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双子との出会い
あなたと見る景色(2)
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今日は澪奈の誕生日~何買ってこかな~
桃香は大好きな妹の誕生日プレゼントを買うために兄とお洒落な店に来ていた。
「桃香~?何買うか決めた?」
「うーん、まだかな、」
「俺はスマホケースにする!」
「言っとくけど、澪奈ずーっとつけるって私のあげたのお守りみたいにしてるよ?笑」
「はあ?それを早く言えよな!」
「じゃあ一旦別行動で~」
それにしても澪奈何喜ぶかな、
やっぱりコスメよね?早すぎ?髪ゴムとか?
悩むな~、、
「痛っっっっった!!!!」
誰だ?ぶつかってきたの。顔見てやって睨む!!
「ごめんなさい……周り見てませんでした……」
「こっちこそ大声出してすんません!」
なになになになに!?
超イケメンじゃん!
顔見るどころか会話もできないって~!!
逃げとこ…
「あ、あの!」
「おい~何ナンパしてんの~?せっかくお兄様がついてきてやってんのによ~」
「お前なんか兄でも何でも無い!!」
「確かに?双子だからどっちかもわかんねえし?」
会話の内容に何となく追いついてから気づかれないように兄の所へ向かった桃香。2人には気づかれなかったようだ。
でも、双子の男子は桃香の事が忘れられなかった。
(あの子どこかで…)
「翼?家帰るよ」
「分かった…」
「ん?まさかさっきの女子が気になってるの?」
「そういう空はどうなんだよ、」
「超気になってる笑」
「ナンパとか言ってたくせに」
「その事はごめんなさーい」
「ま、とりあえず明日から新しい学校だし早く帰ろうぜ」
「だな」
その頃桃香と碧綺は…
「お兄ちゃん!何買うか決めたの?」
「うん。スマホスタンド。澪奈持ってなかっただろ」
「確かに…私は髪ゴム。澪奈が欲しがってたやつ。」
「さすが姉妹。欲しいものがわかってる~」
「そういうお兄ちゃんも髪ゴム持ってるじゃん。しかも私と同じの」
「あ、バレた?」
「当たり前。」
碧綺はスマホスタンド、桃香は髪ゴムを買って行った。
澪奈の誕生日は来週なので、2人は置く場所を忘れないように気をつけていた。
日にちが変わり、西宮家が大っ嫌いな水曜日になった。
「あー学校やだなー」
「髪の毛可愛くしてあげるんだから頑張って行こ?ね?」
「お姉ちゃん!!ありがと、大好き!!」
「大袈裟。何がいいの?」
「ツインテールでパーマ付き~」
「はいはい」
「桃香ねーちゃーん、暇でしょ?私のもアレンジしてよ」
「自分でしなさい」
「じゃあお姉ちゃんの自分でしたら?笑」
「…わかったよ、何やって欲しいのよ」
「三つ編みからのお団子~」
「もー」
「桃香牛になってる。あと動かないで」
「ほらほら言われてる~」
「澪奈には1番言われたく無い!!」
「私の事大好きじゃ無いの?」
「う………」
「ちょっと静かにして。足音聞こえる」
菜祇咲の言葉で静かになった3人は階段の方に耳を傾けた。確かに足音が聞こえる。碧綺?母さん?父さん?それとも……
「こらー!!あんたたち学校はー!?碧綺もう行ったわよ!!」
お化けじゃなかった…ある意味お化けだけどさ…
「今すぐ行きマウス!」
「ふざけんじゃ無いわよ!!走っても無理だわ!!」
「頑張ればいける♪」
妹達には優しい菜祇咲も親相手になったら優しいけど反抗期っぽくなる。
3人は荷物を抱え急いで学校を飛び出した。
長い髪と綺麗なお団子が見える中、菜祇咲は自分に髪の毛を整えてない事に気付き叫び、2人は笑い、1人は少し怒りながら学校に着いた。遅刻と判定される5分前の事だった。
「おはよー桃香」
「おはよー咲那」
「髪の毛綺麗じゃん」
「でしょ?お姉ちゃんがしてくれたんだ」
「良かったねー!!」
そう話してから数分経ち、担任の先生が教室に入ってきた。いつもは顔をしかめているのに、今日はとてもニコニコ。周りのみんなまだがニコニコになったところで先生が手を叩いた。
「みんな!今日は転校生を紹介しますよ!どうぞ入ってきてください!」
その瞬間、全員が男子か女子か、可愛いかイケメンかで騒いだ。
「こんにちは~森山空と言います~よろしくね~」
「森山翼です。」
え、昨日会った人じゃん、しかも今目合ったし…。
「どこの席に座りたい?」
「自由なんですか?じゃあ…」
「「1番後ろのツインテールにした可愛い女の子の隣で」」
え、それ私!やばい!
桃香がそう思った時にはもう時すでに遅し。2人は隣同士に座っていた。
「名前なんて言うの?昨日の子だよね?僕の事は空でいいからね?」
「に…に…西宮…。」
「フルネーム。僕の事は翼って呼んで…。」
「西宮…桃香…」
「へ~!桃香って言うんだ~!桃香ちゃんでいい?」
「あ…は…はい…」
「じゃあ僕も…」
一体私の平和な学校生活どうなるのよ…
あ、咲那恵!!咲那恵なら助けてくれる…?
