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最終章 ありがと

第三十五話

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 六月二十日(火)20:00

「確かつい最近、この近くでその犯人掴まりましたよね?」

 明日葉の家で思わぬ夕飯をごちそうになり、本来の目的である明日葉の情報を得るべく会話をし始めた。情報と言っても具体的には明日葉が命を落とした原因などだ。
 明日葉の命を奪った犯人……もっと正確に表現すると、明日葉と美優の命を奪った犯人だ。
 その犯人は明日葉、美優、沙奈絵さんの協力があって逮捕された。
 だが話始めた明日葉の父親の口からは、驚愕の言葉が紡がれた。

「ん? その男は犯人じゃないよ」
「え?」

 父親の口から紡がれた言葉に、思わず目と口を丸くして間抜けな声を上げる。

「ん? 娘を襲ったのは別の人物だよ」

 どうやら俺たちは大きな勘違いをしていたみたいだ。
 美優と沙奈絵さんを襲い、俺に入院させる怪我をさせた通り魔と、明日葉の命を奪った犯人は別人だったようだ。
 ん? あれ? でもなんかおかしくないか? いや何がおかしいんだ?

「そう……なんですか?」

 混乱している脳内を整理するため、一先ず父親の話を最後まで聞こうと会話の続きを疑問形を使って促す。

「うむ。未だに警察の捜査をかいくぐっているらしい」

 ただ勘違いしていただけなら大丈夫だ。やるべき事は変わらない。明日葉を成仏させるための手がかりを得る。そのために父親の話を最後まで聞くだけだ。
 犯人を捕まえるという、ちょっと面倒な事が加わっただけだ。問題ない。

「そうですか……。そしたら明日葉さんも浮かばれないですよね」

 やるべきタスクを一つ記憶に刻み、明日葉のお父さんの言葉に無難な回答をする。

「え?」

 俺の呟いた言葉に洗い物をしていた母親が振り向いてそう言い、目を丸くして驚いた表情を俺に向けていた。
 母親の手から洗っていた皿が滑り落ち、シンクに鈍い音を響かせた。
 陶器が割れる時に響く独特な破砕音がしなかったから、食器は無事なのだろう。皿が落ちた音が収まり、水道から水が流れる音が耳に届いた。

「はい? 俺、何かおかしいこと言いました?」

 何か変な発言でもしたのだろうか? 今の話の流れからして何もおかしな発言はしていないはずだが。

「意識不明の重体だが、娘はまだ生きてるぞ」
「はい? え? でもさっき」

 明日葉が生きている? そんな馬鹿な事があるはずない。

「まぁ医学的には、ということになっているが、心臓はまだ動いてるぞ」
「……脳死?」

 その言葉自体は聞いた事はある。
 脳の機能が完全に停止し、意識や自発的な行動がなくなる状態で、生命維持を維持するための自発的な呼吸や循環が不可能になる。つまり、生命維持装置によって辛うじて命を繋いでいるという状態のことだ。
 今の明日葉がそういう状態だということか?

「あら、本当に何も知らないのね?」

 俺の言葉を聞いた母親が頬に手を当ててそう呟く。
 視線が悲しそう……いや可哀想な目をしている。

「今言ったように明日葉は現在、脳死判定されている状態で入院中だよ。法律的には死亡しているが、私たちとしては、明日にでも目覚めるんじゃないかと、そう思えて仕方ないがね」

 そしたら今ここにいる明日葉って……。もしかして同じ名前の別人物なんじゃないのか? いや、そもそも俺も明日葉も勘違いしている可能性もある。
 実は目の前にいる「トイレの花子さん」である明日葉の本当の名前は全然違っていて、この家も全然別人の家と言う可能性もある。
 そう考えた瞬間、背中に嫌な汗が吹き出す。何しろ全くの別人を訪ねて来て、夕食まで頂いているのだ。ここまで来て「実は人違いでした」なんて言えない。いや、素直に話してから謝罪した方が……。
 いやいや、結論を出すのはまだ早い。ちゃんと確認をしてからでも遅くないはずだ。

「あの……ちょっと聞きたいんですけど」
「何かな?」

 何から確認すればいい? まずは今、確定している事実からだよな。確定していること、何がある?
 隣で宙に浮く明日葉を見ながら何か無いかを考える。
 一瞬、明日葉と視線が交差した。俺もそうだが明日葉も動揺しているのが見てわかる。
 目を逸らそうと視線を下に向けた時、明日葉の来ている制服が俺の視界に映った。

「確か明日葉……さんって、江南高校に通ってましたよね?」
「そうだが?」

 うん。これは間違いないよな。身に着けている制服が江南高校のものだ。
 そうすると考えられる可能性としてあり得るのは……。

「同じ高校で同じ名前の女生徒っていますか?」

 同姓同名の人物が同じ学校に存在している事だ。

「他の学年は分からないけど、明日葉っていう名前は一人だけだったと思うわよ」

 ヤバイ。頭が完全にパニックだ。
 明日葉の苗字である「美波」はあまり一般的ではないし、「明日香」ではなく「明日葉」という名前もなかなか見ない名前だ。
 学校名と名前が一致しているのだから、二人が同一人物なのはほぼ確定している、しかし確証はない。
 何しろ死んでいる明日葉……の幽霊がこの場にいるのだ。それなのに身体は生命維持装置によって生かされている?
 それなら今、俺に見えている明日葉は?

