無能無才な一般人の異世界生活
俺こと阿久津良太は至って普通の高校2年……でした。少なくてもあの事故に遭うまでは。
トラックに轢かれて死んだと思ったら、目を覚ましたのは剣と魔法のファンタジーな異世界で、しかも何か別人の体に入ってるっぽいんですけど…。その上誰もが魔法を当たり前に使えるのに何で俺は使えないのさ…。何だこれ? 嫌がらせかよ!?
そんな俺が出会った『赤』。
体を元の持ち主に返すために、そして…俺自身が生き返るために、この世界で俺は生きていく。
無能無才な一般人の俺の異世界物語。
ああ、もう……日常に帰りてぇ…。
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