626 / 718
決戦編:カトリナ
幼い日のカトリナ
しおりを挟む
◇◇◇
「おいでカトリナ。紹介するよ。この子はバーンスタイン大公の第三子、サンプソン。君の婚約者だよ」
オーヴェルニュ家の庭に薔薇の花が咲き乱れるある六月、六歳の少女は九歳の少年に恋をした。
さらさらと風になびくピンク色の髪に、笑うととろんと落ちる優しそうな垂れ目。華奢な彼はもじもじとしながら少女の手を握り、照れくさそうに「よろしくね、カトリナ」と言った。
六歳の少女にとって、三つも年が離れている少年はとても大人びて見えた。彼女の手を引いて前を歩く少年の背中を見ているだけで、トクトクと鼓動が速くなる。
「あ、ピンク色のバラだ」
サンプソンはそう言って、一本のバラを手折りカトリナの髪に添える。
「やっぱり。君に似合うと思ったんだ」
そう言って笑うサンプソンの向こうで、太陽が照り付けていた。眩しくて、熱くて、カトリナは顔を真っ赤にして顔を手で覆ってしまう。
「どうしたの?」
「たいようが、まぶしくて……」
「ああ、本当だ。日陰に行こうか」
せっかく日陰に連れて行ってくれたのに、顔のほてりはおさまらない。困ってあわあわしているカトリナの額に、サンプソンが額をくっつける。
「~~~……!」
「うーん、少し熱っぽいかな? 家の中に戻る?」
「う、ううん。だいじょうぶ」
「そう。よかった。もう少しここでいたいと思ってたから」
二人は会話もせずにぼんやりと、風景を眺めた。
「カトリナ。僕の婚約者になってくれる?」
「え?」
どうしてそんなことを聞くのだろう、とカトリナは首を傾げた。結婚は親と男性側が決めるものであり、カトリナに決定権がないことを彼女は知っていたからだ。
「僕ね、本当は結婚にあまり興味がなかったんだ。だから父さんが勝手に婚約者を決めたって聞いた時から断ろうって思ってた。実は今日も、断るつもりで来たんだよ」
「……」
カトリナ、六歳にして失恋を知る。
はじめて恋をしたばかりだというのに早々にフラれてしまい、カトリナはえーんと泣き出してしまった。
サンプソンはおろおろと綺麗なハンカチを取り出し、カトリナの涙をふき、鼻水をかませた。
「最後まで聞いて。でも、君を見て……僕は君に一目惚れしてしまったんだ」
「えっ」
「僕は君と結ばれたいと思った。でも、君の気持ちも大切にしたい。だって君にだって、相手を選ぶ権利があるべきだから」
女性に結婚相手を選ぶ権利があるなんて、そんなこと、他のどの貴族からも聞いたことがない。
なんて優しい人なのだろう、とカトリナはもっとサンプソンのことが好きになった。
「わたし、サンプソンとけっこんしたい」
「本当?」
「ほんと!」
「わあ、嬉しいな。きっと幸せにするよ。僕のかわいいカトリナ」
ちゅ、とサンプソンとカトリナの唇が触れ合った。
顔を真っ赤にしているカトリナと、ほんのり頬を赤らめて照れ隠しに笑うサンプソン。
それを離れた場所から見ていた大公と侯爵は、いろんな感情からおんおんと泣いていた。
「あの……っ! あの女性嫌いのサンプソンが……! 自分からキ、キスを!!」
「うわあああ俺のかわいいカトリナの唇が奪われたぁぁぁっ……」
サンプソンの耳に彼らの汚い泣き声が聞こえたのか、苦笑いをしている。
「……なんだかうるさいね」
「? なにもきこえない」
「ならいいんだ。聞こえない方がいいよ」
「うん……?」
それからサンプソンは、二週間に一度はオーヴェルニュ家を訪れた。庭を散歩したり、お茶を飲んだり、ゆったりとした時間を過ごす。それなのにすぐに時間が過ぎてしまうので、あっという間に帰らなければならない時間になってしまう。
「どうしよう。会えば会うほど、寂しくなっていく」
「わたしも」
「早く一緒に暮らしたいなあ」
さらりとそんなことを言うものだから、カトリナはいつも鼓動がトクトクと速くなって困ってしまう。
