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第四章
3.歓迎の宴
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部屋でシャナーンから持ってきた本を読んでいると、間も無くして父さまが、会議から帰って来た。
ザワザワと言う、人が沢山建物に入って来た音がしたので部屋から出ると、父さまがすぐ先に居たので、走って行って飛びついた。
「父さま、父さま、見て見て」
父さまは私を抱き上げると着ている衣服を見て、笑った。
「ニコは何を着ても可愛いな」
「うふふ」
わたしは、目的を達したので満足した。
「ほんとはね、動きづらいから嫌だったんだけど、父さまに見てもらいたかったの」
「そうか、良く似合うな、だが、その着物の色は王族の色だから別の物にして貰ったほうが良い、よけいな詮索を買い、お前が危険に巻き込まれるのは困る。父さまがよく言っておくから心配しなくて大丈夫だ」
「うん」
父さまは物知りだから、色んな事を知っている。
あとは衣裳を脱いで片しておいた。
アバルドおじさんと、父さまは、今日の出来事の話をしていた様だ。
その夜は歓迎の宴と言う事で、桜の寝殿で舞いや楽器の演奏を堪能した。
わたしは、シャナーンのドレスで参加した。スカートがふわりとしているので、座ったり立ったりが楽なのだ。
父さまは式典等で着る銀の刺繍が入った黒いローブを羽織っている。
その下に身に付けているのも、黒の長衣なので、地味だけど、それでも目立っていた。
唯一の飾りは耳のピアスだけど、髪で隠れて見えにくい。
本当に父さまの性別はわかりにくいと思う。
そういえば、わたしもゼルドラに来る時にピアスを父さまから付けて貰った。
初めて身に付ける装飾品なので、ちょっと嬉しい。
紅い小さな石で出来ていて、とても綺麗な深紅だ。
父さまが痛みを感じないように付けてくれたので、平気だった。
守護の魔術がかかっているらしい。
そして、歓迎の宴では珍しい料理が、桟敷の上に膳で出されて、私はとても緊張した。
座布団というクッションの様な敷物が置いてあるので座っても痛くはない。
自分で直接座って、『御膳』で頂くなど初めてだった。
この国には 桜の樹と言うのが有るそうだが、数百年に一度全ての葉を落とし、花を咲かすのだそうで、その花が咲く様は 夢の様に美しいらしい。
お箸と呼ばれる食べ物を挟んで口に入れる道具と、フォークやナイフも一緒に出された。一応お箸の使い方を女官の人に教わり、使って見た。
でも箸で掴んだおいもがつるりと滑って転がって行った。
「あっ、まって!」
追いかけて行こうとしたけど、丁度そこにお膳を運んで来た女官の人がおいもを踏んでしまい、履いていた足袋(たび)という物においもがついてしまって、周りの人達は嗤いをこらえるのが大変そうだった。
「まあ可愛いこと」
なんて声も聞こえる。
もう箸を使うのを諦め、フォークで食べる事にした。
また犠牲者が出たら申し訳ない。おいもを踏んだ女官の人の顔が引きつっていた。ごめんね。
そして『お行儀』と言うのがこれがまた難しく、男性は『胡座をかく』と言うのでまだ楽そうだったが、わたしが足をしびらせへたり込んだのを見て、父さまの胡座の上に座らせられて、そこで食べ物を頂いた。
父さまはお箸を上手に使って、私の口に、『海老の天ぷら』だとか、『オクラの天ぷら』だとかを運び、私がシャクシャク美味しそうに食べるのを満足そうに見ている。
揚げたての天ぷらというのは、とても外の衣がカリカリしている。塩が少しだけ振ってあり、熱々でとてもおいしかった。
海老の天ぷらは、齧ると、熱い湯気が海老の身から上がり、ハフハフしながら咀嚼すると、海老の身がプリプリしていて、濃い海老の香りが鼻を抜けて行った。
「うーん、おいしい~」
「良かったな」
素材の味そのもののおいしさがよくわかり、噛んだ時のサクサクする感じがクセになる。