ん?何で咲那恵が出てくる?何で咲那恵ならって思うの?
桃香は大好きな妹の誕生日プレゼントを買うために兄とお洒落な店に来ていた。
「桃香~?何買うか決めた?」
「うーん、まだかな、」
「俺はスマホケースにする!」
「言っとくけど、澪奈ずーっとつけるって私のあげたのお守りみたいにしてるよ?笑」
「はあ?それを早く言えよな!」
「じゃあ一旦別行動で~」
それにしても澪奈何喜ぶかな、
やっぱりコスメよね?早すぎ?髪ゴムとか?
悩むな~、、
「痛っっっっった!!!!」
誰だ?ぶつかってきたの。顔見てやって睨む!!
「ごめんなさい……周り見てませんでした……」
「こっちこそ大声出してすんません!」
なになになになに!?
超イケメンじゃん!
顔見るどころか会話もできないって~!!
逃げとこ…
「あ、あの!」
「おい~何ナンパしてんの~?せっかくお兄様がついてきてやってんのによ~」
「お前なんか兄でも何でも無い!!」
「確かに?双子だからどっちかもわかんねえし?」
会話の内容に何となく追いついてから気づかれないように兄の所へ向かった桃香。2人には気づかれなかったようだ。
でも、双子の男子は桃香の事が忘れられなかった。
(あの子どこかで…)
「翼?家帰るよ」
「分かった…」
「ん?まさかさっきの女子が気になってるの?」
「そういう空はどうなんだよ、」
「超気になってる笑」
「ナンパとか言ってたくせに」
「その事はごめんなさーい」
「ま、とりあえず明日から新しい学校だし早く帰ろうぜ」
「だな」
その頃桃香と碧綺は…
「お兄ちゃん!何買うか決めたの?」
「うん。スマホスタンド。澪奈持ってなかっただろ」
「確かに…私は髪ゴム。澪奈が欲しがってたやつ。」
「さすが姉妹。欲しいものがわかってる~」
「そういうお兄ちゃんも髪ゴム持ってるじゃん。しかも私と同じの」
「あ、バレた?」
「当たり前。」
碧綺はスマホスタンド、桃香は髪ゴムを買って行った。
澪奈の誕生日は来週なので、2人は置く場所を忘れないように気をつけていた。
日にちが変わり、西宮家が大っ嫌いな水曜日になった。
「あー学校やだなー」
「髪の毛可愛くしてあげるんだから頑張って行こ?ね?」
「お姉ちゃん!!ありがと、大好き!!」
「大袈裟。何がいいの?」
「ツインテールでパーマ付き~」
「はいはい」
「桃香ねーちゃーん、暇でしょ?私のもアレンジしてよ」
「自分でしなさい」
「じゃあお姉ちゃんの自分でしたら?笑」
「…わかったよ、何やって欲しいのよ」
「三つ編みからのお団子~」
「もー」
「桃香牛になってる。あと動かないで」
「ほらほら言われてる~」
「澪奈には1番言われたく無い!!」
「私の事大好きじゃ無いの?」
「う………」
「ちょっと静かにして。足音聞こえる」
菜祇咲の言葉で静かになった3人は階段の方に耳を傾けた。確かに足音が聞こえる。碧綺?母さん?父さん?それとも……
「こらー!!あんたたち学校はー!?碧綺もう行ったわよ!!」
お化けじゃなかった…ある意味お化けだけどさ…
「今すぐ行きマウス!」
「ふざけんじゃ無いわよ!!走っても無理だわ!!」
「頑張ればいける♪」
妹達には優しい菜祇咲も親相手になったら優しいけど反抗期っぽくなる。
3人は荷物を抱え急いで学校を飛び出した。
長い髪と綺麗なお団子が見える中、菜祇咲は自分に髪の毛を整えてない事に気付き叫び、2人は笑い、1人は少し怒りながら学校に着いた。遅刻と判定される5分前の事だった。
「おはよー桃香」
「おはよー咲那」
「髪の毛綺麗じゃん」
「でしょ?お姉ちゃんがしてくれたんだ」
「良かったねー!!」
そう話してから数分経ち、担任の先生が教室に入ってきた。いつもは顔をしかめているのに、今日はとてもニコニコ。周りのみんなまだがニコニコになったところで先生が手を叩いた。
「みんな!今日は転校生を紹介しますよ!どうぞ入ってきてください!」
その瞬間、全員が男子か女子か、可愛いかイケメンかで騒いだ。
「こんにちは~森山空と言います~よろしくね~」
「森山翼です。」
え、昨日会った人じゃん、しかも今目合ったし…。
「どこの席に座りたい?」
「自由なんですか?じゃあ…」
「「1番後ろのツインテールにした可愛い女の子の隣で」」
え、それ私!やばい!
桃香がそう思った時にはもう時すでに遅し。2人は隣同士に座っていた。
「名前なんて言うの?昨日の子だよね?僕の事は空でいいからね?」
「に…に…西宮…。」
「フルネーム。僕の事は翼って呼んで…。」
「西宮…桃香…」
「へ~!桃香って言うんだ~!桃香ちゃんでいい?」
「あ…は…はい…」
「じゃあ僕も…」
一体私の平和な学校生活どうなるのよ…
あ、咲那恵!!咲那恵なら助けてくれる…?
ん?何で咲那恵が出てくる?何で咲那恵ならって思うの?
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