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番外編Ⅰ 血のプー、ル??
プールでも魔法!?
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「気づいたか? ハイラダンスポーツは、オレの父ちゃんが経営してるんだぜ」
えええええええっ!?
そんなすごい人の息子なの!?
……見かけによらず。(失礼を承知)
「こらリュウトス、こんなカタイ話はいいので早く心温さんと遊びましょ」
あ、それもそうだね。
「オレ、一個思いついてるんだー! 水中かくれんぼだよ! 水中に隠れて、鬼は潜らずに探すんだ。隠れる方はずっと潜れるように『ずっと潜れるメガネ』を着けてな。じゃあ最初の鬼は心温だ!」
ええっ!?
なんでぇ~。
……。
絶対すぐ見つかると思ったのに、なんで見つからないの~。
うえーん。心折れそう……。
そういう魔法ないのかな……。
そうだ! 物体移動魔法で水をプールから出したら見つかりそう‼
よーし、やってみよう‼
「オブジェクト・ムーブメント!」
唱えると、ゴゴゴゴゴと音がして、水がプールの上空に!
水の中に、人影が二つ!
右端と左端かあ……。
というか、持ち上げすぎて水に届かない‼
えと、こんな時は……。
「【フライング】」
飛翔魔法の呪文で、私は鳥のように飛ぶ。
そして、人影にタッチ!
「ぶぶっ‼」
もう一人も!
「ふぇ!?」
なんだろう、ずいぶん驚いているみたい……。
「いやー、あれ、ドッキリだったんだよ。見つからなかったのは底から30cm離れたところに水色の板をはめてたから。それで『見つからないな』って言ってる時に出てきて、『ドッキリ大成功‼』ってやろうとしたんだけど……」
ドッキリだったのか……。
「まさか水を持ち上げるなんて、ですわよね」
はい……。
つい魔法を使いました。
「コイツガイイナ」
今の声何??
男の声?
「リュウトスくん、何か言った?」
謎の声が聞こえたから、リュウトスくんに聞くけど、
「何も言って無いよ」
違うみたい。
「そうそう、隣のスペースに、特別なプールを用意してあるんだ」
えええええええっ!?
そんなすごい人の息子なの!?
……見かけによらず。(失礼を承知)
「こらリュウトス、こんなカタイ話はいいので早く心温さんと遊びましょ」
あ、それもそうだね。
「オレ、一個思いついてるんだー! 水中かくれんぼだよ! 水中に隠れて、鬼は潜らずに探すんだ。隠れる方はずっと潜れるように『ずっと潜れるメガネ』を着けてな。じゃあ最初の鬼は心温だ!」
ええっ!?
なんでぇ~。
……。
絶対すぐ見つかると思ったのに、なんで見つからないの~。
うえーん。心折れそう……。
そういう魔法ないのかな……。
そうだ! 物体移動魔法で水をプールから出したら見つかりそう‼
よーし、やってみよう‼
「オブジェクト・ムーブメント!」
唱えると、ゴゴゴゴゴと音がして、水がプールの上空に!
水の中に、人影が二つ!
右端と左端かあ……。
というか、持ち上げすぎて水に届かない‼
えと、こんな時は……。
「【フライング】」
飛翔魔法の呪文で、私は鳥のように飛ぶ。
そして、人影にタッチ!
「ぶぶっ‼」
もう一人も!
「ふぇ!?」
なんだろう、ずいぶん驚いているみたい……。
「いやー、あれ、ドッキリだったんだよ。見つからなかったのは底から30cm離れたところに水色の板をはめてたから。それで『見つからないな』って言ってる時に出てきて、『ドッキリ大成功‼』ってやろうとしたんだけど……」
ドッキリだったのか……。
「まさか水を持ち上げるなんて、ですわよね」
はい……。
つい魔法を使いました。
「コイツガイイナ」
今の声何??
男の声?
「リュウトスくん、何か言った?」
謎の声が聞こえたから、リュウトスくんに聞くけど、
「何も言って無いよ」
違うみたい。
「そうそう、隣のスペースに、特別なプールを用意してあるんだ」
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