「どれが食べたい?それとも、もう菓子が良いか?」
「あのね、そこにある黄色いのが食べてみたい」
「ん、これか?これは湯葉と呼ばれる物を揚げて中に甘い餡が入れてあるので、好きかもしれぬな」
パリパリとした食感の後、甘い餡が中から出てきて美味しい。
父さまの腕の中で、ひな鳥の様に口に食べ物を運んで貰いながら、その安心感から、少し周りを見る余裕が出てきた。
何処からか、ヒソヒソと、まあ、おうらやましい、なんて仲の良い、とか言っているのが聞こえた。
高位の貴族の女性もたくさん参加していたので、衣裳がとても華やかで綺麗だと思った。
わたしは父さまの子供だから、父さまに色々な事をしてもらっている。
とても、甘えているのが分かっているけどやめられない。
だって、父さまが大好きなのでこうしているのがとても嬉しい。
たぶん、きっと、母様も同じ位きっと父さまが好きだったにちがいない。
誰もが羨望のまなざしで、わたしを見るのが分かる。恥ずかしいけど顔を上げる。
みんなが綺麗な父さまを眺め、そして出来れば父さまに触れたいのだろう。
そういう気持ちはとても怖い事だ。
たくさんの知らない人から見つめられるのはとても怖い。
けれど、父さまは大きな魔力と魔術を扱う力を持ち、自分を守れる。
だからわたし以外には、めったに誰にも勝手に触らせないのだ。
父さまに似ていると言われるわたしは、自分を守れるようにならなくてはいけない。
でないと、いつまでも父さまに寄っかかったままだ。
でも、父さまの腕の中が大好きなので、父さまが良いよって言ってくれる間はそこにいたい。
この時、アバルドおじさんは、サンディと一緒に沙羅の寝殿に食事を運んでもらい、ゆっくりテーブルの上で二人で楽しんで食事をしていた。ずるい。
歓迎の宴を父さまは、わたしを理由に早々に抜けだした。
「子供が疲れたようなので、先に失礼する」
近くの女官にそう言い、周りのシャナーンの者には、明日に響かない程度に抑えて置くようにいいつけ、私を抱き上げた。
「足はもう大丈夫か?」
「うん、大丈夫」
父さまの首に手をまわして、ゆらゆら揺られながら、渡殿(わたどの)と呼ばれる通路を行く。
途中には広々とした園庭を、各所で眺める場所が有ったり、池の上に張り出し、釣りをする様になっていたりと、贅を凝らした造りになっている。
月を見る舞台もあり、今夜は月が綺麗だね、とか話しながらゆっくり、ゆっくり沙羅の寝殿に向かった。
「お待ちください!」
後ろから、軽い足音が聞こえ、呼び止められた。
「呼び止める失礼をお許しください。私は、この国の第3王子、サイファールと申します」
あの、白い髪の人だった。
片膝を立て、しゃがんで右の拳を左肩に付け、拝礼する王子に、父さまはすごく嫌そうな顔をした。
父さまは、あまり人前では表情を変えないので、本当に嫌だったのだとおもう。
「おやめ下さいませんか、ここで此方の王族の方にお会いする予定はない。私も知らぬふりをさせて頂く」
「はい、ただ、ただ、こうしてお近くでお声をお聞きしたかったのです、勝手な事を致しました」
「意味が判らぬ、王族の方が簡単に膝をついて貰っては、こちらも困る。人目もある故、やめて頂きたい」
「申し訳ない」
サイファール王子は、さっと立ち上がり父さまと私の正面に立った。
アバルドおじさんより大きい人だなと思った。
「間近でお会いできて夢の様です」
さっと拝礼すると、身軽に踵を返して去って行く。
ああいうのは、母さまだったら絶対、側に寄らせないだろうな、と思った。
「帰ろう」
「うん、かえろう」
わたしたちは、二人で寄り添って何もなかったように、月を見ながら仲良く帰った。
沙羅の寝殿まで帰るとアバルドおじさんとサンディが待っていた。
おじさんがお茶を淹れてくれたので四人で頂いた。
おいもを転がした話しだとか、さっきのサイファール殿下の話しをした。
「多分、初恋なんじゃねえの、その王子」
おじさんは、そう言って、一人で頷いていた。
