42 / 50
第一章 駆け出し冒険者は博物学者
#38
しおりを挟む
木炭の卸値と炭鉱の採掘権の価格は、それぞれ木炭の品質と石炭の性質を確認してから、ということになり、俺たちは鍛冶師ギルドを辞去した。
「なんか今日一日、色々あって目まぐるしかったなぁ」
「あらシア。目まぐるしかったのは昨日からでしょ?」
「いや、昨日というか昨夜のは、目まぐるしいというより忙しいって感じだからな。
今日はただアレクの後をヒヨコみたいに付いて歩いただけなのに、10年分も頭を使ったような気がする」
「それはいつも頭を使ってないだけでしょ?
って言っても、私も随分頭を使ったけど」
「頭脳労働は、場合によっては肉体労働より疲れるって言いますからね。
では疲れを癒す、良い方法を紹介しましょう。
……その為にシンディさんにも一緒に来てもらったんですから」
「え? あたし? あたしが何するの?」
「自分の目で確認したいでしょ? 浴場のボイラーが稼働するところ」
「そう言えばこれまでせっかく作った浴場を使うことを禁止していたな」
「ま、昨日まではあまりのんびりしてられませんでしたからね。
それに、あのボイラーは実は『石炭ボイラー』として設計してもらっているんです。だから、おそらくシンディさんは薪で試験したと思いますが、薪ではその性能を充分発揮出来ないんですよ」
「そんなこと、知らなかった」
「えぇ。隠していましたから。今日鍛冶師ギルドに挨拶をして、ようやく石炭を実用出来るようになったんです」
「それは、鍛冶師ギルドに対する遠慮か?」
「いいえ。初めから言っています。俺の技術はなるべくたくさんの人に使ってほしい。
だから、それを適切に運用してくれる人に対して、それを隠すつもりはないんです。
さっき、ギルドで問題にされていましたでしょ?
『臭い毒が出るのは問題だ』って。
でも、大丈夫な利用方法もあるんです。
その使い方なら、今すぐ使えます。
という訳で、今すぐ使いましょう」
◇◆◇ ◆◇◆
孤児院に帰ると、丁度子供たちも起きてきたようで、みんな元気に走り回っていた。
その子供たちから何人か選んで、浴槽に繋がる樋を、手押しポンプに接続させた。
「さぁ水を出せ。お風呂がいっぱいになるまで水を汲め~!」
「ひえぇぇぇ~~~」
子供たちが悲鳴を上げながら、ポンプを押して水を出した。
そして、浴槽に水がある程度(浴槽内で上下に並んだ温水吐出口・給水口の上部まで)溜まったら(ポンプは止めないが)、別の子供たちを炭焼き小屋の片隅に呼んだ。
「ではここにある、黒い土を運んでもらう」
「どこまで?」
「シンディお姉さんが作ったボイラーまでだ」
ボイラーの燃焼室の蓋を開け、石炭を投入し、火を点ける。
煙は屋根より高い煙突から、立ち上る。
「こうして燃焼室を密閉――吸気口は開けるけど――して、排煙を通す煙突を、途中で一旦下に向けてから、屋根の上まで伸ばすことで、曲がった部分に硫黄は溜まるんです。後はそれを掃除すれば良い」
「だから変な形の煙突を要求したのね」
そうしているうちに、浴槽の温水吐出口から熱いお湯が出てきた。
その頃ポンプ作業をしていた子らには水が充分溜まったことを伝え、樋を外させる。
更に別の子らに浴槽内の湯を攪拌させる。
「浴槽が大きいからね。温まるまで結構時間がかかる。その間に水菓子でも用意しておこう」
水菓子を水に浸けて冷やし、その他溜まった雑務をこなしながら、肉体労働した子供たちにマッサージなどしてあげていたら。
湯の攪拌を担当している子供たちが、湯が十分に温まったことを伝えに来たので、一旦作業を中断、全員で風呂に向かった。
この孤児院はごく僅かの例外(セラさん、アリシアさん、俺、そしてゲストのシンディさん)を除いて皆子供の為、風呂は混浴である(水温調整用の水風呂はあるとはいえ、浴場それ自体を二つ作る余裕がなかったというのも事実だが)。よって、俺は合法的に美女たちと入浴出来るのである!
「なんか、邪な視線を感じるんだけど」
「服の採寸をしてもらった時もそうだった。無邪気な表情の中に、どうしようもないエロ親父の眼差しがあって、どうにも落ち着かない」
「ま、まぁ小さな子供にしか興奮しないっていうより、よっぽど健全よね。見られる程度で済むのなら、だけど」
いや、スケベ心がないと言ったら嘘になります。が、今はそれより大事なことが。
「アリシアさん、セラさん。くだらないことを言っている暇があったら、子供たちの面倒を見てください。浴場にはマナーとルールがあるんですから」
「そのマナーとルールに『女の裸をじろじろ見ない』というのはないのか?」
「女に限らず人の裸をじろじろ見るのは、公衆浴場ではマナー違反です。
俺は単に、貴女たちがいつになったら子供たちのことに意識を向けるのか、気になっただけで、決してシンディさんの胸やアリシアさんのスタイル、セラさんの腰に目を奪われていた訳ではありません」
「語るに落ちるとはこのことか!」
……ともかく。
子供たちと大人たちに、浴場でのルールをいくつか説明した。
ひとつ、浴場内では走らない、騒がない。
ひとつ、最初にかけ湯をして、体を洗う。
ひとつ、浴槽内では泳がない、タオルを入れない、温水吐出口に近付かない。
ひとつ、浴槽に浸かったら肩まで入り、100まで数える。
そして最後に、浴場を出たらすぐに体を拭き、濡れたままでうろつかない。
その通りに皆で身体を洗い(幼い子らの体は大人たちが洗ってあげた)、皆で浴槽に浸かると。
「……何だこれは?」
「嘘。凄く気持ち良い」
「本当。身体の疲れが溶けていくみたい」
子供たちにはちょっと熱すぎるかもしれないけれど、それでもその気持ち良さに皆恍惚とした表情を浮かべていた。
「これが、入浴です。
身体を清潔にすると同時に、身体を温め疲れを癒し、更に気持ちも解してくれる。
この文化を知ると、誰しもこの文化を知ることが出来たことを神に感謝すると言います」
「成程。確かに貴族のような贅沢だ。そんな暮らしが出来るなら、神に感謝したくもなる」
「いいえ。貴族の贅沢じゃありません。
これから、これが平民の普通の生活に組み込まれるんです」
そう。手押しポンプで水汲みの労が減れば、浴槽に水を汲むのも難しい話じゃなくなる。それこそ公衆浴場が出来るかもしれない。
温水ボイラーも、注文が増えれば値も下がり、また技術革新でより高性能のボイラーが生まれるだろう。
この技術を応用して、石炭ストーブが発明されるのもそう遠い日のことではない筈だ。蒸気機関に気付くかどうかは、今のところ不明だが。
そう、石炭。
あの炭鉱の埋蔵量がどの程度かは不明だが、この街の住民の生活を支える程度の量は確実にある。もう薪に頼らなくてもよくなるのだ。
薪と石炭と木炭。使い分けることにより、それぞれの需要が減る。その分新たな使い途を模索する余裕が生まれる。
そうして生まれた新たな産業は、必ず市民生活を向上させるだろう。
「なんか今日一日、色々あって目まぐるしかったなぁ」
「あらシア。目まぐるしかったのは昨日からでしょ?」
「いや、昨日というか昨夜のは、目まぐるしいというより忙しいって感じだからな。
今日はただアレクの後をヒヨコみたいに付いて歩いただけなのに、10年分も頭を使ったような気がする」
「それはいつも頭を使ってないだけでしょ?
って言っても、私も随分頭を使ったけど」
「頭脳労働は、場合によっては肉体労働より疲れるって言いますからね。
では疲れを癒す、良い方法を紹介しましょう。
……その為にシンディさんにも一緒に来てもらったんですから」
「え? あたし? あたしが何するの?」
「自分の目で確認したいでしょ? 浴場のボイラーが稼働するところ」
「そう言えばこれまでせっかく作った浴場を使うことを禁止していたな」
「ま、昨日まではあまりのんびりしてられませんでしたからね。
それに、あのボイラーは実は『石炭ボイラー』として設計してもらっているんです。だから、おそらくシンディさんは薪で試験したと思いますが、薪ではその性能を充分発揮出来ないんですよ」
「そんなこと、知らなかった」
「えぇ。隠していましたから。今日鍛冶師ギルドに挨拶をして、ようやく石炭を実用出来るようになったんです」
「それは、鍛冶師ギルドに対する遠慮か?」
「いいえ。初めから言っています。俺の技術はなるべくたくさんの人に使ってほしい。
だから、それを適切に運用してくれる人に対して、それを隠すつもりはないんです。
さっき、ギルドで問題にされていましたでしょ?
『臭い毒が出るのは問題だ』って。
でも、大丈夫な利用方法もあるんです。
その使い方なら、今すぐ使えます。
という訳で、今すぐ使いましょう」
◇◆◇ ◆◇◆
孤児院に帰ると、丁度子供たちも起きてきたようで、みんな元気に走り回っていた。
その子供たちから何人か選んで、浴槽に繋がる樋を、手押しポンプに接続させた。
「さぁ水を出せ。お風呂がいっぱいになるまで水を汲め~!」
「ひえぇぇぇ~~~」
子供たちが悲鳴を上げながら、ポンプを押して水を出した。
そして、浴槽に水がある程度(浴槽内で上下に並んだ温水吐出口・給水口の上部まで)溜まったら(ポンプは止めないが)、別の子供たちを炭焼き小屋の片隅に呼んだ。
「ではここにある、黒い土を運んでもらう」
「どこまで?」
「シンディお姉さんが作ったボイラーまでだ」
ボイラーの燃焼室の蓋を開け、石炭を投入し、火を点ける。
煙は屋根より高い煙突から、立ち上る。
「こうして燃焼室を密閉――吸気口は開けるけど――して、排煙を通す煙突を、途中で一旦下に向けてから、屋根の上まで伸ばすことで、曲がった部分に硫黄は溜まるんです。後はそれを掃除すれば良い」
「だから変な形の煙突を要求したのね」
そうしているうちに、浴槽の温水吐出口から熱いお湯が出てきた。
その頃ポンプ作業をしていた子らには水が充分溜まったことを伝え、樋を外させる。
更に別の子らに浴槽内の湯を攪拌させる。
「浴槽が大きいからね。温まるまで結構時間がかかる。その間に水菓子でも用意しておこう」
水菓子を水に浸けて冷やし、その他溜まった雑務をこなしながら、肉体労働した子供たちにマッサージなどしてあげていたら。
湯の攪拌を担当している子供たちが、湯が十分に温まったことを伝えに来たので、一旦作業を中断、全員で風呂に向かった。
この孤児院はごく僅かの例外(セラさん、アリシアさん、俺、そしてゲストのシンディさん)を除いて皆子供の為、風呂は混浴である(水温調整用の水風呂はあるとはいえ、浴場それ自体を二つ作る余裕がなかったというのも事実だが)。よって、俺は合法的に美女たちと入浴出来るのである!
「なんか、邪な視線を感じるんだけど」
「服の採寸をしてもらった時もそうだった。無邪気な表情の中に、どうしようもないエロ親父の眼差しがあって、どうにも落ち着かない」
「ま、まぁ小さな子供にしか興奮しないっていうより、よっぽど健全よね。見られる程度で済むのなら、だけど」
いや、スケベ心がないと言ったら嘘になります。が、今はそれより大事なことが。
「アリシアさん、セラさん。くだらないことを言っている暇があったら、子供たちの面倒を見てください。浴場にはマナーとルールがあるんですから」
「そのマナーとルールに『女の裸をじろじろ見ない』というのはないのか?」
「女に限らず人の裸をじろじろ見るのは、公衆浴場ではマナー違反です。
俺は単に、貴女たちがいつになったら子供たちのことに意識を向けるのか、気になっただけで、決してシンディさんの胸やアリシアさんのスタイル、セラさんの腰に目を奪われていた訳ではありません」
「語るに落ちるとはこのことか!」
……ともかく。
子供たちと大人たちに、浴場でのルールをいくつか説明した。
ひとつ、浴場内では走らない、騒がない。
ひとつ、最初にかけ湯をして、体を洗う。
ひとつ、浴槽内では泳がない、タオルを入れない、温水吐出口に近付かない。
ひとつ、浴槽に浸かったら肩まで入り、100まで数える。
そして最後に、浴場を出たらすぐに体を拭き、濡れたままでうろつかない。
その通りに皆で身体を洗い(幼い子らの体は大人たちが洗ってあげた)、皆で浴槽に浸かると。
「……何だこれは?」
「嘘。凄く気持ち良い」
「本当。身体の疲れが溶けていくみたい」
子供たちにはちょっと熱すぎるかもしれないけれど、それでもその気持ち良さに皆恍惚とした表情を浮かべていた。
「これが、入浴です。
身体を清潔にすると同時に、身体を温め疲れを癒し、更に気持ちも解してくれる。
この文化を知ると、誰しもこの文化を知ることが出来たことを神に感謝すると言います」
「成程。確かに貴族のような贅沢だ。そんな暮らしが出来るなら、神に感謝したくもなる」
「いいえ。貴族の贅沢じゃありません。
これから、これが平民の普通の生活に組み込まれるんです」
そう。手押しポンプで水汲みの労が減れば、浴槽に水を汲むのも難しい話じゃなくなる。それこそ公衆浴場が出来るかもしれない。
温水ボイラーも、注文が増えれば値も下がり、また技術革新でより高性能のボイラーが生まれるだろう。
この技術を応用して、石炭ストーブが発明されるのもそう遠い日のことではない筈だ。蒸気機関に気付くかどうかは、今のところ不明だが。
そう、石炭。
あの炭鉱の埋蔵量がどの程度かは不明だが、この街の住民の生活を支える程度の量は確実にある。もう薪に頼らなくてもよくなるのだ。
薪と石炭と木炭。使い分けることにより、それぞれの需要が減る。その分新たな使い途を模索する余裕が生まれる。
そうして生まれた新たな産業は、必ず市民生活を向上させるだろう。
22
お気に入りに追加
229
あなたにおすすめの小説
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
迷い人 ~異世界で成り上がる。大器晩成型とは知らずに無難な商人になっちゃった。~
飛燕 つばさ
ファンタジー
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。
彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。
独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。
この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。
※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※
【書籍化】パーティー追放から始まる収納無双!~姪っ子パーティといく最強ハーレム成り上がり~
くーねるでぶる(戒め)
ファンタジー
【24年11月5日発売】
その攻撃、収納する――――ッ!
【収納】のギフトを賜り、冒険者として活躍していたアベルは、ある日、一方的にパーティから追放されてしまう。
理由は、マジックバッグを手に入れたから。
マジックバッグの性能は、全てにおいてアベルの【収納】のギフトを上回っていたのだ。
これは、3度にも及ぶパーティ追放で、すっかり自信を見失った男の再生譚である。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
俺、貞操逆転世界へイケメン転生
やまいし
ファンタジー
俺はモテなかった…。
勉強や運動は人並み以上に出来るのに…。じゃあ何故かって?――――顔が悪かったからだ。
――そんなのどうしようも無いだろう。そう思ってた。
――しかし俺は、男女比1:30の貞操が逆転した世界にイケメンとなって転生した。
これは、そんな俺が今度こそモテるために頑張る。そんな話。
########
この作品は「小説家になろう様 カクヨム様」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる