婚約破棄と言うなら「時」と「場所」と「状況」を考えましょうか
突然場所も弁えず婚約破棄を言い渡された。
確かに不仲ではあった。
お互い相性が良くないのは分かっていた。
しかし、婚約を望んできたのはそちらの家。
国の思惑も法も不文律も無視しての発言。
「慰謝料?」
貴方達が払う立場だと思うわ。
どれだけの貴族を敵に回した事か分かっているのかしら?
隣国で流行りだからといって考えなしな行動。
それとも考えての事だったのか?
とても不思議な事です。
※※※ゆるゆる設定です。
※※※オムニバス形式。
確かに不仲ではあった。
お互い相性が良くないのは分かっていた。
しかし、婚約を望んできたのはそちらの家。
国の思惑も法も不文律も無視しての発言。
「慰謝料?」
貴方達が払う立場だと思うわ。
どれだけの貴族を敵に回した事か分かっているのかしら?
隣国で流行りだからといって考えなしな行動。
それとも考えての事だったのか?
とても不思議な事です。
※※※ゆるゆる設定です。
※※※オムニバス形式。
マーガレット・アンクール辺境伯令嬢の場合
あなたにおすすめの小説
婚約者に嫌われているようなので離れてみたら、なぜか抗議されました
花々
恋愛
メリアム侯爵家の令嬢クラリッサは、婚約者である公爵家のライアンから蔑まれている。
クラリッサは「お前の目は醜い」というライアンの言葉を鵜呑みにし、いつも前髪で顔を隠しながら過ごしていた。
そんなある日、クラリッサは王家主催のパーティーに参加する。
いつも通りクラリッサをほったらかしてほかの参加者と談笑しているライアンから離れて廊下に出たところ、見知らぬ青年がうずくまっているのを見つける。クラリッサが心配して介抱すると、青年からいたく感謝される。
数日後、クラリッサの元になぜか王家からの使者がやってきて……。
✴︎感想誠にありがとうございます❗️
✴︎(承認不要の方)ご指摘ありがとうございます。第一王子のミスでした💦
私の婚約者を奪った妹が婚約者を返品してきようとするけど、返品は受け付けません。 どうぞご幸せに。
狼狼3
恋愛
ある日。
私の婚約者を奪った妹。
優越感に浸っているのか、私を見下しながらそう告げた妹に、そっと呟く。
奪うのはいいけど、返品は受け付けないからね?
妹がどうなるのか、私は楽しみで仕方なくなった。
貴方の傍に幸せがないのなら
なか
恋愛
「みすぼらしいな……」
戦地に向かった騎士でもある夫––ルーベル。
彼の帰りを待ち続けた私––ナディアだが、帰還した彼が発した言葉はその一言だった。
彼を支えるために、寝る間も惜しんで働き続けた三年。
望むままに支援金を送って、自らの生活さえ切り崩してでも支えてきたのは……また彼に会うためだったのに。
なのに、なのに貴方は……私を遠ざけるだけではなく。
妻帯者でありながら、この王国の姫と逢瀬を交わし、彼女を愛していた。
そこにはもう、私の居場所はない。
なら、それならば。
貴方の傍に幸せがないのなら、私の選択はただ一つだ。
◇◇◇◇◇◇
設定ゆるめです。
よろしければ、読んでくださると嬉しいです。
約束していたことを8年が経って思い出した
あおくん
恋愛
魔法が好き。でも魔法は皆が使えない。
だからこそ魔法を使えたときに見せる、人の笑顔はもっと好きだった。
その笑顔が見たくてメアリーは魔道具を作る。たくさんたくさん作って、皆の笑顔をもっとみたいと奮闘した。
そんなメアリーは、ある日魔道具制作の実験で王家が所有する森に入ってしまった。
そこで出会った一人の男の子。
ギルとメアリーは友達になる。
次もまた必ず会いに来ると約束するメアリーは、帰宅したその日高熱を出して忘れてしまう。
そして8年後。
ギルの事を思い出したメアリーは再び王家の森へと侵入した。
元婚約者は入れ替わった姉を罵倒していたことを知りません
ルイス
恋愛
有名な貴族学院の卒業パーティーで婚約破棄をされたのは、伯爵令嬢のミシェル・ロートレックだ。
婚約破棄をした相手は侯爵令息のディアス・カンタールだ。ディアスは別の女性と婚約するからと言う身勝手な理由で婚約破棄を言い渡したのだった。
その後、ミシェルは双子の姉であるシリアに全てを話すことになる。
怒りを覚えたシリアはミシェルに自分と入れ替わってディアスに近づく作戦を打ち明けるのだった。
さて……ディアスは出会った彼女を妹のミシェルと間違えてしまい、罵倒三昧になるのだがシリアは王子殿下と婚約している事実を彼は知らなかった……。
国王陛下に激怒されたから、戻って来てくれと言われても困ります
ルイス
恋愛
伯爵令嬢のアンナ・イグマリオはルード・フィクス公爵から婚約破棄をされる。
理由は婚約状態で身体を差し出さないなら必要ないという身勝手極まりないもの。
アンナは彼の屋敷から追放されてしまうが、その後はとんでもないことが起きるのだった。
アンナに片想いをしていた、若き国王陛下はルードに激怒した。ルードは恐怖し、少しでも国王陛下からの怒りを抑える為に、アンナに謝罪しながら戻って来て欲しいと言うが……。
運命の歯車はこの辺りから正常に動作しなくなっていく。
ええ、婚約破棄は構いませんが、今まで貸したお金は返してくださいね?
水垣するめ
恋愛
「お前との婚約は破棄する! 卒業パーティーだしいい機会だからな!」
主人公ローラ・ベネットは婚約者のニック・エドマンドにいきなり婚約破棄された。
どうやらニックは卒業パーティーだからという理由で思いつきで婚約破棄したようだ。
ローラはそんなニックに呆れ返り、こんなのと婚約していられない!と婚約破棄することを受け入れた。
するとニックは「当然だ!お前みたいな女より俺にはもっと相応しい相手がいるからな!」とローラを貶め始めた。
ローラは怒りが溢れそうになったが、何とか我慢する。
そして笑顔でニックにこう言った。
「今まで貸したお金を全て返して下さい。卒業パーティーだしいい機会なので」
ニックは今までローラから友人と遊ぶためのお金を借り続けていた。
それは積りに積もって、大金となっていた。
その額にニックは「覚えてない」と逃げようとするが、ローラはすかさず今までの借用書を突きつけ逃さない。
「言い逃れは出来ませんよ? 指紋も押してあるしサインもしてあります。絶対に絶対に逃しませんから」
一転して莫大な借金を背負ったニックはローラに許しを乞うがもちろんローラは許すはずもなく……。
お前は名前だけの婚約者だ、と言われたけれど、おかげで幸せになりました。
あお
恋愛
厳しい選考会を経て第一王子の婚約者に選ばれた侯爵家令嬢シェリアーナ。
王宮での顔合わせの日、王子はお気に入りの侍女を抱きながら、
「お前は名前だけの婚約者だ。愛する人はイリアだけ。俺たちの邪魔をするな」
と言った。