「良い年をして、子供相手にそれは無いだろう」
「いや、そうじゃなくてサ」
「? なんだ?」
「…いや、何でもない」
おじさんは、頭をポリポリ掻いていた。
ザワザワと言う、人が沢山建物に入って来た音がしたので部屋から出ると、父さまがすぐ先に居たので、走って行って飛びついた。
「父さま、父さま、見て見て」
父さまは私を抱き上げると着ている衣服を見て、笑った。
「ニコは何を着ても可愛いな」
「うふふ」
わたしは、目的を達したので満足した。
「ほんとはね、動きづらいから嫌だったんだけど、父さまに見てもらいたかったの」
「そうか、良く似合うな、だが、その着物の色は王族の色だから別の物にして貰ったほうが良い、よけいな詮索を買い、お前が危険に巻き込まれるのは困る。父さまがよく言っておくから心配しなくて大丈夫だ」
「うん」
父さまは物知りだから、色んな事を知っている。
あとは衣裳を脱いで片しておいた。
アバルドおじさんと、父さまは、今日の出来事の話をしていた様だ。
その夜は歓迎の宴と言う事で、桜の寝殿で舞いや楽器の演奏を堪能した。
わたしは、シャナーンのドレスで参加した。スカートがふわりとしているので、座ったり立ったりが楽なのだ。
父さまは式典等で着る銀の刺繍が入った黒いローブを羽織っている。
その下に身に付けているのも、黒の長衣なので、地味だけど、それでも目立っていた。
唯一の飾りは耳のピアスだけど、髪で隠れて見えにくい。
本当に父さまの性別はわかりにくいと思う。
そういえば、わたしもゼルドラに来る時にピアスを父さまから付けて貰った。
初めて身に付ける装飾品なので、ちょっと嬉しい。
紅い小さな石で出来ていて、とても綺麗な深紅だ。
父さまが痛みを感じないように付けてくれたので、平気だった。
守護の魔術がかかっているらしい。
そして、歓迎の宴では珍しい料理が、桟敷の上に膳で出されて、私はとても緊張した。
座布団というクッションの様な敷物が置いてあるので座っても痛くはない。
自分で直接座って、『御膳』で頂くなど初めてだった。
この国には 桜の樹と言うのが有るそうだが、数百年に一度全ての葉を落とし、花を咲かすのだそうで、その花が咲く様は 夢の様に美しいらしい。
お箸と呼ばれる食べ物を挟んで口に入れる道具と、フォークやナイフも一緒に出された。一応お箸の使い方を女官の人に教わり、使って見た。
でも箸で掴んだおいもがつるりと滑って転がって行った。
「あっ、まって!」
追いかけて行こうとしたけど、丁度そこにお膳を運んで来た女官の人がおいもを踏んでしまい、履いていた足袋(たび)という物においもがついてしまって、周りの人達は嗤いをこらえるのが大変そうだった。
「まあ可愛いこと」
なんて声も聞こえる。
もう箸を使うのを諦め、フォークで食べる事にした。
また犠牲者が出たら申し訳ない。おいもを踏んだ女官の人の顔が引きつっていた。ごめんね。
そして『お行儀』と言うのがこれがまた難しく、男性は『胡座をかく』と言うのでまだ楽そうだったが、わたしが足をしびらせへたり込んだのを見て、父さまの胡座の上に座らせられて、そこで食べ物を頂いた。
父さまはお箸を上手に使って、私の口に、『海老の天ぷら』だとか、『オクラの天ぷら』だとかを運び、私がシャクシャク美味しそうに食べるのを満足そうに見ている。
揚げたての天ぷらというのは、とても外の衣がカリカリしている。塩が少しだけ振ってあり、熱々でとてもおいしかった。
海老の天ぷらは、齧ると、熱い湯気が海老の身から上がり、ハフハフしながら咀嚼すると、海老の身がプリプリしていて、濃い海老の香りが鼻を抜けて行った。
「うーん、おいしい~」
「良かったな」
素材の味そのもののおいしさがよくわかり、噛んだ時のサクサクする感じがクセになる。
「どれが食べたい?それとも、もう菓子が良いか?」
「あのね、そこにある黄色いのが食べてみたい」
「ん、これか?これは湯葉と呼ばれる物を揚げて中に甘い餡が入れてあるので、好きかもしれぬな」
パリパリとした食感の後、甘い餡が中から出てきて美味しい。
父さまの腕の中で、ひな鳥の様に口に食べ物を運んで貰いながら、その安心感から、少し周りを見る余裕が出てきた。
何処からか、ヒソヒソと、まあ、おうらやましい、なんて仲の良い、とか言っているのが聞こえた。
高位の貴族の女性もたくさん参加していたので、衣裳がとても華やかで綺麗だと思った。
わたしは父さまの子供だから、父さまに色々な事をしてもらっている。
とても、甘えているのが分かっているけどやめられない。
だって、父さまが大好きなのでこうしているのがとても嬉しい。
たぶん、きっと、母様も同じ位きっと父さまが好きだったにちがいない。
誰もが羨望のまなざしで、わたしを見るのが分かる。恥ずかしいけど顔を上げる。
みんなが綺麗な父さまを眺め、そして出来れば父さまに触れたいのだろう。
そういう気持ちはとても怖い事だ。
たくさんの知らない人から見つめられるのはとても怖い。
けれど、父さまは大きな魔力と魔術を扱う力を持ち、自分を守れる。
だからわたし以外には、めったに誰にも勝手に触らせないのだ。
父さまに似ていると言われるわたしは、自分を守れるようにならなくてはいけない。
でないと、いつまでも父さまに寄っかかったままだ。
でも、父さまの腕の中が大好きなので、父さまが良いよって言ってくれる間はそこにいたい。
この時、アバルドおじさんは、サンディと一緒に沙羅の寝殿に食事を運んでもらい、ゆっくりテーブルの上で二人で楽しんで食事をしていた。ずるい。
歓迎の宴を父さまは、わたしを理由に早々に抜けだした。
「子供が疲れたようなので、先に失礼する」
近くの女官にそう言い、周りのシャナーンの者には、明日に響かない程度に抑えて置くようにいいつけ、私を抱き上げた。
「足はもう大丈夫か?」
「うん、大丈夫」
父さまの首に手をまわして、ゆらゆら揺られながら、渡殿(わたどの)と呼ばれる通路を行く。
途中には広々とした園庭を、各所で眺める場所が有ったり、池の上に張り出し、釣りをする様になっていたりと、贅を凝らした造りになっている。
月を見る舞台もあり、今夜は月が綺麗だね、とか話しながらゆっくり、ゆっくり沙羅の寝殿に向かった。
「お待ちください!」
後ろから、軽い足音が聞こえ、呼び止められた。
「呼び止める失礼をお許しください。私は、この国の第3王子、サイファールと申します」
あの、白い髪の人だった。
片膝を立て、しゃがんで右の拳を左肩に付け、拝礼する王子に、父さまはすごく嫌そうな顔をした。
父さまは、あまり人前では表情を変えないので、本当に嫌だったのだとおもう。
「おやめ下さいませんか、ここで此方の王族の方にお会いする予定はない。私も知らぬふりをさせて頂く」
「はい、ただ、ただ、こうしてお近くでお声をお聞きしたかったのです、勝手な事を致しました」
「意味が判らぬ、王族の方が簡単に膝をついて貰っては、こちらも困る。人目もある故、やめて頂きたい」
「申し訳ない」
サイファール王子は、さっと立ち上がり父さまと私の正面に立った。
アバルドおじさんより大きい人だなと思った。
「間近でお会いできて夢の様です」
さっと拝礼すると、身軽に踵を返して去って行く。
ああいうのは、母さまだったら絶対、側に寄らせないだろうな、と思った。
「帰ろう」
「うん、かえろう」
わたしたちは、二人で寄り添って何もなかったように、月を見ながら仲良く帰った。
沙羅の寝殿まで帰るとアバルドおじさんとサンディが待っていた。
おじさんがお茶を淹れてくれたので四人で頂いた。
おいもを転がした話しだとか、さっきのサイファール殿下の話しをした。
「多分、初恋なんじゃねえの、その王子」
おじさんは、そう言って、一人で頷いていた。
「良い年をして、子供相手にそれは無いだろう」
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