「あの、明日葉さんって茶髪でショートボブの髪型で、服装はちょっと派手な感じ……ですよね?」

 色々考えても仕方ないと思い、今目に映っている明日葉の容姿をなるべくイメージしやすいようにして伝える。
 服装が派手かどうかはあくまで想像だが。

「ん? その通りだが……」
「良かった」
「ん? どうしたのかね?」
「いや、もしかしたら人違いかと思ってしまって」

 どうやら勘違いではないようだ。
 今目の前にいるのは間違いなく「美波明日葉」で、この家が明日葉の生家だ。
 ほぼ間違いなくそう思っているが、出来ることなら確定したい。

「あぁ、それなら明日葉の部屋に行ってみると良い。アルバムなどがあるだろうから確認してみると良い」

 そう思っていたら父親の口から思わぬ提案が出た。
 アルバムがあれば間違いなく確証が得られる。この提案に乗らない手はない。

「あ、はいそうします。どこでしょうか?」
「二階に上がって正面の扉だ」

 そう言ってダイニングのドアを指で示し、すぐさまその指を左に向けた。続けて指を斜め上に持ち上げ、最後はまた指をまっすぐ伸ばしてダイニングのドアを指差した。
 俺が迷わないよう明日葉の部屋のある場所をイメージで示してくれた。
 そんなに迷うほど大きな家ではないが、廊下からダイニングまでの間に階段は無かったから、階段がある場所はダイニングを出てすぐ左だと言うことが分かる。

「ちょっと失礼します」

 指の動きを確認してから席を立ち、一礼してからドアを閉めた。
 廊下を進んですぐ左に階段が見えた。家の中には俺を含めて三人しかいないのだから、当然電灯はついていない。
 手探りでスイッチを探して指先で押すと、カチッという微細な音が耳に響き、階段がキャンドルの炎のような柔らかい暖かみに照らされた。

『どうするどうする? もし私の生家じゃなかったらどうする?』

 二階までの丁度十段あった階段を上っている途中で悪戯な笑みを浮かべて明日葉が話しかけてきた。
 俺も明日葉もこの家が既に明日葉の家だと確信している。だからこの発言は完全にワザと言っている言葉だ。

「恐いこと言うなよ。ここまで確信を持ってるのに、違ってたらただの詐欺じゃないか! っとここだな」

 明日葉の他愛もない冗談に答えながら階段を上り、二、三歩進むとすぐ目の前に木製のドアが視界に入った。
 ネームプレートに「ASU」とロゴが刻まれている。すぐ隣のドアには「ママ」と書かれたネームプレートが下がっているから、きっと父親の部屋は「パパ」とあるんだろう。
 それにしても、明日葉がアルファベットで母親はカタカナで書かれているあたり、あまりこだわりのようなものはないのかもしれないな。一貫性が無い。
 そんなことを感じながらドアノブに手を掛けた。冷たい金属が指先から体温を一瞬だけ奪い、それがジワジワと掌から全身へと広がっていく感覚がした。

『ちょっと待って!』
「何だよ?」

 ノブを下げようとした時、慌てて明日葉が俺の手を止めた。
 今更なんだと言うのだろうか。視線を明日葉に移してみると、やや俯いてから上目遣いで俺の顔を覗き込んできた。階段と廊下を照らす電灯の所為もあってか、顔が若干赤く染まっているように見える。

『あの、その……』

 何やら言いにくそうだ。
 もしかして何か見られたくない物でもあるのか? 明日葉にもそういうものがあるのだとしたら……。
 一瞬、俺の中にある好奇心という名の悪魔が囁いた気がしたが、理性の天使がそれを何とか食い止めることに成功した。

『女の子の部屋に入るんだよ! ちょっとは何か感じてよ!』
「何かって何だよ?」

 何やら恥ずかしそうにモジモジしながらそう訴えかけてきたが、残念なことに何を言っているのか全く分からない。
 何か感じるってどういうことだ?

