
【完結】人形と皇子
かずえ
BL
ずっと戦争状態にあった帝国と皇国の最後の戦いの日、帝国の戦闘人形が一体、重症を負って皇国の皇子に拾われた。
戦うことしか教えられていなかった戦闘人形が、人としての名前を貰い、人として扱われて、皇子と幸せに暮らすお話。
性表現がある話には * マークを付けています。苦手な方は飛ばしてください。
第11回BL小説大賞で奨励賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
魔界最強に転生した社畜は、イケメン王子に奪い合われることになりました
タタミ
BL
ブラック企業に務める社畜・佐藤流嘉。
クリスマスも残業確定の非リア人生は、トラックの激突により突然終了する。
死後目覚めると、目の前で見目麗しい天使が微笑んでいた。
「ここは天国ではなく魔界です」
天使に会えたと喜んだのもつかの間、そこは天国などではなく魔法が当たり前にある世界・魔界だと知らされる。そして流嘉は、魔界に君臨する最強の支配者『至上様』に転生していたのだった。
「至上様、私に接吻を」
「あっ。ああ、接吻か……って、接吻!?なんだそれ、まさかキスですか!?」
何が起こっているのかわからないうちに、流嘉の前に現れたのは美しい4人の王子。この4王子にキスをして、結婚相手を選ばなければならないと言われて──!?
【完結】僕らの配信は――
ほわとじゅら
BL
大手ゲーム配信者(31)x若手ゲーム配信者(21) -
ゲーム配信を行う冬珈琲チャンネルの浅沂時生(あさぎときお)は、プロゲーミングチーム・キングスで準備生として活動していたが、2年目を迎えた今、ストリーマー部門で活動の幅を広げようとしていた。夢は登録者数90万以上の盤(ばん)とのコラボ。
一方、女優の妻を持つ勝ち組のゲーム配信者と呼ばれるまでになった盤こと来田誉史(こだよしふみ)は、大学時代からの友人に衝撃的な「ある告白」を打ち明ける。
配信者同士の一回り近くある年の差スローラブ。
やがて互いに出会い、ゆっくりと、ゆっくりと落ちていく物語。
※#は、本ストーリーの両者2視点です。 / ★は、リアルな配信アーカイブのエピソードです。
※R15性表現入ります。本作は完全フィクションのオリジナル作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる