拷問ごっこ

拷鬼ヨシオ

文字の大きさ
上 下
7 / 54

拷問ごっこ ~ 第七話 ~

しおりを挟む
1週間後、ひでぼうくんと拷問ごっこ。
怖いと思いながらも私はちょっと楽しみにしてた日がやってきた。

いつもの秘密基地に向かうと もう ひでぼうくんがいた。
「おう、ヨシオ!待ってたで。もう来ーへんかと思ってたわ。」
「え、何で?」
「いや・・・何もない。来てくれたって事は縛られたいって事やんな?」
「うん・・・。」
たわいもない誰にも言えない話をしながら ひでぼうくんはロープやガムテープや何かが入ってるビニール袋を出していく。
(ガムテープ?何に使うんだろ・・あのビニール袋には何が入ってるんだろう。)
「さて、じゃ、脱いで!」
コクッと頷き、私は全裸になる。
「さ、また手を後ろに回して。」
「ねね、縛りってどうやって覚えたの?」
「いや、ビデオの見様見真似。SMビデオっていうのがあるねん。今度、親がおらん時に見せたろか?」
「うん、見てみたい!」
前と同じように後ろ手にから上胸、そして別のロープで下胸を前回以上にきつく縛られた。
「うぐぅ・・・苦しいよ・・。」
「ん?苦しいのに勃起するん?やっぱり望みあるわ、完全にマゾやな!」
「・・・。」
「さて、痛いとか言われたらたまらんからな!」
といってハンカチとガムテープを持ってきた。
「ほら、口を開けて!」
開ける前に無理やりほっぺたを思いっきり掴み、口を開けさせられた。
「アガッ!」
ハンカチを口の中に押し込まれる。
「絶対に出すなよ!」
ガムテープを長めに手で切って私の口に貼り付けた。
さらに長めに切って、口に4重5重に貼り付けられた。
「んん・・・、んーーーーーんんーーーーーーーーーん!」
今までのタオルや棒きれとは違ってまったく声が出せない。
「まったく声が出されへんやろ!これでたっぷり虐められるわ!あ、そうそう!今日アッコが様子見に来る言ってたで!」
「んん!んんんんーーー!(嘘!恥ずかしいよ!)」
次に膝上・足首の順に縛り、また木の枝にロープを通して思いっきり引っ張る。
足が浮き上がり、徐々に体も浮き上がってくる。
「んんーー!んんーーーーーー!!(足いたーーい!)」
私の肩が付くくらいで止まった。
「あかん、ヨシオ重いな!俺だけやったらここまでが限界やな。」
そういいながら縄尻を引っ張ったまま、木の幹に縛り付けた。
「アッコが来たら、完全に吊り下げたるわ!」
ひでぼうくんは私をマジマジと見ている。
またガムテープを長めに切り取り、私の目に押し付けるように貼り付けた。
「あぁ、ヨシオ・・・ええわぁー」
私は目も見えなくなり不安で仕方がない。
吊られた足も痛いのでモジモジと体を動かす。
カチャカチャっと音がする。
「ベルトの音?」
すると、バチーーーーン!
「んんんーーーーーーーーーーーーーー!」
私はベルトで尻から背中・胸を数十発叩かれた。
「んんーーーーーーーー!んんんんんんんんんーーーーーーーーー!!」
木の枝よりも何十倍・何百倍も痛い。
しばらく空白の時間があったが、
「おぉぉ・・・ヨシオ!おぉぉぉ!!」
という声が聞こえたので、おそらくひでぼうくんは射精したんだと思った。

しばらくしてアッコちゃんの声が聞こえた。
「ひでぼう、来てもーたわ。」
アッコちゃんの声だ。
私は恥ずかしくて吊られて不自由な体をモジモジさせる。
「んん・・・んん・・・」
おそらく私のみじめな姿を見たんだろう。
ア:「ひでぼう、マジかいな!こんなんして大丈夫か?」
ひ:「あぁ大丈夫!前回に実践済みや!ヨシオはマジのマゾやで!」
ア:「ほんまか?大丈夫なんか?」
ひ:「大丈夫やって!アッコも見たやろ?ヨシオのちんこ。」
ア:「あぁ、勃起してるな!こっちが恥ずかしくなるわ!」
ひ:「そやろ?もっと虐めてくれって ちんこが言ってるねん。」
ア:「マジかいな!」
ひ:「今な、ベルトで叩いてたとこやねん。もっと叩いてくれって!」
ア:「マジなん?」
ひ:「ビデオみたいにしてほしいらしいぞ?」
ア:「ひでぼうも相当なサディストやな、あはははははっ!。んでヨシオはドMか!」
ひ:「じゃ、続きをしよっか!アッコ、そこの木の棒でヨシオをシバいたってくれ!」
ア:「マジか!」
ひ:「ヨシオとヨシオちんぽが早く叩いてくれってギンギンで待ってるで!」
ア:「しゃ、しゃなーないなぁ、こんなミジメな格好に縛られて叩かれるんが嬉しいんか
・・・」
しばらくして2人はベルトと木の棒で再び私を叩き始めた。
「んんんんんーーーーーーーーーーー!んんんんんーーーーーーーーーーー!」

喋れない動けない私は涙を流しながらひたすら耐えるしかなかった・・・。

<< 続く >>
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

壁の花令嬢の最高の結婚

晴 菜葉
恋愛
 壁の花とは、舞踏会で誰にも声を掛けてもらえず壁に立っている適齢期の女性を示す。  社交デビューして五年、一向に声を掛けられないヴィンセント伯爵の実妹であるアメリアは、兄ハリー・レノワーズの悪友であるブランシェット子爵エデュアルト・パウエルの心ない言葉に傷ついていた。  ある日、アメリアに縁談話がくる。相手は三十歳上の財産家で、妻に暴力を働いてこれまでに三回離縁を繰り返していると噂の男だった。  アメリアは自棄になって家出を決行する。  行く当てもなく彷徨いていると、たまたま賭博場に行く途中のエデュアルトに出会した。  そんなとき、彼が暴漢に襲われてしまう。  助けたアメリアは、背中に消えない傷を負ってしまった。  乙女に一生の傷を背負わせてしまったエデュアルトは、心底反省しているようだ。 「俺が出来ることなら何だってする」  そこでアメリアは考える。  暴力を振るう亭主より、女にだらしない放蕩者の方がずっとマシ。 「では、私と契約結婚してください」 R18には※をしています。    

五人の調教師と一人の豚(僕) それぞれのイケメンに調教されまくる

天災
BL
 ゲイポルノビデオをこっそり兄の名義で借りていた僕。  ところが、ある日にとある男に見つかってしまい、「店員にチクらない変わりに言うことを聞け」と脅される。  そして、その男についていくと、そこにはその男を含めた5人のイケメンが。  僕は、これからその5人に調教されることに!?  調教系BL長編小説!!!

茶番には付き合っていられません

わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。 婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。 これではまるで私の方が邪魔者だ。 苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。 どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。 彼が何をしたいのかさっぱり分からない。 もうこんな茶番に付き合っていられない。 そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。

今さら、私に構わないでください

ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。 彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。 愛し合う二人の前では私は悪役。 幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。 しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……? タイトル変更しました。

【R18】ショタが無表情オートマタに結婚強要逆レイプされてお婿さんになっちゃう話

みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。 ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで

僕は社長の奴隷秘書♡

ビビアン
BL
性奴隷――それは、専門の養成機関で高度な教育を受けた、政府公認のセックスワーカー。 性奴隷養成学園男子部出身の青年、浅倉涼は、とある企業の社長秘書として働いている。名目上は秘書課所属だけれど、主な仕事はもちろんセックス。ご主人様である高宮社長を始めとして、会議室で応接室で、社員や取引先に誠心誠意えっちなご奉仕活動をする。それが浅倉の存在意義だ。 これは、母校の教材用に、性奴隷浅倉涼のとある一日をあらゆる角度から撮影した貴重な映像記録である―― ※日本っぽい架空の国が舞台 ※♡喘ぎ注意 ※短編。ラストまで予約投稿済み

ドン引きするくらいエッチなわたしに年下の彼ができました

中七七三
恋愛
わたしっておかしいの? 小さいころからエッチなことが大好きだった。 そして、小学校のときに起こしてしまった事件。 「アナタ! 女の子なのになにしてるの!」 その母親の言葉が大人になっても頭から離れない。 エッチじゃいけないの? でも、エッチは大好きなのに。 それでも…… わたしは、男の人と付き合えない―― だって、男の人がドン引きするぐらい エッチだったから。 嫌われるのが怖いから。

【R18】幼馴染の魔王と勇者が、当然のようにいちゃいちゃして幸せになる話

みやび
恋愛
タイトル通りのエロ小説です。 ほかのエロ小説は「タイトル通りのエロ小説シリーズ」まで

処理中です...