カトリナがバーンスタイン大公の城に訪れることもあった。使用人にサンプソンがどこにいるのか尋ねると訓練場だと言っていたので、カトリナはこっそりとそこを訪れた。
「……」
そこには弓を引くサンプソンがいた。いつもの優しい表情ではなく、凛とした表情で弓を引く彼に、カトリナの心臓がまた波打ってしまう。
「あれ、カトリナ? いつからいたの?」
「さっき……」
「ごめんね。気付かなくて」
「ううん。弓、かっこいい」
「いいよね、弓。カトリナも引いてみる?」
「え、いいの……?」
「どうして?」
「おんなのひとが武器が持つなんて……」
「性別なんて関係ないさ。女性は杖以外の武器を持つべきじゃない……そんなことを言うのは、時代遅れの老人だけ。女性が武器を持つ時代はすぐにやってくるよ」
「そうかなあ」
「そうだよ。カトリナがそういった時代の先駆けになればいい。ほら、おいでカトリナ。弓の引きかたを教えてあげる」
はじめて弓を引いたのに、カトリナの矢は的に当たった。
「驚いた。七歳の女の子が、的に届くほどの筋力を持っているなんて……。カトリナ、君はもしかして今までも訓練をしていたの?」
「ううん。家では読書と編みものをしてる」
「……ああ、オーヴェルニュ家はヴルウェン神の加護持ちだもんね。それでかな」
「?」
「あ、知らないのかな。まあいいや。おいでカトリナ。もっと上手になれるよう、僕が教えてあげる」
「うん!」
カトリナとサンプソンの仲睦まじい姿に、大公も侯爵も、使用人ですら思わず微笑んだ。
彼らほどお似合いで、愛し合っている婚約者はいないだろうと、他の貴族の間でも噂になっていたほどだ。
カトリナはこの時間がずっと続くと信じて疑わなかった。
それなのに――
適齢期になってもサンプソンは結婚をしてくれず、十八歳になった頃には会いにも来てくれなくなり、二十歳で婚約破棄をされてしまった。
それがなぜか分かったのは、カトリナがS級冒険者となり、同じくS級冒険者となっていたサンプソンと再会した二十四歳の冬だった。
「おいでカトリナ。紹介するよ。この子はバーンスタイン大公の第三子、サンプソン。君の婚約者だよ」
オーヴェルニュ家の庭に薔薇の花が咲き乱れるある六月、六歳の少女は九歳の少年に恋をした。
さらさらと風になびくピンク色の髪に、笑うととろんと落ちる優しそうな垂れ目。華奢な彼はもじもじとしながら少女の手を握り、照れくさそうに「よろしくね、カトリナ」と言った。
六歳の少女にとって、三つも年が離れている少年はとても大人びて見えた。彼女の手を引いて前を歩く少年の背中を見ているだけで、トクトクと鼓動が速くなる。
「あ、ピンク色のバラだ」
サンプソンはそう言って、一本のバラを手折りカトリナの髪に添える。
「やっぱり。君に似合うと思ったんだ」
そう言って笑うサンプソンの向こうで、太陽が照り付けていた。眩しくて、熱くて、カトリナは顔を真っ赤にして顔を手で覆ってしまう。
「どうしたの?」
「たいようが、まぶしくて……」
「ああ、本当だ。日陰に行こうか」
せっかく日陰に連れて行ってくれたのに、顔のほてりはおさまらない。困ってあわあわしているカトリナの額に、サンプソンが額をくっつける。
「~~~……!」
「うーん、少し熱っぽいかな? 家の中に戻る?」
「う、ううん。だいじょうぶ」
「そう。よかった。もう少しここでいたいと思ってたから」
二人は会話もせずにぼんやりと、風景を眺めた。
「カトリナ。僕の婚約者になってくれる?」
「え?」
どうしてそんなことを聞くのだろう、とカトリナは首を傾げた。結婚は親と男性側が決めるものであり、カトリナに決定権がないことを彼女は知っていたからだ。
「僕ね、本当は結婚にあまり興味がなかったんだ。だから父さんが勝手に婚約者を決めたって聞いた時から断ろうって思ってた。実は今日も、断るつもりで来たんだよ」
「……」
カトリナ、六歳にして失恋を知る。
はじめて恋をしたばかりだというのに早々にフラれてしまい、カトリナはえーんと泣き出してしまった。