『もう! 少しはデリカシーとか無いの?』
「はいはい。確かに一理あるかもしれないけど、どうせもう両親が片付けてるよ」

 明日葉が病院で脳死判定を受けたのは今年の春だ。それから二ヶ月以上の間、何もしていなかったとは考えにくい。
 明日葉の遺品……とは言えないが、使っていたものはそのままだったとしても、散らかっていたらさすがに片付けているはずだ。

『あ、それもそっか!』

 途中まで下げたドアノブを一番下まで下げ、ほんの数センチ程度だけ扉を押した。

「えっと、とりあえず……お邪魔します」
『はーいどうぞー!』

 中の様子を窺いながらゆっくり扉を開く。
 部屋の電気は消えているようで真っ暗だ。目を凝らしてみるが、やはり何も見えない。
 扉の隙間から身体を滑り込ませるように部屋に侵入させ、後ろ手にドアを閉める。そして、 そのままの状態で数秒程静止した。
 別に明日葉の私物が気になるとかではなく、単純に暗い場所に目が慣れるまで時間が必要だったのだ。
 ゆっくりと深呼吸をして気持ちを落ち着かせ、暗闇に慣れ始めた瞳で改めて室内を見回した。
 正面にある窓のカーテンは閉め切られていて、外からの光は一切入ってきていない。そのため薄暗く、かろうじて家具の配置が分かる程度の明るさだ。
 右側の壁際には勉強机があり、左側はベッドになっているようだ。
 奥の方には本棚が見えるが、中身は見えなかった。

「あれ?」

 先ほどと同じように壁を手探りでスイッチを探すが、それらしき物体の感触がいつまでたっても手に当たらない。おかしいと思いつつも、今度は逆の壁に触れてみるがやはり見つからない。
 これはひょっとして、旧式の紐を引っ張って灯りをつけるタイプなのだろうか? そう思って若干暗さになれた視界で部屋の中央付近まで行き、高さを変化させながら両手を水平に何度か移動させながら空間を探っていく。
 しかし、一向にスイッチらしきものは見当たらない。
まさか、壁の中に埋まってるなんてことは無いだろうな……。
 そんなことを思いながらベッドのある場所へ視線を落とすと、そこに平べったい四角い箱のような物が二つ並んでいた。
 大きさは掌に丁度収まるくらいだろうか。一つは白くてツヤツヤした箱で色違いの突起物が三つあり、もう一つは黒と銀色の部分があり、数字の1から12まで書かれた丸い突起物が見える。一瞬何なのか分からなかったが、すぐにそれが何であるかを理解した。
 数字の書かれた突起物がある黒い箱はテレビのリモコンだ。そうするともう一つの白いリモコンは何に使うのだろうか。ベッドに近づき手に取る。入口から差し込む電灯の光で照らされた白いリモコンは、すぐに自分の影で黒く染まった。
 黒く染まったリモコンを見ると、色違いのボタンの中で一つだけ薄く、緑色に発光しているのボタンがあるのが分かった。ボタンの素材に蓄光塗料が使われているのだろう。
 何も考えずに薄緑色に光るボタンを押す。その瞬間、真っ暗な室内に光が溢れ、部屋に置かれている家具本来の色が視界に飛び込んできた。
 暗さに慣れていた目に蛍光灯の眩しい光が刺さり、思わず目を細めて部屋の中を見渡す。
 視界が明るさに慣れ、目で部屋全体像を把握してから口を開く。

「さてと、アルバムアルバム……どこだろう?」

 明るさを取り戻した部屋の中には見当たらなかったので、恐らくどこかに仕舞われているんだろう。
 俺はベッドから離れて部屋の隅々を探し始める。一番最初に目に付いたのは勉強机だ。机に設置されている本棚と机の上に並べられている本の背表紙を見てみるが、それらしき物は見当たらなかった。
 そうすると別の場所にしまってあるのだろうか。
 腕を組んで考える仕草をしていたら、

『隼人隼人!』

明日葉に袖を引かれた。

「ん? どうした?」

 明日葉が指差す方向、部屋の端にクローゼットがあった。
 クローゼットの扉を開けると、そこにはハンガーに掛けられた服や靴、それにタンスに収納されていたであろう洋服などが丁寧に折り畳まれてしまわれていた。

『念のため言っておくけど、そこの半透明な引出しは開けちゃだめだよ!』
「何でだ? もしかしたらあぁいうところに思い出のアルバムがあるかもしれないだろ?」
『違うの! 女の子はあぁいう引き出しに下着をしまってるものなの!』

 明日葉が俺の顔の前に人差し指を立ててそう言った。
 そう言われてみれば、引き出しの取っ手部分にピンク色の布地が少しだけ見え隠れしていた気がする。
 確かに明日葉の言う通り、あの引き出しに下着類が入っているのだろう。

