拷問ごっこ

拷鬼ヨシオ

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拷問ごっこ ~ 第五十三話 ~

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しばらくして乳首の痛みも麻痺してきて痛くなくなり、じっとしていたけど、さすがに
苦しくて唯一動かせる右足指や左足を動かすが、玉や竿が引っ張られて痛い。
ロープに身をゆだねてるので苦しいが、この体制にもちょっとだけ慣れてきたころ、忘
れていた尿意がよみがえってきた。
(おしっこしたい・・・)
おしっこがしたくて身もだえすると、玉や竿が引っ張られ激痛が走る。
「んんん・・・んーーーーーー!!」
何分・何十分尿意・激痛と格闘してたかは目が見えないので分からないが、もう限界っ
てなった時、おしっこが出なかった。
(そうだ、根本も縛られてるから出ないんだ・・・)
尿意と出ない焦りで私はさらに悶えてしまい、激痛・そして尿意と戦っていた。
もう限界も超えていたので家の中だからとかって考える余裕すらなかった。
とりあえず踏ん張ってみる。

チョロチョロ・・・

わずかながらだが少し出た。
家の中でする、恥ずかしいというよりも安堵感のほうが勝った。
尿意って少しでも出ると落ち着くんですね。
口の中に押し込まれていたタオルも唾液を吸い込み、少し小さくなったっぽいので多少
楽になった。
ただ根元をきつく縛られてるとずっと勃起したままの状態。
縛りによる苦痛と足を動かすことで繰り返される刺激の中で私は戦っていた。
もうバケツで水をかけられたというくらい汗もかいている。

もう何時間くらい経ったんだろう。まだ何時間も経ってないのかな。
そろそろ3時間目が終わって ひでぼうくん戻ってくるかな、戻ってきてくれるかな。
そんなことばかり考えていた。
さすがに口の中の唾液が全部奪われ、汗をかきすぎて意識がもうろうとしかけた時に
玄関の開く音が聞こえた。

「ガチャン・・・」

私は息を潜める。
「・・・。」
(ひでぼうくんかな・・・。もし違う人だったらどうしよう)
いくら待っても物音すら聞こえないし感じない。
ガサガサッと物音が聞こえたと同時にお腹らへんに激痛が走った。
「んんんんんーーーーーーっ!(いたいーーーーーーっ!)
バチーーーーン、バチーーーーンッ!
「誰が漏らしていいって言った?あ!?」
ひでぼうくんは私のお腹や右足、左足をベルトで打ち付ける。
バチーーーーンッ!パシーーーーンッ!
「んんんんーーーーーっ!(いたいーーーーーっ!ごめんなさいっ!!)」
胸も何回も叩かれ、洗濯ばさみがはじけ飛ぶ。
「んーーーーーーーーーーーーっ!(ぎゃーーーーーーーーーーーーっ!)」
初めて失禁した。
でも根本はまだ縛られてるのでチョロチョロだったが。
そこでベルト叩きは終わった。
「正直心配やったけど・・・ヨシオ、よく耐えたな」

とりあえず、竿と玉を引っ張っている両足のロープだけ解かれた。
「床がオシッコでビチャビチャやん!」
ガサガサしてる音だけ聞こえる。おそらくオシッコを拭いてたんだと思う。
「ヨシオ、お前のチンコ、オシッコと我慢汁でドロドロでめっちゃ臭いぞ・・・」
そういって ひでぼうくんは私のチンコを舐めた。
「面白いやろ。根元を思いっきり縛るとずっと勃起状態が続くんやで?」
「・・・。」
「ヨシオの今日のチンコは臭くて美味しいわ・・・」
ひでぼうくんは口の中に含み、上下に動かしだす。
私の体力も限界なのに・・・気持ちよくて思わずうめき声が出てしまう。
「ん~んっ・・・」
ひでぼうくんの動きが早くなってくる。
私は数時間ずっと勃起したまま、そして刺激を要所要所で与えられる縛りをされていたので、すぐにイキそうになった。
私の喘ぎ声と鼻息が荒くなると、ひでぼうくんは鈴口を舐めながら手で私のちんこを
擦り始めた。
「んっ・・・んんんっ・・・(ダメ・・・イキそう・・・)」
私は体を震わせながらイッた・・・。
でもイッたけど、根元を縛られてるので出ないし、不完全燃焼である。
「あれ?ヨシオ今イッのに出ないなー。もう一回やな!」
「んんんっ!!!(ひでぼうくん、解いて・・・)」
ひでぼうくんがまた私のちんこを口に含みながら鈴口を舐めてくる。
「んんー、んんんっ!(やめてー、ダメッ!)」
唯一動かせる左足と右足の指でバタバタさせて抵抗するが、まったく意味がない。
出てもないのに敏感になっている鈴口を延々と刺激してくる。
「んんっ、んんんっ!(ダメッ、やめてっ!)」
数十分延々と繰り返される。
私は精子なのか尿意なのか分からない感覚でまたイキそうになる。
「んんーーっ!んんんーーーっ!(出るーーっ!イキそうーーーっ!)」
ひでぼうくんの鈴口舐めと手の擦りで私はまたイッた・・・。
イッたけど出ない・・・。それは目が見えない私にも分かる。
途中で止まっている感じは分かるのでモヤモヤ感は残ったままだ。
「お?少しだけ白いのが出てきたな」
さすがに体力的に限界なので、意識を失ったかのようにグッタリしてしまった。

<< 続く >>
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