サンプソンはおろおろと綺麗なハンカチを取り出し、カトリナの涙をふき、鼻水をかませた。
「最後まで聞いて。でも、君を見て……僕は君に一目惚れしてしまったんだ」
「えっ」
「僕は君と結ばれたいと思った。でも、君の気持ちも大切にしたい。だって君にだって、相手を選ぶ権利があるべきだから」
女性に結婚相手を選ぶ権利があるなんて、そんなこと、他のどの貴族からも聞いたことがない。
なんて優しい人なのだろう、とカトリナはもっとサンプソンのことが好きになった。
「わたし、サンプソンとけっこんしたい」
「本当?」
「ほんと!」
「わあ、嬉しいな。きっと幸せにするよ。僕のかわいいカトリナ」
ちゅ、とサンプソンとカトリナの唇が触れ合った。
顔を真っ赤にしているカトリナと、ほんのり頬を赤らめて照れ隠しに笑うサンプソン。
それを離れた場所から見ていた大公と侯爵は、いろんな感情からおんおんと泣いていた。
「あの……っ! あの女性嫌いのサンプソンが……! 自分からキ、キスを!!」
「うわあああ俺のかわいいカトリナの唇が奪われたぁぁぁっ……」
サンプソンの耳に彼らの汚い泣き声が聞こえたのか、苦笑いをしている。
「……なんだかうるさいね」
「? なにもきこえない」
「ならいいんだ。聞こえない方がいいよ」
「うん……?」
それからサンプソンは、二週間に一度はオーヴェルニュ家を訪れた。庭を散歩したり、お茶を飲んだり、ゆったりとした時間を過ごす。それなのにすぐに時間が過ぎてしまうので、あっという間に帰らなければならない時間になってしまう。
「どうしよう。会えば会うほど、寂しくなっていく」
「わたしも」
「早く一緒に暮らしたいなあ」
さらりとそんなことを言うものだから、カトリナはいつも鼓動がトクトクと速くなって困ってしまう。
カトリナがバーンスタイン大公の城に訪れることもあった。使用人にサンプソンがどこにいるのか尋ねると訓練場だと言っていたので、カトリナはこっそりとそこを訪れた。
「……」
そこには弓を引くサンプソンがいた。いつもの優しい表情ではなく、凛とした表情で弓を引く彼に、カトリナの心臓がまた波打ってしまう。
「あれ、カトリナ? いつからいたの?」
「さっき……」
「ごめんね。気付かなくて」
「ううん。弓、かっこいい」
「いいよね、弓。カトリナも引いてみる?」
「え、いいの……?」
「どうして?」
「おんなのひとが武器が持つなんて……」
「性別なんて関係ないさ。女性は杖以外の武器を持つべきじゃない……そんなことを言うのは、時代遅れの老人だけ。女性が武器を持つ時代はすぐにやってくるよ」
「そうかなあ」
「そうだよ。カトリナがそういった時代の先駆けになればいい。ほら、おいでカトリナ。弓の引きかたを教えてあげる」
はじめて弓を引いたのに、カトリナの矢は的に当たった。
「驚いた。七歳の女の子が、的に届くほどの筋力を持っているなんて……。カトリナ、君はもしかして今までも訓練をしていたの?」
「ううん。家では読書と編みものをしてる」
「……ああ、オーヴェルニュ家はヴルウェン神の加護持ちだもんね。それでかな」
「?」
「あ、知らないのかな。まあいいや。おいでカトリナ。もっと上手になれるよう、僕が教えてあげる」
「うん!」
カトリナとサンプソンの仲睦まじい姿に、大公も侯爵も、使用人ですら思わず微笑んだ。
彼らほどお似合いで、愛し合っている婚約者はいないだろうと、他の貴族の間でも噂になっていたほどだ。
カトリナはこの時間がずっと続くと信じて疑わなかった。
それなのに――
適齢期になってもサンプソンは結婚をしてくれず、十八歳になった頃には会いにも来てくれなくなり、二十歳で婚約破棄をされてしまった。
それがなぜか分かったのは、カトリナがS級冒険者となり、同じくS級冒険者となっていたサンプソンと再会した二十四歳の冬だった。
14
お気に入りに追加
4,353
あなたにおすすめの小説