「……よし、開けよう! 明日葉がどんな下着を身に着けてたか気になるし」

 そう言いながら引き出しの取っ手に手を掛ける。

『は・や・と!』

 明日葉の声がいつもより低く、冷たく聞こえた気がした。
 そして、次の瞬間には俺の手の甲を何かが叩いた。

「痛っ! 冗談冗談。見ないよ」

反射的に右手を左手で抑えながら振り返ると、

『本当に?』
「絶対に見ないよ。そんなことで明日葉に嫌われたくない」

 満面の笑みを浮かべた明日葉がいた。しかし、その笑顔は何処か作り物のようで、目が一切笑っていなくて怖い。

『……もし見たら、分かるよね?』
「……はい」

 めちゃくちゃ怖い……さすが幽霊。俺は明日葉の機嫌を損ねないように、静かに取っ手から手を離した。
 しかし大体アルバムなんてのは、しまってある場所は大体想像がつく。押し入れか机の引き出しか、または本棚の端……お!
 アルバムをしまう場所をあれこれ考えながら視線を落とすと、引き出しと床の間に薄い青色のケースが置いてあった。

「これかな? アルバムと言うよりも、友達同士で撮影した写真みたいだけど」
『なんだか嫌な予感がするんだけどなぁ』
「まぁまぁ。とりあえず見てみるね!」
『うん』

 手に取り、埃を払うように軽く叩いてから本の一番最初のページを開いた。
 そこに映っていたのは高校生くらいの女の子四人がふざけあっている写真だった。

「これは……修学旅行の写真か?」

 写真の右側にはツインテールの少女がいて、左側にはポニーテールの活発そうな女の子がカメラにピースサインをしている。写真の中央少し下にはショートカットで眼鏡をかけた大人しそうな雰囲気の女の子が立っていた。
 そして三人の真ん中にいるのが、肩ぐらいの茶髪ボブで今と変わらない容姿をした明日葉だった。

「……良かった。明日葉で間違いない」
『そうだね』

 そのままページを一枚、二枚とめくり、五枚ほどページをめくったところで一瞬だけ手が止まった。

『隼人?』

 進めていた手を止めたことに疑問を持ったのか、明日葉が俺の名前を呼んだ。
 だが俺は無言のまま次のページを開いてから一度アルバムを綴じ、目を瞑って大きく深呼吸をした。


『ねぇ、なんで黙ってるの?』
「いや、明日葉の情報を少しでも増やしておこうと」
『なるほどね! 何かわかった?』

 アルバムを見た上で手に入れられた明日葉の情報は多かった。俺の想像をはるかに超える情報量だった。

「えっと、とりあえず江南高校の三年生」
『うんうん!』

 これは既に分かっていたことだが、改めて明日葉は俺より一学年先輩ということが分かった。
 そして俺が手に入れられた情報はかなりの攻撃力を持っていた。

「スリーサイズは上から九二のF、五八、八二。彼氏いない歴イコール年齢で最近ハマってるのは脱衣カラオケで……」
『ちょ、ちょっと! 何でそんなこと!』

 明日葉に視線を移さず、入手した明日葉の情報を次々に話していったところで、明日葉からストップが掛かった。ゆっくりと顔を上げ、目を開く。
 すると、そこには顔を真っ赤にした明日葉がこちらを睨んでいた。
 明日葉の恥ずかしさからくる怒りを正面から受け止め、俺は真剣な表情で口を開く。

「だってここにそう書いてある」

 そう言って俺は先程手を止めたページを開いて見せた。
 開かれたページには、明日葉のものと思われるプロフィールが色マジックで書かれていた。
 生年月日、身長、体重、好きな食べ物、嫌いなもの、趣味、特技などなど。
 俺が見たのはそこまでだったが、おそらくまだ多くの情報が隠されているに違いない。

『見ちゃダメ! もうわかったでしょ?』
「いやまぁ、せっかくだからもう少し……」

 明日葉の怒ったような声に、俺は苦笑いしながら答えた。
 すると、明日葉は大きくため息をつく。
 呆れているのだろうか。
 しかし次の瞬間、明日葉の顔に満面の笑みを浮かべた。
 明日葉につられて俺も笑みを浮かべた

『は・や・と?』

 しかし、その笑顔はどこか怖い。
 そして、明日葉の口元から鋭い八重歯のようなものが見え隠れしていた。
 あれ? 明日葉ってトイレの花子さんだよな? 今見えた八重歯って吸血鬼のそれじゃないの? もしかしてトイレの花子さんから吸血鬼にジョブチェンジしたの?
 目が完全に獲物を狙う獣みたいだ。
 明日葉に一文字ずつと名前を呼ばれ、背筋に冷たい汗が流れる。

「……よし、一階に戻ろうか!」
『宜しい』

 ――幽霊マジ恐い……。
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