セックスが注文できるお店

おはよう

「おはよう」
「おはようございます…」
やばい、気を失っちゃってた。怒ってるかな…。
「あの、怒ってますか？」
「怒ってないよ」
よかった…。
「でも結局いけなかったね」
「はい…」
悲しくなって泣きそうになると
「大丈夫。秘策があるから！」
「秘策ですか？」
「そ！一緒に行こ！」
連れていかれた場所はバーだった。
「ここゲイバー。受けの子とかいっぱいいるからどうやったら精通できるか聞いてきな」
僕はその場に置いて行かれてしまった…。
「君、もしかしてアクアさんの玩具？」
え？玩具？ってどういう意味だ？
「ああ、ごめんごめん、何て言えば伝わるかな。ああ、奴隷って言えば伝わるか」
そういうことか。僕はアクアさんにとって玩具でしかないんだ…。今までも同じように僕みたいな子を買って育てていたんだ…。悲しくなって泣きそうになっていると後ろから抱きしめられた。
「何泣かせてんの？」
目が笑ってない。
「この子は僕の大切な子だよ。いずれ結婚しようと思ってる」
「何言ってるんですかアクアさん！今までのと一緒でこいつも玩具でしょ？」
ハハッと笑うこの短髪の男の人。
「うるせえ、これ以上なんか言うなら許さねえぞ？行くぞ」
僕はアクアさんに手を引かれて歩き出した。
「アクアさん、さっきのって…」
「玩具だなんて思ってないよ、好きだよ。だからお願い、家から出ないで、僕だけに愛させて」
僕に拒否権なんてないんだ。それは酷なことじゃなくて幸せなこと。
「よろしくお願いします」
にこっと笑った。
次回監禁エッチ