出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。

【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。

悪役令息に転生したけど、静かな老後を送りたい!
えながゆうき
ファンタジー
妹がやっていた乙女ゲームの世界に転生し、自分がゲームの中の悪役令息であり、魔王フラグ持ちであることに気がついたシリウス。しかし、乙女ゲームに興味がなかった事が仇となり、断片的にしかゲームの内容が分からない!わずかな記憶を頼りに魔王フラグをへし折って、静かな老後を送りたい!
剣と魔法のファンタジー世界で、精一杯、悪足搔きさせていただきます!

婚約破棄されたので森の奥でカフェを開いてスローライフ
あげは
ファンタジー
「私は、ユミエラとの婚約を破棄する!」
学院卒業記念パーティーで、婚約者である王太子アルフリードに突然婚約破棄された、ユミエラ・フォン・アマリリス公爵令嬢。
家族にも愛されていなかったユミエラは、王太子に婚約破棄されたことで利用価値がなくなったとされ家を勘当されてしまう。
しかし、ユミエラに特に気にした様子はなく、むしろ喜んでいた。
これまでの生活に嫌気が差していたユミエラは、元孤児で転生者の侍女ミシェルだけを連れ、その日のうちに家を出て人のいない森の奥に向かい、森の中でカフェを開くらしい。
「さあ、ミシェル! 念願のスローライフよ! 張り切っていきましょう!」
王都を出るとなぜか国を守護している神獣が待ち構えていた。
どうやら国を捨てユミエラについてくるらしい。
こうしてユミエラは、転生者と神獣という何とも不思議なお供を連れ、優雅なスローライフを楽しむのであった。
一方、ユミエラを追放し、神獣にも見捨てられた王国は、愚かな王太子のせいで混乱に陥るのだった――。
なろう・カクヨムにも投稿

帰って来た勇者、現代の世界を引っ掻きまわす
黄昏人
ファンタジー
ハヤトは15歳、中学3年生の時に異世界に召喚され、7年の苦労の後、22歳にて魔族と魔王を滅ぼして日本に帰還した。帰還の際には、莫大な財宝を持たされ、さらに身につけた魔法を始めとする能力も保持できたが、マナの濃度の低い地球における能力は限定的なものであった。しかし、それでも圧倒的な体力と戦闘能力、限定的とは言え魔法能力は現代日本を、いや世界を大きく動かすのであった。
4年前に書いたものをリライトして載せてみます。

異世界転生した時に心を失くした私は貧民生まれです
ぐるぐる
ファンタジー
前世日本人の私は剣と魔法の世界に転生した。
転生した時に感情を欠落したのか、生まれた時から心が全く動かない。
前世の記憶を頼りに善悪等を判断。
貧民街の狭くて汚くて臭い家……家とはいえないほったて小屋に、生まれた時から住んでいる。
2人の兄と、私と、弟と母。
母親はいつも心ここにあらず、父親は所在不明。
ある日母親が死んで父親のへそくりを発見したことで、兄弟4人引っ越しを決意する。
前世の記憶と知識、魔法を駆使して少しずつでも確実にお金を貯めていく。

家ごと異世界ライフ
ねむたん
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。